2019/11/28 のログ
■セイン=ディバン > 「ま、実際その通りだね。
力量わきまえず、冒険者=一攫千金、なんて夢見てるアホが多いってこと。
そういう意味では、ミストちゃんみたいにしっかり生き残ってるってのは。
それだけで実力がしっかりしてる証拠ってこった」
少なくとも、この国では冒険者はなり手も多いわけで。
そうなると、レベルもピンキリ、ということにつながるのである。
「まぁ、折れるのはしゃーないなぁ……」
結局のところ、武器は消耗品だ。
となれば、物によっては破損だって良くある話。
壊れにくい名品は、なかなか手に入らないのである。
「何を蹴りつぶすのかなー。
っていうか、つぶすのは勘弁。
世の女どもが泣いちゃう」
おぉ、怖い怖い、などと笑う男であったが。
これ以上からかっては本当につぶされかねないな、と笑うのであった。
「不得手な土地での不慣れな仕事なら、経験豊富な人間に頼るのが一番だぜ?
……あ、その目はまだ疑ってるな」
何もしないって、と笑う男ではあったが。
自身の悪評について知っているので、まぁこのリアクションもやむなしか、と内心あきらめ。
そもそもこの男の女癖の悪さが原因なので、仕方ないのではあるが。
相手が手伝いを願うのであれば。男は、了承し。
相手の仕事を、本当に無料で引き受けるだろう。
■ミスト > 「ボクは賞金稼ぎもやってたからね。
自分の実力を判ってないと今頃死んでるよ。
お金が欲しなら地道に稼ぐのが一番なのにそういうのも多いよ、本当にさ。
ほめてくれてるて思っておくよ」
この国のギルドにきて最初に思ったのは顔ぶれの変化。
酷ければ朝に会った顔が夕刻には奴隷になっていたなども何度か見た。
それだけに特に気を付けて仕事をするようにしていて。
「それだけ魔物とかが多いんだよ」
直ぐに壊れるし無くす、なので安い武器に手を出して壊す。
そんな悪循環に陥っているのだが本人は気が付いていない。
「ボクの口からは言わないよ。
それなら言葉は選ぼうよね?」
離しむ人がいると聞けば戸惑いはする。
しかし自分の貞操のためなら泣いてもらおうと何かあれば蹴り潰すことを誓う。
「それは判ってるよ。……本当に何もしないでよね?」
男のいう事はいたって正論。
一人で知らない場所をさまようよりはと自分を納得させてお願いし。
薬草採取の仕事を受ければ翌日にここで会って採取に向かおうと提案をして。
■セイン=ディバン > 「ほほぅ。そうなのか。
ははは、まだ若いだろうに。ずいぶんとしっかりしてるなぁ。
もちろん、冗談抜きでほめてるぜ?」
落ち着いた物言いに、男は感心する。
これなら、この相手は。きっと大成するな、と。
「あ~……確かに。
最近また増えてきてる気がするな……」
魔物討伐の仕事は、基本的に絶えることがない。
それもこれも、魔物の数が減らないからこそ、なのだが。
「はいはい。わかったわかった。
俺が悪かったよ。ちっとからかいすぎた」
こういう話はここまでにしておこう、と笑う男。
とはいえ、もちろんその下心は完全に霧散したわけでもなく。
かといって、今この場においては引っ込めよう、と。
「大丈夫、安心しろ。
さすがに仕事が絡んでるときにバカはやらないさ」
相手の念を押す確認に、男は真剣な表情で答える。
そのまま、相手の提案をもらえば。男は、脳内に採集依頼の日程を記憶していく。
■ミスト > 「ああ言うのって自分の実力が判ってないと出来ないしね。
若いからしっかりしてるんだよ。
それならいいかな」
なんだかんだで危険な所に首をつっこで稼いでいる。
しっかりしないと今頃はここにはいませんと笑って。
「予定良い多い時も何度かあったんだよ。
え、増えてるの?」
よくある仕事なので大助かりなのだが増えていると驚きをみせて。
儲けの種ではあるが減らないのでは討伐の意味はないと肩を落として。
「本当にそう思ってる?」
その言葉をどこまで信じていいかわからずに男を見て。
とりあえずは今は安全だろうと警戒を緩め。
「本当に?信じてるからね??」
どこまで信じれるかは判らないが今は信じることにして。
そして男と約束をすればまた明日ここでと約束をして宿への帰路にとつくはずで…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からミストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/露店通り」にミストさんが現れました。
■ミスト > 多くの人が行き交う露店が並ぶ通り。
雑貨や食料、武器に何でも扱う露店が多く並び人がごった返す中を人込みを押すようにして歩いては露店を眺める。
「あ、これなんかいいかも。長さも丁度いいし」
普通に店で買うよりも安い商品が並ぶ中、いくつかの商品を他の露店で購入して更にと見て回り。
脚を止めた露店、品質が良いとは言えないがそれなりな武器を扱う店の前で足を止め商品を眺め。
並ぶ一つの剣を手に取り予備には良いかもしれないと重心を確かめたりとして。
■ミスト > バランスもいいしそれなりに持ちそうではある。
しかし値段を見れば中々にお高い。
買えない事もないが買えばしばらくは貧窮してしまう。
仕方がないと剣を戻して買う事を諦め、次の店にと歩いて消えた…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/露店通り」からミストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 何時もの酒場でいつものように、食う。
がわし、がし、ぐしぐし。大きな腕を振り回し、体躯を漲らせ、テーブルの上をいっぱいに、だ。
次々と注文が飛んで、皿事平らげいる勢いで食い切れば、がぶりと酒を飲みほした。
「ぷ、は。………ァ。人心地ついた。ンむ。」
げふ、とちょっと品がないが息を漏らした。
冒険に出てて、朝から食ってない。——にしても食べ過ぎだが。
今日もなんぞかんぞと、机の上には肉にくにく、って感じのメニューたち。
周囲だって、「うわぁ」って顔をしてみて見ぬふりだ。
大男の方は全く気に留めず食べ続けていたが。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンジェリカ・アーベルハイドさんが現れました。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 平民地区の酒場
どこにでもある酒場だったが、その片隅に見慣れない集団がいた。
真っ白なシスター服をまとった女性4人だ。
さすがに目立っていた。
清貧を求めるシスターたちが酒場にいるのは珍しい。
彼女らが食べているのは、店で一番安く、そして量は多く、味も悪くない揚げ芋だった。
大量に皿に盛られたものをもぐもぐとたべている。
■イグナス > 「………?」
どうやら己とは別に、よく食べる集団がいる。
しかも珍しくシスターだ、興味を惹かれて席を立った。
…のはいいが、食べてるのは揚げイモばかり。うえぇ、と軽く呻いて
「おい、おいおい。そればっかりか、冗談だろ?
さすがに惡食すぎねェかこれは。」
なんて余計なお世話気味に声を掛けて。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「あまりお金がないもので」
外出したはいいが、夕飯までに教会に帰るのは難しく、一番安そうな店に入り、一番安そうなものを食べていた。
シスターたちにはさすがにそれはかわいそうと思ったのか、一品ずつ別のものを食べていたが、アンジェは揚げ芋オンリーだった。
「それにこれ、けっこういけますよ」
もぐもぐと山盛りの揚げ芋ばかり食べるアンジェ。
周りのシスターたちは串焼きなどを持っているが、食べにくそうであった。
■イグナス > 「はあ、金ねえ。」
そういう理由でかと。
しかし、4人ばかりの女どもで、それは、実に食べにくそうだった。
にがわらい、ひとつ。
どっかと傍らの椅子に座り込んで。
「おう、こっちに。メシぃ。」
ひらひらと手を振って、もってこいこいと。
つまりは席を同じにする代わりに、自分の分もくえ、と。
もう少し他の物もだ。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「お恵みいただけるならいただきますが、返すものはありませんよ」
胡乱な目でイグナスを見ながら、運ばれてくる料理を見る。
他のシスターたちは素直なもので、おいしそーなどと楽しげに言っていた。
「自己紹介を一応。ボクはノーシス主教奉仕隊隊長のアンジェリカ・アーベルハイドです」
奉仕隊の名前は知っているだろうか、それなりに有名な組織であった。
「不埒なことを考えないでくださいね。手を出したら……」
笑顔でそんなことを言っていた。
■イグナス > 「恵むってほどのもんでもねェよ、好きにしろってくらいだ。」
もちろんこの大柄な体躯を見て、恐れて逃げるならそれもよしだ。
でもそうでもないなら、ふむと、自己紹介にうなずいた
「…奉仕隊?どっかで聞いたことあンなあ。」
かくりと首を傾げて、大きな豚の肉に歯を食いこませた。
がぶりむしゃり、…もぐ、ごくん。
「っくく、おぉこわい、こわい。おれァイグナス
冒険者だとか傭兵だとか、なんでもやってる。」
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「ならかまいません」
そう言いながら、イグナスが頼んでくれた食事にシスターたちは手を付ける。
しかしアンジェはやはり芋ばかり食べていた。
芋娘である。
「皆さん一杯食べてくださいね」
もしゃもしゃと芋を食べ続ける。
どれだけ貧乏なのか、と心配になるレベルである
■イグナス > 「……いや、おいおい。」
せっかくいろいろと運んでもらってきてるのに、結局食べてるのは芋ばかりだ。
んん、と首を傾げながら、じっと視線を向けて。
「おい、おう、あー…アンジェリカ、だったか。
お前あれか、イモしか食えない宗教家なんかか。」
半目で半ば呆れたように突っ込みを入れて。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「いえそんなことはないのですが、気が引けまして」
肉を一口だけ食べて、あとは芋を食べる作業に戻ってしまう
「最近は運営費が苦しくて…… いえ、おごりなので食べればいいのですが、シスターたちにも食べさせてあげたくて」
そんなことを言いながら肉を入れ物に詰め始める。
■イグナス > はあ、なるほどなと納得。
まあ、いきなり得体のしれない男に奢ると言われても抵抗もあろう。
やれやれと苦笑い。
「いーから、食え、食え。
気にしすぎだ。」
ぐいぐいと料理の皿をそっちにやる。
…持ち帰りはほどほどにしとけよと、店主の目線も気にしながらだが。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「わかりました」
もぐもぐと芋9、肉1ぐらいの割合で食べていく。
「うー、あとかなり儲けないといけないのですが……」
ぐちぐちと愚痴を言うアンジェ。
当然体を売ればもうかるのだが……
アンジェは人にやらせられるほど擦れていなかった。
かといって自分でもできず、軽作業ばかりしていたため、運営がひっ迫していたのだった。
■イグナス > 結局のところ、遠慮が先に立つみたいだった。
やれやれと笑って。
「ンなに、金困ってンのか。ウーン、なかなか仕事つってもなあ。」
運営費とやらを出せるほどには、難しいのだろう。
少しばかり思考を巡らせながら、もしゃもしゃとくう。
食いつくしたのちに、ふむとおくびを傾けて。
「それじゃ、ァー……手っ取り早く稼げ。
仕事やる。」
言えば、ぎしと音を立てて立ち上がる。ここではない別の場所へいどうするという仕草。
そこで仕事をやる、と。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「……高いですよ」
シスターたちは置いて、自分を売ることを覚悟する程度に追い込まれている。
いやでしょうがないが、背に腹は代えられない。しかし安売りはしない。
提示した金額は一晩の価格とはとても思えない金額である。
■イグナス > 「は、おいおい、こりゃあ。
——―あー、しょうがねェなあ。」
この値段、高い、高いけど、まあいい。
その分だけ楽しませてもらえばいいんだ。
ってわけで立ち上がって、この場を抜けていく——
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンジェリカ・アーベルハイドさんが去りました。