2019/08/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にマコさんが現れました。
マコ > 「ふーんふふーん……♪」

暑さも随分と和らぎ始めた今日この頃。
マコは少し機嫌よく、夕日も沈み始めた商店街の一角で、一人楽しんでいた。

ここのところの仕事が好調ということもあり、臨時収入もそこそこに。
利用している宿のお金も払い、貯金もして。
それらすべてが終わった後、手元に残ったお金がマコのお小遣い。
それが増えてきているから、こうしてケーキなどのぜいたく品が食べられる。

「そうめったなことじゃないからねぇ……♪」

フォークに突き刺したケーキを、大事に大事に口に運ぶ。
貴族にしてみたら、大したケーキではないのは明白だが、冒険者であるマコ。
彼女に取ってみたら、これほど大事な一口はない。
白いホイップクリームがたっぷりと乗った、黄色いスポンジケーキを口に運び、一口ずつゆっくりと咀嚼していく。

「あーーーー、しあわせぇ♪」