2018/07/16 のログ
ソウレン > 「そうだろう。タレにも酸味を利かせているから、暑い時期にはぴったりだよ。
それに、君は魚よりも肉が好きそうだったからね。」

余れば自分でも晩酌用に用意しようと思っていたくらいである。
ちなみに最初に出したお通しに梅肉を使ったのもそういうわけである。
酸味は暑い時期の味方なのだ。

「迷惑をかける事はよくない。
私の店は酒を楽しむため。楽しめ無くなればそこまでだからね…。」

注文は酒だけ、と聞けばそうかと小さく笑った。
別にそれが嬉しいわけでなく、満足そうな様子にだ。
それから、注文とは別にポットに茶葉を入れる。
冷たい井戸水を注ぎ、ゆっくりとお茶を出していく…。

「案外小食だね。ま、つまみで満足する人も多い。
それが君の楽しみ方なのかもしれないな。」

酒の香りを味わっているような仕草に小さく笑う。
気に入るくらいの酒であれば、また仕入れておかないとな、と棚の酒瓶に視線を向けた。

黒須 > 「俺はどっちでも行けるさ…。肉でも魚でもな?ま、昔っから何でも食ってきたからなぁ?」

(貧民地区出身でもあったため、貧乏には慣れっこだ。
目に入る物は食えるようにするのは親父からの言葉でもあったため、その言葉に従ってきたものだから、好き嫌いは無いのだ)

「ああ、言ってたかもな?確か…俺があんたのまで酒瓶を一本飲んだ時も…そんな気がしたな?」

(人の様子や言動は見る癖がついているため、前に目の前で酒を飲んでいた時にそれを好んでいなかったのはもう知っている。
そのため、この焼酎も一杯で行かず、少量口に入れる飲み方をするのである)

「まあな?今日は熱さを誤魔化すために酒を飲んだものさ。
普通なら、この焼酎でも一本丸々飲んでいたが…師団に入れば、少々変わったものだ。
それに、女遊びもそこそことなったかもな?ま、普通の女を抱いても、師団的にも意味が無いからな…。」

(忠誠心とはまでの心ではないが、職場に付けば、その場に合わせた気持ちになるため、酒も女も控えている。
女の場合は、自分の魔術の関係もあり、むやみやたらに抱くのも、少々意味が無いと思い、やることも少なくなったのである。)

ソウレン > 「おや、そうなのかい?
それなら次の機会には魚をふるまうとしようかな。」

店としては肉料理よりも魚料理の方が得意分野である。
今回は肉が好きそうだったから、という理由で出したに過ぎない。
尤も、相手が若者であっても肉をチョイスしたりするのだが。

「あぁ、そうだとも。あれが私の主義だ。
ここは私の店だからこそ、そうあって欲しいと思うのだよ。」

湯呑を用意し、水出しの茶を注ぐ。
薄い黄緑色を綺麗に思いながら、それを一口飲んだ。
清涼感のある香りと甘味、それからわずかな苦みが口中を満たす。

「ふぅ…。おや、師団というのは騎士団の事かな。
それは目出度い、のかな? ともあれおめでとう。
確かに、女遊びの過ぎる騎士というのはイマイチ信用はならないかもしれないねぇ。」

酒くらいは飲んでもいいと思うが、と零す。
平時はともかく祝い酒などもあるだろう。冬には身体を温めるためというのもありそうだ。
そういう意味では騎士や兵士というのは存外酒飲みが多そうだな、と思うわけで。

黒須 > 「ほう…得意そうだな?
んじゃ、次はそれで頼むとしよう」

(魚料理をふるまうっと言うことで、魚料理の方が得意であると察し、次の来店を楽しみにした)

「ま、主義をどうこう言うつもりはねぇし、静かに酒を飲むのも悪くねぇな?」

(いつもは騒がしい店で酒を飲んでいたため、こういうふうに静かに飲むのも良いっと新しい趣味が増えた様になる)

「そこまではわからねぇが…なんだ?第七師団所属しているってわけだ。
そういう時には酒は飲むさ。ただ、日常では飲まねぇって話。
ま、それのは師団の為に遊ぶこともあるからな?主に…こいつが理由で…」

(自分の手の甲を見せると、握り拳を作る。
同時に手には白い強い炎のようなオーラを纏い、甲には時計を模した魔法陣が現れる)

ソウレン > 「あぁ、期待していてくれて構わないよ。」

王都では珍しい生魚の提供がある店である。
それが目当てで来る客も一定数いる。
ただ、生魚を出すというだけで敬遠する客も一定数いるのだが。

「楽しみ方の一つではあるだろうね。
騒がしいだけが飲み方でもないだろう。」

それを好む人も勿論いる。
騒がしく飲むことが好きな人もいるが…それならば別の店で楽しむべきだろう、と店主は考えている。
店がこの規模なのもそれが理由の一部だ。

「何事も程度だとは思うけれどね。

なんだ仕事の為に女を抱くのかい。男女の事に口を出すつもりはないけれど。
ま、娼館はそこそこにある都だとは思うがね。」

見せられるそれを見ても店主はさほど驚かない。
仕事の内容を根ほり葉ほり聞くほど野暮でもない。
話したいならそれはそれで聞くのだろう。
しかし、店主からそれはなんだと聞く事はなかった。

男がゆっくり酒を飲むというならそれに付き合い、話し相手になる。
もし勘定を済ませる、という事ならば礼を言って見送るに違いない。
まだまだ気温は下がりそうにないが、その空間はそれなりにゆったり過ごせる場所であっただろう。
月が動く速度のように、時間はゆっくりと過ぎていく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソウレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「平民地区 オープンテラスカフェ」に竜胆さんが現れました。
竜胆 > 夏の暑い日は、誰もが涼みたがるものである、暑い直射日光にさらされて汗を掻けば衣服が張り付いて嫌な気分にもなるし、辛い思いをしてしまうものである。
 そういう日であれば、外に座席を置いて一服できるカフェよりも、店内で涼しい場所の方が人気が高いと思われる。

 なのに、そのお店は異常に繁盛していた。

 理由は、オープンテラスカフェの一角で、のんびりと珈琲をすすり、ケーキを食べている少女であった。
 人竜という種であり人間ではない少女、平均よりは可愛いかも知れない、絶世の美女かと言われると、さあどうだろうと思う。
 というよりも、ほかの客は少女を気にした様子は……暴力的なしっぽと翼があるからそれを気にしているものの、惚れた腫れたの雰囲気ではないことは確かである。

 理由というより原因か。
 少女は己の異能を使い、周囲の空気をひんやりとした快適な温度にしていたのである。
 外にいるのに、太陽の熱が気にならないぐらいに涼しく、湿度もなく快適な……気温。

 つまるところ、いま現状、とても心地のいい空間となっていたから、異常な程客が集まって涼んでいるという状態であった。

竜胆 > 「ん~~。」

 少女はケーキをフォークで少し切って口に運び、珈琲を一口。ケーキの甘さで、コーヒーの苦さをかき消すように。
 至福の時といって良いだろう。心地の良い場所で、甘いケーキのお茶会。
 ちょっと問題があるとすればそれは自分だけであり、雑談するようなお友達がいないこと。
 まあ、一番下の妹のようにあっちこっち行ってるわけでもないし仕方ないのかもしれない。
 気にしてないといえば嘘になるが、さみしいかと言われればどうだろうと首を傾ぐ。
 実際、少女は我が道を往くタイプである、姉と同じように。
 機嫌よく振られる少女の尻尾。
 楽しそうに鼻歌を歌いながら、珈琲とケーキをぱくつく。

竜胆 > しばらくケーキを食べていたのだけれども。
 そのうちケーキはなくなってしまうものである。
 そうなると、もう、この場所にいる理由とか何もなくなる、お腹いっぱい食べたいというわけでもないし。
 少女が立ち上がり、会計を済ませて去っていけば、力を使っていた元凶がなくなったことにより、気温は戻っていく。

 涼んでいた客たちも、暑くなればそこに留まることもなく。
 集会が解散するかのように、元の客層だけになるのだろう―――

ご案内:「平民地区 オープンテラスカフェ」から竜胆さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 噴水広場」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 太陽が燦々と照りつけている
足下の石畳も熱せられて熱を放ち下からも熱気が届き、滲む汗にウンザリしてしまうような晴天であった
こうも暑いと何をする気にもならず、部屋でじっとしていても汗は絶えず滲むから広場までやって来れば
丁度空いていた日陰のベンチに腰を下ろした
自分と同じように広場中央の噴水に涼を求めて訪れる人間がチラホラと見て取れる

自分も涼し気な噴水のほうへ視線を向けつつ、ベルトに吊ったポーチから紙巻きのタバコを取り出し咥えれば、
その先端に火を灯し、はあ、と紫煙を吐き出して身体を弛緩させた
本当に何もやる気が起きない。元気なのは噴水の周りで水遊びに興じる子供ばかりで、
大人たちは皆一様に、暑さに参っているような、疲れているような顔をしている
スタンドで飲料を売る商人もパラソルの影にどっかりと腰を落ち着けている

「この季節だけは太陽が恨めしい…」

少しずつ動く影を追いながらベンチに幾度か座り直しながら、他の大人たちに習うではないが、
暑さに参ったような表情を浮かべつつ、時折、額の汗を拭って

ご案内:「王都マグメール 平民地区 噴水広場」にしずくさんが現れました。
しずく > (太陽が燦々と輝き、人々を照らせば体を温め、汗を流す。
広場に居る人間はみな同様に汗をかき、噴水で涼んでいるが、そこに現れた少女は異常であった)

「…えひ。ひ、人がいっぱい…」

(全身を黒いドレスに染め、黒い日除け傘を刺しながら広場に現れているのである。
見る分でも暑そうな姿をしているが、彼女の横顔には汗の一滴も見えない。
変わりに、目の下には黒いクマを作っているのみである。
そのまま、噴水の縁の部分に座りながら水の中に手を入れる。
冷たい水を軽く掬い、手を濡らして、首元を冷やすように塗り始めるのである)

カーレル > 人の多く集まる王都であるから様々な者が各地より集まる
当然、中には奇妙な連中もいる…そういう手合と王家筋の人間には近づかないのが一番、という事を
自分は経験からよく知っていた

何となく広場を、噴水をと意味なく眺めていれば視覚の隅のほうをす、と影が通ったように見えた
暑さに呆然として、白昼夢でも見たかと思い、そちらを二度見すれば、
クソほど暑い日中にもかかわらず、全身を黒で固めた衣服に身を包んだ人影がそこには確かにあり、
噴水の縁に腰を下ろしてやはり暑いのだろうか、首の辺りを冷やしているように見える姿が見えた

「そりゃあ、まあ…暑いわなあ、その格好じゃ…」

残り短くなったタバコを吸い煙を吐けばベンチの角に押し付け火を消して
異様にも見える人物を何となく眺める
顔ははっきりとは見えないけれど、黒いドレスより浮き上がら身体のラインは中々…
長い髪を切りそろえ、ドレスを着替えれば今よりずっと異様さは和らぎそうだ、
なんてずいぶん勝手なことを頭の中で考えた
言葉に出しているわけではないから、誰かに察せられるわけもなく

しずく > (首元を水で冷やせば、今以上にすっきりと体の体温が下がり、夏に適応するようになる。
そんなの時に、ベンチに座る男性を見つける。
目元は長い髪で隠れているため、表情までは察せれないだろうが、髪の下でニヤリっと口を三日月の様にゆがめる。
縁から立ち上がると帰るかと思われるように動きながら、カーレルの居るベンチの方へ進み、隣に座る。
大きなお尻がベンチの上に乗っかり、胸も小さく上下に揺れてた。)

「…あ、あの…。もしかして…暇…してますか…?」

(カーレルの方を向くように体をねじる。
日除け傘を閉じ、髪を片方捲れば、黒いクマは無くなり、白く綺麗で可愛らしい素顔が露わになる。
表情は純粋な娘、教会にある花畑で鼻を積んでいる聖女という感じの笑顔で語り掛ける)

カーレル > マジマジと見ていた、というわけでもなかったが噴水の縁に腰を下ろす女がこちらを見たような気がした
それでも、慌てることもなく噴水の辺りに視線を向けてぼんやりしている風であるから
向こうからしてもまさか自分を観察されている、とは思わぬはずである
この辺りは長年、王家に仕えた密偵の面目躍如、というふうであったかもしれない

女がす、と立ち上がれば行ったか、と思いつつやはり噴水の方へ視線を向ける
変わった女だった、とそんな感想を持ちつつ暑さにはあ、と息を吐けば去ったと思った女が隣に腰を下ろす
ひどくどうでも良いことだが、遠目に見た通り、中々良いスタイルをしていると感心した
彼女のスタイルに関してと、自分の目の良さに対して

「こう暑いと仕事もする気にならんよ…
 言っとくが貴女を眺めてたのはこのクソ暑い中、黒いドレスなんか着ているからだぜ?」

目を引くのも当然である、と先に言ってのける
こちらを向いた彼女の顔は遠目で見た印象と異なるものであったから違和感を覚えたけれど…
長い髪を捲る指先の仕草に、この顔立ちであれば短いほうが似合うのではないか?と思わざるを得なかった

しずく > 「えひひ…。そ、そうですよね…。今日は…かなり暑いですよね…。
あ?そうなんですか…。ん…」

(カーレルと共に会話を進める。
今は体を弄って体温を低くしているが、普通の人からすればかなり暑い日だ。
下手に動き続ければ倒れてしまう。
その後、自分の体ではなく、異様なその姿に目をひかれたと言われたため、心中で少し落ち込む。
しかし、次の瞬間に、長い髪はテープを巻くようにスルスルと頭皮の方へ引っ込んでいき、髪が短くなる。
自分ではわからないが、男性が思うぐらいか、それより少し長いサイズの髪型となった)

「えっひひ…服はこれしかないので…仕方ないんですよね…」

(ドレスの襟の部分を摘まみ、パタパタと前後に扇ぐ。
服の中に空気を入れて冷やす、よくある行動をするも、まるでアピールでもしているかの様に、大幅にひっぱり、中にある大きな胸の白い肌をさらけ出せば、谷間に汗をかいているのがはっきりとわかり、数滴は下へと滑っていく)


「…あ、あの…。仕事をするやる気がなくても…ふ、服を選ぶ気はありますか…?
わ、私…服選び…よくわからなくて?」

カーレル > 流石に言い過ぎたかと思ったか
心無しか、自分の言葉に気落ちしたようにも見えた彼女の様子に、ふーっ、と息を吐いた
だが、彼女の髪がやはり気のせいか短くなれば、目を細めた
自分も容姿を変える魔術は幾つか知っているけれど、これほどまですんなりと行われると驚いてしまう

「追求するつもりはないけど、便利だな…今の…
 これしか無いって……アンタくらいの年齢の女なら平民だってもう少し衣装持ちだぞ?」

女というのはとかく服やアクセサリーを欲しがるものではなかったか?
そんな固定観念に首を傾げつつ、胸元をパタパタと仰ぐ様を…というより、
たわわに実った胸元へ視線が向かう
視線を誘導されているような気がしないでもないけれど、見せてくれるのであれば、遠慮なく見る
それが男であろうと思う

「暇だし付き合ってやるよ…心無い事言ったしな…
 あと、胸がデカいのはわかったから、あからさまに視線を引きつけようとすんのやめてくれ
 眼のやり場に困る」

そう言ってポーチからハンカチ…と言うには少し使い古された感が否めないが布地を差し出す
汗を拭く程度であれば、十分であろう。年頃の娘が持つようなものではないけれど

「…で、服の店とか判るか?
 生憎、俺はあんまり詳しくないぞ?男だしな」

しずく > 「えひひ…これでも…魔術は少々で…。
気に入った物は…そのまま使う主義なんです…。あ、ドレスもありますよ…同じのが…」

(正直服は選ぶよりも隠せるならそれで良いということになり、今のドレスを愛用している。
もちろん、体のラインがスッキリと見える物を)

「えひひ…ありがとうございます…♪
あ、すいません…。」

(全く悪びれる様子もなく、変なにやけ顔をしてぺこぺこ謝罪。
そのまま、差し出された布を受け取り、自分の胸や谷間を拭き取る)

「あ、その…ここの近くなので…お願いします…?」

(傘を持ち、立ち上がると適当な方向へ向けて指をさす。
当然、服屋に行くつもりはなく、もっと別の用事があるからだ)

カーレル > 「同じのが…そうか、そういう嗜好だったのか…」

彼女が身に纏う黒いドレスを持っているのだ、と聞けばまじまじと彼女の身体…でなく、ドレスを見る
他人の趣味にどうこう言うつもりはないけれど、これは暑い盛り、今日のような日は大変だろう、と思ってしまう
身体のラインの出るような意匠であるが、それもまあ、彼女の程の身体の持ち主であれば、
アピールするには良いのであろう…女心とは複雑なものである

彼女が汗を拭き取るさまを見たが、やはり目の毒だとは思った
その反面、自分は男に生まれて良かったとも思った。あの胸だと暑そうだ、なんて思ってしまったから
彼女が立ち上がるのに送れて自分もベンチを立つ。木陰を離れるのが少々名残惜しくもあるが

「アドバイスには期待しないでくれよな…」

買った物を持ち運ぶくらいなら自分でもできる
そんなつもりで、彼女に道案内を任せて、暑い、と文句を垂れながら彼女の後ろを続いていく

しずく > 「えひひ…そうなんですよねぇ~?
あ、こちらです…。」

(そのまま、男性を後ろに連れて生きながら道を歩く。
蒸し蒸しと熱い道を二人で歩けば、途中の裏路地へと到着する。)

「ここからが…近いんです…」

(裏路地への道を指さすと、そのままその中に入っていく。
道幅は二人が入っても余裕な程広く、人は誰も居ない。
奥まで行けば、途中で涼しくなれる日かげの場所もあり、そこまで行くと一度立ち止まる)

カーレル > 彼女の後ろについていく
相変わらず石畳からは熱が発せられてむわっ、とするし、直射日光もジリジリと肌を焼くようである
それでも、彼女の後をついていけば日陰に入り表通りよりかは幾らかマシで

「…大丈夫か?だいぶ、人通りも減ってきたが」

悪所、とまでは言わないが人の気配が少ない
彼女が足を止めれば、自然と建物の作り出す日陰に入り直射日光から逃れる
やっぱり何か因縁でも付けられるのか、という危惧が無いではないけれども首を傾げて足を止めた
彼女の背中を眺めつつ、首を傾げてつつ話しかける

「どうした?道に迷ったか?
 美人局ってんなら、逃げるぜ俺は」

何となく周囲に気を配ってはみる
自分の後方を確認もするが逃げるには十分の道幅であった

しずく > 「…えひ♡」

(男性の話を耳に入れると、後ろを見るようにゆっくりと頭を振り返らせ横顔を見せる。
この時の目を見ればおおよそ、何を考えているかわかるだろう。
そうこうしているうちに、勢いよく振り返り。
カーレルを近くの壁にくっつけさせれば、両手の手首を掴み、大きくたわわな胸をカーレルの体にくっつけて完全に止める。
気のせいではなく、歩いている最中に気付かれぬよう少しづつ体を大きくし、カーレルより少し低い体系にして止めやすいようにしていた)

「えっひひ♡ご、ごめんなさいね?
わ、私…服とかじゃなくて…ただ、単にあなたに用があったんです…♡」

(ペロリと舌なめずりをすれば、軽く横に動き柔らかい胸で体に擦り付け、むちむちとした太ももを股に擦りつける)

カーレル > 振り返った拍子にどん、と壁に押し付けられて両手首を捕まえられてしまう
そんな状態でもどこか冷静で女に襲われるなんていつぶりだったろう、なんてぼんやりと考えた
背後から刺される、寝込みを襲われる、なんてのが殆どで白昼堂々、人目につかぬ場所へ連れ込まれて襲われる
なんてのは希少であったように思える

柔らかな彼女の身体がぐい、と押し付けられて得も言われぬ感触であった
平時であれば、鼻の下が伸びてしまいそうな状況だが、なんせ暑い
振りほどけぬわけでもなさそうだが、もう少し彼女の真意を見極めたくもある

「いや、それは良いんだけどさ。俺も服選びに自信なんかないし
 ただまあ、なんつうか…暑いのによくやる…」

むっちりと肉感的な彼女の太腿が股に寄せられる
折角なので触れてみたいと思ったりもするが、ご覧の有様で手を動かすには少々、力がいりそうで

「…だいたい、一方的にされんのそこまで好きじゃないんだよな
 格好がつかねえ」

ぶつくさ、と今更、文句を口にしつつ
手首を掴む彼女の手から逃れようとくいくい、と少し手に力を入れてみたりする
襲われている割に冷静というか、抜けていると言うか…彼女からしたら間抜けに見えるかもしれない

しずく > 「えひひ…毎日欲情してるものですので…♡」

(完全にやるきと言った目でカーレルを見返すが、彼の言動や行動を見るて一度手を離し、数歩後ろに離れる)

「あ、えっと…ご、ごめんなさい…。
つい…できるかなっと思って…む、胸も見せたし…」

(噴水のある広場でとっくに出来るかと思っていたが、何やらあまりよろしくない雰囲気だと思い、にやけ顔のまま少しアタフタと焦るような行動をしている。)

カーレル > 彼女の言葉に眼を丸くしてしまう
普通にナンパでもなんでもすれば、彼女の服装はともかく容姿であれば男なんて簡単に捕まえられそうなのに、と
手首を掴まれて不利な状況にもかかわらず、口元が笑みに歪む
ぱっ、と離れる彼女を見れば、腕をおろして手首を、パタパタとさせて、態とらしく痛かったぁ、と口にして

「ここまでしてから謝るのか…見かけほど怖くないんだなアンタ…」

ニヤケ顔のまま、あたふたする彼女の様子がミスマッチで少し可愛らしい
なんというか、年相応の娘に思えてしまった
……と、なると悪戯の1つもして仕返ししたくなる性格であった
後退りする彼女に今度はずいずい、と歩み寄っていきできるのであれば路地を挟んで反対側の壁まで追い詰めて
彼女の頭の少し上の壁にどん、と手を突いてさらに追い詰めようと…

しずく > 「いえぇ…その…ただ単にエッチな事できれば良いので…そんな脅しなんか…」

(その言葉に答えを返していると今度はカーレルの方からずいずいと迫ってくる。
完全に謝罪モードであったため、不意を突かれてしまい一瞬意識がわからなくなっていた。

「えっと…あのぉ…?…えひ?」

(壁の上に手を付きもう逃げられないっと言う状況になる。
本来ならこの状況にも興奮するはずだが、今は違い、にやけ顔をしながらアタフタと困惑する少女の様に指先を合わせてもじもじしている)

カーレル > 壁の際まで彼女を追い詰め彼女の顔を覗き込む
動転している様子を見ると思いの外、混乱しているらしい
…先程まで、自分を壁際に追い込んだ娘と彼女は同一人物なのだろうか
暑さでなんとなく気持ちが大きくなっていたのだろうか?自分にはよく判らない

「その笑い方は癖なのか?
 普通にしてりゃ十分、男の気を引けそうなのに勿体ないな」

おそらく彼女から積極的に動くより、楚々としていたほうがむしろ彼女の思い通りに行くのではないか
そんな風に考えながら、壁際に追い込んだ逆の手で、デコルテラインをなぞるように指先で触れる
しっとりと汗ばんだ肌は感触もよく、豊かな胸に触れてみたくなったが…グッ、と堪えて

「へえ…肌も綺麗じゃないか…これも魔術なのか?」

値踏みするような口ぶりであるけれどこれは演技
首筋から彼女の肌のギリギリを触れるように登っていけば、黒髪をそっと撫で払い顔に触れ、
頬、唇と感触を確かめるように愉しむように触れていき…頬に軽く手を添えれば目元を撫で、
そのまま、くい、と彼女の顎先を捕まえ、自分から顔を寄せていけば唇を奪おうとする
悪戯目的であるから、それほど強制力はなく、振り払って逃げてしまおうと思えば十分逃げられる
……が。一度、唇同士がつながってしまえば、遠慮なく舌先で彼女の口内を味わおうとするはずで

しずく > 「あの…その…ほ、豊満で…暗い子の方が…誘われやすい気がして…わ、笑い方も…こうしているんです…。」

(暗そうな子の方が逆に引っ掛けやすく、誘い出すという自分流の考えにより、わざと変な笑い方や幽霊のような暗い雰囲気を作り出しているのである。
そのまま、自分のデコルテラインを触られる、あまり触られたことのない部分であり、ついにやけた顔も崩れて初夜をする少女の様に少しの緊張を持った顔になり、指先を見る。
びくびくと体を震わせ、すぐに顔は真っ赤になり、汗も湧き出る。
そのまま、胸を触られるかと思いきや、触られなかった)

「ん…えっと…肌は…もともとです…。」

(白い肌は昔からの持ちであり、魔術で帰れるが、肌に関しては要望があった時のみに変えている。
そのまま、あまり触られることのなかった顔をい触られる。
頬や唇と、全く他人の指が触れた事のなかったその部分が敏感になり、恥ずかしさが込み上がってくる。
そのまま、ぼーっとしていると唇を奪われる)

「ッ!!んぅ…!」

(口が繋がり、口内を舐められる。
驚いたように目を大きく開き、引き離そうと自分とカーレルの間に手を入れて押すも力が入らずに、ただ触れるだけで終わってしまう。
くちゃくちゃと唾液が混ざり合う音が響けば、更に赤らみが増していく。
力が抜けそうな体を何とか支え、カーレルに主導権を渡してしまう)

カーレル > 全てに納得がいったわけではないけれどまあ、こういう事を繰り返しているのであれば彼女の言う通りなのだろう
先程までと打って変わってしまう彼女の様子に、指先で彼女の素肌に触れながら笑みを浮かべる
勝ち誇っているようでもあり、悪戯を心底楽しでいるようでもあり…何にしろ、あまり良い表情ではない

「…白いから黒のドレスに栄えていいな
 さっきはバカにして悪かったよ、よく似合ってる」

暑そうというのは変わらないが、それを度外視すれば白い肌に黒のドレスがあっているようにも思える
慣れていないのかなんなのか、顔を赤らめて恥ずかしげな様子に囁くように伝えれば、
そのまま顔を寄せ軽く彼女の唇を吸う
驚いた彼女が胸板を押しのけようとするが、それも構わず深く浅く、角度を変えるようにしながら、
一方的に彼女の口内を、舌を好きなように自分の唇と舌とで撫で愛撫して

「ん…く、はっ……はあ、不慣れな所も中々悪くないな…」

唇を浮かせて小さく息をしながら囁き、また軽く彼女の唇に口付けて、甘く噛み付き
そっと、顔を離していきつつ、汗で肌に張り付いた彼女の髪を指先で梳いてから、寄せた身体を離して

「…暑いからそろそろ行くわ
 襲ったり襲われたりはお互い様って事で許してくれ…また逢ったらそうだな…続きをしようぜ」

くるり、と踵を返し彼女に背を向ければ、ひらふら、と手を振りながら建物の影から影へ
直射日光を避けるようにしながら表通りへ戻っていく

しずく > 「ん、いや…今は…言わないで…」

(口を吸われながらも言われたその一言に恥ずかしさが消えない。
キスをされればなお弱くなるため、褒め言葉の一つが完全に攻めの一つとなっている。
胸も角度を変えられて押されれば甘い声が漏れそうになり、目を瞑りたくなる。)

「ん…♡んぅ…♡はぁ…♡」

(結果的には我慢する事が出来ずに声を漏らしてしまう。
口の中から口を離され、体も離されるとその場にへたりと座り込み、熱の籠った息を漏らして呼吸を整える。)

「はぁ…♡はぁ…♡ん…そ、そんなぁ…。
…は、はい…。」

(ここで終わらされるとは思いもよらず、もどかしさが胸いっぱいとなる。
最後に言われたその一言を聞けば、次に会うと気が続きと思い、消えていく彼の背中を最後まで見れば、しばらく座り込み、こみ上がった気持ちを落ち着かせようとしていく)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 噴水広場」からカーレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 噴水広場」からしずくさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 隊舎まわりを囲ってるのは、2m少しある高さの塀。
その塀の上に座って脚をぶらぶら揺らして、膝の上に広げてるのは…。
ダシを取ったあとの小魚を乾燥させた『カリカリ』それを摘まみながら口に入れてはカリカリ…。

脚を揺らして、鼻歌交じりでオヤツを食べてる。
今は、隊舎には人も少なくて…人が少ないということは、お仕事も少なくて…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「だー!…つっかれたぜ…たく、たまには訓練を休めろって話だ…」

(片手に来ていた革ジャンを肩にかけてぶつぶつと愚痴を吐きながら歩いている。
誰も居ないことは知っているため、恥じらうことなくすべてを吐ける。
逆に誰かいても構わないという話だ。)

「…あ?この匂いは…。…あ」

(塀の上を見れば見たことある姿。
どうせだし、声でもかけるかっと思いながらそちらの方へ向かい、塀の上に手をかけてひょいっと軽々しく登る)

「よっと…んなとこで何してんだ?」

(シャルレの方に近づくと、ある程度距離を作って隣に座る)

シャルレ > カリカリ、ふんふん、カリカリ、ふんふん…。

脚をぶらぶらさせたまま、高い塀の上から平民地区の通りが見える。
帽子の中で耳が動く、聞いた声が聞こえたから。
どこだろうときょろきょろしてると、隣に座る黒い人影、

「ぁ、おにーさん」

前は猫の姿だったけど、自分とわかってもらえるだろうか…。
嬉しそうに声を弾ませ、ちょっと開いてる距離を座りなおしながら、少し近づいてみた。

黒須 > 「よぉ…久しぶり…でもねぇか…」

(もう一度確認すればあの時のネコだと理解した。
そのまま、大きな腕を上げて軽く挨拶をする)

「あ?あんまり近づかねぇ方が良いぞ?訓練帰りで汗くせぇからな?」

(先ほど、王城での訓練を終えて帰って来た為、汗をかいている。
男性らしい汗の匂いでなく、犬らしい汗の匂いがする。
少々、少女に対しては厳しいのではないかと思い、気遣う思いで言う)

シャルレ > 「うん、このあいだぶりー」

クスクスと楽し気に笑いながら、相手の言葉に返す。
汗くさいと聞いて、鼻先を伸ばすようにしてスンスンと嗅いでみる。
確かに、汗交じりの獣の匂いもするけど、そういうにはなれっこ。
隊舎の中での住み込みで家事雑務の仕事をしてるから、にこーっと笑って。

「ほんとだ、でも平気ー慣れてるもん」

軽く返すようにしながら、思い出した、とばかりに膝の上に広げたカリカリ小魚を2人の間に置いて。

「かりかり、食べる?お水もあるよ」

自分の反対側に置いてた水を入れた水筒もカリカリの横に置いた。

黒須 > 「…そっか。それなら…まぁ、良いか…」

(匂いに慣れているようなであり、ふぅっと安心したかのような息を漏らす。)

「ん、これがそのかりかりか…」

(間に置かれたものを見れば、にぼし?っと思い一つ爪先で掴んで噛んで食べる。
確かに、カリカリと食感が口の中に響く。
味も少し薄味だが、酒のつまみなら丁度良い感じである)

「…うめぇな?これ。ありがとよ…」

(一匹食べた後に後味を味わう。
その後、もう一匹取れば眺めながら感想を良い、シャルレの方を見て礼を言う。
珍しく口角を少し上げ、笑って様な顔をしてカリカリと食べ続ける)

シャルレ > 「うん、大丈夫、慣れっこだもん」

洗濯も掃除も自分の仕事、だから汚れた衣類、匂う体臭も隊の中では日常なこと。
気にしない、と笑いながら自分もカリカリを口にする。

「でしょー、たくさんあるの。おいしーの」

相手もおいしいと味覚のとこで、同じ感覚なことに安心しカリカリを挟むようにしながら食べすすめる。
また足がブラブラ揺らしながら、楽し気に。

黒須 > 「慣れっこでも…嫌な物はあるだろうよ…?」

(口にカリカリを咥えながら言う。
知っている。匂いは慣れても嫌なものがあるため、気にしないを一応間に受けなかった)

「ああ、そうだな…うめぇ。」

(食感と言い味と言いがとてもいい。
そのあと、横目でシャルレを見る。
ぶらぶらと揺らす足を見るが、それはいやらしい気の物でなく、興味を持ったような眼である)

「…そういや、人間の姿ってのは窮屈じゃねぇのか?
ネコの姿の方が…気楽だったりしねぇのか?」

シャルレ > 「んー、そう?だって、たくさんお仕事した証みたいなものでしょう?」

訓練とか実践とか、仕事とか体を動かしたからの汗や汚れと思ってるので、

「よかったー」

おいしいと言ってくれた、それが嬉しい。

「んと、お仕事の時とかは人の姿のほうが、役に立てるし…
 猫の姿も確かに気楽、たくさん撫でてもらえたり抱っこしてもらえたりるすもん」

顎に人差し指をあてながら、むーん、と眉をよせ考える仕草。

「街に出るときは猫のほうが安全だしね」

街の猫に紛れてるつもりなのと、逃げやすいからと付け足しては笑って返す。

黒須 > 「あぁー…まぁ、そう考えるなら、それで良いか」

(相手のその考え方をこれ以上否定はせずに普通に平気ということを認める)

「なるほど…場合によってか…」

(時と場合に姿を使い分けている。
少々便利そうだと考えると、自分の右手を上げて拳を作る。
すると、白い炎のようなオーラを拳に纏い、甲に時計のような魔法陣が現れる。)

「…ちと、やってみるか…」

(そのまま、自分に向けて手をかざせば胸元に甲と同じ魔法陣が現れる。
腕を捻れば、狼の体が白いオーラに包まれ、一瞬強い光を放てば、人の姿に変わる)

「…なるほどな…使いにくいかもしれねぇが…これはこれでありだな?」

(現れた姿は人間範囲で大きい体をしており、筋肉質。
髪は背中まであるもっさりとした長髪をし、顔は正しく戦場の人間っというような強面な顔をしている)

シャルレ > 「うん、街にはね怖い人もいるからって」

猫ならば逃げ切れること、隠れられることもあるだろうと自分なりに考えた自己防衛方法。
なにをするのだろうと、小魚を咥えたまま見つめてると白く光って…。

「わ、すごーい、お兄さんもかわった」

自分とは少し違う変化だけど、見た目には人間になってたから、
咥えてたカリカリを落としかけて、キャッチ。
口に放り込んでモグモグと…。

「耳もわかんないね、私の耳もしっぽもあるー」

帽子を外し頭の上の三角耳がピコピコと動く、塀の後ろでは白いしっぽも揺れて。

黒須 > 「ああ、だろうな?
俺みたいに厄介な奴もいる事があったからな…」

(貧民地区暮らしが長かったため、そういう危険人物についてはよく知っている。
そのため、ネコで逃げ切る判断は賢いと判断する)

「ああ、魔術が持ったいねぇかもしれねぇが…これはこれでありだな?」

(シャルレの方を見る。
目は薄目で見方を変えればキツイ目をしている。
そのあと、口を横に広げる。自分では笑っているつもりだが、あまり笑ったことが無いため、下手くそなのである。)

「耳…?あぁ…そういえば…どうだ…?」

(一応自分の髪を触ってみると、中からぴょこっと現れる。
尻尾もあると思われる部分を探せば、ズボンの中に入っており、引っ張り出す。
狼らしい耳と尻尾が現れ、人型の獣人となった)

「俺もあったみたいだな…ま、しばらくはこの格好だろうけどな?」

シャルレ > 「おにーさんは、厄介じゃないよ?撫でてくれたもん」

最初に撫でられたのは覚えてる、大きな手が小さい猫の頭を撫でてもらえた時、
優しく触れてくれてたから。

丸い金色の瞳とは真逆のように、鋭さもある相手の目だけど、それを気にするよりも、
コロコロと笑顔のまま…。

「わ、一緒だ、お揃いだねー」

手で触ってると耳としっぽも見えた、色違いだけど自分と同じものが出てる。
自分よりも体は大きいし、見た目は同じなの勝手に仲間意識。

黒須 > 「…今はそうかもな?
前までは違ったぞ?貧民地区に暮らして、喧嘩を売ったやつには殴り飛ばして、酒は水の様に飲み、女は気に入れば抱く…そんな奴だったからよ?」

(師団に入ってから少し性質を変えた。
女遊びに関してはまだある物の、ある意味理由あっての遊びである)

「…そうだな、一緒さ」

(仲間意識をして笑う少女の顔を見れば自然と笑みになり、フっと鼻で笑う。
初めて純粋な笑顔をした)

シャルレ > 「そうなの?おにーさんも怖い人だったの?」

両手を体の横について首をかしげるようにして、相手を見つめる。
最初に撫でてもらえてたからか、どう見ても…怖い人、という印象にはならず。
目を凝らすように眉をよせてジーっと見たけど、わからない。

「うーん…でも今は違うんでしょ?じゃあ、怖い人じゃないね」

見た目では判断できない、それに一緒と笑ってくれたので何度も頷きながら。

「うんうん、いっしょー」

楽しくなって笑顔で返す。

黒須 > 「…ま、それで良い…。」

(心中でめんどくせぇっとは思うが、嫌悪的ではなく「それで良いか」っと軽い気持ちで収める)

「同じ種族が居たのが、そんなに嬉しいのか?」

(子供の様に笑う少女を見ればついつい手が出てしまい、頭をぽふぽふと撫でる。
面倒見は自分でいうのもあれだがそれなりに良いため、つい子供相手となると、いつもの厳しい対応が和らいでしまうのである)