2019/10/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルナルさんが現れました。
ルナル > 神社の片隅。
夜中に月を見ながらお酒を飲む。
といってもアルコールは弱いので甘酒である。

つまみは焼き鳥。すでに串が10本も食べていた。

「いい月ですねぇ」

こんな夜は素敵な出会いがあるかもと思いながら、月を眺めていた。

ルナル > そうして夜はふけていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルナルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館街」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 市場や商店の並ぶ一角からこの通りに入ってくると、比較的地味な通りから一転して華やかな雰囲気に変わる
店の前に立つ娼婦は誰も彼もが愛想を振りまき、通りをいく羽振りの良さそうな男にしなだれかかってくる
店によって個性があって、売りも様々なものだからこの辺りを歩くだけでも目の保養には十分である
だが、しかし…店の前に立つ、ちょっとガタイの良いお兄さん方には気をつけなくてはいけない
金を払う前に此方から手を出そうものなら、拳が飛んできて目の前を星がチカチカと煌めく事になりかねない

もう1つ気をつけなくては行けないのは、店に所属していない客引き
値段に惹かれてホイホイ、美女についていったらば、影から怖いお兄さんがひょい、と現れて
身ぐるみ剥がれました、なんて話は酒の肴の笑い話にしかなりはしない

というわけで、この辺りで遊ぶ時はちゃんとした娘を選ぶのが大切なわけである
…と言っても、自分は遊びに来たというわけでなく、娼館同士の揉め事を手打ちにする立会人した帰りであった
稼ぎの良い娼婦は、他店から引き抜きがあったりするらしい…
トラブルなんてのはどこにでも転がっているもんでそういうトラブルが飯の種になるのである

一仕事終えて気分も懐も温かい
客引きの美しい白魚のような指先から逃れつつ、懐から煙草を一本取り出し咥えて火を点けようとしたが、
なんと火種をどこかへ忘れてきたらしい。娼館の前に立つ自分より一回りほど体格の良い男の前に立てば、
火を借りて煙草の先に火を灯す…お礼に一本、男にも煙草を進めれば、景気の話なんぞしつつ、
通りを彩る花々で目の保養に勤しむ

カーレル > 煙草を吸いながら用心棒の男と世間話
通りを行くお姉様方で目の保養をしながら、ということもあってかそれほど悪いもんでもない
自分の仕事の切欠になりそうな、そうでもないような…そんな当たり障りのない毒にも薬にもならぬ話を
交わしているうちに煙草が短くなっていき、足元に落とせばそれを踏みしめるようにして火を消して
用心棒の男と軽く別れの挨拶を交わすと夜の街に姿を消すのであった

ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館街」からカーレルさんが去りました。