2020/01/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 裏通り」からディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 裏通り」から刀鬼 紫沙希さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミストさんが現れました。
ミスト > 平民地区にある安さが売りで品質が二の次というおかしな武具店。
利用客は曰くつきや金のない冒険者がメインという店内でやる気のない店主を一目だけ見て刀剣類が並ぶコーナーへと足を向ける。

「何か安い掘り出し物でも有ればいいんだけど」

最悪切れ味が悪くてもいい、その辺りは手入れでどうとでもなる。
それを除いても扱いやすく折れにくい、それを目当てに置かれた剣を手に取り眺める。
鞘に収まっていないものはまだマシではあるが、鞘に収まる物を抜いて確認すればやはりろくでもない。
酷ければ錆まで見える物まであり、そういうものは値段も格安ではあるが…。
また見た目が綺麗でも軽く振れば全体的にガタツキがあったりと本当に値段相応の物しかなく。

「本当ならもっと良いの買いたいんだけどね」

直ぐに無くしたり駄目にするので勿体なくできないとため息。
なのでなくしても惜しくはない少しでも良い物をといくつもの商品を確認しては戻すと繰り返していく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイーシャさんが現れました。
イーシャ > 「ふぅん」

刀剣のコーナーで吟味…というよりマシなものを探している女性。
その後ろから気だるげそうに覗き込んでいるミレーの青年が一人。
気づけば後ろにいた状況に驚くかもしれないが、彼の顔を見れば冒険者としてたまに仕事を共にしたことのある青年であったかもしれない。

「こんなの使うくらいなら棍棒でも振り回したほうがマシかもね」

適当に剣を一つ持ち上げてみれば、振り回せば刃が飛んで行ってしまいそうな不良品。
それはそれで意表をつくことができるかもしれないが。
結局剣を元に戻しては彼女の方を見て、そんなにお金無いの?とでも言いたげな表情をした。

ミスト > 「!!? い、何時から居たの!」

突然に聞こえた声に慌てて振り返るとミレー族の青年。
店に来たときは他に客はいなかったので後から来たのだろうが全く気が付いていなかっただけに大いに驚き。
一瞬誰と思うもよく見れば大勢と組んで魔物討伐に言ったりするときに偶に組むこともある青年と判り。

「棍棒は持ち歩きに不便だからさ。それに直ぐに無くすか壊すし、それなら棍棒よりこっちの方が安いしね」

青年が持ち上げた剣は先ほど手に取り、駄目だと直ぐに戻した不良品。
扱う最中に刀身が飛んでいけば使う以前の問題なので刀身の状態こそよかったが見送った物。
刃は完全に駄目になっているがそれ以外は問題のない長剣を手にし、何か言いたそうな顔を見返し直ぐに察し。
無くしても惜しくない物を探してると返す訳で。

イーシャ > 「うーん、独り言ぽつぽつ言ってたときから?」

何時からいたのかと聞かれれば、にこにこ笑いながらなんとも曖昧な返事を。
たぶん彼女のこと、まぁまぁ独り言を口にしていたことだろう。
いかにも楽し気に青年のしっぽがくねくねうねる。

「自分の得物くらい愛着持った方がいいような気がするけど~、まぁ人それぞれだよねぇ」

そういった彼女なりのやり方でやってこれているのであろうからとやかく言うこともなく。
かくいう青年もまた、このようば武具屋に赴いた理由は使い捨ての武器の調達。
刀剣のコーナーの隣の、ナイフや小刀のところに赴けばモノも確かめず適当に数本のナイフを見繕う。

ミスト > 「それなら声をかければいいのにさ」

つまりはしばらく前から居たと言う事で、笑顔で曖昧な返事を返されると悪趣味と一言。
実際に武器を選ぶときは独り言が多いのでその事には何も言えないのだが…。
楽しそうな青年とは逆に自分は不機嫌そうに見返して。

「愛着を持っても直ぐに無くすから。だったら安く上げる方がいいの」

直ぐに無くし駄目にするお陰で今では大体の武器が扱える器用貧乏。
むしろ愛着をという青年こそ使い捨て専門店みたいなこの店に何を見に来たのかと視線を向けると、隣のコーナーでナイフを見ている姿に納得をする。

イーシャ > 「いやぁ集中してたからさぁ、まぁ悪かったよ」

不機嫌そうに見返してくる彼女に視線に苦笑いすれば、一応の謝罪を。
武器一つを選ぶのに時間の掛かりそうな彼女に対し、青年は手ごろなサイズのナイフをいくつも選び、早々に買い物を終わらせる勢い。

「気持ちはわからなくもない…かな」

共に仕事をこなせば、彼女が出発と帰還とで持ってる武器が違ってたり失くしてたりなどあるのをよく見かける。
故に様々な武具を扱える彼女との仕事は、絡め手を得意とする身としてはやりやすいの一言。

「買い物済んだら軽く一仕事してみる?一緒にさ」

気だるげな店主に金を払い得物を購入すれば、彼女にそんな提案をしてみた。

ミスト > 「それでもね、女性の買い物を後ろから見てるのは悪趣味」

苦笑の一応の謝罪にじっと見るが直ぐにため息を吐きもういいと。
同じ使い捨てに選ぶとしてもしばらくは使うだけに選ぶのにはどうしても時間がかかる。

「変にすっぽ抜けたり剣が駄目になるようなのに会うのも多いしさ」

まだ採取ではそんな事は先ずないのだが、不用意な遭遇や討伐では時折に混じる丈夫や手強い個体を相手に駄目にしたり。
もしくは握りまで流れた返り血ですっぽ抜けて回収できないが多く。
毎回武器が変わるおかげで顔なじみ以外には文句を言われることもそこそこに。

「討伐はやだよ。直ぐに駄目にしそうだし」

それ以外なら考えるというように返し。
これにしようと刃が肉厚なショートソードを今回は選んで支払いを済ませてしまう。

イーシャ > 「うーん、まずモノを失くすのをどうにかしたほうがいいような」

まぁそういうことも何度も言われてきているだろうが。
彼女も彼女でいろいろ苦労をしてるのだろう。
共に買い物を済ませれば、一緒に店を出ようか。

「いきなり討伐依頼なんか受けないさ。
まぁ初心者向けだけど近所の森での採取あたりがいいかな」

買ったばかりのものをいきなり消費したくないのは青年も一緒。
なので今回は採取の依頼を…二人にしてみれば簡単な依頼だが、小遣い稼ぎには良いだろう。

ミスト > 「飛んでたり折れるのは叱らないんだけど…」

何度気を付けても飛んでいくのは兎も角折れるのはどうにもできない。
最初こそ気を付けてはいたが今はもうあきらめて安いのを買うにたどり着いた結論。
この件もいつまで持つかは判らないがしばらくは持つだろうと願い、買い終えれば青年と店を出て。

「それならいいけど。稼ぎたいからって無茶する人もいるんだよ。
それならまあいいかな……」

初心者向けは安いが武器は先ず無くさないし多少の購入費の補完にはなる。
それならいいかなと考えては頷いて。

イーシャ > 「お互いそこまで野心深くないでしょう」

そういう人間こそ高いものを買ってどこかのダンジョンで屍になっていたりするとか。
幸いにも彼女も青年も、そこまで野心があるわけでもないか。
彼女が提案に同意すれば、青年はにっこりと笑い。

「そうと決まれば早速依頼を選ぼう、日が暮れるのも早いしね」

二人そろい冒険者ギルドの方へ向かえば、依頼のある掲示板に目を通すことになる。
採取の依頼はそれなりに多く、近場から遠方まで赴くこともあるが、今回は近場で済ますことにしようか。

「えーと…ありきたりだけど薬草の採取とか…んん?キノコの採取?怪しいのもあるなぁ…」

採取といってもいろいろある、定番のものから怪しげなものまで。
危険ではないだろうが。

ミスト > 「欲張ると長生きできないよ。ボクもキミもその辺は弁えてるしね」

変に背伸びをするよりも届く範囲が一番。そうしないと早死にするのは判ってると頷く。
変に稼ぐよりは無理なくが信条とという変な賞金稼ぎ兼務ではあるが…。

「日帰りできればそれでいいからね。そうしよっか」

早くすれば今日中に終わる、それがいい事だとその足でギルドに。
すっかりと慣れ親しんだ掲示板の前に行けばさっそくと目を向け。
近場で採取とそれを条件に探していき……。

「薬草でいいよ。キノコは怪しいのもあるしさ」

それに判断出来にくいしと時間がかかりそうなので却下。
薬草にしようと定番の物を選んでいって。

イーシャ > 「それじゃあ薬草採取に決まりっと」

中堅冒険者の二人が選ぶにしては簡単な依頼となるが、たまにはこういうのも良いだろう。
お金は入るし人のためにもなる。

「とはいえ、こういう依頼はホント初心者の頃依頼なんだよなぁ」

果たしてテキパキと終わらせられるか、なんて笑いながら共に薬草採取に向かうことになった。
なんだかんだで慣れた二人、依頼者がボーナスを出すくらいの量を採取してきたことだろう。

ミスト > 「お小遣い稼ぎだし早く済んで簡単な方がいいしね」

初心者向けを中級者二人が受けると言う事でいい顔はされないは仕事は仕事。
それに依頼人が喜ぶなら些細な事でもあって。

「そうなんだ。ボクは結構受けてるよ」

きっとすぐに済むと笑いながら二人で薬草採取にと向かっていき。
慣れた仕事なだけに多くの採取が出来ボーナスまで貰えて万々歳となっただろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイーシャさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフィアランさんが現れました。
フィアラン > 「いやぁ……楽しかったなぁ」

少々薄暗い為か人気の無い路地を、のんびりと歩く女が一人。
ちょうど今、とある小さな冒険者ギルドを冷やかしてきたところだった。

常にふらふらしている為勘違いされやすいが、女は冒険者ではない。
気まぐれに外を出て探索等もするが、基本的には何をこなすでもなく行動はフリーダムだ。
だからギルドに顔を出した時、交流は楽しかったのだが、勧誘がしつこくて閉口した。

「やれやれ……お酒でも飲んでいこうかな」

ここら辺で酒場といえば何処があったろう…と立ち止まり考え込む。
確か一本向こうの道沿いにあった気がするが、定かでは無かった。誰かに問うてみるのも一興か。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にバーニィさんが現れました。
バーニィ > 夜の街。
今日はオフの日で夕食を求めて、ぶらぶらと歩く少女。
さてどうしたものかと寒さに縮こまりそうになるが、ため息を漏らして。
退屈そうに周囲を眺めていれば、興味を惹く相手が一人。

「ねぇさん、何か探してるのかい?」

なんて声をかけたのは、相手よりも少し小さいながらも明るい少女。

フィアラン > 考え込んでいると、明るく声を掛けられて振り向く。
そこに立っていた小柄な少女に瞬き、ゆっくりと近寄った。

「ちょっと、酒場を探しててね。君、この辺詳しかったりするの?」

そう問いかけながら、一先ず目の前の姿を観察してみる。
真紅の髪、瞳、鍛えられた褐色の体躯。
相応の実力者のようにも見えるが、冒険者か何かだろうか、と勝手に想像していた。

バーニィ > 相手がこちらに振り返り、問われた言葉。
にへらっとどこか人懐っこい笑みを浮かべ。

「あぁ あまり上品な所は詳しくないが、安くてたらふく食べられて酒飲める所なら知ってるぜ?
静かな所で落ち着いて飲めるばしょもそれなりに。
ねぇさんの好きな方に言ってくれれば用心棒ついでに案内するよ。」

あいての前で幾つかの店のタイプを指折り数えながら首をかしげ問いかける。

フィアラン > 人懐っこそうな笑みが可愛らしく、やんわりと瞳を細めた。

「成る程。それはいいな。
私は上品さはあまり求めてないし…じゃあ、お安いところでお願いするよ」

指折り数えられる程には詳しいらしい少女に、それじゃ、と前者を希望にあげる。

「折角だ。紹介してくれたお礼に、何か奢るよ。あまり高くないものにしてほしいけどね…」

人差し指をぴ、と立ててお誘いをかけた。
何となく、この少女に興味が湧いたからでもある。

バーニィ > やんわりとした笑みを向けられれば、少し照れ臭くなりながら少女は頷き。
「あいよ。 このバーニィにお任せあれ。」

と、胸を張ると、拳で自分の胸を叩き。。

「ねぇさんみたいな美人さんと一緒に飲めるだけでも楽しみだよ。」

と、どこか悪戯っぽく笑いながら相手を案内する様に並んで歩きはじめる。
食事だけではなくその後もすごしたかは二人だけが知る事。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からバーニィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフィアランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にさんが現れました。
> 沢山の冒険者たちが集まる冒険者ギルド、女はその中の酒場で酒を飲む。
女の目の先には、依頼のある掲示板があり、其処にはちょうど依頼を張り付けている様子が見える。
掲示板にはたくさんの冒険者が集まっているのが見えるが、女は動かない、理由としては、今の現状が理由ともいえるだろう。
女にはチームメンバーがおらず、グループを作っているわけではない、故に焦っても意味がないのだ、一人でできるような依頼は余り美味しくないものが多く、チームを組む冒険者は手にしないのが殆どだ。
それに、どんなに頑張っても複数と、一人では、手数が違うのだ、競って奪えるものでは無かろう。
なので、チームを組んでいる人たちが去るまでは、女は一人、ちびりちびりと、お酒を呷りながら、様子を見るのである。

「ま、それにぃ……ふふ。」

依頼が無くなったら、その時は何かすれば良いだけの話。
お金持ちにすり寄って、おごってもらったり、遺跡群に潜って、宝物だのなんだのを手に入れたり。
地図を作って冒険者ギルドに売り払ったり、とか、お金を手に入れる方法はたくさんあるのだ、と女は甘く笑う。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルファさんが現れました。
> 冒険者達は、我先にと掲示板に群がって依頼を取っているのが見える、そんな様子を眺めて、お酒を飲む女。競い合ってるわねぇ、と、喧嘩も発生しそうな冒険者たちを眺めるのである。
愉しいわねぇ、と女はのんびりと酒を呷るのである。彼らが、言い争いながら徐々に去っていくのだ、時間が経てばたつほど依頼が減って。冒険者もいなくなっていく。
ある程度人の密度が消えてから、女は立ち上がることにする。

「さて、とぉ……。」

何かいい依頼、あるかしらねぇ、女はゆるりとした所作の侭依頼の掲示板に立つのだ。
矢張り、依頼の中でも、難しすぎるものや、簡単すぎるもの、そういった依頼が多く残っている。
後は美味しくなさそうな依頼、と言う所だろうか、うーん、と女は張り紙を軽く眺めるのである。

アルファ > 押し合いへし合う掲示板の前で佇む黒衣の青年は苛立ち気に眉間に皺を寄せていた。
群がる冒険者達は我先にと場所を陣取るのに、前にいる自分の肩を押そう、引き剥がそうと動くのが煩わしいため。
それらを虫を払うように手で静したり体を反らしたりして場所を譲らぬのだが。
どうにも落ち着いて吟味することもできない。がむしゃらに掲示板から依頼の紙を奪うほど懐も寂しくない。
結局は大きく息を剥いて後から来た者に譲って立ち去ろうとする。
金髪の女性冒険者がいるテーブルを過ぎ去ろうとしたとき、その微笑みに何かがひっかかり足を止めて。

「良い依頼でも見つかったのかい?新年からご機嫌じゃないか」

掲示板を見るその左前方に佇み、視線を向けるなら軽く手を振った

> 「んー……、やはりぃ、こんなところぉ……かしらぁ。」

残る依頼は人気のない依頼であり、実入りに対して難易度が高かったり、冒険者の殆どが敬遠するような、地味な仕事。
チームを組んでやるには難しい、こまごまとした仕事が残りがちなのである。
予想通りの残り具合とは言え、さて、どうしたモノかしら、と女は己の顎に指をあてて考える事にするのだ。

「そーなのよねぇ。」

何やら、一人の男が冒険者を誘って居るのが見える。ナンパにも見えるのだけれども、そういう手段もなくはない。
一人では難しくても、パーティを組めば何とかなる事も有るのだ。
とは言え、人と一緒に動くのは、気に入った相手じゃないとヤだし、とテーブルの脇の冒険者から視線を逸らす。
退治依頼……といっても、シーフ一人では火力に不安が残る。
矢張り、捜索、探索依頼あたり。

「いざとなったらぁ……。」

軍が斥候とかを探してるケースもあるし、それを求めて、タナールやハテグの方に行くのもアリかしらぁ、とため息零し。