2019/12/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミユさんが現れました。
ミユ > 「ほむほむ…相変わらずあまり良い依頼はないですねぇ…」

ここは、以前、少しだけお世話になっていた冒険者ギルド。
皆が鎧等を着込む中、一人だけメイド服で掲示板を覗き込んでいるのだから、
非常に目立つし、冒険者というよりは、ギルドの職員といった方が合ってる風に見える。

「ほむ…」

先ほどカウンターで買ったエールを煽ると、「ドブさらい」なんていう依頼まで見つめて
ケタケタ笑いながら、空になったジョッキを持って、カウンター席に戻っていくだろう。

ミユは別に明日明後日の生活に困ったりもしてないし、危険な冒険をしてまで生活しなければ
いけないような身分でもない。逆に悠々自適な生活なのだが、それがつい刺激を求めて
雰囲気だけでも味わいに、たまにギルドに顔をだしているのであった。

ギルドの常連は、そういった、ミユの『遊び』を大体理解していて、冒険に誘おうという者
はいない。バーテンにエールをもう一杯頼むと、ヒマそうにちびちびと呑みながら、
冒険者ギルド特有のむさ苦しい様な雰囲気を楽しんでいた。