2018/08/01 のログ
ラフィリア > 此方は……此方は一体何を言った……?
一体何をした……?
現実を受け止められない頭の中に先程までの自分の恥態がフラッシュバックする。
二度と誰にもお尻には挿れさせないと憤っていたのではなかった……?
それと自分から喜んで受け入れて……嬉しそうに腰を振って……。
そう、こんな風に腰を……。

「あっ♥あぁっ♥ひぃんっ♥」

そこで自分が腰を振っていることに気付く。
だが、もうどうしようもなかった。
高まる快楽は止まらず……男の精を嬉しそうに搾り取る。
魂が堕落しそうなほどの絶頂……。
そこからはもう抵抗する気も起きなかった。
ただ、されるがままに犯され……悦び……粉々に砕かれたプライド、それに支えられた自我を守るよう、ただただ快楽に身を任せることしか出来なかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からラフィリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にミゲルさんが現れました。
ミゲル > 日も暮れた時間の平民地区にある広場。
明るい間は人も多い場所であるが日が暮れてしまえば人通りも立ち寄らない場所。

そんな広場の一角で備え付けられたベンチに腰を下ろし、身体を半ば寝そべられている。
手には来る途中に買ってきた食事の入った袋を持ってはいるが手をつけずにそのまま。

「………涼しくならない…」

ベンチでだれている理由は暑さに負けたから。
暑いなら部屋に戻ればいいのだが、その気力もなくベンチので情けなく伸びている。

ミゲル > 時折吹く風を受ければ気持ちよさそうに頬を緩めるが風が止めば暑い時間に逆戻り。
涼しい場所へ避暑へでも行ければ最高だが、そこまでの貯えもなく。

「……明日も…薬草集め……かな」

涼しい快適な一日を送るには先立つものが必要。
その為に明日ももはや恒例になっている仕事を受けようと考えてベンチに座り直し。
ようやく食欲が湧いたか、袋からパンを取り出して口をつける。

ミゲル > 「……寝床探さないと…」

どうにかパンを食べ終えてベンチから非常にゆっくると腰を上げる。
普段の安宿は既に満室で次の当てはなく、一思いに部屋でも借りるか。
そんな事を考えて繁華街へと足を向ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にマニィさんが現れました。
マニィ > ──夜、何処からとも無く流れる風に、血の匂いが混ざっている事に眉を顰めた。

「都は空気が悪いもの。というのは兎も角として……蝉、売れるとは思わなかったな……」

それは私が冒険者ギルドにて、昆虫採集依頼についての苦情を努めて緩やかに述べている折の事。
会話に割り込む形で声をかけてきたのは恰幅の良い壮年の男性で、聞けば虫籠にぎっしり詰まった蝉が欲しいと言うじゃあないか。
後はトントン拍子に話が進み、商談は和やかに締結し最後は双方にっこり笑顔で握手を交わす。
……まあ、その最中も蝉は喧しく鳴いていたから、周囲の屈強な冒険者の皆様は随分と怖い顔をしていたけれど、多分きっと、恨まれていないと思いたい。

「揚げて食べると美味しい、なんて言ってたけど本当かなあ?ま、結構いいお金になったから私はいいんだけど」

夜の通りを照らす魔力灯の側に置かれたベンチに座って肩の力を抜く。長柄の補虫網を持った姿はどうしたって魔術師には見えない。

マニィ > 「やっぱり杖の一つも買わないとなあ。前のは無くしてしまったし、軽くて魔力の通りが良い奴がいいけれど……
いやいやそれとも体感温度を調整してくれるケープなりショートマントのが先かな。となるともう少し稼がないといけないかな」

ぶつくさ呟きながら肩に提げた鞄の中身を確認すると、手製の薬が入った小瓶が行儀良くベルトに留められ並んでいる。
それぞれ止血剤であったり、解熱剤であったり、腹下しの薬であったり、と生活に何かと便利な調合薬だ。
売れ行きは可も無く不可も無くと言った按配で、安定こそすれ大きな稼ぎにはならない。

「魔獣退治なら稼ぎはいいけど……う"ーん、今の私じゃちょっとな。こういう時にヘレイベルが居てくれたら良かったのに」

呻り、この国を訪れる以前にパーティを組んでいた弓使いを思い出して頤を撫でる。今じゃ何処で何をしているのやらだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシスター・マルレーンさんが現れました。
シスター・マルレーン > 肩をぽんぽんと叩いて、ぐったりとした様子で歩いてくる濃紺の修道服。
いやこの分厚い衣装そろそろやめにしませんか。
それを訴えても聞いてくれるはずもなく、ただ一人黙々とこの恰好で仕事をこなす金髪の女。

「………また暑くなりましたね。そろそろ倒れるかもしれません。」

とほほー、と汗をぬぐう。
一度二度ふらりとしたこともあるが、それでもどんな依頼もこなす彼女は人が居やがる作業をひたすらこなすわけで。

夜は少し涼しいかと思ったが、そういうわけでもなく。
ふらふらっと棍を杖にしながら、通りを横切りつつ………見知らぬ少女がベンチに座っていることに気がついて。

「……こんな時間に、どうかしたのかしら。」

なんて、ちゃんと声をかけていく。

マニィ > 悩んだ所で此処に頼れるかつての仲間が現れる訳も無く、私は魔力灯を見上げて溜息を吐く。
薄黄に光る灯に寄せられてか、幾つかの羽虫が舞い、幾つかの羽虫が蜘蛛の巣にもがいている。

「虫の世界もまったく大変だ。私なんかはまだマシなほうってね。」

少なくとも暴漢に襲われて身包みを剥がされたり、後ろから突然殴られて流血沙汰になったりはしていない。
むしろそろそろ何か良い事があってもいい筈だ。と見上げた視線を戻した所で──

なんだか、ちょっと懐かしい声を聴いた。

「いやあちょっと人生に悩みを……ってマリー! なんだ君生きてたのか!私がタナール砦の話をした後に
音沙汰が無くなったから、うっかり向かってしまったのかなあなんて思ってたんだぞお!」

うわあ幽霊だ。なんて思う訳も無く、見知った格好に見知った顔。ついでに見知った疲れ方をしている知り合いとの遭遇に、
私はそれはそれは歓声を上げて立ち上がり、再会を喜んで抱き締めて……から、玩具のような足取りで一歩離れて咳払い。

「……と、そうだったそうだった。私だよマニィだよ!ちょっと人生をファンブルしてしまって、こんな有様だけど
魔術師のマニィ・ケリドルウェン!わかる?わかるよな?ほら、一緒に街道の看板を直したりした!」

からの、自己紹介ならぬ自己説明。通りを疎らに歩く人達が何事かと視線をくれるけれど、そんな事は今はどうでもよかった。

シスター・マルレーン > 「……? タナール砦は行きましたし確かにいろいろと地獄は見ましたけどそれは置いといて。
 えーっと、えーっと?」

不思議そうに首をかしげる。
今日はちょっと太めの三つ編みにしているからか、それがゆらりと揺れて。
タナール砦のことは思い出したくはない。うん。
抱き着いてくるから、よいしょ、と抱きしめて頭を撫でてあげて……。

「………………
 あー。」

一瞬、目を開いて……何かに納得したかのように、大きな声を出した。
その上で、ほらおいで、ともう一度頭を撫でてあげることにする。

「………いやー、えーと、永続ですか? それとも今晩ですか?
 お久しぶりです、こっちは相変わらずですよ。」

マニィ > 呪いの館で酷い目に遭ったり、甲虫採集で酷い目に遭ったり、
何かとツイていなかった最近だけど知り合いと再会出来た事は喜ばしい。
私は多分にきっと、見目相応の子供みたいに言葉と表情を弾ませていたんだろう。
だってほら、子供にするみたいにマリーが私の頭を撫でている。

「夏夜の夢、妖精王伝説なら良かったんだけど生憎と戻る様子は無いんだな、これが。
ともあれ伝わってよかった。そして君が無事だった事もね。
その様子だと今日もまた何かの修繕なりしていたって所かな?立ち話もなんだし、
何処か一息つける安酒場にでも……いやその格好じゃ不味いかな?」

この時期にしては私以上に暑苦しくきっちりとした様子のマリーに首を傾げるものだから、
彼女の頭を撫でる手がずれて頬に触れて熱が伝わる。
だから、何か冷たいものでも、と思い手を引いて適当な店に向かわんとしてみよう。

シスター・マルレーン > 「ここから、元に戻るために仕事をするとかでしょうか。
あはは、ま……その通りです。今日は教会の畑の柵が壊されたので直していました。
……いやまあ、冒険者の仕事じゃないんですけど。

むしろ、その恰好の方がまずいんじゃないですか。」

苦笑しながら、手を引かれてその酒場に向かおうか。
確かに冷たい物でも飲みたいのは事実だ。

そして、小さくなった彼女のことがまあ心配ではないとも言えばうそになる。
報告は後にしよう、と足を一緒に酒場に向けて。

マニィ > マリーの手を引き通りを進み、何処を選ぶ訳でもなく目に付いた手近な酒場の戸を潜る。
規模は凡庸、活気も凡庸、客種は少し悪いけれど、特別気にする事も無く給仕に声をかけて適当な席へ着く。

「さてと、それで……ええと仕事は、元に戻る方法が解れば──かな。
とりあえず必要な道具を揃えるのが先かなって。杖の一つも無いと格好悪いだろう?」

壁に立て掛けた補虫網を一瞥して苦笑をし、服装がと言われたら意外そうに眉を上げよう。

「おや、そうかな?この背格好で前の服装だと浮浪者に間違われるかと思って、
わざわざ髪とか装飾品を売って買ったんだけど。古着だけど結構いい感じに見えないかな。
……あ、とりあえずエール二つ。冷えた奴を頼むよ。」

会話の最中に近場の給仕を呼び止めてとりあえずの注文をすると、彼は少しだけ眉を顰めたけれど制止は入らず立ち去った。
此処は飲める店だな。と脳裏に留めておくとしよう。

「……でそっちの仕事は畑の柵…と、獣の類かな?それなら私にお手伝いが出来るかもしれないけど。
獣避けの薬とか、そういう奴。虫除けの応用で作れるかもしれない。」

シスター・マルレーン > 「その恰好は可愛いとは思いますけれど、普通に考えたら子供とシスターって断られ……
 たりはしないんですね。ではそれでお願いします。」

微笑みながらこくりと頷いて。お酒の一つ二つ問題なく飲めます。
まあ、冒険者の酒場にはよく行きますからね。

「杖の一つ、ですか。確かにまあそうですね。今だと普通の子供に見えてしまいますし。
 依頼もまともな物が来ないんじゃないですか?」

注文をしながら、こちらの棍を手に取ってみる。
うーん、これは術の補助にはならないだろうし、何より重いし硬過ぎる。

「……あ、確かにそうですね。
ただまあ、獣というよりもどちらかというと不届きものな気配がするんですよね。
だから、深夜に見張りでもしようかな、とは思っていたんですけれど。」