2019/09/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルルムトさんが現れました。
ルルムト > 王都の酒場に少女が一人。
白い髪、薄い瞳の色、白い服、全身白づくめの恰好。
その白さは人目を惹きそうなものだが、
何処となく纏った気配の薄さが、彼女の存在を目立たなくしている。

「……ふぅ……。」
物憂げなため息をひとつ。
強めの酒を手にしているが、酔った様子も無い。

ほんの僅かに漂う血の匂い。
それは、彼女が仕事を終えて来たばかりであることを示していた。

そういう夜は、身体が疼いて仕方がない……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 一人酒を傾けるのも飽きて帰ろうとしたところ、一人の少女とすれ違う。
様子を見ているが、酔うための強い酒を煽っても表情が変わらない。
その様子に惹かれて、声をかけた。

「ここ、空いているかい?」

近くに寄るとわかる、血の匂いがする。
これが彼女に由来する匂いか、他人かはわからないが。
何気なく、背中から腰のあたりに手を回してみる。

ルルムト > 「……………。」
声を掛けられると、男へじっと視線を送る。
腰元に手を触れられても、身動ぎひとつしない。

しばらくそのまま制止……
そして、表情に乏しいその顔がこくんと頷いた。

「何か………用…………?」
聞き取れるかどうかやっとの囁き声が、唇から漏れる。

グスタフ > 「酔わない酒より楽しいことだよ」

か細い彼女の声に顔を近づけて手を彼女の股座に近付けた。

「ハメてやるから股開け」

そのまま股座の中を弄り回しながら、彼女の勘定を男が払って店を出ていく。

ルルムト > 「………。」
こくん、と小さく頷く。

席から立ちあがり、男の後を着いて店を後に……

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルルムトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 平民地区のとある酒場。中央の舞台では音楽に合わせて民族衣装に身を包んだ踊り子が
聞き慣れぬ音楽に合わせて踊りを披露している
それに眼を向けるものもあれば、話に夢中になるもの、1人杯を傾けるもの、思い思いに過ごしている

カウンターの席で依頼人に仕事の報告をすれば依頼人の顔から、す、と血の気が引いた
生気を抜かれ幽鬼めいた雰囲気で立ち上がった男の肩をぽん、と叩けば店から出ていく姿を見送った
仕事の内容はなんの事はない、浮気調査であった。どこにでもある夫婦、よくあるすれ違い、
そしてまあ、寂しさを埋めるための不貞…自分からすればよくある話であったが、
男からすれば余程、ショックであったらしい…元々、大きな男でもなかったけれど、
店をあとにする背中は幾分、小さく見えた

「余程、愛していたらしい…まあ、そうでなけりゃあ、一緒になろうなんて思わんか
 あ、お酒おかわりね。ボトルで頂戴…あと、灰皿」

一方、此方は一仕事終えてこれから一杯やろうという気分である
懐から煙草を取り出し火を灯し、灰皿と酒瓶を引き寄せれば手酌でグラスに酒を注ぎ、ぐい、と飲み干す
依頼人の男には悪いが、全く酔えない体質であってもやはり仕事の後の一杯は格別であった