2019/12/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にテアンさんが現れました。
テアン > 平民地区のメインストリート。
夜も深まり行く中、行き交う人は酒を欲する人々か、帰路につく人々か。
その他の人物は少ないように見える中を、少年はトコトコと歩いて行く。

その表情はどこを見ているのかわからないようなぼうっとした様子。
しかし、誰かにぶつかるという事もなく自然には歩いている。
ぼんやりとした少年は、今何故、とこを歩いているのかも自身ではよくわかっていなかった。
ただ、脳裏にいる『誰か』の声に囁かれるままに歩いて行く。

誰かの餌になりなさい。自らを捧げなさい。
意識する事もない、誰かの囁きに操られるままに―――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からテアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシムニさんが現れました。
シムニ > 王都の片隅の、小さな魔法道具屋。
緑色の髪の少女が、品物を選んでいる。
彼女の制服を見るに、近くの魔法学校の生徒の様だ。

彼女が選んでいるのは、錬金術の素材。
学校で使うものや、自分で練習に使うものを買うつもりだ。

棚には様々な素材が陳列されており、見ているだけで楽しくなる。
色とりどりのハーブやキノコや、モンスターの内臓の干物……

ふと手に取った小瓶のラベルを見ると、淫魔の精液だとか。
少し顔を赤らめて、そそくさと棚に戻したり……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクレティアン・ド・ベローさんが現れました。
クレティアン・ド・ベロー > 店の奥から姿を見せる制服姿の少年。
彼は将来の騎士を養成する学校に通う生徒である。

ギルドの依頼である、薬の材料の調達を受けた彼は店の奥で材料と引き換えにゴルドを受け取るのであった。

「それじゃ、僕で良かったらまた声を掛けてくれていいからね。」

依頼を終えた達成感と、店主の笑みで心が温かくなった少年。

店の中では他校の制服を纏った少女が商品棚の品を眺めている。

育ちの良さが伺える綺麗な容姿をした少女。

少年はそんな少女を遠目から足を止めて魅入っていた。

お近づきになりに声を掛けたいところではあるが、どうやら商品選びに忙しい様子。

少年はやきもきしながら、胸を押さえて立っていた。