2018/07/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミゲルさんが現れました。
ミゲル > 平民地区にある大通りの見える物陰。
そこから通りを行き交う人々を眺める少年。
貧民地区より戻りギルドに足を運び仕事を探すが儲けが良いものはなく。
報酬は多くはないが手堅く稼げる大通りに出るというコソ泥の確保、もしくは特徴を掴むというもの。

「……失敗したかも……」

受けてしばらくは通りを観察していたが、よく考えれば人の多い中で探すなど不可能に近い。
ある意味嫌がらせだったのかと今さらに思い浮かぶが決まった時間までに戻れば違約金。
それを思えば戻る訳にもいかずにここから通りを注意深く観察するしかない。

もしコソ泥が見つかればこの怒りをぶつけてやろう、そんな事を考えながら仕事に努めて通りに視線を向ける。

ミゲル > 「……気のせい…か」

視線に入った怪しい素振りの男を注意深く観察するが特に何も起こさず去っていく。
見た目と行動しか判断基準がなく見分けるのは難しく。
今のように怪しく見えて何でもない、そんな事も何度か目。

「…大変だ……」

捕まえれず、目ぼしも付けれなけれな報酬の減額は凄い。
それだけは避けたいと視線を巡らせ続けて。

ミゲル > 「………っ」

そして何度目かに目を付けた人影。
よく見ればすれ違った人から財布を抜き取るのが見える。
やつを捕まえれば仕事は終わる、そう考えて路地裏を抜け出して…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミゲルさんが去りました。