2019/11/05 のログ
イグナス > 「安心しろ、お前みたいにイイ女に誘われて断るやつァいねえよ。」

少なくとも男への媚び方を十分に知ってる、なかなか面白い女だ。
そして提示された条件程度であれば悩む必要すらない、おうと頷いて。

「地道な活動なこって。——さ、それじゃ、行くかァ。
 どこでもいいだろうー?」

別にこだわりなんて、なかろう。
声を掛けて歩き出す、目指すは近場の安宿だ。
それでも隙間風はないし、夜は暖かい。朝飯も食べれる、そういうとこへ。

ジュリ > 「最低限ベッドと壁と屋根があれば文句なーし、ってね」

そこにお金掛けるくらいならこっちに出す金を増やしてほしい、という本音は敢えて口に出すことはなく、あくまで少女めいた態度を貫く。踊り子としてアイドルとして、本音と建前は重要である。

「まぁでも、そこはお兄さんのセンスを信じてるけどね、えへへっ」

と、いたずらっぽく笑って見せた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジュリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。