2019/12/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカイサーさんが現れました。
カイサー > (夜の酒場、男どもが飲み食い騒いでいる中全身白の騎士服で身を包んだ女聖騎士が店に入ってくる。どう見ても酒場には似合わない聖騎士が入ってくると一瞬店内の喧騒が静まり、鬱陶しそうに睨みつけてくる男、あからさまに舌打ちをしている男、ニヤニヤと値踏みするように見てくる男どもの視線を一瞥すると、臆することなく睨み返す。
背の高いスツールに腰かけてメニューを眺めるが、いかんせん下戸の聖騎士は酒に詳しいわけもなく、何を注文すればよいものかと眉間に皺が刻まれてしまって)

カイサー > (眉間に皺を刻んだまま、むむむ、とメニューと睨めっこしてる聖騎士を見かねて店主が声をかけてくれば、ハッと顔を上げ)

……、その、酒はあまり詳しくなくてな。度数の低めのもので、飲みやすいものをもらえるだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリヒトさんが現れました。
リヒト > 随分似合わない顔だが、なんだ?まさか迷子じゃあないだろうな。

(彼女の出で立ちが酒場に似合わないのは見た通り。注文する姿を見ても明らかに慣れていない様子がわかりやすい。周囲の男共と同じように、そんな彼女に好奇の視線向けていた男がゆるりと近づき、隣からメニューかっさらって勝手に自分の分、エールだとかを注文している。注文終えれば相手の顔覗き込むように、少し姿勢悪く首伸ばして、じぃ、っと。割かし距離は近いのはわざと、からかうためか。)

カイサー > (似合わないなる言葉に、うん?と顔を上げるとにゅっと大柄な男が現れ、思わずキクンッと肩先がはねてしまう。いきなり手元からメニューをとられ、男を見返すと目元は前髪で隠れており表情が見えないのが更に怪しく)

……迷子だと思うなら、君のその目は節穴だ。

(距離が近めな男に臆することもなくそう言い返し、あからさまに警戒している様子を隠そうともせずに)

リヒト > だろうな、言ってみただけだ……で?注文しないのか。何なら代わりに頼んでやろう。

(言い返されれば肩竦めて軽く笑い飛ばす。警戒されるのも当然な絡み方なので相手の様子を然程気にするでもなく、不躾な視線向けての品定めを続けた。そんな男のせいで彼女が結局注文できていなかったのなら、これまた勝手に酒頼んでしまおうかと。しかも度数高めで飲みやすいタイプを。)

その姿を見るに、まあ、騎士サマだろう?どうしてまたこんな場所に、しかも一人で。

カイサー > 分かっているならその様な挑発めいたことを…お、おい、何を…っ

(不意に現れた男の言動で店主に注文するタイミングがずれてしまい、男が代わりに注文した酒を了承とした。酒名でどんなものなのかわかるはずもなく、度数が高いものならすぐにわかるだろうと、ため息をはいて。眉間の皺は先ほどよりさらに深く刻まれており、可愛げなどはかけらもなくて)

……上司命令だ。聖騎士は男所帯ゆえ、…お堅い私に男の生態を少しでも理解させるために、酒場にでも顔を出してみろと。でなければこの様なところに来るわけがない。


(髪をかき上げ、眉間の皺も深いままため息を吐く。今日は厄日だと言わんばかり)

リヒト > また随分と変わった命令もあった物で……道理で慣れていない様子なわけだ。

(他人事ながらも、その命令が中々に面倒な事は簡単に察することができる。可愛げなく顔歪めている相手を見ては薄く笑いつつ、やってきた酒片手に傾けて喉を鳴らした。相手の方にも酒がいけば、呑むように指で促したりしながら、注文の続きで果実だとか摘まむものを追加した。)

それで?こんな場所にまで来て、男の生態とやらはわかったか。わからないなら教えてやろうか……と、誑かせる相手でも無さそうだなァ……

(下心特に隠しもせず絡んでから、無理そうだと一人で結論。)

カイサー > (男の言葉には否定はしない。上司命令とは言えずいぶんと厄介なのは確かだ。慣れていないと指摘されるのは面白くないのか、むすっとした表情で)

酒を嗜む機会がなかった故、そもそもこういう場所のいろはを知らんのだ。

(そう言うと店主に差し出された酒は綺麗なブルーのカクテル。見た目の綺麗さにそっとグラスを手にするとくんくんと思わず香りをかいでみて、アルコールの香りもするがフルーツの香りと相まって好みのものでありまずは一安心)

あぁ、君が声をかけてくれたおかげで直ぐに理解した。口が悪く見慣れない者には挑発めいた言動をとるという事が。早速次の勤務時に上司に報告ができる。
……当たり前だ、腕の一本へし折られる覚悟で来い。

(可愛げもなくそう言い返すと、恐る恐るといった感じでちろり、と舌先でカクテルをなめてみる。ふわん…と鼻腔にアルコールとフルーツの香りが通って味もさわやか。飲みやすい。コクン、コク、コク…とカクテルにしては一度に飲むペースが速く、やはり酒慣れしていない)

ふむ、この酒は甘くてさわやかでジュースみたいだな。注文の取り方は強引だったが礼を言う。

(一言多いながらもそういうとようやっと男に向き直り)

しかし君も物好きな男だな、折角酒を飲みに来たのだろうに、面白くもない女に声をかけるなど。

リヒト > そこまで間違っちゃあいない。ことこんな場所にいる男の生態なら理解は十分だろう……おぉ、それは怖い。変な気を起こさなくて良かったものだ。

(実際の所、酒場にたむろする男に限るなら、彼女の皮肉めいた言葉も間違ってはいない。軽口の調子で返しながら、腕一本へし折られる覚悟、は実際に必要なのだろうな、とか。仮にも女性に対しては割かし失礼な感想を内心に留めた。)

ん、酒にも不慣れか。それは……――まあ、飲みやすい酒も探せば多い、好みの風味は覚えておくと良い。

(隣でエールを水のように流し込む男がいるせいか、彼女が酒を進めるペースも早い。しかしながら度数の差、と言う物があり、注意を入れてやろうかとも男は思ったのだが、そうするとそもそもそんな物勧めるなと怒られる未来が見える。腕一本が惜しいので果実摘まんで口を一旦閉ざし、当たり障りない話に方向転換して誤魔化し。)

面白くないかは声かけた時にはわからないだろう。顔だ、顔。見た目が良い女だったからな、一人にさせておくには惜しいじゃあないか。

カイサー > 自分の腕が大事なら次からは女といえど気を付けて声をかけろ。

(どう見ても上背と体格の良い男相手にも怯まず、つん、とした態度で返して。男の考え等知る由もなく、勧めてくれた酒の味が気に入ったのかスルスルとカクテルを飲んでいく。男にならってフルーツをつまみ、顔だ、と単純明快に言われれば思わず、ふふ、と笑ってしまった。少し表情が出てきたという事は、やはり酒がまわりはじめているのだろう)

全く男という生き物は、何故そんなにも女を求めるのか理解出来ん。ただ男と女の違いなんぞ乳房があるかないか位だろうに。

リヒト > 男が女を、雄が雌を、互いに求めるのは別に不思議でも無いだろうに。本能と言う奴だ、子を成すための……ふ、は。乳房だけと来たか。

(生き物としての本能的な部分、単純明快な答えを吐いて見せてから、彼女の言う暴論めいた乳房の話には思わずきょとんしてから笑ってしまっている。職業柄なのか、世間知らずと言っても良いような様子には目細めて愉し気に。勿論多少馬鹿にするような色合いもあるが。)

お前、その様子じゃあ……恋人がいたことが無いだろう。それどころか、そもそも誰かに恋い焦がれた事すらなさそうだ。

カイサー > 本能などまるで動物ではないか。子を成すために声をかけられるなど、女にとってはいい迷惑だ。理性を働かせればその様な浅ましい欲望など蹴散らせる。

(極論且つ暴論をのたまうのはやはり酒が回っているのもあるだろう。笑っている男を、むすっとした表情で睨み返しながら、なにがおかしい、と言う言葉も徐々に舌っ足らずな発音になっていて)

……ふん、そんな浮ついた思いを持っていたら聖騎士の職務など務まらんから不要だ。恋焦がれるという感情事態興味もない。

(男の名推察にぷいっと顔を背けてカクテルを飲み干し、店主におかわりを注文。上司が懸念していたのはこの女のこういう極端な石頭な面を指摘していただけだったのだが、当の本人は露知らず)

そういう貴さまは女性は引く手あまたとだとでもいうのだろう、どうせ。まったく、汚らわしい。女の敵だ。

(つんつん、と顔色一切かえず見事に酔っぱらっている。相手に対してもとうとう貴様呼ばわりをしながらお替りのカクテルもコクコク飲んで)

リヒト > 人間も動物の一種だと俺は思うがなあ。それとあくまで根本の話だ、悪いように捉えるのをやめろ。ヒトの男全員がそういうわけじゃあないだろうさ……多分。

(若干飛躍しているような話の続き方、酔いが回っていると気づくまでにそう時間は掛からない。元が獣寄りな生き物故、恐らく彼女とは違う感覚で言葉を返しつつ、空になったグラスを寄せて酒のお代わりを注文。)

職務と感情を切り離す自信がないのか?確かにそれならば恋慕も、いやそもそも感情も不要となるんじゃあないか。ま、こんな話は散々し尽くされていそうだが……引く手は確かにそれなりだったな、今はもう引いてくれる奴はいないし、こちらに来てからは残念ながらさっぱり。という事で何かの縁だ、今日の手を引いてくれる女になってくれないか、

(恋慕の感情に限らず、情が仕事の邪魔をするというのはどこでもありそうな話。適当に合わせて語りつ、女の敵呼ばわりも気にはしない。故郷では確かに引く手数多だった、とか語るのだが、故郷が無い今はただの思い出でしかなかった。でもって、とってつけたような口説き文句が最後に。)

カイサー > べつに悪いようにとらえてなどしてない。ふん。

(男が穏やかに嗜めるのに甘えてか、つんつん、とさっきから子供みたいにああいえばこう言うという超面倒臭い酔っ払いへと仕上がっている。しかし男が言う「職務と感情を切り離す自信がないのか」なる言葉は正にドンズバで、しゅん…とウサギの耳があったらへにゃっへにゃに垂れているくらいになってしまった)

……わたしは皆と違って強くもなければ器用でもない。愛するものをつくるのは弱点を生み出すのとおなじだ。

(しょぼん…となっていたが、男のとってつけたような口説き文句に、むうっと睨みつけて)

なんだそのあからさまにとってつけたような、ついでみたいな、全く誰でもどうでもいい口説き文句は!そんなだからここの女性に相手にされんのだ!口説くなら目を見て言え目を!

(こうなると酔っ払い全開で男の目元ほどにかかっている黒いくせっけをわしゃわしゃっと撫で上げて前髪で隠れ気味だった目を露わにさせれば、そこには美しい金の瞳。予想外に美しい金色の瞳の出現に、ぱちぱちと目を瞬かせると、ふふ、と思わず微笑んで髪をそのままわしゃわしゃわしゃと犬にするみたく撫でて)

なんだ、貴さま、こうして見るとまるで犬みたいだな。あれだ、あの、あれ、しべりあんはすきーというやつににているぞ。うん、おおかみみたいな、かっこよくて愛らしい犬だ。よし、次から女を口説くときは目を見せたほうがいいぞ。そのほうがかわいい。うん。かわいいぞ。

(自分よりはるかに上背もあり力もあるだろう男の頭をわしゃわしゃわしゃと撫でたくる様子を、店主が肩を震わせて笑いをこらえながら遠巻きで見ているのなんぞ気づかず)

リヒト > 確かに器用でないのは十分に伝わってくる。しかしその職務こなせている時点でそれなりに腕は立つのだろう?周りと比べ過ぎても意味はないと思うが。

(勝手に自虐して勝手にしょぼんとしている奴をほんの少し、慰めるよな感想を吐いて。先程までの威勢がなり潜めだしたのを眺めていたが、次の瞬間には睨みつけられているのだから堪らない。)

ついでなのは正解だが……ああ、おい、こら、……勘弁してくれ。誰が犬だ。

(仕事も終えていたので目元まで降りていた髪の毛が払われ、それだけならまだしも頭撫で回されれば堪らない。酔っ払い相手に怒る事こそないが、流石に面倒臭そうな顔にもなって。何かしら仕返しでもしてやろうかと、わしゃられつつの考え事。犬呼ばわりには一応否定。狼なので。)

さて……――目を見て真面目に口説けば、相手してくれるのか?

(ひょいと手首掴んで軽く引き剥がし、そのまま身体寄せるよに顔近づけて、目と鼻の先。口説く時は目を見せろ、と言われたことを早速間近で実践してやるよう、金色が彼女の瞳の色映し出して。唇の端を薄く歪めながら、少しばかり甘い声作ってみせる。引き剥がした手先には男の指がするりと伸び、絡めとり、捕まえ始めていて。)

カイサー > ………上司とおなじことをいうのだなきさまは。だめだ、弱さは弱点だ。

(馬から落馬するみたいなとんちきな言葉を吐きながら、すん、と鼻をすすってへにゃっている面倒くさい女を見捨てずに声をかけてあげているだけでも称賛ものなのに、至極全うな感想まで伝えてくれていて、おもわず店主から男にねぎらいの無料の酒一杯がふるまわれた)

なに!やはりついでなのか!失礼な犬はこうしてやる!

(さすがに先ほど冷たい一瞥を睨み利かしていた聖騎士の女が男の頭をわしゃっているのを見た周りの男どもが、オイあいつ何していや何されてんだと遠巻きに呆れつつも面白がって傍観するしまつ。軽々と手首をつかんで引きはがされれば抵抗もせず、そのまま顔を近づかた目と鼻の先。美しい金色の瞳に見つめられ、釣り目で野性味ある丹精な色男に甘い声で囁かれれば背中にぞくりとくるものがある。あるのだが)

もう遅いわばかもん!!

(ごちーん!とその至近距離をいかして頭突きをかますという暴挙にでた。これには店主も他の客もあんぐりと口を開いて茫然としてしまったがそんなのは知ったことではなく)

「ついでなのは正解だ」と言ったじてんで相手なんぞするか!出直してこい!

(ふんっと言いながらまた男の頭をわしゃわしゃと撫でようと手をのばして)

リヒト > 割と、痛いんだが……

(まさか口説けるとも思っておらず、軽いビンタくらいは受けると予想していたが、頭突きだとは考えが及ばず。意識してなかった場所へ衝撃が加われば思わず、物理的な要因でくらりとしてしまいそうな程。じんじんと痛みが沁みていくような感覚に小さく呻きつつ、彼女の手を離して溜息。労いの酒をぐいと傾けて一気に流し込む。)

わかった、わかった、俺が悪かった。また後で口説き直すから頭突きは次はしないでくれ……撫でるな、撫でるな。ガキでも犬でも無いんだ、こちとら。

(降参でもするかのよう、両手を低く持ち上げてひらひらと揺らす。そんな事していれば再び頭わしゃられてしまって、離したばかりの手をもう一度掴んで引き剥がさなければならなかった。手指触れても今度は先程のよに思わせぶりな触れ方ではなく、単純に酔っ払いへの対処しているだけの。)

酔えば酔う程面倒になるな、お前は。見た目は美しいのに……これじゃあ手を出すのも難しい。

(とても素直な感想であった。)

カイサー > (よけずに受け止めた相手のおかげでこちらもごちーん!とかなりの衝撃が走り、お互いのおでこに、しゅううぅぅう~~…と煙のようなものがたつ。相手の苦労などまったく露知らず、また後で口説きなおすなる言葉に、うむと重々しく頷き)

うむ、受けて立とう。

(ガキでも犬でもないなる言葉に不思議そうに首を傾げる。もはや酔っ払いの眼にはこの男には大型犬にしか見えていないらしい。わしゃっていた手をとられると面白くない顔をして)

失礼な、わたしは酔ってなどいないぞ。

(酔っ払いの常套句である)

次は正々堂々と口説いてこい。返り討ちにしてやる。

(そういう女のを眺めながら、店主が「この嬢ちゃんにはもう酒はださねーよ」と男に言って)

リヒト > 酔っ払いは皆そう言う。特にお前、飲み方も下手な上に強くも無いんだ、男の生態より先に酒の飲み方を知るべき……頭突きで返り討ちだとか考えて無いだろうな。

(ただの面倒な酔っ払いと化した相手に正論ぶつけている中、返り討ちなんて聞くと先程の頭突きの衝撃をつい思い出して、思わず警戒の視線向けてしまう。頑丈な種族とは言えど痛いものは痛い。)

ところでさっきから次は、次は、と言うんだから、その機会はくれるんだろう……予約しておいても良いか?

(酒の残りを流し込み、酒精交えた不満のため息を捨てて空のグラスをカウンターへ戻す。予約と言うよりは文字通りツバをつけるつもりで、相手の唇しれっと奪おうと顔寄せていく。隙をつくのに失敗すれば、頭突きされる前に狼藉中断して逃げておきたい。)

カイサー > 酒の飲み方にうまいもへたもあるか。さいきんはウィスキーボンボンで訓練してるから前よりつよくなったんだ。心配ない。

(うむ、と己の言葉に確信をもちつつ頷いて。頭突きで返り討ちなる言葉に、ふふん、と嫌な笑みを浮かべ)

これにこりたら頭突きされるような口説き方はしないことだ。ふふん、わたしから言ったのだから次のきかいはくれてや…はむぅ…んっ…んう??―――ンゥ…は…ぁ……んっ………。

(予約なる言葉におかしそうにクスクス笑い、偉そうに機会はくれてやると続く言葉は相手のツバ付けの口づけによって防がれてしまった。口づけの驚きで目をぱちくりさせていたが、酒で酔いの回った頭は慣れない口づけで一気に酔いがまわり、男のされるがままに口づけされるととろとろになって)

リヒト > ん、……

(酔いのせいか大して抵抗も無いのなら、重ねた唇軽く食むように挟んで弄び、舌先がその柔さをつついてじゃれていく。周りの視線から相手を隠して一人占めでもするかのよう、腰を抱いてぐいと己のみの影に隠しもして。勿論そうしたところで、二人が口付けているのは丸わかりなわけだが。)

ま、今はこんなものか……気が向いたらまた来ると良い。口説くついでに酒か男か、好きな方を教えてやる。

(酔いのせいか、実際よりも長く錯覚されるキスを終えれば、ちゅ、と可愛らしい音が残された。相手の頬撫でて距離を離すと、そのまま何か文句言われる前に退散の準備。もしも酔いか男の魔力に彼女が酷く酔っている様子あれば、また別の行動もとっただろうか。)

カイサー > (無防備のまま男の舌先がするりと入るのも許してしまい、腰も抱かれ引き寄せられるのもされるがまま。キスをとかれるとふわん…とようやく頬に酔いのせいなのかそれともキスの余韻なのか目元がうっすらと紅くそまってしまった。ちゅ、と可愛らしい音が残るキスにもはや色々と己の限界値を超えたのか、男が頬を撫でて距離を離すと同時にぐらりと倒れてしまい)

………く、くどくだけにしろ…身がもたん…。

(それだけどうにか言うと、かくん、とそのまま寝落ちするという最悪のオチ。面倒臭い女は最後の最後までこの男に迷惑をかけまくり、男とともに店をあとにしたとか―――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリヒトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカイサーさんが去りました。