2018/11/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にボブさんが現れました。
ボブ > (北風が冷たく拭きつける王都に薪の搬入を届けた褐色肌の木こり。
薪を届けた先の人から最近の王都の流行などを耳にし、ちょっと離れていた王都の今の流行りを体感しようと
男は王都の通りをぶらり散策としていて)

「ふ~~む、細工物は華美というよりは実用的な物が主流を取っていて、女性物の服も冬場ゆえの実用性が求められていると。
まぁ、いざという時の女性への贈り物っていうのは使える手だから覚えておいて損はないか…」

(自分が気のある女性に贈り物をする時や商売相手に女性が居た時に気の回る男だと思われた方がよいと
小賢しい策略めいた事を頭に思い浮かべつつ、男が街を歩いていれば、それだけ動き回っているので
当たり前のように男の腹は空腹を訴え始めているのに気付く)

「ん?……そろそろ腹に物を入れないとマズいか……さて、今日はどこに向かいましょうかね?」

(一応、王都に来た時の行きつけの店はあるが、どこか新規開拓をしてもいいかな?という思いにも狩られていて
さてどうしようか……と独り言を洩らしながら、道を歩いていく)

ボブ > (通りを歩き、すれ違う人たちの会話を盗み聞きなどをし、男自身が知らない最新情報を耳で捉えながら通りを歩き)

「なるほどね……、さすがに飲食店の情報ばっかりじゃないけど、いくつかは面白そうな店の話は出てたな。
とりあえず店の前にいって、客層とかを見て、俺が入れるかどうかを確かめて、
更には店の裏とかに回って仕込みとかのいい匂いがしてくるかを確かめて入るかどうか決めていくかな」

(耳で捉えた情報を元に男は新規開拓をしようと心を定め、男はそれらの店がある方へと脚を向けて、
通りを通り過ぎ、その姿をゆっくりと姿を消していった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 聞き馴染みのない音色に合わせて踊り子が舞っている
と言っても踊り子たちが色っぽく媚びるような表情をするでなく、身体の曲線美を存分にアピールするでなく
あくまでも健全であり、客層も男ばかりというわけではない
とどのつまり、踊り子のショーや旅芸人の芸を傍らに眺めつつ食事をしたり、酒を飲んだりする酒場であった

今宵も冒険者のパーティーから品の良さそうな商人までが訪れている中、カウンターの隅っこに陣取っては、
絶妙に見えそうで見えなさそうに揺れている踊り子の纏った衣装の裾へとジッと眼をこらえながら
時折、思い出したように口にした細巻きのタバコの灰を落とすのである

「見えないか…そりゃあ、見えないよな」

カウンターテーブルに背を向けつつ、グラスを片手に美味いのか不味いのか自分では判断のつきかねる酒を舐めながら
見えないと判ってはいてもやっぱり諦められずに踊り子たちに視線を向ける
そのうち、音楽の音色が止まり、さーっ、と踊り子たちが引けていってうだつの上がらなそうな旅芸人が
出てくれば姿勢を正してカウンターの方へ向き直った。短くなった細巻きを新たなものに変えて咥え直し、
先端に火を灯せば深く吸い込んではゆっくりと紫煙を吐き出した