2018/12/08 のログ
■エウロペ > 「エズラと一緒にっていうのは、うれしいし楽しそうだけど。
役に立てるかどうかはわからないよ?」
エウロペ本人は戦う意思はない、つまり戦闘はエズラ任せになるがそれでもいいなら。
意識的に戦うことを封じた身としては、付いていくだけになってしまう。
一応それについては伝えるが、それでもエズラの士気が上がるのであれば、喜ばしいこと。
「相変わらずエッチね…そこがイイとこなのかもしれないけれど」
彼の意味深な言葉に乾いた目を向けつつも、嫌悪している様子は全く無く。
回された彼の腕にちゃっかり抱かれれば、その豊満な胸をむにゅりと彼の逞しい肉体に押し付け、今度は微笑んだ顔を見せよう。
それが誘いへの答えとなったか。
■エズラ > 「ようし、そんじゃさっそく依頼を撰ぶとすっか……これなんかどうだ?」
腰を抱いた手は離さないままに、適当な依頼状を指す――
その後、恨めしそうな男達の視線を尻目に、彼女を連れ出してしまう――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエウロペさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/服屋」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 季節がめぐり、寒さを感じるようになってふと思い至ることがあった。
冒険用の装備は買い替えても、普段着とか全く買っていなかったなぁと。
それだけ常に冒険者家業に勤しんでいたかと思えば、まぁ勤勉なことと自分を褒めてやりたいが…
「……んー……」
一般的な服の並ぶ店の中をウロウロと。
店員が声をかけようかそわそわしているようだが、視線で来るなと訴える。
なんというか…普通の服屋に来たのが初めてで、この空気に慣れない…。
店側も、目つきの凶悪な少年の扱いに困っているようだ。
■ブレイド > そもそも服の趣味がなんとなくこう…なんかこう…
やわな布地は嫌だし、派手な色は嫌だし、装飾やら何やらもいらないし…
いっそ冒険者のための店で丈夫な布地を使ったやつでも買ってくればいいのでは?という気にすらなる。
もちろん、着心地は据え置きだろうが。
どうせ寒い間もほとんど依頼をこなし続けるのだろうし。
「でもなぁ…」
肩を落として溜息。
なんか、ずっとそれではだめな気がするのだ。
少しはそういう方面にも関心をもつべきなのではないかと。
自分と一緒に歩く者に恥をかかせるような格好は避けたいと言うか。
らしくないことだと思うが、ずーーーっと出ずっぱりというわけでもあるまい。
家に帰ったときにくつろげて暖かい服があるといいだろうし…。
「いや、まて…」
部屋着と普段着はまた違うのでは?
こういうことに慣れない少年は一人ぶつぶつと悩んでいた。
■ブレイド > 感覚で服ひとつを手にとって見る。
好きそうな色、好きそうなデザイン、着やすさ、布地の肌触り等。
「うっ…」
よくよく見てみれば…やはりと言うかなんというか。
薄暗い色味の…いや、黒っぽーい服だ。
あまりにも飾り気がない。
刺繍でもあしらってあれば少し違うのだろうが、そういう装飾に関心がないせいで
至ってシンプルな無地の服。
これでもいいと言えばいいのだが…
「せっかくだしなぁ……」
部屋着はこれでいいかもしれないが、冬の外用の服となれば、もうちょっとなんかないだろうかとなってしまう。
■ブレイド > 結局そのまま一時間ほど悩み続けたが、手にとった地味な服を一着買うにとどまったらしい……
ご案内:「王都マグメール 平民地区/服屋」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネコアシさんが現れました。
■ネコアシ > 今夜も平民地区の大通り、その大通りと他の通りを繋ぐ路地に陣取り、何時ぞや拾い集めた純度の高い水晶を売りお金を稼ごうとする少年1人。
あれから1個も売れなくて、今夜売れなければ二束三文でもいいので何処かに持ち込んで売ってしまおうと、でも中々それに踏ん切りつかずで、ギリギリまでギリギリまでと水晶の一つを壊さぬように加減しながら、シルクの布で磨いて磨いて磨きぬく。
さて、この水晶は純度が非常に高く、アクセサリーに加工してもよし、魔法を込めて使うもよし、何なら砕いて触媒にしたっていい、その水晶が今ならリーズナブルでお得な価格で露店で発売中……と、売り文句も考えているが、大通りに面している筈なのに人が全く寄ってこない。
「あーもうダメかなぁ?!コイツを手元にまともな武器でもそろえようかと思ったんだけどなぁ?」
手の中の水晶の塊をポンッと空中に投げて、敷いた布の上に落ちる間際で足先でキャッチ、で今度は足先で蹴り上げて、両手でポンッとキャッチする、手持ち無沙汰である。
防寒具なんて持ち合わせなく、ぼろぼろのローブを羽織るだけ、今日は胡坐ではなく膝を抱えるように座り込めば多少は温かくあるが、折角のぬくもりも水晶遊びで冷たい風が吹きこんで台無しである。
まあそんな夜更け、誰かお客は来ないものかと、ぼーっとただただ時間を凄く、貧民地区よりは比較的安全だからこそ、味わえる緩い時間であった。
■ネコアシ > 「ダメだなこりゃ……。」
今夜は早々に見切りをつける。
ギリギリまで、ギリギリまでと考えていたけども「空気」が悪い。
大通りの喧騒がこちらに流れてくる気配もないし、寒さの所為か大通りからお店に入る人が多数で、通りを歩いて散策するような人間はいなそうだ。
何時もの様に何時もの如く、結局高いお金を払うだけで役に立たなかった敷物をまとめ、水晶の塊や小粒の水晶を包み込むと、よいしょとそれを背負い大通りから路地へ、路地からなるべく静かな路地の方にある水晶を買い取ってくれそうなお店を探しに歩いていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネコアシさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にボブさんが現れました。
■ボブ > (行きつけの一つである酒場から出てきた褐色肌の男、店内に居た時は分からなかった冷たい風が吹き、
その風に軽く身体を震わせ、コートの袷を手でしっかり閉じていくと)
「おおぉ~~っ、さぶっ!! せっかくいい感じに酔ったのにこれじゃあすぐに醒めちまうな。
だったら部屋を取っている宿に戻る道の途中でいい感じの酒場があったら突入して、もう一回温まっていくかな」
(冷たい風に当たる表面積を少しでも減らそうとばかりに肩をすぼめ、少し猫背になりながら平民地区の通りを歩き始めていって)