2019/12/20 のログ
ご案内:「平民地区 ギルド区画 戦士ギルド」にシロナさんが現れました。
シロナ > 先日の有言実行と言わんばかりに平民地区にやって来た少女は、その足で戦士ギルドへと直行した。
 戦士ギルドの受付に行って、強面のおっちゃんに話をして、訓練場の見学をさせて貰うことにした。
 いろんな戦士が、己の技術の向上のために訓練しているのが見て取れる。
 彼らは冒険者になるだけではなく、国の兵士や、傭兵など、そういった戦う事に関してのプロを目指している物、はたまたプロが、集まっている模様。
 腹筋とか腕の筋肉とかに視線が生きそうなのを我慢して、彼らの武器に視線を這わせることにする。
 短剣。長剣、大剣、槍、斧、棍棒、棒、格闘と、様々な武器を以て、戦う彼ら、戦士と呼ばれる彼らの武器を、具に眺めるのだ。
 個人的には、剣はやめておいた方が良いだろうと思うのは、母と同じ武器だから。
 とは言え、一番武器として人気が高いのは剣であることは間違いはないのだ。

「んー。」

 色々な人が武器を以て訓練をしているが、誰か適当な……休憩している人に、声をかけて聞いているのも、いいかもとか、少女は考える。

シロナ > 誰もかれも、武器を持ち、強く叫びをあげて、戦う姿が見えるのだ。
 その手に有るのは訓練用で刃を潰してあるものであっても当たれば痛いのだろう、全力で振り回し、逃げて、戦って居るのが見えるのだ。
 自分も混じりたい、戦いたい、武器を持って暴れたいという竜の血が沸々と沸くのだけれど今は我慢して。
 そして、一つ不思議な武器を見つけた。

「あれ?なんだろ。」

 其れは、斧のような、槍のような武器である、其れは重量のある武器だというのは一目でわかる。
 それを扱う戦士は歴戦と言う雰囲気であり、その武器を自由自在に操っているのが見えるのだ。
 薙ぎ払い、突き、殴り、切り裂き……あの武器、格好いいな、と思えるのだ。
 少女は、食い入るようにその武器を。

 ハルバートを眺めるのである。
 竜の筋力で使うのであれば、あの重さも、ちょうどいい重量でありそうだ、とも。