2019/02/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 人が行き交う平民地区の大通りに、明らかに場違いな程豪奢な馬車が酷くゆっくりとした速度で動いていた。
窓が開き、其処から見える貴族の顔はしかめっ面で道を歩く人々を獲物を探る様な目で見下ろしている。
外からはその顔しか見えないが、馬車の中でこの男は、全裸だった。
「……っち。
どうにも外れだな、これは。ほらっ、もっと締め付けんかっ!」
視線を馬車の中へと戻すと、床へと四つん這いで疼くまる女性の尻へと手を振り下ろし。
乾いた音が響くと共に、何処か甘さを孕む声が鳴り響く。
気合を入れろとばかりに腰を突き出すと、びくんっ、と背筋を反らしながらまた甘い声が馬車の外へと響いていた。
服を剥かれた女性の膣にはぐっぷりと野太いペニスが嵌め込まれ、何度も叩かれたのだろう尻は赤く腫れあがり。
床には粘着質な液が垂れ落ち、その行為の長さと、激しさを現している。
■キュリオ > 馬車の速度は人が歩く程度の速さ。
開けた窓から覗く顔に、漏れ聞こえる嬌声と肉音。
更には不自然な揺れまで見えるとあってはそこで何が行われているかは一目瞭然だろう。
ある宿に調査の名目で立ち入り、経営している夫婦の妻を運営内容の聞き取り、という名目で連れ出したのが今日の始まり。
清楚だった人妻の姿は今は見る影もなく、はしたなくペニスを咥えこみ、アナルからは太い玩具が生え、腰をかくんかくんと打ち付けている。
初めはその反応も相まって楽しめたものの、どうにも極上とは言い難い。
アナルから生える玩具を握り、にゅぐ、と捻る様に引き出すと ひぃぃぃい♥ と雌の鳴き声が外へと響く。
嗚呼、しかし。物足りぬ。
その声を聞き、僅か留飲を下げるも、このままでは物足りんと膣奉仕をさせながら視線は馬車の外を向いていた。
次なる店――当然、事前の連絡等していない――に到着するのが先か、はたまた琴線に触れる女性が見つかるのが先か。
汗と、分泌液と、粗相のお陰で酷く濃い空気に満ち蒸し暑くなる中、じっとりと汗の浮かんだだらしなく締まりの無い体を時折揺らし。
獲物を見つけるまでの手慰みとばかりに、膣に気付けの一撃を見舞って遊んでいた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアリスさんが現れました。
■アリス > 次回の舞台で使用するためのアクセサリーとして、はじめはいつもお世話になっている宝石商からブルーサファイアのネックレスを購入。
意気揚々とそれを身に着けて稽古へ臨んだものの、演出家より成り上がりの平民という役柄にあっていないとダメ出しをされて“役柄にあった”エリアへと足を踏み入れた。
するとどうだろう。普段見たこともないようなとても可愛らしく技巧が凝らされたアクセサリーを取り扱う店がたくさんあって年相応に瞳を輝かせて買い物三昧。満足げに店を後にすると往来を不思議な動きで走る馬車が目に入った。
「…?何かしら、あの馬車…」
平らで舗装された道にもかかわらず激しい揺れと時折風に乗って漂ってくる変わった薫り。
次第に近づいてきた馬車はどうやら窓が開いているようで、2つの荒い息遣いと女性のものと思われる濡れた声が聞こえてきて、思わずそちらに注視すれば、中にいた人物―――はっきりと相手を認識することはできない―――と目が合ってしまったように思われる。
どうやら上半身裸の様に見えて慌てて視線を逸らすけれど、相手には気付かれてしまっただろうか。
■キュリオ > 段々と、胎を突いても反応が薄くなり始めた女。
舌打ちを零しながら視線を窓の外へと向けていると、通りがかりに目に留まったのは一人の女性。
何処か、見覚えのあるその顔に、目を細めると口の端を釣り上げ。
待機しているメイドへと目配せをすると速やかに行者へとその意が伝えられ。
丁度、相手の斜め前にて音を立てて馬車は停車した。
「これはこれは、確かウェイン家のご息女でしたかな。
貴族が共も連れずに一人歩き等、物騒でしょう。何処かに行くのでしたらお送りしますので、さぁさ、お乗り下さい。」
窓から顔を覗かせ、不躾に声をかけ。
相手も此方の顔は知っているかもしれない。それが、悪い意味で、かもしれないが。
兎角、停まった馬車はその大きさも相まって、明らかに往来の邪魔となっている。
尤も、其の主はそんなことは微塵も気にしてはいないのだけれども。
メイドが馬車より降りてくると扉を僅かに開いたまま、相手を招く様に傍へと立ち、小さく一礼をした。
■アリス > 慌てて視線を外し綺麗にタイルで舗装された道を見つめるけれど、馬が嘶くのと同時に地面を見つめる視界に車輪の影が映った。
あぁ、やっぱり視線が合ってしまっていたのだ。
そう思うが既に時は遅し、聞こえてきた声の主はどうやら己のことを知っているようだ。
粗相があってはならないと慌てて顔をあげる。
不味い…とにかくそれしか頭には思い浮かばない。
「…バ…バッセンブルク…子爵…」
父からも母からも彼と彼を庇護する公爵には近寄ってはいけないと言われていたのに。
どうして近寄ってはいけないか、それは言われなかった。
けれども今ならば教わらずともわかる。
未だに馬車の中から聞こえてくる気だるげな息遣いに特有の生々しいにおい。それがすべてを物語っている。
清楚な見た目のメイドが己を招くが、誰かに助けを求めたくて辺りを見渡すも当然知己などはおらず。
「あ……いえ…その……ご迷惑になってしまいますわ。屋敷に戻ろうと思うのですが、子爵様のお屋敷とはその……方向が正反対ですし…」
申し訳なさそうに眉をハの字型に下げながら小さく首を横に振る。
■キュリオ >
「迷惑等と、とてもとても…!
同じ貴族同士、助け合わねばなりませぬからなぁ。
さぁさ、後ろは何時までも待たせれば良いかとは思いますが…ご遠慮なさらず。
おい、アリス様はご緊張なされている様だ。確りと乗せてやれい。」
豪奢な馬車は通行の妨げとなり、明らかに通行に支障をきたしている。
しかして貴族に物申せる訳も無く、往来では遠目に見守る平民たちばかり。
明らかにこちらに対して良い反応を見せぬ相手ではあるけれども、ここに至ってそれはもう関係が無い。
促してやればメイドに加えて行者までもがその姿を現し、相手の手を取ると馬車への乗車を促した。
爵位が上の家に対してする行為ではないが、それを平気で成すのがこの子爵だ。
■アリス > 子爵の“後ろ”という言葉にはっとして馬車の後ろに視線を向ける。
彼が乗っている馬車と比べるには粗末な馬車がずらりと並んでいた。
馬車の持ち主には到底向けることはできないような、いつになれば動くのか、貴族の道楽に付き合うほど暇ではないのだろ自分たちのやり取りを冷めた瞳、或いは苛ついた表情で女である自分を見つめる御者たちにに気付く。
そのような視線にさらされることには慣れておらず、すっかり身体を固くして委縮してしまっているといつの間にか手を引かれ馬車の中へと連れ込まれてしまった。
「あ…あの…」
子爵の足元には馬車を揺らす原因となっていたであろうある程度年齢のいった女性が全裸で膝まづいている。
己の声に気付いた女性が顔をあげると彼女の少し垂れた乳房が視界に入り、不躾に見つめるものではないと思い顔を赤らめながら視線を逸らす。
「これ…どうぞ」
見るに堪えなくて身に纏っていたケープを脱ぐと彼女の肩へと掛ければ、きっと眉を吊り上げて子爵を睨みつける。
「子爵様、このような往来でこちらの女性に何と言うことを…!」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアリスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアリスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアリスさんが去りました。