2019/10/09 のログ
文月 葵 > 「そんな昔からあるのか。
凄い処へと来たものじゃの。」

男はまだこの国の歴史を理解していなかった。
ただ、何代も続いているであろう国で建国の時からあると言うだけでこの神社の由緒を感じる。
着座を促されると、一礼してから腰掛けて。

「月明かりに見とれてついつい城を抜け出してしまってな。
夜這いなど考え付いたこともないわ。
で、ルナル様こそこんな夜更けに何をしていたのじゃ?」

出された茶を一口味わい、饅頭を口にする。

「饅頭までくれて申し訳ない。
余は甘いものが大好きでな。」

目を細め、一口一口を噛み締めるように味わっていた。

ルナル > 「お城の人でしたか。東国の偉い人とかですか?」

服装を見ながら、そんなことを聞く。自分は王国生まれだが、育ての親が東国が出自と聞いていて、東の島国風なものには多少知識があった。

「真面目なんですね。この国の人っぽくないですし」

お饅頭が次から次へと出てきて、大量にルナルの口の中へと消えていく。

「色事を期待しているのかと思っていました。」

文月 葵 > 「生憎と偉くはなくての。
城の小間使いのような者じゃ。」

男はほほ、と笑みを浮かべながら扇子を扇いで見せる。
実際は奴隷同然の献上物なのだが、初対面の相手に言うには憚られた。

「この国よりも東の島の出身での。
どうしてもこの国の人たちとは違いが出てしまうかの。」

一つ目の饅頭を食べ終え、いいのかと少し躊躇いながらも二つ目の饅頭に手を伸ばす。

「ルナル様がご所望なら肌を合わさせてもらうが、余はこうして並んで食事をしているだけでも
幸せじゃよ。」

ルナル > 「所望といわれると、うーん、なんか違うかなーって」

いつの間にか増えている栗饅頭。食べないと増えていく可能性もあるなzの饅頭だ。

「そういうのは男性がかっこよく誘ってなんぼですよ」

まあ女性から誘うのも珍しくないですけどねーとあっけらかんと。
もぐもぐと13個目のまんじゅうを食べる。

「アオイ君は、そういうことしないんですか?」

なんとなく、その恰好と説明から境遇を察して。逃げたいとか思わないのかとも思いながら。

文月 葵 > 「なるほどの。 ルナル様はそういう男らしいのが好みなのじゃな。」

二つ目の饅頭をもぐもぐと味わいながら、誰かが持ってくるでもないのに
減らない饅頭の山に首を傾げている。

「余は今の立場で満足しておるよ。
お城の皆が食べさせてくれるし、たまにこうして遊びに出たりもしている。
今日も綺麗な巫女さんとおいしいお茶を飲ませてもらっているからな。」

自分からアプローチを掛けた経験がほぼない男。
二つ目を食べ終えれば、腹も膨れたのか残りの茶を啜っている。

ルナル > 「たいへんなのですねー」

のほほんとおまんじゅうを食べ続け、すべて食べつくす。

「でも、好きな人ができたら口説けないと、今後困るんじゃないですか?」

ボクが胸を貸しましょうか、と胸を張る。小柄な割にその豊満な胸がフルフルと揺れた。

文月 葵 > 「大変と思ったことはないよ。
この時世、満足に食べられるだけでありがたいからな。」

山の様に積まれていたはずの饅頭がいつの間にやら消えてしまう。
不思議なことがあるものだと、水色の瞳がルナルと饅頭の跡を交互に見つめる。

「確かに、女性に声をかけたことはないかな。
折角だし、余に女性のことを教えてくれるかの。」

縦に揺れた胸元に目が行く男。
迫ることがなくとも体は男であった。

そして、流れとは言えルナルの提案は男にとってとても嬉しいもので。

ルナル > 「ほらほら、ならばお姉さんを口説いてみてください」

と言いながら腕に胸を押し付ける。
薄着の半透明の上着、そして黒の下着越しに、柔らかい感触を感じられるだろう。

「ちなみに今の口説き文句だと30点ぐらいかな」

案外辛口にそんな評価をしながら

文月 葵 > 「ううむ、難しいの。」

扇子で隠した口元を尖らせて。
30点と辛口の評価に困り気味だ。

これまで周りの意思に合わせることはあっても自ら能動的に何かをしてきたことがなく。

「ルナル様と一緒にいたいぞ。」

男は顔を僅かに赤らめていた。
腕に触れると、最初よりも体温が高くなっていることが伝わるだろうか。
遠慮がちに手を伸ばし、腰から抱き寄せようとしている。
触れた瞬間男の魔力が流れ込むであろうか。

ルナル > 「うわ、かわいい」

抱きしめられるとそのままなされるがままである。
ぎゅっと胸に頭を抱きしめる。

「なんか抱きしめられると気持ちいですね」

ご機嫌に尻尾を振りながら、そんなことを言い、お互いに身をすり合わせる。

文月 葵 > 「喜んで貰えるとうれしいぞ。」

抱きしめられると、豊かな胸の中に沈む頭。
贅沢なひと時を享受しているのだが、下半身は少しずつだが熱く滾りつつあった。

「これで女性への声掛けは大丈夫かの。
自分から声を掛けると言うのは、なかなか勇気がいるものじゃな。」

身体を擦り合わせ、両の手で包み込むようにしてルナルの体を抱きしめる。
髪を撫でたり、頬を触れてみたりと愛撫じみた触れ方を始める男。
慣れた手つきは日ごろ城内でどんなことをしているのかを物語っていた。

ルナル > 「しゃべるのはてれるのに、手つきは手慣れてるねぇ」

気持ちよさそうに触られて、手に体を擦り付けたりしながら積極的に好意を示す。

「するなら、お部屋に連れ込んでほしいかな」

指さす先は、神社の一番奥、あまり大きくない建物である本殿。近づけば扉は開き、6畳ほどの空間には鏡と布団が置いてあるだろう。

文月 葵 > 「それが余の日課じゃからの。」

人と触れ合うことで癒すことのできる男は日課のように貴人の体を触っていた。
故にルナルの身体も優しく触れつつも、じっくりと性感を煽るように肌を擦り付けて。
どこを触れれば良いかもさりげなく探っている。
好意を態度で示されると、それもまた嬉しいのか。
男は念入りに体に触れることで自らの好意を示そうと。

「では、共に参ろうか。」

ルナルの手を掴んではゆっくりと立ち上がる。
行き先を尋ねながら廊下を二人で歩き、布団と鏡だけの部屋へと向かうのであった。

「鏡で見るのが趣味なのか?」

部屋に入ったところで扉を閉める。
鏡に映しながらの行為もなんどか経験がある為にさほど驚くことはなかった。

二人だけの空間が用意されたところで改めて両の手で抱き寄せ、唇を近づけていく。

ルナル > 「それ、神様なの」

神様に見られながらするというある種の公開羞恥プレイだが、慣れてしまっているルナルは特に気にすることもなく。

「じゃあ、お任せするね」

と言いながらさっそく唇を奪われる。奉仕するのに慣れている優しいキスをゆっくりと楽しむ。

文月 葵 > 「いやはや、神様に見られながらの行為は初めてだな。」

何気なく入り込んだ先で飛んだことになったものだと男は笑う。
鏡には狐耳の男女が見せびらかすかのように抱きしめあっている。
はたして、神様の心境はいかがであろうか。

「…ん。」

唇を重ねたまま、こくっと首を縦に振る。
啄むかのように何度かのキスを楽しんだ後、男は頬や首筋に跡が残らない程度の口づけを落としていく。

薄い巫女服を肩から開けさせては、白い素肌にも口づけを…。
鎖骨や背中に唇での愛撫を繰り返し、同時に舌先でも触れる。
男の体が触れる度、甘い刺激と魔力が互いの体に流れ、感度を高めていく。

ルナル > 「神への捧げものなのです」

行為も神にささげられる。ここの神様はちょっと特殊なので、そんなことも祭りごとになる。

「んっ♡ きもちいいですっ♡」

ゆっくりと愛撫されて、いつも以上に感じる。
魔法か、魔力かを使って、気持ちよくさせていくこれは、治癒魔法の亜種だろうか。
面白い使い方なので真似しようと受け入れると余計感じてしまい、どんどん発情していくのが分かる。

そのまま服も脱がされてお互い全裸に。興味深い魔力を体全体へと流されるように接触面積を増やしていく。

文月 葵 > 「マグメールらしい神様じゃな。」

性行為が捧げものの神と教えられ、納得してしまう。
救いなのは城内で漂う邪な気配がここではな一切ないことであろうか。

「気持ちいいか? ルナル様。」

耳朶を唇で挟み、耳の中には息を吹き込み。
胸元を両手で揉みしだきつつ、ルナルの上半身に触れていく。

男の魔力は房中術である為、互いの体が触れ合うたびに流れる魔力が強くなる。
そしてそれは触れ合う密度が濃密になるほどに魔力が増すのであった。

「…ルナル様、しっかり立つのじゃぞ。」

上半身を隈なく愛した男はルナルの足元に跪く。
そのまま、見上げるようにして顔をあげればルナルの下腹部へと埋もれる。
舌を伸ばし、チロチロと秘裂を弄って。
淫核を舌先が触れたかと思えば、次の瞬間割れ目の中に細い蛇のような舌が入り込む。

城内で何人もの貴婦人を喜ばせてきた舌はルナルの感じやすい個所を目ざとくみつけ、じっくりと昂らせていく。

ルナル > 「あっ、そこだめっ♡♡♡」

豊穣の巫女であるルナルの弱点、膣の中は大体弱点である。そこの中を嘗め回されるとすぐに達してしまいそうになる。
中には純潔の証たる処女膜も残っていて、そこを舐められるとついに我慢できずに達してしまう。

「ああああっ♡♡」

愛液があふれ、葵の顔に降りかかり汚すだろう。
あっけない絶頂っぷりに少し拍子抜けするかもしれない。

文月 葵 > 「ここも喜んでいるようじゃの。」

左右の太ももを掴んではそれを支えに口淫繰り返す男。
処女膜らしき輪郭を舌でねっとりとなぞりあげ、愛液が顔に降りかかると
絶頂に導けたことに喜びを見出し、今度は唇を直接つけては愛液を啜り飲んでいた。

足元では男のイチモツが真っすぐ直立し、ひくひくと物欲し気に蠢いている。
線が細く、どこを切り取っても中性的な男であったが下腹部だけは立派に牡を主張しているのであった。

「ルナル様とひとつになりたいが良いか。」

ルナル > 「そういうのは聞かずに察するものですよ」

十分にほぐされて、息を弾ませながらそんな返事をする。
足を開いて隠すこともない秘所は準備万端、巣に愚に受け入れられるだろう。

「ん、来てください」

そういいながら抱きしめる。

文月 葵 > 「すまん。 どうしてもルナル様の口から聞きたくてな。」

乱れた息のルナルを抱きしめつつ、立ち上がる男。
そのままルナルの片足を持ち上げては下腹部の動きだけで分身を突き出し、ルナルの膣内へと挿入する。

「動くよ、ルナル様。」

小柄な相手だけにどこまで入り込むか分からない。
男は入りきるだけ奥まで入れると、小さなルナルを抱き寄せた状態でピストンを始める。
初めはゆっくりと、ルナルの具合を確かめるようなストローク。

ただし、触れ合うことで魔力が流れる男の体は互いの生殖器が触れることで最も強く作用する。
体質が合うのであれば、男が膣内を突き上げる度、全身が電流が流れるような強い刺激が走ることだろう。

ルナル > 「あっ♡♡ すごいですっ♡♡」

その小さく狭い膣内。ぎちぎちと肉棒を締め付ける。
そうして少し強く奥の前側をつけば、子宮が開き、子宮まで使って肉棒をすべて受け入れるだろう。

お腹に肉棒の形が分かるぐらい浮かび上がる。
非常に感じすぎて、何度も絶頂し、びしょびしょに濡らしながら締め付けを強くしていくだろう。

文月 葵 > 「ルナル様こそ、こんな所まで入れちゃって大丈夫か?」

子宮口が開き、子宮の中に入り込む。
暖かくて痛いほどに締め付ける肉の感触に男は困惑するのだが、
自らの肉棒の輪郭が見える胎と子宮の肉感に肉棒は更に熱を帯び、先端から先走りを漏らしていた。

「ん❤ ん❤ ん❤」

ルナルを抱きしめながら、口づけを繰り返す男。
それはまるで恋人に接するかのように熱烈で愛情に溢れた口づけであった。

6畳だけの空間は互いの肉のぶつかりあう音だけが響き合い、
ずぱんずぱんと打ち付けるような力強いピストンが息つく間もなく繰り返されていく。

ルナル > 「んっ♡♡ んっ♡♡」

激しく口づけをかわしながらも、膣はぎちぎちと締め続ける。
少女の小さな膣では、すべて受け入れられず子宮を使うのはままあり、慣れていた。

そうしてそのまま絶頂したきりになって、助けてもうべく必死に中出しをねだり続ける。

文月 葵 > 「そろそろ出して欲しいのか?」

喰らいつくかのような締め付けに、種を求めていることに気が付く男。
唇を離し、快楽でゆがんだ表情を間近に見つめながら問いかけた。

そして、答えを聞く間もなく男の腰遣いは激しくなる。
ルナルの小さな体を細い腕が強く抱きしめ、子宮の奥まで届くほどのピストンが行われていく。

「ん、ルナル様、余の子を産んでおくれ❤」

耳元で甘くささやくと、絶頂を迎えた肉棒が子宮の中で脈打っていく。
ドクドクと白濁の塊を吹き出し、卵巣の中を男の子種でたっぷりと満たしていくのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から文月 葵さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルナルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメリュジーヌさんが現れました。
メリュジーヌ > 本来であれば街が眠りに落ちるには、まだ早い時刻──
しかし、その界隈はしん…と静まり返っており、一足先に眠ってしまったかのようだった。
特に裏路地ともなると、人とすれ違うのは珍しいくらいである。
ただ、この界隈を経由して移動する者などが、たまに見かけられはした。

メリュジーヌ > そんな場所で、何の目当ても無さそうにぶらついている女の様子は、異端だった。
先ほどすれ違った酔っ払いなど、「おおっ」と驚きの声を漏らしたほどである。

さて、女が何をしているのかと言えば──
人漁り、である。
欲望の捌け口を探して、ふらりふらりと彷徨う姿は不規則に飛ぶ蝶の如く。

メリュジーヌ > 娼館にでも足を運べばいい、という話でもあるが…
女はそれを好まなかった。
商売で股を開くような手合いは、ありていに言ってそそらないのである。
こればかりは女自身でもどうにもならず、言うなれば業だった。

無論のこと、その程度で悲観的になるほど脆くはない。
今や、欲求が募る時間も、こうして地道に獲物を探す時間をも楽しんでいる。
時間をかければかけるほど、それを発散した時の悦びも大きい。
自分が欲求のはけ口にされる事態を考えていない辺りは、傲慢さの顕れか…

メリュジーヌ > 人影を見付け、そちらに向かって歩いて行くと…
とてもではないが食指の動かない酔漢が、壁に向かって何か熱心に喋っている。
髪をかき上げて嘆息する女。
そのまま歩いて行くと、こちらに気付いた酔っ払いが、何を思ったのか手を伸ばしてきた──

「あらぁン、ごめんねさいぇ? あなたって、私のタイプじゃないの」

ひょい、と手をかわしざま、酔漢の足を軽く払う。
路傍に積まれたゴミの山に顔から突っ込む男を一顧だにせず、女はそのまま先を進んだ。
今日も、簡単には獲物が見付からないらしい。だがそれもいつもの事…

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメリュジーヌさんが去りました。