2018/12/28 のログ
ご案内:「平民地区の小さな公園」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 平民地区のはずれ、住宅地もない道だけの区画にある公園
ヒトはまず居ないであろう簡素な公園だが、誰が手入れをしてるのか、芝生は青く短く、石畳にはゴミが散乱してるわけでもない
そんな小さな公園に、一人の軍服姿の少年が舞い降りた。華奢、というよりは痩身、まだ中性的にも見える年齢だが、目つきがあまりよろしくない。手には大きな袋。石畳を蹴るように歩くと、ベンチにどかっと、腰を下ろす

すると、ひょこ、ひょこ、と、植え込みから顔を出す猫、此処を根城にしてる野良猫たちである。少年にてこてこと近寄る猫たち。鼻をヒクヒクさせながら、袋を見てる

「よぅ、ほれ」

少年は袋から、何かを取り出す。魚の切り身、アラ、色々な部位だ
骨だけは取ってるが、まあ捨てる部分も含めて買い取った。
それをぶっきらぼうに、地面に放る。アラだろうと切り身だろうと、野良猫たちにはご馳走である。夢中の争奪戦、喧嘩が起こりそうになると

「あー、いいから喧嘩すんな、お前こっち来い」

と、片方の首根っこをつまんで、そっちにも切り身を放る

グラスシエル > 猫たちにはパーティ状態である。とりあえず、目の前の魚が一番
そんな中、のっそりとやってきた黒い大きな猫が、のっしのっしと歩いてくる。切り身もアラも目もくれず、少年のベンチに飛び乗って、少年をじー、と見つめ

「相変わらずてめーはふてぶてしいな…、わかったよ、ほれ」

と、袋から切り身を取り出す。ちょっとだけいい部位だが、猫に違い等わかるのだろうか。黒猫は満足そうに、切り身にかぶりつく

「あー、寒ぃ、お前らさっさと食い終われよ。かたしたら帰るからな」

ぽい、ぽい、と切り身を投げつつ、買ってきたドライフードもザラザラと地面に置く

グラスシエル > 猫たちは切り身を平らげ、大食いの猫もドライフードを平らげると、各々が各自のお気に入りに返っていく。勝手なものだが、少年にとってはどうでもいい、というか後腐れがなくていい。勝手になつかれても面倒だ
しかしながら、大きな黒猫は移動する気配がない。この公園のボス猫である。切り身を平らげると、ひょい、とヒザに座る。
少年は渋い顔をしながら

「いや、寒いから帰るんだけど?おい聞いてますか?」

黒猫は、どしーんと丸まって、眠る気まんまんである。少年はため息をついて、面倒なので横になる。黒猫は、よっこらしょ、と腹に乗っかって、丸くなって

グラスシエル > いつの間にか…スゥ、スゥ、と寝息が聞こえる。寒いのに、眠ってしまった様子。黒猫はお腹の上で丸まったままである
さて、くしゃみをして飛び起きるのはいつのことやら

ご案内:「平民地区の小さな公園」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 冬の夜の酒場。頭に粉雪をかぶった小さな人影が酒場に現れた。外気の寒さ故、強いお酒をあおって声音も大きくなる客たちの賑わいの中で頭や肩に積もった雪を払い。

「こんばんは!マスター。
ご飯の前に身体、あたためたくて。ホットレモネード、くださいな」

いくつか空いているカウンター席につくと、にこやかに顔見知りの店主(背のまがった人の良さそうなおじいさん。眉間と両腕に入れ墨が入っている元冒険者)に声かけて。暖炉と、料理と客たちの人肌でぬくもる屋内に空気に、ほっとした表情を浮かべている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にゼナさんが現れました。
ゼナ > 「――――タピオカ、ちゃん……?」

異国情緒溢れる服装の少女がカウンター席に着いてしばらく後、幾人かの客の出入りが過ぎてからの事。店の入り口から漏れた声音は、酒場の喧騒にあっさり掻き消される程度の声音だった。
もしも少女が耳聡くそれに気付いて目を向けたなら、雪の乗ったフードを降ろし、短めの金髪にランタンのオレンジの明かりを反射させた娘の姿を見つける事が出来るだろう。たとえそれに気付かなかったとしても

「――――やっぱり、タピオカちゃんだぁ! うわぁ、久しぶりですっ!」

じっと少女の横顔を見つめながら近付いて、記憶に残る顔立ちとの一致を得たゼナの二度目の声音には気付く事だろう。なぜなら、ぱぁっと表情を輝かせた戦士娘は再会の喜びに誘われるまま近付く速度を一気に上げて両腕を開き、華奢な肢体にがばーっと抱きつこうとするのだから。
彼女がまともに反応出来ぬままそれを受け入れてしまうのなら、冬の外気に少し冷えた、それでいて奥には人肌の熱を宿すたわわな肉鞠の圧迫に小さな頭部が包み込まれる事となるだろう。

タピオカ > レモネードが大きめのグラスで渡されて、口をつけ。冷え切っていた身体がぬくめられる心地に瞳が思わず細められる頃。自分の名を呟く声音にはよく聞き覚えがある。ずいぶん前に舞台上へ上がり、一緒に踊りを披露して。その後、スイートルームでひとときを共にした小麦肌の少女の声。
酔っぱらいや勢いのほら話にまぎれたその声の主を探そうと首を巡らせ。

「わあーっ!ゼナ!
――んーーっ!ゼナの良い匂い……、久しぶりだよう……!
あははっ……!ほんとにずいぶん会ってなかったね!
偶然会えて嬉しい……!元気だった、ゼナ……?
って、……、あぅぅぅ……。ゼナのお胸で息とまっちゃう……っ、……でも……。ふふっ。……相変わらずとっても柔らかいや……」

喜色弾む顔つきで、自分からも両腕広げて。たわわに実る乳房ごと、自分の身体で受け止める。伸ばした腕で彼女の背を撫でながら、きゅぅと柔く抱きしめる力をこめて。頬を首筋へすりつけながら、首を伸ばして頬に小さなキスを啄み。再会を悦ぶうちに肉鞠のふくよかさに頭を包まれてしまって。悶えながらも、どこか甘い表情で彼女の乳肉に憩い頬を赤らめるのだった。

ゼナ > 快活で人好きのする声音。小さくともしなやかな体躯。そして仄かに香る南国の果物の様な匂い。何もかもが記憶の通り、変わらぬ少女の温もりが冷え切った身体をじんわりと温めてくれた。
これが冒険の最中であったならば、豊乳をカバーする鎧の硬い部分などが当たって可哀想な事になっただろう熱烈な抱擁。今は厚手のセーターとチュニックだけが柔肌を覆ってため、むぎぅーっと拉げた肉鞠の弾力に富んだ柔らかさに包み込まれるはず。それは結果的に少女の呼吸を奪い、豊乳の奥で少しだけ蒸れた柑橘の香りで彼女の肺を満たすこととなっただろう。

「――――はわっ、ご、ごめんなさいっ。わ、わたしったら嬉しくってつい……っ」

乳肉の奥からくぐもって聞こえて来た少女の声音にあわてて抱擁の圧を緩めたゼナは、それでも華奢なポンチョ姿に絡めだ腕は解かぬままの至近距離でじっと少女の顔立ちを見つめる。
いつもは眼力の強すぎるきらいのある蒼瞳を嬉しそうに緩めた顔が、口付けでもするかの様にするっと近付き

「はぁぁ……❤ タピオカちゃん、本当に久しぶりです。元気にしてましたか? 大きな怪我とかしていませんか? エッチな目には……ふふ、タピオカちゃんの事だから、エッチな目にはあってますよね?」

なんて言いながらほんのり熱帯びた褐色の頬に小麦色の顔を寄せ、親愛の籠もる声音を小さな忍び笑いと共に少女に届けつつすりすりと頬ずりを繰り返す。

タピオカ > 戦士らしく鍛えられたしなやかな腕。けれど柔らかさも伴ったその肢体。丸く張り出した母性の肉鞠。凜とした短い金髪だけれど、優しげな声音。全てが懐かしくて。同じ剣をとる者として、いつ命落とすかわからない身として。時を経ての邂逅の嬉しさに寒がっていた身体も熱を帯びる心地。彼女の甘い匂いに包まれ、とくんとくんと心拍が弾み。

「ん……ううんっ……。いいよ、ゼナ。……えへ……。
ゼナのお胸の柔らかさも久しぶりだったよ。
……ゼナの格好をした偽物じゃない、って確信できた。……なんてね。あはっ!」

乳房の甘い重さから解放されながら、ゆるゆると首を振って。にー、と子供の顔で笑みかけて。冗句めいたことをひとつ。蒼瞳の奥を覗くよにじっと見つめる。いつもどおり、彼女と一緒に踊った頃と同じよな青緑の双眸で。

「僕は元気してるよ!冒険したり、旅したり。お昼寝したり、遊んだり。
……あは……。う、……うん。……えっちな目には、……その、時々……、とか……。」

笑み深くしながら、こくこく、頷きつつの近況報告。怪我もなく、身体の調子もいい。小鼻すれあう距離が嬉しくて。しゃべるたびに相手の口元からこぼれる息を感じて頬をそっと赤らめる。その赤味は、エッチな目、という単語の後にかあ、と朱色に膨らみはじめ。頬ずりに心地よさそうに瞳を細めながら。かすめるように、その頬にキスを押し付けて。

ゼナ > 「―――もぉっ、お、おっぱいで本物認定しないでくださいっ!」

彼女の軽口にわざとらしく頬を膨らませて抗議するものの、それとてすぐに笑顔に溶ける。以前と同じ、日だまりみたいな少女の雰囲気が嬉しくて仕方がない。
年若い娘でありながら冒険者という過酷な世界で生計を立てているという共通点もあるだろうが、やはり、ゼナにとっては一度深い所まで繋がった相手というのが過剰なまでに近い距離感となって現れている。
故に、からかい半分の問いかけにも素直に、しかしたっぷりの羞恥を乗せてごにょごにょと応えてくれる少女にくすくすっと忍び笑いの色を深めてしまう。
そんな笑み綻ぶ頬にそっと柔らかな少女の唇を感じたなら、一瞬ドキッと鼓動を跳ねさせ

「―――――……んっ❤」

こちらからもお返しの口付けで、少女の耳朶を甘く食む。
そんな折に『―――んんッ!』とわざとらしい咳払いを耳にして蒼目を向ければ、困った様な苦笑いを浮かべてこちらを見る店主の姿。彼のさりげないジェスチャーに促されて周囲を見れば、生唾を呑み込みながらこちらの様子を伺っていた男性客が慌てて視線を外すのが分かった。
途端、ボッと頬を赤らめ今度こそ少女から離れたゼナは、気恥ずかしげな照れ笑いを浮かべつつ彼女の隣に腰を降ろして

「え……っと、すみません。ホットミルク、はちみつを入れて、ほんの少しだけお酒も入れてもらえますか……?」

と、遅まきながらの注文を店主に告げた。

タピオカ > 「ふにゃッ♥……あはっ、……ゼナ……。
そんなとこ食べられちゃったら、僕ぞくぞくしちゃうよ……」

舌のもつれた細い悲鳴。ぶるぶるぶるっ、と耳朶の敏感なところを甘い舌先でしゃぶられて身震いをする。そんな反応しながらも、頬は嬉しそうに緩んでいるのが彼女の蒼に見え見えで。咳払いと共に、相手と一緒に姿勢を正して。誤魔化すようにぺこりと小さく周囲へと頭を小さく下げる。

「ふふ。……ゼナが隣にいてくれるとなんだかあったかいや。あのホテルで過ごした朝のこと、思い出しちゃう。
……こんな風に、……触れ合ったもん、ね……?」

客としての体裁を繕っている相手が可愛らしくて。
にこにことご機嫌そにそう告げる。
少しばかり周囲に気を配り、相手の魅力的な肢体に視線を注ぐ男性客の気配がいったん去っている事を確認したあと。
……さ、わ……。
ショートパンツに包まれた彼女の瑞々しい尻たぶを、優しく手先で撫で。同時に悪戯っぽく見上げた、青緑の目つき。

ゼナ > 「~~~~っ❤❤」

ぞくぞくしちゃうのはこっちですよぉ! と力いっぱい反論したい気分。
少女の漏らした甘声は、ゼナが男であったのならばショートパンツの内側で痛いくらいに肉棒が張り詰めたであろう代物。結婚して以来性行為に対するリミッターの外れてしまった戦士娘は、そのまま彼女を押し倒してむちゃくちゃにしてしまいたい、なんて気持ちを必死に押し殺して席につくのだけれど

「ふぁ…っ❤ ん、んんぅ……っ❤」

ゼナよりも更に年若い少女からの追撃が止まらない。
踊り子としての淫らなステージの後、報酬として宿泊したホテルでの二人きりの甘い時間を思い出さずにはいられない彼女の言葉。更には、青緑の横目でさり気なく周囲の注目が外れたのを確認してからの淫靡な悪戯。
猥褻さのない、たまたま手が触れてしまっただけですよ? なんて言い訳されたらそれが通ってしまいそうなさり気ない所作が、それでもゾクッと背筋を震わせる程の甘やかさでお尻を撫でる。

「――――マ、マスターッ! ん、んぅ…っ! え、えっと、お部屋っ、お部屋はまだ余ってますか? 今日はこちらのお店で泊まりたいと思うんですけども……っ!」

ガタッと席から立ち上がらんばかりの勢いが、一瞬声音を裏返らせつつ店主に問う。全てお見通しだと言った感じのニヒルな笑みを浮かべた店主が、注文したホットミルクと共に部屋の鍵を渡してくれる。その際に二人の少女の間に顔を寄せる様にしつつ『3階の角部屋だ。うちの中では一番壁が厚いが、それでもあまり激しくすると声が漏れるから気をつけな』なんて忠告すらしてくれる物だから、ゼナの顔はますます赤みを増してしまう。
そんな羞恥をごまかす様に、両手で持ち上げたホットミルクの木杯に口付け傾け――――んぐっ、んぐっ、んぐっ! と豪快に飲み干したならカウンターに置かれた鍵を木杯と入れ替わりに手に取って

「タ、タピオカちゃんっ! その、ですね、えっと、募る話もありますし、続きはお部屋でっ! お部屋でシましょうっ!」

何をするつもりなのか丸わかりな風情で手を伸ばし、彼女の手首をきゅっと握るゼナ。冬の外気に冷えていた手は、今やすっかり熱を帯びている。彼女がゼナの誘いに乗るならば、二人の姿は早々に3階に上がる事となるだろう。

タピオカ > 「えへへ……。とっても良い声だよ、ゼナ……♥
えっちな声……。女同士なのに……、はぁっ、……、ドキドキしてきちゃうよ……。
――。……もっと、触れちゃ、だめ……?
……僕のことも、……触れてほしいな……」

彼女のパンツは旅と戦闘に耐えられるよなしっかりとした生地。けれども、そんな生地をやすやすと透過して手の中で揺れ動くのは柔らかい尻肉の気配。そして何より、浮ついた喘ぎ声に思わずあおられてしまい。そのまま手先をパンツの内側へ忍ばせてみたい衝動を押さえて手を引っ込ませつつ。
やや潤む目つきも上目遣い。

「ゼ、……ゼナ……、……♥
う、うん……。その……、ぁ、……、ありがと、マスター……」

席立つ勢いに睫毛をぱちぱち弾ませながら、その意味を悟ってほの赤くする褐色肌。ニヒルな笑顔の彼がひそりと告げる意味深な台詞にますます赤く熟れていく頬。頷きながらも、小さくカウンター席へ縮こまって。しおらしく両手でレモネードを飲み干していく。

「う……っ、うんっ……♥
ゼナ……。お部屋で、たくさんシようね?
あっ、あの……、その、会ってない間にあった色々なコトを知りたいな……。たっぷりと……僕に教えて、深く……♥」

自分の手首を握った彼女の手先は、戦士とは思えないほど滑やかな触れ心地がする。その心地にドギマギと視線をさまよわせながら、肌ごしに遊牧民も身体を火照らせているのが彼女へと伝う。相手の声音につられてか、動揺してか。どこか桃色の響きをもった言葉を呟いてそっと頷く。
そのまま3階の部屋へ、まるで駆け落ちするよになだれ込み。

「は、あぁっ……。ゼナ……。
久しぶりに会えて……。
久しぶりに……ふたりっきりに、……なっちゃった……ね♥」

その部屋の中で、どこか恥ずかしそうに目元を赤らめ。そっと相手へ身を寄せ。

ゼナ > ある意味では冒険者らしくない、快活で屈託のない少女。一見、性的なあれこれにまだ目覚めてさえいないかの少女の可憐な唇が奏でるのは、積極的なまでに性行為をねだる言葉の羅列。そのギャップにどうしようもなく興奮する。
そんな少女とこれから二人きり。そう考えれば3階に向かう脚は早足となり、繋いだ手指も愛撫でもするかの様に淫靡に彼女に絡んでしまう。
程なくたどり着いた3階。廊下を真っ直ぐ進んだ突き当りの頑丈そうな扉に鍵を差し入れ中に入る。
ゼナの服装からさり気なく懐具合をチェックしていたのだろう。
一夜の褥として店主が貸し出してくれたのは、この宿においては上質な部類に入る二人部屋。平民地区相応のこじんまりとした、それでいて狭苦しさの感じられない広さ。壁際に置かれたダブルベッドは頑丈そのもの。
ゼナとタピオカ、二人の少女を余裕たっぷりに受け入れるだろう寝台は、シーツも毛布もきっちり洗い干された清潔さ。室内に暖炉などは見当たらぬ物の壁の一画が煙突に面しているのか、薄着でいても風邪を引かない程度には暖かい。
ハイブラゼールのスイートとは流石に比べられないけれど、それでも久しぶりに出会った少女と一晩過ごすにふさわしい部屋と思えた。
後手に掛けた錠の金属音も淫らがましく、繋いだままの手が彼女を部屋の奥へと誘った。
留め具を外したマントを椅子の背もたれに掛けたゼナは、はっきりと性的な匂いのする表情に興奮の朱を昇らせて、身を寄せてくれる少女の肢体を再びぎゅーっと抱きしめる。
再会の感激のままに交わしたハグとは異なる、性交の前触れとなる淫靡な抱擁。

「は、ぁぁ❤ タピオカちゃん……タピオカ、ちゃんぅ……❤」

彼女の背筋を撫で降りる片手は、そのままお尻の割れ目へと指先を這わせていく。寄せた顔は熱帯びた頬を擦りつけながら、銀の髪束に鼻先を潜り込ませて少女のうなじの匂いを嗅ぐ。
零す鼻息は早くも乱れ、彼女の淡い膨らみに押し付けた豊乳の奥は今にも弾けんばかりの鼓動を刻む。

タピオカ > 気を利かせてくれた店主に心の中で感謝を浮かべる。部屋は小奇麗で、ベッドは2人で身体をぬくめ合うのに丁度いい。野外生活や野営に親しんだ身としては、何より居心地が良さそうだった。適度にぬくもりを保った部屋の空気を吸って。まもなく、その鼻先を包み込むのは彼女の匂い。

「ん……っ……、ん……っ、……、ゼナぁぁ……っ……♥
会いたかった、の……。もういちど、……、こんなこと、……してみたかった、の……♥
はああっ……、はぁぁ……、はっ……、あ……♥ぁ……っ♥
おしり……、とけちゃいそう……っ……!」

甘い鼻息が盛んに彼女の首筋を撫でる。潤んで細められる瞳は、砂漠を歩きづめで乾いていた身体に泉の水が注がれた杯を差し出された時のよな様子で、相手のことを物欲しげに見上げていて。熱がこもったその視線を絡ませ合うまま、相手の細い背を両手で撫で回す。
小さなお尻がぷるりと悶えて、吐息がさらに乱れていく。

「胸……、あたって、……っ、……、すごい……、
僕も……ゼナも……、どきどき、とまらなくなっちゃってる……っ……♥」

柑橘系の甘酸っぱい、けれど熟しきっていない青さの残る。そんな雌の匂いがうなじを確かめる彼女の鼻先をくすぐって。
触れた豊かな乳房が浅い胸と衣服ごしにキスをする。
小さな穂先が、とん……とん……つん……つんっ……。充血してしこり、弾力と硬さを増して相手の蕾を撫でていく。
感じた小尻がぴくりと引きつれば、締まったそのまろみが熱を持って張り詰め。