2020/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/戦士ギルド」にシロナさんが現れました。
■シロナ > 平民地区にある戦士ギルドは、戦士たちが集まり、訓練をしたり、情報交換をしたりする場所である。
基本的に戦士と言えば力こそパワーと言うような人の集まりなので、練習試合などでお互いを高めるのが中心なのである。そして、実力ある人は、貴族の護衛や、兵士、冒険者のパーティ、傭兵などへ斡旋されていくのである。
自分で交渉するのが苦手なので、ギルドに代行してもらい、その交渉の分鍛えるという考えなのだろう。
そんなギルドの中に、少女は居たりする、正式に所属しているわけではないが……実力があれば、誰も文句を言わないのである。
所謂文句が有るなら俺に勝って見せろ的な、そんな雰囲気がこのギルドにはある。
強ければ、色々な事が有利になるのである、其れと、ギルドの戦士たちはメンバーを全員覚えたりするわけではない、ライバルとか仲のいいやつとかは兎も角、誰もこれも覚えてたりしない。
だから、ギルドの職員に見つかりさえしなければ問題が無かったりするのだ。
という事で、少女は戦士たちに交じって、ハルバードを振り回している。
薙ぎ払い、突き、叩き、と、様々な使い方のあるそれ、熟練の戦士の動きをまねるように、ハルバードを振り回すのだ。
少女の身長の倍以上あるその武器を軽々扱うので、一目置かれているらしい、筋力的には。
あとは技術という事で、その戦士に、教わっているのである。
■シロナ > 「ふっ、ふっ、ぅぉらぁぁあっ!」
払い、突き、其処からの、薙ぎ払い。流れるように少女はハルバートを振り回し、打ち込み台を粉砕する。
ハルバートの重量に遠心力を足しての打撃は、小さな少女であろうとも、並みの武器を凌駕する破壊力を見せるのである。
そのせいで、少女の筋力自体が目立たなくなるが、それはそれで、相手を誤魔化すのには良いだろう。別に強く見せたいわけでもなし。
柄を回転させながら、更に少女はハルバートを打ち込み台に繰り出していく。
褐色の肌から汗が滲み、飛び散るのを機にすることなく、愉し気に体を動かすのだ。
しなやかな筋肉は踊る様に動き、打ち込み台に大上段からの、斧での叩き割りを仕掛け、離れて石突で刺突し、反転させて穂先で刺突し。
腰に回して持って、体重をかけての薙ぎ払い。
ひゅんひゅん、と縦横無尽にハルバートが回転し、打ち込み台を殴打するのだ。
いいね、これいいね、と爽やかに笑いながら、少女は打ち込み台を揺らすのだった。
■シロナ > 「……ふー。」
しばらくの間、打ち込み台を打っていたが、疲労がたまってきた、熟練の戦士の動きも見たくなったので、少女は武器を一度納めて離れることにする。
自分の腰のポーチからドリンクを取り出して、くぴくぴ飲み始めつつ、熟練の戦士の動きを見ることにする。
こういうのは、大体の動きは同じなので、彼の動きを見て研究すればいいはずである、彼の武器のもちから、体の動かし方。
筋肉を見るのは大好きだからこそ、彼の肉体をじっと見つめ、その動き方を研究するのである。
筋肉が盛り上がったりするさまを見ていてうれしいというのもある、じゅるり。
「ふむ、ふむふむ。」
戦士の動きを舐めまわすように見つめる少女と言う、ちょっとアレな光景ではあるが少女自身はまじめに見ているのである。
打ち込み台に打ち込む戦士の動き、フェイントなどもしているのを見て、ほほぅ、と感心して。
■シロナ > 成程、ああすればいいのか。少女は戦士の動きをまねるように、動き始める。どのように動けば、どのようにハルバートの軌道が動くのか。
その際の重量の動きや衝撃の与え方なども、少女は真似るように動いて研究をしていく、もっと鋭く、もっと効率よく―――もっと、暴力的に。
威力を高くするという事は、暴力として完成させることである、少女は戦士をまねて、自分なりの動きを作り出して。
ぶおん、ぶおんと、大きなハルバートを振り回していく、風圧で薙ぎ倒してしまうのではないかと言わんばかりに振り回していくのだ。
「あは……っ!」
楽しさを笑顔に作り出し、少女は訓練と言う名の遊戯に耽溺していくのである。
ハルバートは振り回し叩き、薙ぎ払うだけではない。もっと、もっといろいろな使い方が有るはずである。
その柄の長さを利用したり、硬さを利用したり。
もっと、知って、もっと遊びたい―――戦いたい。
そんな風に、少女は訓練を続けていくのだろう―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/戦士ギルド」からシロナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」にモールドさんが現れました。
■モールド > 平民地区と富裕地区の境目に居を構える、エステ店「オブシーン」。
清潔感が見て取れる店構えと、利用者の声、そしてその値段設定から平民、貴族を問わずに評判の良い店だ。
この国としては珍しく、ミレー族に対しても偏見は無いともいわれている。
無論、それには理由があるのだが。
その店を切り盛りしているのは一人の男。
今現在、その店では待合室に待機中の客が一人。
そして施術用の個室の扉には「只今施術中」という看板がかけられていた。
「うん、だいぶ解れてきたねぇ…お尻のマッサージ、気に入ったのかい?
――嗚呼、勿論、これで綺麗になるとも。綺麗になった体を恋人も喜んでくれるだろうよ♥」
施術用の個室では、寝台の上で四つん這いとなり、腰を突き出した女の姿。
オイルで淫らにその体を光らせ、悩まし気に揺れるその尻からは野太い玩具が生えていた。
ぎゅぽっ、ぐっぽ、にゅっぽ、と今日の始まりには経験も無かった筈のアナル粘膜は目一杯に広げられ。
オイルを混ぜ込んだその音は、下品極まりないプレイ内容を良く示している。
それを美容行為だと受け入れている女の反応は、確りと記録映像用の魔導具へと撮影されていた。
恋人の為に身を磨くのだと勇んできた女であったが、そうとは知らずに不貞を働き、しかもそれを記録されている。
本人のみがそれを知らぬまま、他人の女の体の隅々までを味わい、暴き、それを一部の見世物にする行為は進み。
■モールド > この店は、足を踏み入れた瞬間に特製の魔導具の餌食にかかる。
此方の意のままに…とまでは行かないが、酷く抵抗が薄れ、美容行為だと嘯く事が可能となる認識操作の魔導具だ。
これも、ある貴族の力添えのお陰であり、それを利用しての女たちの痴態を裏にて売り捌く、という目的があった。
故にミレー族だろうが何だろうが、雌が乱れる様を撮れれば何でも良い。
店を後にする頃には詳しい事はさっぱりと忘れ、良いサービスを受けたという記憶しか残らぬのだから身の安全だって保障されている。
今が正にその最中。
部屋から待合室へと響く声は、嬌声そのもの。
エステで起きる声ではない事は明白だが、其処で待つ次の客にとってそれは逃げ出す理由になりはしない。
何をされているのかが断続的に判る程度に漏れ聞こえてくるやり取りと、そして甘い嬌声によって想像や妄想は煽られるだろうけれど。
程なくして、施術という名の淫らな行為を終えたのか個室から待合室へと姿を現し。
知ってか知らずか毒牙にかかるために待っていた相手の姿を目に留めると、にっこりと笑顔を浮かべるのだった。
「――お待たせ致しました。いや、すみませんな。
ではどうぞ、中の方へ。今日はもう他にお客もいらっしゃらないので、お待たせした分サービス致しますよ。」
痴態を曝け出すだけ曝け出した先の客は、別の出入り口から帰らせた。
そうして招き入れた部屋はまだまだ、情事の名残も強い異質な空間。
使用感も生々しい淫具の数々が寝台の上に転がっている中で、寝台の上へと座る様に促した。
■モールド > こうしてまた一人、新たな獲物が卑猥な罠にかかるのだった―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」からモールドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」にリスさんが現れました。
■リス > 平民地区の商店街、様々な商店が軒を連ねて、モノを売っている場所であり、商店ギルドのお膝元と言える場所である。
そんな商店街に少女はとこりとことこ、と、歩くのである。
「え……と。商人ギルドは、挨拶終わりましたし、商店街の皆様にもご挨拶は終わりました。」
少女は、商人ギルドを始めとしたさまざまなギルドに挨拶をしていた、時期ごとに売れ行きなども違うし、お互い商人だ、ライバルであれども、協力だってしあう関係なのだ。
故に、時期ごとにあいさつ回りをして、関係を強化していくのは悪い事ではない、それが、軽い雑談とかそういったモノであっても。
知らない人間と知っている人間、困っているのであれば、どちらを助けるかと言えば校舎なのだ。
それに、商人としては、少女はまだ半人前、年若い子供なのだから、年配の人や先達の技術を求めるのは必要な事なのだ、勉強は終わることは無いのだし。
という事で、少女は何処に挨拶したのか、と指折り数え、今通ってきた商店街を見るのだ。
「ふむ、終わりました、わね。」
今、廻ったところを思い返しながら、少女はうん、と頷いて見せる。
今日に関しては、これをメインの仕事としているし、店の中は店員たちが頑張ってくれている、其れなら、あとは自由時間でいいかしら。
軽く空を眺めて少女は考えた。
そして―――店員の竜に伝えて、今日は直帰するから、あとはよろしくね、と店の皆に伝えるよう願い。
よし、と微笑むことにする。
■リス > 仕事は終わりにしたので、之からは暇な時間という事になるので、さてどうしましょうか、と少女は考える。
時間的には食事の時間でもあるし、食事もいいし、別の事をするのもいいけれど………、何かしようかしら、と思う。
今から九頭龍の水浴び場に行くのもいいけれど、何かあったときは何時もそこに行っているしなぁと、思うのだ、別の何かをしてみようかしらと思っても。
「買い物、かしら。」
とは言っても、大体の物は自宅で集める事が出来るし、買いたいものが有るかと言えば、有るわけでもないのだ。
装飾品を見に行くのは、アリかしらと考える程度だけれど、それなら、誰かと連れ立って、ワイワイ買い物したいなぁ、と考える。
食事の時間も近いので、食事はアリかしら、と考えてみる。
「そうね、こう、どこか美味しい所を見つけておいて、デートの時に、というのはアリかも。」
あとは―――。
「服。」
一応自分の家にも、服飾の部門はあるが、自分の家ではないところで買って、驚かせてみるというのもアリかもしれない。
服と言うのはセンスの問題でもあるし、これに関しては、服屋によって千差万別でもあるのだ。
其れもいいかしら、と、商店街をもう一度眺めるのだ。
■リス > 食事にするには、まだ早かろう、其れなら少しばかり買い物でもしてから、食事にするのもいいわね、と。
少女は、何処にしようかしら、と考える事にするのである、少女はとことこ、と商店街を戻ることにするのだ。
「さて、どんな服装にしましょうかしらね。」
色々な服も有るのだけれども、普段使いのモノにしようか、それともドレスにしようか。
平民地区であろうとも素晴らしい物はあるのだ、此処の店の中でも、十分良いものはあるのだから。
それに、デザインさえ良ければ、良い素材の物で作ることはできなくもないのだ、そう考えるなら、十分である。
まあ、実際にそれをするなら、先ず店に許可をもらったうえで、半分下ろして共同と言う形をとることも必要だけれどと。
そう考えながら、服飾店に足を運ぶのだ。
「でもね。」
少女の好みは、実は頑丈な服になるので、色気とかは、あまりなかったりするのである。
必要なのが判るから、華美な薄い服を着ることも多いけれど、村娘の頑丈な服とか大好きだったりするのだ。
頑丈で壊れないのは良いわね、と考えるのは、ドラゴンだからかしら、と。
■リス > とは言え、部屋着ならともかく、外に出る用の服は必要だし、綺麗なものの方が良いし、と、軽く心の中でため息。
そして、店内に足を踏み込むのだ、平民地区の衣服店だけあって、品ぞろえは多く、その多くは市民が手を出せるものである、貴族が喜ぶような華美な服装などは無くて。
それでも、少女は手を伸ばして、視始める。布の質や縫製の仕方、それに、意匠など。商人として、思わず品定めしてしまうが、やりすぎだろうかとか思う。
ワンピース、ツーピース、上着に下着、スカートに防寒具……様々なものが有るのだけれども、うん、うん、と少女は眺めて、手に取っていく。
あれも良いな、これも良いな、とそんな風に手にとっては次の。手にとっては次の。
そんな感じで、少女はしばしの間、一人買い物を楽しんで。
「誰かと、来た方が、良いかな……。」
そんな風に呟きながら、両手に買い物をした袋を持って、帰っていくのだった―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」からリスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 外に出る時用に、白いポンチョとフードを被り、手袋もして大通りの端っこを歩く。
大き目のカバンを斜めにかけて、厨房からのお使いをすべて済ませた帰り道。
夜の冷え込みに、息は白く街灯の下で立ち止まり周囲をキョロキョロ…。
「ㇷー」
猫よりも人の姿では寒さに弱い。
通りに出てる屋台の湯気も見えるけど、人気のないとこで猫に戻るか…どうしょうかと考える。
立ち止まってる間も空気の冷たさに頬が赤くなってしまうので、手袋の両手で頬を温めたりして。
■シャルレ > 周囲に隊の誰かがいないかと…思ったけどいない。
猫になっれ抱っこで連れ帰ってもらえたら、ヌクヌクなのに…という密かな下心も叶わないらしい。
仕方なく、再び歩き始める。
道の端っこなら、少しの風避けもできるかと思って、少し足早になりながら。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/露店通り」にテルミドールさんが現れました。