2020/01/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区・雑貨屋」にカーレルさんが現れました。
■カーレル > 何でもは揃ってないがある程度なら良い品が揃う雑貨店
客の少なそうな時間を見計らって店を訪れれば、カウンターに腰を下ろし店内へ目配せする店主に軽い挨拶
生きていたのかだの、死んだかと思っていた、そんな店主の挨拶に苦笑いを浮かべつつ、手荷物をカウンターに広げる
売り込みに持ってきたのはミレー族の薬師の調合した薬各種…
時節柄、体調を崩す者も多い季節であるから、咳止めや解熱と言った薬は割と売れる
しかも、薬草に詳しいミレーの薬師が作ったものであるから、効き目も期待できるであろう
…薬が一切、効かない身としてはなんと売り込んだものか、考えものであるが
さてさて
店主の方もちょうどこの手の薬が品薄だったようで買い取ってくれる運びとなり、
持ってきた薬の個数や種類を確認し代金を計算するからしばらく待って欲しいと言われれば、
カウンター脇にあるストーブの傍へ椅子を引っ張ってきて陣取った
自分の他に客もなくぼんやりとストーブに置かれたケトルから蒸気が漏れ音をたてるに耳を傾けながら、
ぼんやりと店主の計算が終わるのを待たせてもらう
■カーレル > 店主が戻ってくるのをしばらく待つ
その間、何となく店内に並べられた商品を座りながら眺める
品揃えに変わったところはなく、王都には幾らでもあるような雑貨店の1つ、という感じである
ぼんやりしているうちに店主が戻り、薬の代金を受け取る
小口の取引きの時は自分が少し損に感じる程度の儲けで良い、と言っていたある商家の主の話を思い出す
それにならって大儲け、とはいかないけれどそこそこ懐も暖まった
別れ際、店主と軽い世間話をしてから雑貨屋を後にするのであった
ご案内:「王都マグメール 平民地区・雑貨屋」からカーレルさんが去りました。