2018/12/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトモエさんが現れました。
■トモエ > 酒でも飲みたい気分だった。
あけすけに言えば、何かを貪りたかったのかもしれない。
若い女の肢体をぼんやり思い浮かべながら、度数の高い酒を注文する。
両刀には違いなかった。色狂いにも。
「ウィスキーをダブル、ロックで」
店を出入りする人間をぼんやりと眺める。若い男でも構わない。
しばらくの間、遠のいていた悦楽の世界が急に彩りを取り戻していた。
頭の中が切り替わったように、人の肌を嬲りたくて、触れたくて、仕方がない。
ちろりと唇を舐める舌は、美しい紅だった。
■トモエ > グラスを伏せて、会計に立つ。
「ご馳走様」
支払いを済ませて、女は店を後にした。
>退室
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトモエさんが去りました。