2019/12/30 のログ
■シュティレ > 視線を上げてみれば、気が付いたのですが、他の席が無くなっている様子です、視線を本に落とす前に、紅茶のお代わりを頼みましたが、その時に言われました。
込み合ってきたので、お客様が来た際には、相席をお願いします、と。
確かに、今他に席は空いてない様ですし、その際は解りました、と返答しました、紅茶とついでに、スコーンもお願いすることにしました。
本を読む場所が欲しいのですが、お店の邪魔にはなりたくもありませんので、私は追加注文して、少しでも彼らの役に立つことにするものですね。
其れは其れとして、私は再度本に視線を落とすのです、ぱらり、ぺらり、と本を捲る音が響くのです。
紅茶を飲んで。
私は静かに時間を過ごすのです、これは本当に良い時間だと思います。
今読んでいる本の書いて有る事、私はそれが面白く、もっと、もっと、と思ってしまうのです。
とは言え。
場所を移した方が良い気がするのも確か、なのです。
どうしたものでしょうか、お腹もいっぱいになると注文もできませんし、そうなると、邪魔になるでしょうから。
■シュティレ > 流石に、長居をしすぎたでしょうか、お代わりをしたお茶も飲みほして、スコーンも食べ終えてしまいましたし、お腹もそれなりに膨らんでしまいました。
元々、食べる量は少ない方ですが、スコーンでお腹いっぱいにするのは、少し問題でしょうか、でも、お店の邪魔になるのは本意でもありませんので。
本を閉じます、名残惜しいのですが、また別の所で別の時に読むことにしましょう。
支払いを済ませて、私は立ち上がります。
そして、お店から出れば、寒さが強く感じられます、お店の中は暖房で温かかったのであるのでしょう。
早く、仮の館の中で暖まりましょう。
そう考えながら、私は寒空の下歩いて戻るのです―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区 喫茶店」からシュティレさんが去りました。