2020/01/26 のログ
ピング > そのまま店の隅々まで、件のスライムちゃんを探す羽目になったんだとか―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にスミデーさんが現れました。
スミデー > (平民地区の裏通り、表通りに比べれば人の少ない通りの寂れた酒場。
普段よりはまともな旅装を身に纏い、カウンターに腰掛けてエールをちびりちびりと飲みながら、酒場の中を見回す)

「あんまり面白そうな客層って感じでもないな。
ま、普通の人間が多い地区だから仕方ないか……」

(面白そうな、そんな雰囲気を纏った客が来るか、自分が興味を引かれるような客が来るか、そう思いながらのんびりとエールをちびちびと飲み、ときどきつまみの木の実を食べる)

スミデー > (そうして一人酒盛りをして、めぼしい存在が見つからなければ支払いをすませ、酒場を後にする……)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「冒険者ギルド/王都マグメール 平民地区」にキドウ カズマさんが現れました。
キドウ カズマ > 「冒険者ギルドってほんとにあるんだなあ。
ギルドってそもそもなんだっけ?」

依頼の一覧を貼られた掲示板の前で腕組をしているスーツ姿の男。
靴の先でトントンと床板を叩きながら、自らの不勉強を始めて悔いていた。

「他の人の話を聞く限り、ここの依頼をやってけばとりあえずは食っていけるんだろ?
あ~、でも何かやればいいんだ?
猫探しとか楽そうだけどな。
金額がなあ…高いのか安いのかわかんねんだよなあ~~~。」

黒い髪に手をやり、ボリボリと掻いている。
目ぼしい依頼は消えた後なのか、冒険者の姿は疎らであった。
ギルドに初めて訪れた男にはそんな状況など到底考えが及ばないが。

ご案内:「冒険者ギルド/王都マグメール 平民地区」にルーシエさんが現れました。
ルーシエ > 冒険者ギルドへとやってきた錬金術師の娘。
依頼の薬品の納品を終えて報酬を受け取り、
次はなんの依頼を受けようか、と掲示板の前へとやってくる。
そこには、一人の男が首を捻って何か思い悩んでいる様子。

「ん、どうしたんですか?
 何かお困り?」
男の独り言が気になり、ついつい声をかけて見る。

キドウ カズマ > 「いやあ、ちょっとな…。」

掲示板に目を向けたまま、隣の少女に答えてみる。
横目でちらりと顔を覗けば、なかなか整った顔立ちをしていた。

こっちでは綺麗な人が多いんだなあ、と関心を示しつつ更に様子を見てみる。
年下に見えるが、堂々とした振る舞い。
一人前の冒険者なんだろうなと思った男は、少女に顔を向けて。

「この間冒険者になった所なんだけど、どういった依頼を受ければいいか分からなくてさあ。
先輩、なんかお勧めの依頼ありますか?」

ルーシエ > 「ほうほう……」
男の話を聞きつつ、少し珍しいその衣服をじろじろ見て……

「そうだね、初心者にはこういうのとかが危なく無くて良いかもね。」
と、近くの森での薬草や茸の採取とか、
簡単で安全そうな依頼の張り紙を指さす。

「簡単な分、報酬は安いけど……
 君は何か得意な事はあるかい?
 剣の腕とか魔法とか。
 ……もし腕に覚えがあるなら、これみたいな魔物の狩りとかが儲けも良くておススメだよ!」
と、指さす依頼書は、確かに報酬の桁が一つ違う様だ。

キドウ カズマ > 男の格好は奇異なのか、こっちの人たちはたまに今のような視線を向けてくる。
慣れているのか、男は気にすることも無かった。
どちらかと言えば、男も似たような目で回りを見ているかもしれない。

「薬草だのキノコだのは区別つかなくてな。
安全なのは分かるんだけど。」

森と言えば、子供のころに遊んだりした程度。
キノコだの植物だのの判断がつくとは思えなくて。
男は張り紙を見ては肩を竦め、ため息をつく。

「あ~、そうだなあ。
一応体力には自信があるんだぜ?
今は剣を使ってるけど、ハンマーでも多分いけると思うな。

先輩が空いてるならコンビで受けてみるってのはどうだ?
そっちが6割、俺が4割でよ。」

どうみても細身の男だが、こちらに来てから何故か力が有り余る。
野党の類なら既に2、3回ほどのしていた。
後はこちらでの知識を補佐してくれる相棒が居ればどうにかなると踏んでいた。

ルーシエ > 「そうか、それは頼もしい!
 じゃあ丁度いい、僕も次の仕事を探していたところだし……」
そう言うと、先ほど指さした魔物の狩りの依頼書を剥がす。

「一緒に、狩りに行こうか。」
と、依頼書を受け付けへと持っていく。

依頼は、草原に出没するというスケルトンの一団の討伐だ。
ハンマーが扱えるというなら、打撃を弱点とする奴等の狩りには適しているだろう。

一方、少女は見た目通り身軽そうだがお世辞にも屈強とは言えない。腰には銃の様な物をホルスターに提げており、これで戦うつもりなのだろう。

ご案内:「冒険者ギルド/王都マグメール 平民地区」からキドウ カズマさんが去りました。
ご案内:「冒険者ギルド/王都マグメール 平民地区」からルーシエさんが去りました。