2019/02/24 のログ
ボブ > (背中にリュックを背負い、その中に買出しをした諸々の品を入れた状態で商店街を歩いている褐色肌の男)

「さてと……あとは薬関係か……王都から近いとはいえ、ウチの村からそうそう気軽には薬を買いに来れないから
買える時にまとめ買いしておかないとな」

(一応野外生活の経験はあるから、自然に生えている野草とかで自作の薬を作れなくもないが、
胃薬や怪我薬などちゃんとした製薬技術を持った者が作成した物を手元に置いておきたいと思い、
露店を出している主とかに出来の良い薬を置いている店でお勧めはないかと話を聞いてみせていた)

ボブ > (色々噂を聞いて、とある薬品店へとやって来てその店の中へと入っていくが……
品揃えを見れば、どう見ても男が求めている薬とは趣が違う物ばかり)

「……こいつは媚薬や興奮薬……筋弛緩剤、利尿薬……そっち系統で有名な店か……」

(男が求めていたはずの物ではないが、見るだけならタダだし、少しだけ見聞を深めるためにその怪しい薬品店の中を見て回っていて)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」に紅月さんが現れました。
紅月 > 今日も今日とて気儘に散歩…していたのだが。
前方に知人の姿を見付けた。
己の入った事のない店に入っていくのが見えた、故、折角だからとコッソリついっついて行ってみれば…?

「…あらヤダ、こーゆーのが趣味なワケ?」

彼の背後から棚を覗き込めば、如何わしいナニヤラばかり。
つい昨日イタズラ用の獣化薬製造していた己がどの面下げてツッコミを、と、思わなくもないが…それはそれ、これはこれである。

…先日のBarの客と判断するか、はたまた紅月だと気付けるか、反応が楽しみだ。

ボブ > (購入予定はないが、どのような薬品が使用傾向にあるのかは見学をしていれば…背後から聞き覚えのある声がして)

「ん? いや、そういう訳じゃなかったんだが、面白そうだと思って見学してた所だ。
…そう言うお前はどうしたんだ?  この前、風呂で話していた媚薬漬けにされた経験がフラッシュバックして
薬で腰砕けになりたいと思って買いに来たのか?」

(男としてはただ使用目的が違う店に入っただけでそのついでに見物をしていただけだと伝え、
からかわれた事に対するちょっとした反撃として、以前話に聞いた彼女の武勇伝を脳裏から引き出し、反応を見ていくか)

紅月 > 「面白い、ねぇ…?
……いやいや違うから、あんさん見掛けたから追っかけてきただけだから。
どうせ抱かれるなら…ヤバい薬なんか無くても、酔えるくらいのヒトがいいもん」

己の入店理由は、というか…何の店かも知らずにヒョッコリ入ってきたのだから理由も何もないのだが。
とりあえず、媚薬系統はもう懲りごり…少なくとも自分から使おうとは思えない。
故にケラリと笑ってみせ、あっさり"殿方の技量次第"なんてチクリと言ってやるのだ。

「…や、でも、この辺りは普通に潜入とかで使えるなぁ。
こっちは狩りの矢毒に良さそうだし、これも…
ふむ…毒薬として見れば案外面白いかも?」

本来の使用目的とはまた違った目線での"面白そう"を開拓し始めた女…なんとも物騒な呟きが男の背後から聞こえてくる事になるか。

ボブ > 「ずいぶんな言い様だな……まぁ、それだけの大言を言っても許されるくらいの美女ではあるがな、お前は」

(笑顔で男性陣の腕を重視していると公言する相手に対してため息混じりに呟くが、それを言っていい存在だと認めてもいて)

「……お前はどこを目指してるんだ?
かつて聞いた武勇伝も含めて色々ある事は理解は示しているが、正直、お前との付き合い方に少し悩みかけてるぞ」

(物騒な呟きを漏らした知人の声が耳に届き、二度目のため息を吐き、額に手のひらを当てて、ちょっと冷めた口調で話していく男)

紅月 > 「あっはは!
ヤだもー、そこは普通にツッコんでよぅ」

男の溜め息が本格的に笑いのツボに刺さったらしく、ペチペチと彼の背を軽く叩きながら…声の調子から"面白い冗談だなぁ"と思っているだろう事が聞き取れるかもしれない。

「目指してるってゆーか、とある場所で客将さんしてるってゆーか…?
なんかその師団、他の師団から便利屋扱いされちゃっててさ~…幅広くアレコレ覚えとかないと、お手伝いしたい時に上手く回らないんだよねぇ」

まるで頭痛でも起こしたような友人の姿にも御構い無し。
男の両肩に己の腕を乗っければ、背中の鞄に顎を乗せダラリと寄りかかって…若干面倒臭げに不便さを愚痴る。
「あ、ボブぬくい…」
なんて少しばかり嬉しげな呟きも添えて。

ボブ > 「ツッコむって……そういった感じでもねぇだろ」

(背中を叩いてくる知人の言葉にそこまで機転は利かない男はあくまでもツッコむ雰囲気じゃなかったという言葉で誤魔化して
その後の物騒な呟きに対して再びため息を吐き、頭を軽く抑えていた男の両肩に腕を伸ばして寄りかかるような
仕草をしてくる知人の自重を立って支えていって)

「あ~~~っ、そういう団体に所属してると面倒な事はあるよな」

(師団やら客将やら男にとってはちょっと聞き覚えのある言葉が飛び込んでくれば
知人が色々面倒な事に顔を突っ込んでいると理解すれば、お気のどく様……と軽く顔を振り返らせて話しかけていって)

「それにしても……ちょっと顔を出しただけの場所でこうして出会うっていうのも何かの縁だ。
関心のあるモノでも一緒に見て回るか……普通の野草とかだったら知識はあるが、製薬したモノはそっちが詳しそうだしな」

(薬に対する知識量は知人の方が多そうだと理解した男は説明役として知人と共に店内を見て回ろうと考えていって)

紅月 > 「そーなのよ~…
まぁ、紅はあくまでも"外部協力者"って立ち位置だから…冒険者も平行して続けられるし、そんなに堅苦しい事もしなくていいんだけどね」

だいぶ楽な方よ、なんて笑い飛ばす。
…振り返った男の視界には、淡いピンクの髪の知人のヤレヤレとでも言いたげな顔が映るだろう。
紅の髪の普段よりは柔らかい印象になるやも知れない。

「そだね…なぁんか普段見ないのとか作らないのばっか集まってるみたいだしさ、この店」

名残惜しげにゆっくりと彼の背から離れる。
薬の知識…特に魔法薬の類いであれば好んで扱う分野だ。
…ただし、比較的健全な物やイタズラ程度の用量の範囲が主だが。
この店の品揃えのジャンルだと…はたして、どこまで赤面せずに居られるやら。

ボブ > 「まぁ、あんまり深入りすんなよ。
そういった輩は情報管制とか言って飼い殺し…で済めばいいが、行き着く所、誅殺って事もありうるからな」

(外部協力者と銘を打っていても、上の人間にとって都合の悪い事を知ってしまったら、
それを知る者を外へと放つとはそうそう思えない。
完全な闇情報を知りえる前にトンズラこいた方がいいとお勧めしていく男)

「そうなのか? 
この近隣では育たない植物や生息していない動物などを輸送して作成してるって可能性もあるのかな?
それなら見物する価値はあるって事だな」

(知人すらあまり知らない物も取り揃えているというこの店内を見て回る価値があると考え、
男自身も何らかの知識の収集に役立つかと思い、知人を伴っての店内散策へと回ってみせていって)

紅月 > 「深入りも何も…アッチもコッチも色々杜撰で、調べなくても目に入るのに。
『誅殺』っつっても、ほら、紅ってアレでしょ…ボブみたいな"変わり者"以外にはさ、ただ居るだけで怖いらしいし?
殺るとしたら誅殺じゃなく、大義名分を掲げた『討伐』になるんじゃないかなー?」

"それなりに"ではあるが、危険性は認識している…というか、経験済みだ。
こと腐敗した国では、逃げても隠れても堂々としてても…高確率で、碌でもない事になる。
"ならば好きに生きよう"と開き直った結果、行き着いたのが今の平和的マイペースだった。

「…一応、国外脱出の用意はあるから。
だーいじょうぶ大丈夫、ってね!」

スッと耳許に唇を寄せれば、万が一の備えがあると囁いて。
すぐに離れてケラケラと…いつものように、笑うのだ。

「あぁ、まぁそりゃあ、それもあるだろうけど…レシピって何通りもあるしなぁ。
……それに、そのぅ。
あ、あんまり…エッチなお薬は、ね?
紅は"そういうの"…ほとんど作らないから」

散策し始める彼の後に続きながら、特殊かどうかは配合次第なのだと伝えて…それよりも分野的に疎いが故だと、髪より赤く頬を染めながらゴニョゴニョと話す。
…恥ずかしい事やエロい事が苦手なのは相変わらず、なのだった。

ボブ > 「ん……? 
まぁ、武力といった面でお前に勝てるヤツはそうそう居ないって事は重々分かってる。 
でも薬物は話が別だろう? 薬が効くって事はこの前の話で証明されてる訳だから、
単純に即死性の毒薬とか痺れ薬で動きが取れなくなった所で首をバッサリって事もありうるだろう?」

(ただ、殺しといっても真っ向向かって剣を振りかざしてたたかいをふっかける程馬鹿な連中ではないだろう。
姑息な手段にこそ警戒をしておくべきだと実際に戦中の糧食に毒を仕掛けられた経験がある男は遠回しに伝えていく)

「でもお前が感心を持ってる薬も何点かはあるんだろう? それに関して色々教えてくれてもいい訳だし……。
ははっ……、知識があるからこそ、それを自分に使われたらどうなるか、想像出来て怖いとも思ってるんだな、お前は」

(やや先行して歩いていく男はゴニョゴニョッと言いにくそうに話していく知人の言葉を聞き、
カラカラッと軽く笑って話し掛けていく……この店で再会した時と攻守が交代したように今度は男の方が女をからかってみせていて)

紅月 > 「……、…あぁ、そっか…ボブには言ってなかったっけ。
紅は幼い頃、毒の"慣らし"を受けております故…それこそ慣らしをしなかった媚毒とかをピンポイントで盛られなければ効きは悪いし、ヒトより早く治りまする。
…まぁ、そうでなくとも一応"治癒術士"の端くれだし?
どこぞの砦のおかげで、普通の薬師よりよっぽどヤバい毒の治し方は心得てると思うよ」

困ったように笑いながら答える内容が、なかなかえげつない。
当人としては、毒でおっ死ぬなら本職としての力不足だとスッパリ割り切っている節がある…そもそもこの世界に飛ばされてから一年も経っていないし、知識不足はどうにもならない。
"そん時ャ、そん時"…である。

「そらそうよ…不可抗力とはいえ、たっぷりイタイ目みたもん。
ただでさえヒトより敏感らしいのに…喉すんごく痛くなるし、それでも色々止まんないし……だからってわざわざ解毒薬作るのも悔しいし…」

頬を染めうーうー唸りながら、ぶつくさ文句を言っている。
呟きから"悪くはなかったが不満"というような雰囲気が、ほんのり伝わるだろうか。
正直、快楽に酔う事自体は嫌いじゃないのだ…ただ、薬物負けしたのが悔しいだけで。

「…いっそ、逆にボブに色々教えてもらうのもいいかもね~。
紅よりえっちぃ知識あるだろうしさ」

からかいを否定できない故、とりあえず冗談で返してみる。

ボブ > 「……………」

(師団とかいう輩たちからの身を守るための心構えとして毒物といった搦め手の注意をしていけば、
知人の口から連射弩のごとく、打ち明けられた話の数々に真顔になって無言になる男。
かつて意気揚々と知人が武勇伝を話した時も男は似た様な表情を浮かべていただろうか…)

「……お…おう……。 まぁ、慣らしていなかったとはいえ災難だったな」

(厄介な毒物話から媚薬話になり、少しは精神状態が回復した男は少し言葉に詰まりながら受け答えをしていって)

「何だよ、その言い草だと俺と一緒だったらここにある薬使ってみたいって言ってるみてぇじゃねぇか?
どれだ?俺と一緒なら使ってみたいヤツは?」

(男のからかいに冗談で返してくる知人…その知人の冗談に男も冗談を重ね、徐々に冗談の掛け合いに熱が篭っていくか)

紅月 > 「アレよ、紅を"ヒトの理"に当て嵌めてると頭痛くなるぞ…たぶん。
とある人間の友人は紅を『超越者』と称して色々ブン投げてたし、また別の人間の友人は『スキモノ』だの『キワモノ』だのとケラケラ笑ってくれちゃったし」

思い返せば、普通にお付き合いしている相手よりも…正体を明かした相手の方が己を雑に弄ってたりするような。
やっぱり、弄られキャラというヤツなんだろうか…己は。
クスクスと愉快げに笑いながら、少なくともこのブッ飛んだ女…否、人懐っこい珍獣の情報に困惑したのは一人ではないと伝えようか。

「ふは、ボブさんのえっち!
…とりあえず母乳精製薬は使ったことあるし作れるから、それ以外かなー?
獣化薬もよく作るし…性転換薬は盛ったし」

一体どんなものがあるのか棚のラインナップを眺めながら、個人的によく見る品を挙げてみる。
他に何か変わった物や男から勧められる物があれば、また冗談でも返すだろうか。

ボブ > 「ああ、俺も初対面の時のアレを見て、お前が常識外れだとは思っていたが、その理解がまだまだ足りなかったようだ。
少しずつだが馴れるようにはしとくわ」

(ちょっと疲れたかのような様子を垣間見せつつ、理解度を高めていくように努力していくと告げていって)

「俺のスケベさはすでに理解してくれていると思っていたが…。
ふぅ~ん?それじゃあこっちにある幼児化薬はどうだ? おんぶでも肩車でもいろいろしてやんぞ?」

(エッチ目的の用途として置かれている代物だったが、わざとその用途で使うとは言わず、
あえてガチでの子ども扱いをして可愛がるかのような口ぶりをしていき、からかいの要素を強めていく)

「まぁ、冗談はこのくらいにしておくか。
効き目がちゃんとあるようで値段もかなり目を疑うような値付けだ。
お前には薬より酒の方がよっぽど効く媚薬になるだろうから、俺の買い物荷物を宿に置いてきたら、飲みに繰り出さねぇか?」

(値段の事もあって、実際に買う事は考えてなかった男はそろそろ切り上げ時と考えて、
その切り上げの理由として酒場に向かう事を提案してみせていく)

紅月 > 「……、…無理に慣れなくてもいいよ…?
私的には結構面白いから」

優しげなフォローかと思わせるような微笑みをたたえながら…けれど、そんな事はなかった。
男が慣れるまで振り回す気満々である。

「…一瞬お稚児趣味でもあるのかと思ったじゃん、ビックリしたぁ。
何、ロリん子な紅月ちゃん見たいんだ?
甘味とか一杯タカってやるから覚悟しなさいよね~っ?」

意味深に「ほっほぅ…?」とニヤニヤ笑いながら続ける言葉は冗談か本気か…先程までは分かりやすく冗談のノリだっただけに、見破れるかどうか。
結果は後日、身を以て体感する事になるだろう。

「おーおー、いいねぇ♪
今日はどんな酒場連れてってくれんの?
ボブの選ぶトコって外れないからなぁ~…楽しみ!」

色気より食い気…酒を出されればホイホイと釣られるのはいつもの事で。
ホクホクと幸せそうな笑顔で男の後に続くだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 酒場と言うのは、確かに夕食をとる場所でもある。
現に少女が気紛れで勤める酒場は、二階が宿となる為に夕食時も人は多い…事もあるか。
まぁ、うん、結局は宿泊している人数に左右されてるものだ。
しかし、酒場だけあって、基本的に夜の方が客は多い。
少女がよく現れるのは、この時間帯である。

さて、前に来てそう経ってはないが、少女の姿はそこにあった。
前に来た時に約束したスイーツの種類が多くて、まだ全部食べてない。
それを食べようと来ると、また、こうして働かされる訳だ。
とは言え、今はまっとうな従業員としての仕事はしていない。

「ふむ…考えてみると、何か嵌められた気分じゃのぅ…?
まぁ、良いか、こうして楽しめる訳じゃからな?」

なにやら思案気に、ぽつりと呟く少女、
中央にあるテーブルの席に座っており、正面には一人の男。
その男は、すでに下着姿であった。
理由は言うまでもない、いつもの賭博である。
サイコロ勝負で、負けるたびに一枚ずつ脱ぐ。
どちらか全部脱ぐ事になったら敗北、言う事を聞くか、金を払うかだ。
少女は常に前者、相手は選択をさせている。
ちなみに…今回の相手は、後者を選択していた。

最後の一投げを終え、勝負は…少女の圧勝。
にんまりと、少女は意地悪な笑みを浮かべる。

「ほれ、終わりじゃな?残念残念、戻るが良いぞ?
………と言う訳で、ますたー、預けておくからのぅ?」

項垂れる男は、すごすごと元居ただろう席へと戻って行く。
少女はテーブルの隅に置いてある袋を、店主へと投げ渡す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヴェルムさんが現れました。
ヴェルム > 賑やかな夜の酒場に訪れた新たな客は、十三師団の師団長。
もちろん完全オフで、ただただ酒を呷り他の酔客と談笑を楽しむためにやってきただけ。
服装も、ちっとも似合っていない師団制服と異なる適当な私服。
まるでどこにでもいる町人Aかのように、似合った格好だ。

「親父さん久しぶり、景気いいみたいだね」

馴染みの店らしく気軽に店主に声を掛けながら店の中へと入っていく彼。
カウンターに近づけば店主もまた、彼の好みの酒を言わずともテキパキと用立てて。
あとは名前も顔も知らないような、冒険者やら旅人やら商人やらと、一期一会の楽しい馬鹿話、もとい談笑を楽しむところ。
と、ふと視線を店内に巡らせれば、このような時間帯では珍しい小さい客…ではなく従業員?
新しく入った店員かなと思いながら、よく目を凝らして見てみれば、なんだか見たことある背丈と、実に特徴的な耳とフッサフサ尻尾…

「あ……っ」

彼女の姿を認識した瞬間、思わず声を漏らしてしまった。
と同時に、ばつの悪そうな表情もしていたか。
彼女と最後に会ったのはタナール砦…そこでまぁ彼女?と一悶着あって、控えめに言ってもコテンパンにされてしまった思い出を。
それこそ笑い話で済む被害ではなかったが、ちょっとアレな出来事であった。
はてさて彼女はこちらのことを認識しているかどうか。
そもそも砦での出来事を記憶しているのかというのもあって、どう声を掛けるべきか決めあぐねていた。