2019/03/19 のログ
■ブレイド > 「言いたいこと言うだけだってーなら人でも犬でもなんでもねぇ。
好きなように叫んで食ってしてる魔物みてーなもんだろ。人の中で生きるってなら会話の仕方くらい覚えとけっての。
オレが困るのは別にいいだろ、そんな深い付き合いになるわけでもねーんだ。
ただ、シャルレは困るんじゃねーの?ちゃんと話ができねーなんてざまじゃよ」
らしくない説教をしていると自覚はしている。
というか、何しにここに来たんだかと困惑気味。
つまみのあげジャガをもすもすと食べつつも、でかい狼野郎に手に持った細切りあげジャガを指し示すようにピッと向けて。
「だから…ヤローにヤローの恋バナ聞かせてどうすんだっての。
ブチギレるからなんだって…決意表明ならアイツの前でしてやれよ。オレに言われても困るってんだ。
アイツにオレが危害を加えるように見えてるってなら、牽制としては効果的だろうが…
シャルレはそういうやつと友だちになったりしない…じゃねぇのか?」
三杯目の果実酒。
恋に不器用な男であることは理解できたが、その話を自分にする意図がつかめない。
ならばこちらからボールを投げるべきだろう
「そんなことオレに話すってことは、オレになにかしてほしいことでもあんのか?」
■黒須 > 「…そいつはいてぇところだな。
確かに、俺もどっかかんかに関係を広めるなんて、めんどくせぇことはしねぇな。
ただ…あいつが困ると言われてみりゃ、それは考えようがあるって話だな?」
(あまり周りと会話をすると言ったことをしないために、下手であると自覚は持っていた。
しかし、彼女が関わるとなればそれはそれはかなり困ると思い込み、今のうちに直す努力はしておくかと思った。
自分に指し示すように向けられたあげジャガをデカイ口を開け、もしゃもしゃと食べていく)
「別にお前がとは言っていない。警告のつもりでもない…。
確かに、困る話だろうが…まぁ、俺は彼女のことを信じている。
変なことに巻き込まれたりなんざしねぇってのも…よくわかるって話だ…。」
(店主に二杯目のウィスキーを注文する。
相手からの質問に対し軽く見て後に考える様な様子を見せる。
自分の中では特に聞きたい事があったわけではないのだが、気になる事があった。)
「そうさな…。してほしいっと言うよりも、聞かせて欲しい事はあるな。
どうやら、シャルレはここら辺を散歩していて、たまに色んな奴と出くわしては色々と関わったって聞いたことがあってよ。
お前がシャルレと出会ったときは…どんな事をしていたのか、聞いてみぇな?」
(彼女と出会う前の過去は自分も知らないため、知り合いでもあるブレイドにこの機会にと思い、一度聞いてみようとする)
■ブレイド > 「そうしとけ。テメーの口下手で面倒事がありゃ
一緒にいるやつが迷惑ひっかぶるんだよ。
その気がなくてもな。
テメーが話し上手になりゃアイツも嬉しいだろうし面倒も減るってもんだ」
指し示しただけなのだがあげジャガを食べられてしまった。
まぁ、それなりに量があるものなので気にはしないのだが。
空いた指先でもういっぽんとあげジャガをつまめばさくさくとかじり、果実酒のグラスを傾ける。
だが、こちらの質問に考えるような仕草を見れば肩をさらにがくりとおとし
「……もしかしておまえ…ほんとに言いたかっただけかよ。
初恋で浮かれるのは構いやしねーけど、ほんと、関係ない相手に言うことじゃねぇぞ?それ。
シャルレにいってやったほうがそれこそ喜んでもらえるかもしれねぇってのに…」
体勢を立て直せば、果実酒ももう残り少ない。
少しペースが早いだろうか?
「まーいいけどよ。
んで?なんだって?どんなことって…そうだな…
別に特別なことはしてねぇよ。おつかいだったり、酔っぱらいを眺めてたり、散歩してたりだ
たま~に寂しそうだったりしたけど、テメーがいるってなら今はもう気にすることじゃねーんじゃねーの?
そういえばたまに一緒に飯も食ったっけ…つか、変なことは何もしてねーし」
■黒須 > 「…ま、そこら辺は俺の口下手と信頼性の持ち方の悪さが原因だな。
そこんところも直すさ、悪いな…。」
(散々なまでに注意された自分の口下手さをさらに出すかのような態度を取ったことを謝罪する。
やはり他人と話すことが少なかった分、こうなってしまうのかと理解し、気を付けておくかと記憶することが多くなっていった。)
「おつかいに人間観察、散歩…なるほどな。
…なんも変わってねぇな。」
(ポツリと一言言った。
自分と出会ったときも同じようなことをしていた、あまり変わりがない関わり合いを繰り広げていたのを思うと彼女は誰とでも同じ様に接していたのだと思った。)
「なに、変なことまでしたかは聞かねぇ。
けれど、なんつうか…安心?って言うのか?
アイツが今も変わらない様なそのまんまって思うと、それはそれでよかったって思っちまうな…。」
(フっと軽く笑うように言うと、二杯目のウィスキーを飲み干す。
ふぅっと熱くなった息を吐きながら軽く頬に赤みを出し、酒に酔い始める)
■ブレイド > 「ふたりだけでどっか人のいねーところで生きるってならなんも言わねーけどな。
そうじゃねぇなら気をつけるにこしたこたーねぇよ。
オレだって、あんたはともかくシャルレのダチだ。アイツにゃ不幸になってほしいわけでもねぇ」
自分だって人のことは言えないだろうに、柄にも無いことをいったものだとはおもう。
謝罪を受ければなんだか居心地が悪いと、少しばかり視線をそらす。
「ふぅん、ま、裏表なんてねぇだろ。アイツにゃ。
しばらくあってねぇけど、変わってねーならオレもオレで安心した。
おっさん、おかわり」
四杯目ともなれば、少しばかり酔いも回ったか。
このくらいにしておかねば、悪酔いしてしまいそうだ。
「ま、不幸にすんなよ?その時はてめぇ以上にオレがブチ切れてやる。
それができるってなら、二人に乾杯でも何でもしてやるさ」
軽くグラスを掲げてから再び傾けるのであった。
■黒須 > 「そこら辺は承知の上だ。
俺もシャルレも一緒に普通の所で暮らしているが、どうにもこの国じゃミレー族?ってのが忌み嫌われているみたいだな。
そこら辺に気を付けるよう、俺も出かけているのを心がけているさ。」
(その他、外出の時にはニット帽を被っていた。
人間の姿でも尻尾と耳は出ているため、見ればミレー族と一緒であり、追いかけられる可能性がある。
それを防ぐためにもきちんと隠すようにしている。)
「あいつは素直で良い奴だ...。飯もうめぇし、可愛らしくて綺麗でよ...。
本当に...一緒にいるのが良いって感じだ...。」
(酒が回り始め、少々甘い部分が出てきている。
うっとりとした様子で語る横顔でウィスキーの入っていたグラスの縁を指でなぞる。)
「...当たり前だ。俺もただ欲するだけで告白したんじゃねぇ。
一緒に居る責任を持ちながら、彼女と一緒に過ごすことを誓ったからな...。
ともかく...あんがとさん...。」
(自分もどういうにグラスを掲げると中にある氷を口に入れボリボリとかじる)
■ブレイド > のろけてんじゃねぇと苦笑しつつも
傾けたグラスの中身を煽る。
不器用だが…まぁ、悪人かもしれないが外道ではないことはわかった。
それだけでも十分だ。
酒の力かどうかわからないが態度も少しは軟化しているかもしれない。
結局四杯目を飲み干せば、この男の話を聞き続けるだろう。
乗りかかった船のようなものだし。
まぁ、酒代飯代はおごらせるが。
■黒須 > (氷により頭がスッキリしてきた。
目を瞑り軽く呼吸を澄ませば酔いも楽になり、何とか元に戻る。)
「...ふぅ。久しぶりに会話をした気分だな。
ま、問題だらけだったが...。」
(そういうと懐を漁り、金貨を出して会計を済ませる。
当然二人分を。)
「ん、今日はちと俺の惚気話に付き合わせてすまねぇな。
また出会ったら...酒でも交わすか...。」
(立ち上がるとまた強い光に包まれ人の姿へとなった。
大きな尻尾は隠し、頭の天辺からは犬耳が生えており、隠すように深くニット帽を被る)
■ブレイド > 「おう、今度はもうちょっとマシなのろけ方しろよ」
などと冗談めかしつつもあるき出し
人の姿に戻った男にひらりと手を振る。
「もちろん、酒はおごりでな」
振り返ってそう付け足せば、ふたたび表通りへと消えていく。
ぬるい風が頬をなでていく。
火照った体に少しばかり心地よく、足取りも軽く見えるだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に祝夜さんが現れました。
■祝夜 >
「昨日はひどいめにあったなー…やっぱこっちの町のがいいや、賑やかだし…」
はーやれやれとその小さく細い肩を落として、平民地区の町を歩く
貧民街というかスラムに紛れ込んだせいで散々な目にあってしまったが、
こちらの町は向こうに比べればという意味でとても治安が良い
■祝夜 >
「ふふ、冒険者の依頼に協力したからちょっとだけだけどお金ももらえたし…」
歩きながら、道の脇の露店を眺める
陽光をキラキラと反射するアクセサリー屋が目に止まり、
そこへしゃがみこんで色々吟味しはじめて
「あ、このイヤリングなんかシンプルだけど可愛いかも、おみやげにしようかな」
女の子にあげたら喜ばれるかなー、なんて思いつつ
お金は使い魔であるサザンカから苦労しないくらいもらっているけど、
こういうのは自分のお金で買うべきものだという意識はある
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアリゼさんが現れました。
■アリゼ > 露店がいくつか並ぶ通りの中を、場違いな甲冑騎士が歩く。
黒を基調にした重装鎧を纏いながらも、重さを感じさせないその足取りで
露店の商品を一瞥しては首を振り、次の店へと歩いていた。
「ふむ、ここは装飾品か…店主、少し見せてもらえるか?」
先客としてシェンヤン風の衣服を纏った少年が熱心に見つめていたが、
恋人にでも送るのだろうか?だとすればその子は幸せだろうとアリゼは思い、横に並んでしゃがみこむ。
「すまない少年、少し失礼するよ。
……このイヤリング、綺麗だが華美ではない。私好みだな」
その耳飾りは偶然にも、その少年が見ていたもの。
無駄な装飾のないそれは素材の美しさを十分に引き出した逸品だ。
素材が貴重かつ一品物ということで少々値は張るようだが、この作りであれば納得できるだろう。
■祝夜 >
よし、買っちゃおう
そう思った時、横に女性が一人屈み込む
その赤い髪に視線を惹かれて、思わずそちらを向いていると…
「あ、お姉さんもそれイイと思った?
俺もなんだよね、モノ選びのセンスが近いのかな?」
というわけで華麗にブッキングしたわけだが、少年は気にした様子もなくにこにこと笑顔を向けている
「ちょうど俺が買おうと思ってたんだけど、お姉さんにプレゼントしようかな?似合うもんね絶対~」
完全に初対面の相手だというのに、毒気を感じさせない笑みを遺して店主に向き直ると提示された価格のゴルドを支払い、簡単に包装されたそれをはいっ、と手渡そうとしていた
■アリゼ > 少年は人懐っこい笑みを見せて喋りだし、無骨な甲冑に怯むことはない。
大抵の男はまず甲冑姿で遠ざかるが、この少年はなかなかに気骨があるようだ。
「会ったばかりの相手にそのような贈り物はよくないぞ?
こういうものは感性を同じくする相手……友人や恋人、家族に贈るものだ」
そう言ってアリゼは優しく片手で彼の手を押し留めた。
気持ちは嬉しいが、それは私に渡すべきではないという意志を込めて。
「物怖じしないというのは立派だが、君はまだ子供だ。
大人の女性を口説こうなんて思うもんじゃない」
と言っても内心では神秘的な雰囲気を纏うこの男の子にストレートに口説かれたのは悪い気持ちではなかった。
正直、食事の一つぐらいなら付き合ってあげてもいいというぐらいには浮かれていたのだ。
その気持ちは顔に現れているのか、表情はわずかに頬が緩んだものへと。
■祝夜 >
「そう?こうやってお姉さんと出会わせてくれた素敵なイヤリングなんだけどな~、
何か理由が欲しかったら記念品!ってことで…ダメ?」
くすっと笑って、押し止められれば抵抗なくその手を引いてゆく
「ふふ、でも口説いてるってことはわかってもらえたんだ。
うん。綺麗な髪に見惚れちゃったしね、年の差とか関係なく口説いちゃうよー女の子はみんな女の子だからね♡」
わずかにその紅い眼を細めてそう話す少年はどこかその年端もいかぬ少女のような顔とは裏腹な、妖艶な雰囲気すら感じさせる
子供とは思えないような、性的な視線だ
■アリゼ > 「ダメだ。贈り物で気を引こうなんて、甘いと言わざるを得ないな」
引かれてゆく少年の手は華奢な身体に相応しく細く柔らかそうで、綺麗な肌をしていた。
タトゥーの力がなくとも、少年との体格差を考えれば容易く押し倒せる――といったところで、妄想を止める。
「まったく……将来が恐ろしいな君は。
ここまでしっかり話せるなんて、少し興味が湧いてきたよ。
どうかな?もっと静かな場所で二人きりに……」
彼の視線に気づけば、アリゼの隠れた本性がわずかに現れはじめる。
ずいっと顔を彼に近づけて、熱い吐息を漏らし始めていく。
■祝夜 >
「気を引く意図が全くなかったとは言わないけど、
お姉さんにすごく似合うと思ったから、ってのは本当で、そっちのがメインではあるからね?」
にこにこと笑みを浮かべるまま、歯の浮くようなセリフを平然と吐く
「…ふふ、俺は元からお姉さんに興味津々、
いいよ、お互いのこともっと知りたいよね…」
近づいたその整った顔にわずかに心が跳ねる
ふわっと良い香りが漂ったような気がして、即断即決である
「じゃあさ、個室で食事もできるちょっといい宿があるから…そこ行こ♪」
隠そうともしない嬉しげな声、女性…アリゼの手を引いて、少年は足早に歩きはじめた
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアリゼさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から祝夜さんが去りました。