2019/04/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルマさんが現れました。
アルマ > シェンヤンとの国交により王都が昼夜問わずお祭りムードに浸る中、富裕地区の一角にあるそのカジノは周囲と隔絶されているかのようにいつもどおりを保っていた。

客の影いないホールにはただ一人、オーナーがいて、空間に響く音は彼女の作業音と時折どこかから聞こえる呻きだけ。

備品を整理したり、自らが飲む酒を作ったりとまったりとした時間を過ごしながら扉を超え挑戦者が現れるのを待つ

アルマ > ふと、ふいに席を立ち上がるとゆったりと歩を勧め、そのままホール隅、壁際まで歩みを進めるとそこで足を止める。

女の目線の先には20代前半の女性冒険者の上半身が壁から生えるように収まっていた。
冒険者は荒い呼吸をし困憊の様子であったがオーナーが目の前に立ったことを察知すればたちまち殺気立った視線を刺して。

「ふふ…まだまだ元気そうね?これならあと1週間頑張ったら解放だからせいぜい気合をいれてね?貧民地区の簡易トイレちゃん?」

冒険者の殺気を何とも感じてないかのように受け流して、顎の下くすぐったりと一通り女の反応を頼ん死んだ後、再びゆっくりとその場から歩き去る、

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルマさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > まだ日も高い、平民地区の大通り。
多種多様な人々が雑多に歩く中、ある一角で騒ぎが起きていた。

否、騒ぎ、と評するには少々表現が適さないかもしれない。
民衆は遠めにそれを見やるだけであり、耳朶を打つ声は僅か2人程度の物なのだから。

「そらっ、礼はどうしたっ!
 使い道の無いミレー如きを態々、ワシが犯してやっておるのだぞ!!」

本来であれば簡易な休憩所として設置されている、ベンチと噴水。
目立つその場所において、明らかな侮蔑の台詞と共にミレーの女を犯す男の声が響いていた。
陽が差し、衆目の目も集まっている事を気にもせず。
豪奢な服を乱し、そして、それよりも尚酷く身を覆う衣服を剥ぎ取りミレーの女を犯している。

狐の耳と尻尾を持つミレーの女は地面へと組み敷かれ、腰を打ち付けられる度に泣き声とも、嬌声ともつかぬ声を上げていた。
それを悲壮と取るか、雌の悦びを享受していると取るか。それは見ている者次第だろう。
貴族の横暴な振る舞いを見て助けに入ろうとする輩はまだ、存在していなかった。
尚、傍らにはメイドが佇んでいるがその表情には何の痛痒も抱いておらず。
ただ、主の所業を見守る様に静かに待機していた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。