2018/09/20 のログ
ご案内:「マグメール カフェ」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーしゃら…コト、カタタッ……

上弦より少し肥えた月の夜。
とあるカフェの窓辺にて、キャラメルラテに口付けて。
パンプキンパイに舌鼓。

今日のお仕事はカフェの内装デザイン。
夏の間、涼を届けてくれた魔石の花を取り外し…新たに、今度はメイプルを。
しっかりと乾燥させた草木や色鮮やかな木の実のリースを飾り、あちこちに熟れた柿色やイチョウ色なんかの飾り布を配すれば。
…紅葉に緑の差し色の、実り豊かな店内の出来上がり。

魔石で作られたメイプルの枝には、炎の力を灯し…これを店内の形状や風の流れを考えつつ飾れば、暖房になる。
葉の一枚一枚、全体のバランスを見ながら宿す魔力に強弱をつけ…店内に同じ枝は一つもなく、来る度に違いを楽しめるように。
…そんな、ちょっとした遊び心を詰め込んでみた。

紅月 > 「……、…ちょっと凝りすぎたかしら」

テーブルに片肘ついて、ぼんやりと店内を眺めつつ呟く。
…こてり、と、首を傾げて。
正直な所、己としては採算度外視である。
だって、途中から楽しくなってきちゃったんだもの。

「……"芸術の秋"だし、仕方無いよね?
…うん、仕方無い仕方無い」

にっこり笑顔で自己完結。
美味しいパイと、ラテアート付きの一杯をご馳走になっちゃってるし…なにより己はこの店の常連で。
ちょくちょく店主にコッソリとオマケもらったりしているし。
…たまにはこんな日があってもいいか、なんて、クスクスと笑ってみる。

紅月 > フォークを刺せば、さくり、と小気味よい音を立てて…口に運べばホックリと優しい甘味を届けてくれる、パンプキン。
かぼちゃ・栗・サツマイモなんかを使ったホクホク系のスイーツは好物のひとつで、秋が来るとそればっかり食べていたりする…梨や葡萄なんかも捨てがたいが、やっぱり此方がお気に入り。

「…仕事後の甘味は格別よねぇ……」

ほぅ、と、うっとり息を吐いて。
今度はキャラメルラテを一口。
ラテアートの"うさぎさん"は自身のリクエストである…口をつけた故に形は崩れてしまったが、リクエストついでに描き方は教わった。
後は自宅で練習あるのみ、である。

「上手く描ければいいなぁ…」

なんて、呟いてみる。
絵を描くのは嫌いじゃない、が、やはりペンとラテアートでは勝手が違う。
先は長そうだと、また、笑みを溢して。

ご案内:「マグメール カフェ」に紅月さんが現れました。
ご案内:「マグメール カフェ」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「」に紅月さんが現れました。
ご案内:「マグメール カフェ」に紅月さんが現れました。
紅月 > かちゃり、と、カップをソーサーへ戻す。
と、視界に入る一枚の透明な葉。

メイプル…つまり、楓の葉。
大振りで切れ込みの浅い、蛙の手のような形の葉。
個人的にはモミジの方が好きなのだが、やはり"郷に入っては郷に従え"である。

ひょいっと手に取り、くるくると回してみる。
今店内に飾ってある其れのイメージ見本として、水晶で作ったものであるが…本物の木の葉と違わぬ薄さのそれは、個人的には中々の力作で。

「ペーパーウエイトにでもするかねぇ?
あ~あ、紅葉狩りしたいなぁ…でもなぁ、御供つけて紅葉狩りはなぁ」

思わず苦笑する。
つい最近、友人に『危険な場所を散歩したいなら護衛でもつけたらどうだ?』と諭されてしまったばかりなのだ。

紅月 > 「…ま、なんとかなるか。
ご馳走さまでした~」

空になったカップにお皿。
ささっと纏めて「よいせ、っと」なんて呟きながら席をたつ。

…さて、どこの森へいこうか。

ご案内:「マグメール カフェ」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 昼下がり、人も賑わう大通りを一台の馬車がゆっくりと闊歩していた。
一目で貴族が乗っている物と知れる程に豪奢であるが、その装飾は過剰に過ぎる。
目端の利く者は、それが一部では有名な悪徳税収官の馬車であることが知れるだろう。

そんな馬車の中は今、非常に蒸し暑い。
外が暑いという事もあるが、何よりの理由は、情事の真っ最中であるからだ。
監査に入る施設に至るまでの道中、手慰みにと道を歩く女を一人攫う様に馬車へと連れ込んだのが1時間ほど前。
媚薬成分の入った香を焚き、その匂いも既に感じられぬ程に、車内は据えた情事の匂いに満ちていた。

「――――っち、気を失いおったか。
 肉鞘程度には使えるカと思えば、だらしのない女よ…!」

既に女の体からは力が抜け、四つん這いのままぐったりと顔を床につけている。
尻を手のひらで打っても、びくりと僅かに跳ねるだけで声は無く。
床に垂れ落ちる涎と、結合部から滴り落ちているどろどろの蜜。
加えて、尻穴からは複数の玩具が飛び出しているともなれば、女性のその状態も納得できようものであるが。

それでも不服そうに、反応の無い穴へと腰を突きこみ、僅かなりとも肉の締め付けを得ようと無慈悲に犯し続けていた。

「おい。目に留まる女が居たら声をかけろ。」

行者へと言付けを行い、改めて腰をズパンッと打ち付ける。
これでは自慰だと吐き捨てる様に呟きながら、さっさと目的の店――ないしは施設――へと着くか、新たな女の発見を待つ。

キュリオ > やがて目につく女が、馬車の中へと引きずり込まれる。
喚き声とも、雌の鳴き声ともつかぬ声が馬車から響くまで、そう時間はかからない―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。