2019/02/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアクラさんが現れました。
アクラ > 「………」

閑古鳥の鳴く店を出て散歩に繰り出したのはついさっきの事
折角だから王都の事を見て回っておこうと道行く人々を眺めたり建物の中を覗いてみたりしてみたが…

「楽に狩れそうな奴ばかりだ。」

眠たげな瞳に映る人々は皆隙だらけで武器等所持すらしていない
思わず手を出しそうになるが勝手に人に手を出さない約束を思い出し迷いを払うように歩き続けている

王都は今の所誘惑でいっぱいのな街だ

アクラ > 「つまんないな。」

平和な王都は森に比べて敵や獣も居なければそもそも危険が少ない
歩いていてもただお腹が空いただけ、帰ってまた眠っていた方がいいかもしれない

「帰るか。ご飯が食べたい」

とことこ店に向かってまた歩き出す
次は面白いとが色々有ると噂の貧民地区とやらに行ってみるのもいいかもしれない

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアクラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 届け物を終えた帰り道、空の袋を畳んで胸に抱いて大通りをのろのろと歩いていた。うつむいて前を見ていないから、すれ違う人と肩がぶつかってしまったり、正面から衝突しそうになる。そんな事を何回か繰り返す間、小言を言われたり、親切に気づかってもらったりして、そのたびに頭をぺこぺこと下げる。
ぼーっと考え事をしているような顔でお店に戻る道を進んでいたら、どこかからいい匂いが漂ってくる。すんと鼻を鳴らして顔をあげると、ときどき利用している焼き菓子の屋台が目に入った。店主もこちらの顔を憶えてくれていたのか、笑いかけてくれて。

「……一つ、お願いします」

両手で持てるくらいの大きなクッキーみたいなお菓子。干した果物が混ぜられているものを指さして注文する。屋台の前に立っていると、漂う香ばしさのせいで口の中には唾液がわいてきそうで。