2018/08/09 のログ
ミゲル > 一度は目を覚ますが再び睡魔に襲われ首を振り。
ここで寝るのは流石に危険と…路地裏へと向かい寝床を捜すことに……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 港湾都市から王都へ戻ってきたところ。夏の間は港街で憩うつもりだったけれど、一度マグメールに戻った理由はもちろん……。

「わああ……!これが神餐節!
人がいっぱい、……、みんなでご飯、とっても楽しそう!」

神餐節めあて、である。門番の身元確認もそこそこに、平民地区の広場に来れば炊き出しの香りに、晩餐にありついて満足げな人々。表情綻ばせ。

「僕もみんなとご飯食べたいな……。あっ、あのキノコのミルクスープ美味しそう……!
人がたくさん並んでるなあ。一番うしろはどこかな?」

炊き出しの一角に、食欲そそる香りを漂わせる大鍋があって。味わってみたいと並ぶ列の最後尾を探して右往左往。列に並ぶという行為に慣れていない田舎者そのものの様子で、賑わいの中、注意力も散漫なありさま。

タピオカ > 「やっと列に並べたよー。……ふふっ!
僕の順番まだかなまだかなー。」

根は王都のはるか北、朝に夕に馬に乗って羊を囲い仔山羊を育ててはまた移動する遊牧民。
そんな故郷を出てかしばらく、都会や人といったものにだいぶ親しんできたけれど。
列に並ぶほどの賑わいは物珍しいのだった。
並びながら、どこかうきうきとした雰囲気で背伸びで先頭の様子を見たり、前や後ろの人に話しかけたりと楽しげ。

「わーい、ありがとう!……えへー、もらっちゃったー。
いただきまーす……!」

やがて列が消化されたら、給仕役をしている皺だらけで笑顔浮かべる上品なおばあさんからスープ皿とスプーン受け取り。嬉しそうにお礼を告げるなり、手近な木箱に腰下ろした。
ひとくち、スプーンを口にふくむとたんに「んー……っ」。
思わずもれたのは綻ぶ笑顔と、とても満足そうな。そんなため息だったとか――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタピオカさんが去りました。