2019/05/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区・町外れの鍛錬場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルーシエさんが現れました。
ルーシエ > 「やっとついた……ここがマグメール、まれびとの国ね。」
そうつぶやくのは、先ほど港からこの国はやってきた異国の冒険者。輝く銀髪と緑色の瞳の、可憐な少女だ。
腰に提げた魔銃のホルスターが目を引く。

「賑やかな街だね。しばらくは、この街を拠点に活動してみようかな。」
彼女は駆け出しの錬金術師。
修行のために旅をしながら、錬金術の腕を磨いているのだ。

「まずは、宿を探してって……
 ……んー、ちょっとお腹もすいてきたなぁ。」

ルーシエ > 適当な露店で軽食と、街の地図を買う。
魚のフライをパンで挟んだモノをかぶりつきながら、地図を眺め……

「ふむふむ、宿場はあっちで、冒険者ギルドはそっちか……。」
大まかな地理を把握すると、まずは宿場へと向かう。

「それにしても、一杯人が居て賑やかだな。
 この街でも、いい出会いがあるといいな……。」
多種多様な人種が入り混じるこの街での暮らしに、希望を抱くが……

ふと、路地裏に目をやれば、暗く薄汚れた掃きだめで、人目見て良からぬ連中がたむろしているのも見える。

「手放しで平和な街ってわけでもない、か。
 ……なんにせよ、自分の身は大事にしないと、ね。」

ルーシエ > 「あちらはスラムで、あちらは奴隷市……ふむふむ。
 ……ふ、ふーん……娼館は、あっちね……。」
これだけ大きな街となれば、貧民街や奴隷市は当然あるものだろう。目に留まった娼館は、また後程ひそかに情報を集めるとしよう。

そうしているうちに、一旦宿場へと着く。
長期滞在するのならそのうち下宿も探さないとだが、当分は冒険者向けの安宿で事を済ませることにした。
適当な部屋を取って荷物を置くと、少し街の散策に出かけてみることにした。

ルーシエ > ひとまず市場へと向かい、軽く品ぞろえを確かめる。
王国最大の都市なだけあり、豊富な品揃えであり、ルーシエも見たことのない錬金素材もそろっていた。

「ふむふむ。
 ひとまずハーブを1セット買って……
 うーん、もうちょっとお金があればなぁ。」
この街へ来るまでの長旅で、路銀も少々心もとない。
明日は冒険者ギルドに顔を出して、何か丁度良い仕事を引き受けてくるとしようか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアエミリアさんが現れました。
アエミリア > おのぼりのように周りを見て、周りから浮いている少女、アエミリアがいた。

アエミリアは、すでにほろんだ小国の出である。国は山と海しかないド田舎の国の出であり、その国が滅んだ後は、しばらく監禁されていただけだった。こんな大きな都市に来たのは初めてであった。
そんなふうにきょろきょろしていると、ルーシエと偶然目が合った。

「こ、こんにちは!!!」

かなり心細かったのもあり、同じような雰囲気を纏った少女に必死に声をかけた。

ルーシエ > 「え?あ、はい、こんにちは!」
知り合いもいないこの街で、声を掛けられるとは思っていなかったのだろう。
一瞬きょとんとするが、すぐに快活な笑みを浮かべて挨拶を返す。

「んー。
 何か、僕に用かな……?」
そこには、一人の少女の姿。
見た目からは、剣士の様である。
彼女も旅の身、といったところか。
自分より少し年上、と言ったところだろうか……?

アエミリア > 「え、えっとですね! 私はアエミリアと言います。
あの、ちょっとこんな大きな町に来たのは初めてで心細くて……
それで、優しそうな人に声をかけたというか」

しどろもどろながら早口で、若干聞き取りにくいかもしれない。そんな話し方であった。
きっとこの人なら付き合ってくれるという根拠のない信頼を目に宿しながら、ルーシエの手を両手で取りすがる。

「し、しばらく一緒にお散歩しませんか?」

ルーシエ > 「あはは、それはどうも。」
優しそうな人、と言われれば、悪い気はしない。

「それじゃ、この街の案内でもしてあげたいところだけどね。
 でもごめんね、僕もこの街に着いたばかりなんだ。
 正直言うと、僕もまだちょっと心細くてね。」
見知らぬ街で、同じ境遇の人と話をしていると、
不思議と心が安らいでくるものだ。
気のせいだろうか、どことなく、彼女とはもっと似通った境遇がありそうな気もする。

「うん、良いとも。
 ちょっとお腹も空いてきたしね、露店でおやつでも買ってこの辺りをぶらぶらしないかい?」

アエミリア > 「お、おつきあいします!」

旅は道連れ世は情け。
一人の旅より二人旅。
なんとなく親近感を持ちながら、横に並んで手を握る。逃がさないという意思が若干そこに入っている。

「あ、あれ美味しそうじゃないですか? ちょこばなな? あれ食べましょう!!」

そう言いながら露店の方へと移動していく。

ルーシエ > 「あぁ、失礼。
 申し遅れました、僕はルーシエと言います。
 旅の見習い錬金術師、だよ。」
名を名乗ると、アエミリアの手を取って二人で市場を行く。

「あ、いいね。
 すみません、それ2本くださいな。」
チョコバナナを2本露店で買い、二人で食べながら……

「アエミリアは、旅に出てどれくらいなのかな?
 ……何か、旅の目的はあったりするの?」

アエミリア > 「えっと、旅に出てからそうですね、1月位でしょうか。目的は、そうですね。国の再興とかですかね?」

公園のベンチで、チョコバナナを食べながらのんびりお話をしている。
バナナの食べ方は、すごいエロティックであり、なめとるようにチョコを舌で舐めていた。

「私これでもド田舎の国のお姫様だったんですが、国が亡くなっちゃいまして。一応復興を目指すって行こうとは考えていますが、どうですかね~」

お嫁さんとかのほうが成りたいかもしれません。そんなことを笑いながら言う。
昼間の公園でほぼ初対面の相手に話すには明らかに重すぎる内容だった。

ルーシエ > 「国の……
 ……君の故郷も、滅んでしまったのかい……?」
君の、という言い方は、ルーシエの故郷も滅びた事を意味していそうだ。

ふと、横を見ると……
アエミリアの卑猥なバナナの食べ方に赤面しながらも、
その官能的な美しさに一瞬みとれてしまう。

「へぇ、そうだったのか……。
 驚いたな、僕も似たような境遇なんだ。
 ……僕も、辺境の国の姫だったのだけど、魔族に国を滅ぼされて、僕も捕虜として捕まってしまってね……。」
驚くほど似た境遇に、ルーシエはアエミリアにある種のシンパシーを抱く。

「でも、偉いな。
 僕は、まだ国を再興しようなんて、思ってもないから……。」

アエミリア > 「私も捕虜になってたんですよ。逃げるの大変でした」

陵辱極まる経験を思い出し、この子も大変だったんだろうなーと思いながら見つめる。

「あー、すいません、偉そうに再興とか言いましたけど、正直このチョコバナナ食べたら再興する気が失せてます。国では食べられなかったですからね」

そんな田舎でお姫様するより、この王都でゆっくり楽しく暮らしたほうがよさそうだ。そんなことをうれしそうに言いながら、バナナをやはりどことなくエロティックに食べる。
そう、それは男根を口で扱っているような、そんなものを思い起こさせる動きであった。

「そういうルーシエさんは、何が目的なんですか? あと、実は宿が決まってないんですが、ルーシエさん宿確保していますか?」

ルーシエ > 「そ、そうか……
 それは……辛い思いを、したんだろうね。」
思い出される、惨憺たる記憶。
身体を、精神を良いように弄ばれ、生きているのか死んでいるのかも分からない様な、虚無の日々。

「ふふふ。
 それも、悪くはないと思うよ。
 君の言うように、良い人を見つけてお嫁さん、なんて素敵じゃないか。」
アエミリアなら、きっといいお嫁さんになれそうだな、などと思いつつ……きっとエロいお嫁さんにもなりそうだなぁ、などとも思いながら、チョコバナナを頬張る様を眺める。

「僕は、錬金術の修行だよ。
 ……ああ、宿はついさっき決めてきたばかりだけど……。」

アエミリア > 「じゃあ、ルーシエと二人で、良いお嫁さんになる同盟ですよ!」

どや顔でびしっと決め顔をするアエミリア。頬にはチョコレートのかけらがついていた。
勝手にお嫁さんになる同盟に入れたつもりになっているアエミリアは、バナナを食べ切ると立ち上がる。

「じゃあ作戦会議ですよっ! ルーシエと同じ宿に私も泊まりますから、二人で作戦会議しましょ!」

ふんすふんすと、鼻息荒くそんなことを言い始める。

ルーシエ > 「ふふ、僕もかい?
 僕は、お嫁さんなんて……
 ……でも、面白そうだね。
 いいとも、それじゃ宿へと行こうか。」
そういいながら、アエミリアの手を引いて宿へと……

「ああ、君。チョコがついているよ?」
頬についたチョコを指ですくって、そのまま舐めとる。

アエミリア > 「……ルーシエは、結構魔性の女なのです」

そのかわいらしい笑顔と、いたずらっぽくチョコをなめとる姿にドキッとしながら、手を引かれて、二人で宿に向かう。
はたして、二人の関係はどうなるのか、そもそもお嫁さんになれるのか。
そんなことは何もわからないまま、盛大に何も始まらず宿に到着し、
そのまま何事もないかのごとく2人部屋を確保し、同室で止まる手続きをするのであった。

「いや、だって2人部屋のほうが安いんですよ」

犯人はこう供述している。

ルーシエ > 「え、そうかな?
 はは、君ほどではない、と思うけどね。」
エロティックな食事シーンを改めて思い出し、赤面する。
そんなこんなで、二人は宿へ。

宿に着くと、アエミリアは自分と同じ部屋に泊まるという。

「んー、まぁ構わないよ。
 これでも僕も女の子だし、一人よりは二人の方が安全だ。
 さらに部屋も安くなるし、言う事ないね。」
と、ルーシエも特に気にした様子はない。

「でも、ベッドは1つしかないんだ。
 ……これは……まぁ、また後で考えよう……。」

アエミリア > 「ベッド、一つでもいいんじゃないですか?」

その後夕食も食べ、さて休むかという時間帯になった。

アエミリアはベッドが一つでも特に気にした様子もない。
鎧を外し、かなりラフな格好になっていた。
ノースリーブのシャツのわきからは横乳が覗いており、何も履いてない素足を晒しながら、ベッドでぐたーっとしている。

「ほら、ルーシエさんと一緒にぎゅーって休むの、たのしそうじゃないですか」

おいでおいでといたずらな笑顔で手で招いて誘う。
その様子はどこか娼婦のような艶っぽさがあった。

ルーシエ > 「………。
 ……そうだね、それも、いいかな?」
アエミリアの態度から、何かを察したルーシエ。
……多分、今宵は長くなるかも……。
そう、ルーシエもまた、そういうのはやぶさかではないのだ。

「ん、それじゃ……ぎゅー……!」
誘いを受けて、ベッドへダイブ。
そのまま、アエミリアに抱き着く。
ふわっとした良い香り、心地よい人肌。
長い間一人旅を続けていたため、最近この感触は不足していた。

アエミリア > 「ぎゅー!」

お互いの経験は若干だが話しあい、情報交換はした。
お互いずいぶん陵辱をされ切っていたのは察している。
自分は案外堪えていないが、こんなおかしいお姫様は自分ぐらいなのはよくわかっている。

ぎゅーっと抱きしめて、その唇を優しく奪い、ルーシエを気持ちよくしながら、服を優しく脱ぐしていく。

「こういう優しいキスって私、初めてなのですが、ルーシエはどうですか?」

トロン、と気持ちよさそうにしながら、気持ちいかどうかを確認して、少しずつ服を脱がせて、お互い全裸になれば体温を感じながら抱き合う。

ルーシエ > ルーシエの過去の話では、
凌辱の限り犯されたのはもちろん、
魔物を生まされたり、魔法で肉体や魂を改造されたりと、いろいろえぐいこともされていた様だ。

ベッドに二人横たわり、唇を触れ合わせる。
女の子同士の、柔らかい唇の感触がとても心地よい。
「……んっ……
 ……あ、そうなんだ。
 僕は、その、それなりに色々経験あるから……。
 それじゃ、ある意味ファーストキス、貰っちゃったね?」
お互い、一糸まとわぬ姿となって、抱きしめ合う。

過去に凌辱を受けていたというが、ルーシエの肌は傷1つなく綺麗だ。と、いうのも、それも体をいじられた結果なのだそうだが。

「アエミリア、綺麗だよ。」
耳元で囁きながら、その豊かな双丘へと手を伸ばしてそっと触れる。

アエミリア > 「んっ、ルーシエも、きれいだよ」

アエミリアの綺麗さも、人工的なものである。
愛玩性奴隷として、魔法で肉体改造をされ切ったその体に、元の部分など果たして残っているのだろうか。いろいろなものを産まされたりしたことも、そして生まれたものをすべて実験で殺されたことも、忘れているわけではない。

まあ、綺麗で健康的で強いことには越したことはないとアエミリアは考えていた。
関係者は皆、償いをせてあの世に送り込んでやったし、今の自由な生活自体もそう不満はないが。

「ルーシエのそのいろいろ経験って…… そういやなことをされたっていうことじゃなくて?」

それなら私も経験豊富だよ、とそう苦笑しながらまた、やさしくキスをする。
キスなんて何千と奪われてきたが、こういう優しい気持ちになれる心温まるキスは初めてだったのだ。

「あのさ、初めての経験、やり直すとか、どうかな?」

本当のセックス、というのはきっともっと優しくて気持ちいいものなのだろう、そんな妄想ともいえる思いがアエミリアの中にはあった。
ルーシエトなら、それを体験できるのではないか、という期待もあった。
何度も何度も、尽くすように、求めるように、やさしくしかし離さないように、ゆっくりゆっくりと唇から解きほぐしていく。

ルーシエ > 「魔族からの凌辱も受けたけど、
 それ以外にも………
 少しは恋愛の経験もあるし、そうでない体の関係もあったし…」
と、自らの経験を吐露する。
彼女が言うには、過去の悲惨な体験のせいか、わりと頻繁にエッチしないと、自我が保てないらしい。

「ん……僕が相手で、いいのかな?
 ……いいのなら、喜んでお相手するよ。」
すでに少し蕩け始めた表情で、
アエミリアの胸を、頂点の突起に触れるか触れないかの所で焦らす様にまさぐる。

アエミリア > 「そっかー、いいなぁ」

ぼそっと言ったことはそれは心底羨ましそうな一言であった。
そう言った経験は国が亡びる前も、滅んだ後も一切なかったのだから。
しかし、今のルーシエは自分のモノだと思うとうれしくもある。
うらやましがるより、ルーシエと一緒に気持ちよくなろうと気持ちを切り替えた。

胸をいじられながら、自分も胸をいじり返す。このあたりの奉仕もあの時の経験で覚え込まされたものである。しかし、こうやってルーシエを気持ちよくできるならまんざら捨てたものでもないと思いながら、胸全体を包み込むようにも見ながら、指で突起部分を優しくいじり始めた。

「んっ♡ きもちいいよぉ」

今までの乱暴なセックスとはまるでちがうもので、しかし優しい愛撫はどんどんアエミリアを快感に染めていく。

ルーシエ > 「アエミリアなら、すぐにでもいいお嫁さんになれそうだけどな?」
羨ましがるアエミリアの、髪を優しくなでる。
それに、自分はとても羨ましがられるようなものではない。
結局は、自分の肉欲のための関係を続けてきただけであるし。

「あっ……そこ……いいよぉ……」
乳首を弄られると、ぴくぴくっと身体を小さく震わせ、か細い息を吐く。
こちらも、お返しとばかりに乳首を摘まみ返したり……
片方の手を、次第に腰へ、そして太もも、股へと滑らせていき……

アエミリア > 「んっ♡♡ ルーシエ、上手いよぉ♡♡」

ルーシエに責められて、どんどん性感が高まっていく。乱暴さは一切ない優しい愛撫。今までの陵辱と比べれば圧倒的に物足りないものである一方で、圧倒的に気持ちよくなっていく。

一人だけ気持ちよくなるのは申し訳ないと、必死に愛撫し返しているが、どんどんとされるがままになり、気持ちよくなり絶頂へと近づいていく。

「あっ♡♡ あっ♡♡ ルーシェにっ♡ 初めてイカされちゃうぅ」

絶頂というものもそれこそ万単位以上経験があるが、いつも苦しくてしょうがなかった。
こんな幸せな時間があるかと思うと、今までのモノが児戯に思えてきて、うれしくてうれしくて涙が止まらなくなってしまっていた。

ルーシエ > 「アエミリアは、とっても敏感だね……♪」
触れればよい反応が返ってくると、愛撫する側としても興が乗ってくるものだ。
胸のみならず、彼女のしっとりとし始めた割れ目や、陰核をなぞったり、膣へと軽く指を埋めてみたり……

「んっ、いいよ。
 ……イッて、アエミリア……♪」
耳元で甘く囁きながら、膣へと埋める指をさらに進め、指を曲げて肉襞を擦り……。

アエミリア > 「いくっ♡♡ いくぅううう♡♡♡」

がくがくと体を震わせながら絶頂をする。
体の奥、子宮から、気持ちいい感覚と、幸せな感覚が溢れる初めての体験。
これが本当のエッチなのだと思うと、本当の初体験にうれしくなって、そのまま膣の中に指を感じながら、ルーシエにすがるようにキスをしてその余韻を楽しむ。

「ルーシエ、気持ちよかったよぉ」

ちゅっちゅちゅっちゅとお礼になっているかはわからないが、お礼のキスを頬や唇に繰り返す。

ルーシエ > 「あっ………
 ……ふふ……イッた……?」
膣壁の、つぶつぶとしている所を軽くひっかくと、膣がきゅぅっと強く収縮し、アエミリアは快楽に体を震わせた。
女の子を絶頂させた達成感の様なもので、ルーシエも性的な興奮が最高潮に高まっている。
その証拠に、彼女の秘所もぬるぬると愛液に濡れ……。

「んっ、ふふっ、どういたしまして。
 ……アエミリアは、甘えん坊だね……♪」
ついばむようなキスの雨を受け、こちらもお返しとばかりに抱き返し……

「んっ……ちゅー……」
片手で顔をこちらに向けながら、しっかりと口づけ。
さらに、下を唇から口内に滑りこませて、深い、甘く濃厚な口づけを……

アエミリア > 「んむぅ♡♡」

ついばむようなキスとは違う、深い深い口づけをされ、うれしくなって舌を絡ませ返す。
キスはこんなに甘美で、蠱惑的で、気持ちいいものだと初めて知り、必死に舌で気持ちよくなり、気持ちよくされながら、お互いの唾液を交換し合う。

そんなキスでまた軽く絶頂して、体を震わせる。
本当に軽くふわっとした絶頂であったが、媚薬を大量に投与されて何百と無理やり絶頂させられた時と比べても、圧倒的に気持ちよく感じて、本当にうれしくてしょうがなくなっていた。

この気持ちよさをおすそ分けしたいと思い、キスをしながら手はルーシエの秘所へと伸ばされる。
親指で優しく陰豆を触るか触らないか、位の力で愛撫しながら、膣口をゆっくりと指二本で撫で始めた。
くちゅっ♡ くちゅっ♡ というしっとりしたエッチな音が、新しく加わる。

ルーシエ > 「んっ、んちゅ……」
舌を絡め、互いの唾液が混ざり合い……
ねっとりとした、官能的な感触がふたりを支配する。

「んっ……あ、またイッたね?
 ……アエミリアは、本当に敏感だね、羨ましい♪」
軽く身体を痙攣させるアエミリアに、絶頂したことを察する。
少し刺激すれば達する彼女を、弄ぶのは本当に愉しい。

「愛してるよ、アエミリア。」
耳元で、甘く囁く。
今日会ったばかりの女の子へ愛を囁くが、決してそこに嘘は無い。
ルーシエは、例え一夜限りの契りであろうが、せめてその時は、本気で相手を愛する主義なのだ。

「……あっ……きもち……いい……」
アエミリアが自分の秘所へと手を伸ばす。
愛液を絡めた指で、陰核を絶妙に擦られると、
うっとりと目を細めてその快楽に浸る。

アエミリア > 「んっ♡ ルーシエも、すぐにイかせてあげますよ♡」

そう言いながら、ルーシエの指が膣の中で動く。ゆっくりとした愛撫であり、くすぐったいぐらいの力しかこもっていないのに、すぐにまた軽くイってしまう。
ふわふわとした幸せな感覚であった。

「私も愛してますよ。ルーシエ」

そう耳元で告げると、またキスを再開する。とろけるような、混ざり合うような、そんなねっとりとした口づけを二人で続ける。

その中で、秘所に指を入れ、膣の中を優しくこね回し、同時に陰核をちょっとだけ強く押して、ルーシエを気持ちよくしようとする。

ルーシエ > 「イキっぱなしだね、アエミリア。
 ………可愛いなぁ……♪」
続けて達するアエミリアに、さらに強い刺激を。
膣に埋めた人差し指に加え、中指も挿入し、さらに奥の方まで突き入れる。
固い子宮口を見つけると、その周りをつついてポルチオを刺激する。

「あっ……
 ……ち、ちょっと待ってね……んっっ……♪」
二人で愛撫をし合う中、
アエミリアに陰核を強く押されると、一旦ルーシアの指の動きが止まる。
静かに、絶頂に達してしまったルーシア。甲高い吐息を漏らして、全身をびくん、びくんと跳ねさせた。

アエミリア > 「ここ、ルーシエ敏感なんですね♡ あっ♡ ああっ♡」

陰核を押されて絶頂するルーシエを見てうれしくなり、そのちょっと我慢したイキ顔だけで、アエミリアはまたイってしまった。

お互いの幸せそうなイキ顔を見て、嬉しそうに微笑み合うと、また唇をかわし、幸せを舌で味わい始める。

ルーシエにボルチオをいじられ始めるとまた絶頂し、子宮口は媚びるように指にまとわりつく。肉体改造で、男根に媚びるようになってしまっているのだ。
そこを優しく愛撫されるとまた幸せいっぱいになり、女としてうれしくなりながらまたイってしまう。

イってばかりはいられないと、行きながらも、ルーシエの弱い陰核を、もう少し強く、親指と人差し指でこすりながら、中指を膣内に入れ、子宮口のあたりをつつき返す。

ルーシエ > 「ふふっ……
 イッちゃった、アエミリアの指、気持ちよくって……♪」
はぁ、はぁ、と荒げた息使いを響かせながら、
紅潮し発情しきった顔でアエミリアと見つめ合う。

「あ、ごめんね、またイキそう。
 ……あんっ、やっっ……!!」
陰核をこねられ、膣に深く指を突き入れられる。
自身の奥深くに触れられ、再び絶頂を迎えて膣をきゅっと強く締め付けてきた。

「はぁっ、はぁっ……
 ……ふふっ……アエミリア。好き、すき……。」
うわ言の様に呟きながら、アエミリアの胸を、膣を、貪るように刺激していく。

アエミリア > 「ルーシエ、すきぃ♡ だいすきぃ♡♡」

優しく子宮口をこねられて、深くイきながら、うわごとのようにさらにルーシエをを気持ちよくしようと、愛撫を繰り返し、二人してイキ顔を見せ合い、笑顔を見せあい、唇をかわし。
胸をすり合わせて乳首同志を刺激し合ったり、手で膣や胸を刺激し合ったり、キスでお互いの匂いを付け合ったり。

「あ、そうだ♡」

ある程度お互いの体がわかってきたところで、体位を変える。
自分の口でルーシエの秘所のところへ持ってきた一方、自分の秘所をルーシエの顔に持ってくる。
そしてそのまま、ルーシエの秘所を舐め始めた。

「んっ♡ あまいっ♡♡ おいしぃ♡♡」

大好きな相手の愛液は、甘露のように甘く、ルーシエの濃い匂いが鼻孔から脳髄に突き刺さる。
もっとほしいと舐めながら、ルーシエを何度も気持ちよくしようと、指も使って、陰核を、膣口を、膣奥も刺激していく。

ルーシエ > 「ひゃぅ!?
 あっ、やっ……♪
 ……んぅ、き、きもちぃ……!」
愛液で濡れた秘所へと、アエミリアの舌が這う。
ぬるぬるとした、柔らかい肉でまさぐられる感触。
指とはまた違った、官能的な刺激にルーシエもあっという間に達してしまい、さらに愛液を溢れ出させる。

「……うー……お、お返し、だよっ……!」
ルーシエも体勢を入れ替えると、69の恰好へと。

「……んっ、れろ、ちゅぱ……っ」
夢中でアエミリアの陰核や割れ目を舐め上げ、吸い、舌を膣に割り入れさせて刺激していく。

アエミリア > 「あむぅ♡♡ んむぅ♡ ちゅぷっ♡」

夢中で舐め、お尻をもみ、指でいじり、ルーシエを気持ちよくしながら甘露を飲み干し。
一方で何度もイカされ、愛液をだばだばとルーシエに振りかけ、どろどろに二人でなっていく。

ひと段落付けば、また唇を合わせて抱き合い、濃厚なキスを交わしながら愛撫をし、時にはお互いをなめ合い、体中にお互いの匂いをしみこませていく。

「しゅきぃ♡♡ だいしゅきぃ♡♡」

何度目かは分からない、本当の気持ちをルーシエに伝える。

ルーシエ > 何度となく、絶頂を迎えながら体を交わせあう二人。
しばらくして、行為の余韻を味わうように、二人抱き合い、口づけをしあう。それは、本当の恋人の様に。

「あぁ、アエミリア。僕も、すき。だいすき。」
頬を赤らめながら微笑み、アエミリアをじっと見つめながら、愛の言葉を囁く。
境遇の似た二人だからこそ、身も心も一夜でここまで通じ合えたのだろうか。

ルーシエ > わかりました!
また今度、機会がありましたらもっと深く繋がりあいましょうか……♪

アエミリア > 夜も更け、体力を使い果たしたころ、二人は嬉しそうにベッドに抱き合いながらも、余韻に浸っていた。

「ルーシエ、かわいかったですよ」

きっとこの関係も、ずっとは続かないだろう。それが少し悲しかった。しかしこう心も体も通じ合えた気持ちよさは二度と忘れないだろう。

「今度は、もっといろいろしましょうね」

アエミリアには、性的な意味での隠しワザがいくつかあった。似たような境遇のルーシエにもきっとあるだろう。忌むべき経験だが、それが相手を喜ばせるならうれしいものである。そう思いながらだきつく。

ルーシエ > 「アエミリアには、かなわないさ。」
愛しい相手を、ぎゅっと抱きしめ。
そして、夜が明ければ訪れる、一時の別れを惜しんで、
最後にしっとりと、熱い口づけを躱し合う。

「うん、是非とも。
 君となら、いつでも歓迎だよ……。」
そうして、激しく求めあい疲れた体は、次第にまどろみの中へと……。


次の日、目を覚ますと、二人は再開を誓って一旦、別れる事となるだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルーシエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアエミリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 夕暮れ時、平民地区にもいくつかある図書館
その中でも特に、少しわかりにくい位置にある図書館にて。
たくさんに並ぶ蔵書――それも戦だとか伝承だとか、生活にあまり関係ないような。
そんな場所の一角、読書スペースでは大量の本が山積みされていた。

「んー………ふ、っく、…ぁ。」

山と積まれた本の真ん中では、大きな大きな男が本を読んでいた。
それもかなりのペースで、時々欠伸なんぞしていたが。
よほど集中しているようで、だから積まれた本がぐらぐらと軽く揺れているのに、気付いていない。