2019/04/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 鼻歌交じりに通りを行く。
今日は自主的にお休みの日だ。
うまいもの食って、適当にぶらついて…掘り出し物なんかあれば露天や店を眺めるのもいい。
太陽は照りつけているが…それでも、気分はなお上向き。
突然手に入れた強くなるきっかけ。
それを手がかりにして練り上げていく時期。

楽しい。
自身を鍛えるのが楽しい。
強くなっている実感がある。それでもまだ、この国で名を挙げるには足りないのだが…。

「(かと言って、調子に乗らねぇようにしねぇとな…)」

そこは改めて自戒。まだ成長途中。発展途上。
それも含めて、今日は一旦の休み。
依頼も鍛錬もなく、休む。そのための時間。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソラさんが現れました。
ソラ > アルバイトを終えての早めの帰路。
早く終わってしまったので少々暇を持て余しはするがそれはそれで前向きに考えて普段しない事をやっていようと考える。
露店やで店で故郷の品を探すの良いし、掘り出し物を探すのも実は好き。
後は最近は全くやっていない鍛錬で鍛え直す…これは追々として。

「でも本当にどうなるか判らないのが人生ね」

本当は少々の滞在で次の国に行く予定であった旅。
それがもう骨を埋めるつもりになったのは着た時では考えられない事。
安心して暮らせるには程遠くはあるがそれをできる程度の腕前はあるのであまり心配はしていないが気を付けなければいけない事も多く。

そんな事を考えていると前を歩くフード姿のすがらな人影。
それが誰か直ぐに判れば嬉しそうに笑みを浮かべて駆け寄り。

「ブレイド、お仕事中?」

軽い足取りで駆けよれば肩を叩き、楽しそうに声をかけて。

ブレイド > 叩かれる肩に少し驚くものの
聞こえる声は耳になれた、愛しい仲間の声。
この時間にばったりと出会うのもまた奇遇。笑みを深くして足を止めれば
彼女の方へと向き直り

「おっと、ソラじゃねーか。え~とバイト帰りか休みかなんかか?
オレは今日は依頼なし。自主的休暇ってやつだ。
冒険者ってのはこういうとこは気ままでいいな」

休めば収入は見込めないのであるが、まぁそれはそれとして。

「ソラは元気そうだな。ソウシはどうだ?手間かかってねーか?」

旅のさなか、子を成し、この国にとどまることになった彼女。
今は子育てに奮戦している。
ねぎらうように頬をなでて。

ソラ > 「今はバイト帰り。今日は早く終わったからね。
ブレイドもお休みなのね。うんうん、ちゃんと無理しないで休んでくれてて嬉しい。
気ままでいいけどお休みしすぎるのも困っちゃうからバランスが難しいのよね」

少年が休みと聞けば無理をしていない様子に安堵の笑み。
一緒に今は仕事に行けないので無理をしていないか何時も心配しているのがその様子で判る筈。

「私はいつも元気よ。ソウシも凄く元気いっぱい。いい子で手間もかかってないから安心して」

この国で成した大事なわが子。
父親はよく無理をするのに子は大人しいが馴れない子育ては大変なもの。
それもこうして頬を撫でられるとその疲れも吹き飛んでしまい、思わず少年を強く抱き締めてしまう。

ブレイド > 「そっか。お疲れ様だな。
つか、いっつもバイトすまねーな。とりあえず、住んでる場所もわかったし…
生活の手伝いくらいはさせてくれよ?」

どちらかといえば、自分よりも彼女のほうが心配になるのだが。
見目麗しくもどこか幼気な可愛らしさを持つ異国の空気をまとう彼女。
独占欲というわけではないが…自分との子を生んだ彼女だ。
疲れをためていないのならばいいのだが。

「元気ならいいんだ。オレと違って手間がかかんねーようで何よりだ。
っと、へへ…往来だぞ?」

そういいつつも、抱きつく彼女を抱き返し…
少し自分よりも高めの身長にすこしばかり苦笑。
身長、もう少し伸びないだろうか?

ソラ > 「ありがとう、ブレイド。
私こそ一緒に同行できないからこれぐらいはしないとね?
ブレイドならいつでも大歓迎だから手伝いでも泊りにでもね」

お互いに心配し会うのは悪い気はせずにむしろ嬉しい。
よく声をかけられる事は変わらないが、少なくともバイト先の一つの酒場ではぴったりと止まっている。
それでもナンパなどは変わらずもあるがこうして少年に会えるだけで溜めていた疲れも飛ぶほどうれしく。

「そう思うならもう少しブレイドも大人しくね?
ブレイドに会えてうれしから今日は良いの」

本当に嬉しいと満面の笑みで少年と抱きしめ、抱き返されるとより強く抱いて。
身長差から胸を顔に埋めるようになってしまい周囲の目のあるが今は気にせず。
今のままの可愛い少年もきっと成長して大きくなってもこの扱いは変わらないかもしれず。

ブレイド > 「べつにいいって。とりあえず…えーと…なんかこういうのもなんだけど…
これとっといてくれよな?これからも少しずつかもだけどこっちの手伝いもするし」

彼女の胸から顔を上げつつ、硬貨の詰まった袋を差し出す。
子育ての手伝いとして資金の援助…だけではあまりにもあまりなのだが…
自分にできそうな援助はこれくらいしかなくて、少しばかり情けない。

「へぇーい。でも、最近ちょっと魔力ってやつ?の使い方教わってよ。
多少はやれるようになった…とおもうぜ?
かといって、無茶はしねぇけどな。つか、はは…なんか、前よりいいにおいするな」

胸に埋まりつつ彼女の香りを吸い込めば
なんというか…甘やかな落ち着く香り。
母親になったから、だろうか?

ソラ > 「そんなの気にしなくていいから。どうしても大変な時にはちゃんと言うから。
それはブレイドが必要な時に取っておいて」

顔を上げる少年を見下ろし、差し出された効果の詰まった袋を見て首を左右にと振る。
本当に少年との間に欲しいと願った子供、だからこそ気持ちは嬉しいが今は大丈夫と。
情けなさそうにする少年の気持ちだけで十分だから必要な時にと優しく告げて。

「魔力って魔法?今度見せて欲しいけど…んー……。
ブレイドに何かあるのは嫌だから本当にしないでね。
酒場の常連には乳臭くなったって言われるけど…そう?」

少年の言葉にそうなのと見ろしてつい聞いてしまい。
母乳のせいか乳臭いと言われる事はあって気にしてはいたが、少年がいい匂いと言えば悪い気はせずに。

ブレイド > 「オレだって、何もしないままなんて嫌だしさ…
ソウシに親父らしいこと、少しでもいいからしときてーっつーか…」

気にしなくてもいいというが…もちろん気にする。
彼女が望んでくれたことは知っているが、それでもだ。
返された袋をしまえば、ソラの体をしっかりと抱きしめて。

「あー…そういう派手なやつじゃなくて…。
まぁ、無理はしねーさ。オレだって、死んでられる体じゃねーのはわかってんだ。
乳臭い…っていうか、ふわふわしてて…
オレは好きだぜ?ソラの匂いだから、もちろん前から好きだけどな」

微笑みつつ、彼女の頬にキス。
往来で、彼女がこうしたいのだというのだから、気にすることもない。
望むのならばこのまま抱いてもいいくらい。

ソラ > 「会いに来て遊んでくれるだけで父親らしいことしてるから大丈夫。
何もしてないなんてないから。でも…どうしてもって言うならソウシに弟か妹をそのうちにね?」

少年が仕事の合間に会いに来て遊んでくれている、それだけでも十分すぎると告げ。
自分が望んだからと知らない顔をするでもなくこうして責任感もあり。
そして抱きしめてくれるだけで満足できているののだから。

「派手じゃない?怪我を治すのとか?
うんうん、それを忘れないでちゃんと戻ってくれるならお姉さん安心。
怪我をしたらきっちりと看病もするから安心していいからね?
人によって感じ方が違うのね……私もブレイドが好きよ」

頬にキスをされるとお返しと少年の頬にキス。
本当に幸せな気持ちに満たされていれば聞こえる咳払いに我に返り。
凄く嬉しいけど恥ずかしいと顔を赤く染めて照れ隠しに強く抱きしめ。

「そう言えばブレイドはこの後にどこかにいくの?」

少しだけ誤魔化すようにして問いかける。

ブレイド > 「そうだな。ソラも可愛がってやらねーとな。
ソウシばかりじゃ、拗ねちまう…ってわけでもねーか」

冗談めかして、彼女を抱いたままに道の隅に寄る。
子供が産まれたばかりなのに兄弟をと望む彼女。
無論、自身も彼女を抱きたいという気持ちは強い。
何度も重ねた体、こうやって抱いているだけでも欲しくなるものだ。

「んー、剣に炎くっつけるとか…体強化するとか…
そういう感じ?
お姉さんかよ。まぁ、年上だけどさ…ソラのほうが…。
まあ、怪我はしょうがねーからな…そのときは頼むぜ?
って、オレはいいだろ。汗臭いだけだよ」

笑いつつも、壁に背を預けて。
彼女の問には抱き返しつつ答えて

「ん?別に用事はねーよ。今日は休みだって言ったろ?」

ソラ > 「ソウシだけで私を放っておくと拗ねるから。
お母さんになると少し欲張りになるのかもね」

少年の言葉に視線を泳がせながら頷き、少年にはあまり嘘は言えず。
少年との子供なら約束したように何人でも欲しく、構ってもらえないと寂しいというのもあって。
何度も身体を重ねた少年だからこそ人までも抱き合い、きっと求められると頷いてしまうだけに気を許し。

「それはそれで凄くて派手だと私は思うけど……。
少しだけお姉さんだから偶には甘えてくれると嬉しかったりするからね。
その時は治るまで任せて、そう言うのは得意なの。
だーめ、この汗の匂いもブレイドだから」

壁に背を預ける少年の前、少し屈んで首筋に顔を埋めて息を吸い。
頑張ってる男の子の匂いに頬を緩めて。

「それなら一緒に色々見て回ってから私の家にこない?」

名案というように思い付いた案。それを口にとして。

ブレイド > 「はは、そういう欲張り…ワガママならいくらでもいえよ。
いくらでも叶えてやるからさ。
いくらでもかまってほしいって、いくらでも構ってって言えばいい。
それはそれでさ…かわいいもんだ」

照れくさいのか視線をそらすソラの唇を奪って
見つめ合えば笑顔を見せる。
彼女の体に身を預け、こんな日がさすうちからこんなに近くにいる。
休日にしたって、贅沢がすぎるかもしれない。

「まだ時間かかっちまうしな。完全にものにしねーと使いもんにはならねーし…。
まぁ、ねーちゃんの手間はかけさせたくねーけど…そうだな
たまにはねーちゃんに全部任せて甘えちまうのも悪くねーかも…
って、流石にそりゃ恥ずかしいって!」

首筋の匂いを嗅ぐソラを引き離すこともできずに
少しばかり照れくさそうに。
それでも、楽しげに提案する彼女を見れば、その髪をなでて。

「断る理由がねーよ。いいぜ。ソウシに土産も買ってってやろうぜ?」

ソラ > 「年上だから我儘って言いにくいの。
でもブレイドがそう言うなら……二日ぐらい一緒に居て私とソウシを構って欲しいかな。
ブレイドに可愛いって言われると嬉しいけど…んー…」

唇を奪われると照れ隠しに少年の頬を指で突き、今度は自分から重ね。
見つめ合い笑い合いながら我儘を口にしてみて。
何時もは夜の酒場や少年お仕事中に出会う事が多いがそう言えば日の高い間に会うのは滅多にないがそれはそれで新鮮で嬉しく。
本当に有意義な時間になっている今。

「それって……本当に覚え始め?えっと…魔法は私は手伝えないから応援しかできないのよね…。
手間をかけさせてくれる方が私は嬉しいけど。
そうそう、すべてお姉さんに任せて甘えて気を抜くのも大事なのよ。
ブレイドだけがなんてずるいから少し我慢」

汗臭いという人が多いが、汗の匂いは頑張っている証なので嫌いではなく。
照れくさそうにする少年を見上げては悪戯で首筋に軽いキスを落とし。

「ありがとうブレイド。それじゃお店を冷かしていいのがあったらお土産にしましょ」

髪を撫でられて微笑んで身を離し、そうしましょうと少年の手を握って。

ブレイド > 「いまさら気にすんなよ。
っと、2日でいいのか?謙虚だな。年上だからか?
かまうのもいいけど、そうだな…オレが甘えてもいいんだろ?」

何度も重ねた唇。
柔らかく、温かい。
彼女の控えめなワガママを叶えるのはたやすい。
ならば、もっと彼女の喜ぶことをしてあげたくて。

「オレも詳しいわけじゃねぇからな。イメージを形にするって感じのやり方くらいしかできねー
ま、ちょっとずつ慣れてくし、応援さえもらえりゃ十分だぜ?
じゃあ、しばらくは…ねーちゃんにお世話してもらうかな。
ソラからしてもらうのもわるくねーし…」

家に帰ればかならず訪れるであろう情交の時、そのときに十分甘えさせてもらうと
冗談交じりに言いつつ、匂いを嗅ぎつつキスすら落とす彼女の頭を抱いて

「おう。ついでに、ソラもなんか…ほしいもんあったら言えよ?
髪飾りとかさ」

彼女に手を引かれあるき出す。昼の大通り。
まっとうなデート…というやつだろうか?などと思いつつも思わず笑みをこぼしていた。

ソラ > 「そうなんだけどいざお願いするってなると遠慮しちゃって。
ずっとって言いたいけど我慢して二日。でもまた来てくれるからそれでいいの。
勿論、たくさん甘えてくれていいからね」

何度も唇を重ねていけば少年にもっと求めて欲しいという欲が沸き起こる。
温かくてどこか安心できる感覚に身を包まれて。
いざ我満を言うとなるとどうしても遠慮をしてしまい。

「イメージを形に……?ごめん、難しい事はさっぱりだから…。
力になれない分は沢山応援するからね。
お姉さんにお任せ、普段疲れてるブレイド君を沢山お世話して癒してあげる。
私だってしてあげたいって思う時があるのよ?」

家に帰ればきっともう我慢を捨てて少年と大事な時を過ごすときになり、その時は全力で甘えさせ甘えようと考え。
少年の匂いと落としたキスにスイッチが入りそうになるのを懸命に堪えて。

「私が欲しいの?もしあったら言うわね。
髪飾りはなくさないか心配だから…」

少年にもらえばずっとつけていたくなる。それでなくすのは嫌で悩んでしまい。
そう言えな昼間にこうして歩くのは初めて。初めての少年との逢引きに心を躍らせて先ずは露店を眺めようと歩き出して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。