2018/08/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシシィさんが現れました。
■シシィ > 「あ、つぅ───」
日差しの強い午後。こんな時間に出てくるのではなかったな、とわずかに思いつつ、掌で庇を作るようにしながら、高い空を見上げる。
生まれ的に暑さには慣れているが、慣れているからといって、好き、というのとはまた違う。
多少気候も違うこの暑さに辟易としつつ、風通しの良いワンピースの裾を揺らし、街路を歩く。
場所は、平民区、商店街の中だ。暑さの中、祝祭の雰囲気もあって少々浮足立ったような雑踏の中を異国の風貌を保った女が歩を進める。緩く癖のついた銀の髪は、今は大雑把に後頭部で一つにまとめられ、長い尻尾が背中で揺れていた。
ノースリーブでむき出しの肩を保護するように柔らかな綿のストールを羽織った姿は、基本的には風を通すつくりの衣服のおかげで存外に快適ではあるが、暑いものは暑い。
どこか涼を得られる場所か、あるいは喉の渇きをいやせるものを打っているところはないかと、視線をさまよわせつつの彷徨に、今は特に意味はない。
街角に張り出された、張り紙にちらりと視線を寄せつつ、どうしようかな、ととくに何の予定もない己の午後を思うが、思考を鈍らせるほどの暑さに、次の瞬間には少しげんなりとした表情を浮かべていた。
■シシィ > はふ、と息を一つ胸に入れる。
温く肺腑を満たすそれは、懐かしさにも似た空気だ。
けれど人いきれもまた感じて、緩く笑みを刻む。
軽い足取りでその雑踏の中に足を踏み入れると、にぎやかなその空気の中に混じって───
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシシィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 教会」にシンシアさんが現れました。
■シンシア > 平民地区の教会での手伝い、陽が長くなってるけど時間にすると
もうすぐ夕方、教会の子供たちの夕食の支度も終わって一息ついてるとこ
静かで誰もいない教会の中、高い天井とステンドグラス
中央には祭壇もあって…長椅子が並ぶとこの端っこに座ってた
■シンシア > 遠くで鐘の音がする、子供の声も
目を閉じてるといつの間にか、ウトウトしてしまってたよう
席を立つと、教会を後にする
ご案内:「王都マグメール 平民地区 教会」からシンシアさんが去りました。