2019/11/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に玉藻さんが現れました。
玉藻 > まぐめーるというばしょは、ものすごくひろかったです。

それが、幼女の感想だった。
ここは王都マグメール、平民地区のどこか。
拠点を持ってから、この王都と言う場所を、色々と巡っている。
…とは言っても、拠点とする宿から、まだ大した行動範囲ではない。
来たばかりの不慣れな場所、そんな遠くまで行ったら、間違いなく迷子になるからだ。

「とは言え………道を覚えるだけでも、一苦労じゃのぅ」

はふん、溜息を吐く幼女。
今居るのは、拠点近くにある公園、そのベンチの上だ。
ぐてーっと寝そべりながら、歩き疲れた体を休めている
まだまだ平民地区から出る、そんな距離を稼ぐ事は出来ず。
しかし、それでも幼女からすれば、十分な距離であった。

玉藻 > 「後は…うむ、宿に戻るとしよう。
今日も一日、妾は頑張ったのじゃ」

寝そべったまま、そんな呟きを漏らす幼女。
疲れも癒えてきたか、垂れていた尻尾もゆらゆらと揺れ始め。

今のところ幸いに、何事も無いまま過ごせている為か、結構自由気ままに行動をしていた。
提供されている宿、酒場の食事、普段の生活において不自由は無い。
場所の不慣れはまだあるも、それさえ乗り越えれば、後はこちらのものである。

そろそろ、付近の道くらいは覚えてきた。
本格的な活動とか、それも考えておいて良いだろう。
まぁ…知る人ぞ知る、その本格的な活動とか、碌なものでもないのだが。

玉藻 > そして、今日もまた無事に一日を過ごす幼女。
宿に戻り、酒場で食事をし、ぐっすりと寝て、次の日に備える。

明日には明日の風が吹く、さて、この後はどうなる事か。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から玉藻さんが去りました。