2019/08/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > にぎやかな酒場の喧騒。
どこかの冒険者のパーティが依頼を終えて帰ってきたのか
はたまたダイラスからの商隊が無事にたどりついたせいか
いつも以上に店の中はにぎやかで、注文や笑い声がひっきりなしに聞こえてくる。

フードの冒険者にはそんなことは全く関係なく
今日も雑用のような仕事を終えて、カウンター席で1人疲れを癒やそうと入店したのだが…。
まぁ、こういう賑やかさは嫌いではない。
自分に絡んでくる酔っぱらいがいなければ。

「おっさん、果実酒」

ひとまず喉を湿さなければ話にもなるまい。

ブレイド > やってきたのはリンゴの果実酒。
あついときはこれに限る。
手振りで主人に礼を言いつつ一口。
爽やかな甘味は自分好みだといってもいい。
背中で他の冒険者達の笑い声を受けながら一息つく

「ふー……」

一般の客もいるだろうに、よくやることだ。
大きな依頼を終えたあとは、気が大きくなるやつもいるが…
やれやれとおもいつつも、食べ物をどうしようか考える。

ブレイド > あついとはいえ、こういうときだからこそ
力のつくものが食べたくなるものだ。
いわゆる肉。
すなわち肉。
こう、ガツンとした肉肉しいものをなにか食べたい。

「えーと、じゃあ…ハンバーグ。でっかいやつでたのむ」

胡椒とにんにく効かせたやつがこのましい。
まぁ、この賑わいの中で少し手間かもしれないが…
それでも店主は奥へとオーダーを通す。

ブレイド > 暫く待つうちに出てきた肉は大ぶりで豪快なもの。
ナイフで切れば肉汁があふれる
味も濃い目で少々お値段が心配になるやつ。
だが、たまにでもこういうものを食べて精をつけなければ乗り切ることもできまい。

余裕があるうちは食事で少し贅沢したってバチは当たらないだろう。
博打もクスリもタバコもやらないのだし。

「ふぇー…」

食べ始めてしまえばあっという間。
さっさと勘定を終えれば席を立つ。
まだ今日は余裕もあるし、夜に受けられる仕事があれば受けるとしよう。
硬貨をカウンターに置けばそのまま店から立ち去るのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。