2018/10/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にジンライさんが現れました。
ジンライ > 煙草の煙が色濃く漂う酒場。丸テーブルの一つでポーカーに興じる男女4人がいる。
ジンライ > 中の一人、東国風の人相の悪い男はルールに不慣れなようで、他の面子にからかわれては悪態をついている。
ジンライ > 勝負が進んで――-東国風の男と眼鏡の顔色の悪い男の一騎打ちとなったらしい。
残りの二人は勝手な揶揄を送り、東国風の男が頭をかきむしり、眼鏡の男は澄ました顔。

ジンライ > 両者、手札を見せ合う。勝ったのは――――眼鏡の男。
東国風の男は頭を抱える。他の仲間は笑いながら、もう一勝負に誘う。

ジンライ > 東国風の男は首を振って断る。肩を落とし席を立ってカウンターへと向かう。立ち上がれば背丈が大層な偉丈夫で、残されたポーカー仲間は半ばぽかんと男を見送る。
ジンライ > カウンターへ寄りかかると、マスターをじろりと見て
「…親父ィ、酒…一番安いのでいい」

ジンライ > 残った面子はまた新しい獲物を見つけたらしい。またあのテーブルには4人でポーカーをする人影がある。
それを眺めながらマスターから酒を受け取ると、一口飲んで「…不味ィな」

ジンライ > 「…イヤ、悪ィーって。最近ちィとばかり羽振り良くって、しばらくイイ酒飲んでたから…あァ、うそうそ!この酒も美味いって!」
飲みかけの酒を奪われそうになって、慌てて弁解をする。

ジンライ > 「あァ――また素寒貧だよ、ツイてねえ…ええ?ああ、イカサマなあ…」
ジンライ > 考えねえでもなかったけど、と一人言ちて…
ぐいっと酒の残りを煽り
「ま、いーんだよべつに」酒の代金をカウンター越しにマスターへ滑らせる。

ジンライ > 「じゃァな、ごちそうさん」
マスターへ片手を挙げると、のっそりと出口の方へと

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からジンライさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 平民地区でも夜市は賑わってた。
肩から斜め掛けにしたカバンの中には伝票がたくさん入ってる。
人の姿で帽子を目深にかぶって、市場の中を慣れた足取りで歩く。
猫の時のように人の足の間はすり抜けられないけど、人にあたらないように避けて、
目指すお店の店主に伝票を渡していってた。

シャルレ > 最後の1枚もすべて配り終わると、次は自分の買い物。
いくつかの店舗を回り、欲しかったものを買うと、少し早足で市場を抜けていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」からシャルレさんが去りました。