2018/11/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > もうそろそろ暗くなりはじめそうな時間になっても広場の賑やかさは変わらなかった。すこしずつ店じまいする商人たちもいる中、残った掘り出し物を探して歩きまわる人々とぶつからないように気をつけて、右へ行ったり左へ行ったりを繰り返す。
今日は自分も買いつけにやってきた側。しかしこれといって目をひくものも見つけられないうちに、こんな時間になってしまっている。なにか目玉となるようなものをお店に仕入れられたらと思うけれど、こんなに賑やかな場所で魔眼の力を使うのも難しくて溜息がこぼれた。
「えと…」
今日買いつけた品のリストを見つめて考えこむ。まったく成果がなかったわけでもないから、諦めるにはいい時間かもしれない。あたりが暗くなる前に帰ろうか、もうすこし粘ろうか迷いながら、目についた露店を覗く。しばらくはその繰り返しで。
■ミンティ > 時間をかけてみたけれど、もうほとんどの品物に買い手がついたあとだった。もたもたしている間に買いつけた商品を乗せた馬車が出てしまうかもしれない。
もうちょっと積極的に交渉できる勇気を持たないといけない。今日の反省点を胸に秘めて、来た道を急ぎ足で戻っていって…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。