2018/07/02 のログ
■影時 > 「……――ったく。決めたぞ。善は急げだ」
もしゃもしゃと食しているうちに、3本買った串焼き肉は食べ尽くしていた。
残る木串を包み紙と共に持ち、空いた手で連続して組む印で氣から起こした炎を灯し、一瞬で灰として散らす。
忍者とは影に生きるものである。表で花咲く、華々しい武勲の類には興味はない。
しかし、具体性もない行き当たりばったりな指示には、いよいよ億劫さと面倒さを感じずにはいられないものだ。
――であれば、便宜を図ってもらった分の義理は果たした。そう判断しよう。
どんな風に己なんぞを飼って振舞うのか、そんな試しめいたものも向こうからの申し出を受けた要因だ。
であれば、十分だろう。己を雇うに足るに足る器ではなかった。それだけのことだ。
「しがない忍び崩れも気前よく雇う位の器がある奴が居りゃ、良いんだがねェ、と」
嘯きつつ、ゆらりと衣擦れの音無く立ち上がり、足音も微かに家屋や商家の屋上と飛び移り、夜の街の影に紛れよう。
然る後に頼まれていた雇い主からの依頼を片し、その報告の後に暇乞いをさせてもらおう。
ひと時の根を降ろす場所を得ていた無頼漢はかくして、根無し草へと戻る。次は戦場か、見知らぬ何処か。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から影時さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 花屋にて、追加の税を命じてからのアドバイスの形を取った凌辱行為を働いてから次の日。
多量の花を購入された幸運もあり、その日は何とかなった花屋ではあるが、たった1日でどうにかなる額でもない。
故に本日も、貴族からの命令とも言えるアドバイスに従うか否か――それを悩んでいたのだが。
気丈にも、花屋の娘は今日も頑張るから、とその身を差し出す意思を示していた。
泣きながら、謝罪と共にその娘を椅子に括りつける事となった夫婦と、何処か恍惚としながら肌を晒し、椅子に括りつけられた娘の姿。
何処かが、壊れている。
斯様な状況のその最中に、様子を見に、また件の貴族が現れる。
異常と称して間違いのない、家族のその光景を見て、くかかっ、と楽し気に嗤うと手ずからその”飾り付け”を手伝う。
親自らが手を下さずに済んだことを喜ぶべきか、それとも娘が嬲られるのを見る羽目になったことを悔やむべきか。
曰く言い難い表情を浮かべる夫婦を他所に、今日は娘へと更にひと手間を加え。
肘掛に括りつけられた足と、椅子の背もたれに腕を回すように固定されたその姿は、昨日と同じ。
違う部分は、その目を覆う布と、口に固定されたギャグボール。
視界も、口の動きすらも阻害され完全に調度品として扱われるその屈辱的な行為。
しかしてその娘の下肢は、弄られても居ないのに蕩け始めて居た。
「何だ、期待しておるのか?
一日で随分と慣れたものだなぁ、娘よ。」
くひ、とその光景を見ながら嗤い、つぷりと膣口へと花を活ける。
ふぅっ♥ ふぅっ♥ と喋れぬ口から涎混じりの喘ぎを零し、身を捩らせる娘の姿が、其処にはあった。
■キュリオ > 色とりどりの花を膣口と、尻穴へと飾り付け。
気付けば目一杯に穴を広げ、下肢からは花の咲き誇る歪な作品の完成だ。
素肌を赤く染め、汗をじっとりと浮かばせながらも小さく喘ぐその娘の姿を見る夫婦の顔は形容し難い。
駄目押しにと小さな花を持つ、細い茎の先端を、尿道口へとつぷりと差し込み。
びっくんっ♥ と腰が大きく跳ね動き、んぉっ♥ と獣の如き鳴き声が響く。
終いに、小さな袋に紐を通すと、その紐で乳首へと括りつけ。
場所は変わらずカウンターの横で、花の販売の準備が整った。
「おい。ついでだ、今から言う内容を書いて掲示しておけ。
良かったなぁ、娘の頑張りで店が繁盛しおるぞ。くははっ!」
告げた内容は、次の通り。
”買い取った花は店員まで伝え、お客様が補充して下さい。代金は胸の袋まで。”
■キュリオ >
「ではな。昼頃にまた、様子を見に来る。精々、商売に励むと良い。」
満足の行く出来に頷くと、暗い顔をした夫婦へと告げ、用は済んだとばかりに店を出る。
そして数時間後、店の状態を見に来ると、果たして其処には―――。
丁度客は居なかったが、椅子の上で痙攣し、蜜と小水の交じった液体で椅子と床をびちゃびちゃに濡らす娘の姿があった。
如何程の客が訪れたのか、乳首に結ばれた袋には硬貨がたっぷりと詰め込まれ。
重さに乳首が伸ばされ、更には下肢に捩じり込まれた花の量は、朝よりも増えていた。
乱暴に突っ込まれた物もあったのか、茎が折れている部分もあり。
斯様な状態でも、精液の名残が無いのは夫婦が必死に止めた結果か。
今更、それが意味を成す様な光景では無かったけれども。
「ほぅ!中々稼げているようだな。重畳重畳。
―――うん?娘はもう限界だと?知るか、そんな事。
誰ぞにでも助っ人を頼めば良かろう。あぁ、其方の妻はいかんぞ。言い難いのだが、レベルがなぁ。
そうだ、次に来る女の客にでも頼めばどうだ?懇願すれば助けてくれるやもしれんぞ。ふははっ。」
散々抜き差しをされたのだろう膣口は、泡だらけとなった蜜に塗れている。
気を失っているのか反応は薄いが、それでも時折、腰がびくん、びっくん、と痙攣し。
如何見ても限界であるのだが、それは知ったことでは無い。
懇願する夫婦を一蹴し、無茶な提案を突き付ける。
娘か、何の関係もない客か。どちらかを選べと、酷薄に。
苦しんでいる顔を見るのは、非常に心地が良かった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミュゼさんが現れました。
■ミュゼ > ある日の午後、少女は珍しく上機嫌だった。
と言うのも、久しぶりに花屋を営む友人の元を訪れようと思ったからだ。
自分とは違い、健気な可憐さを仄めかす彼女は、男女を問わず人気者だった。
そんな彼女が親の花屋を継いだ時、少女は小遣いを貯めて、祝いに仕事用のエプロンを送ったりもした。
親友、とも言うべき彼女は今日も、店の前で柔らかく微笑みながら、花を売っているのだろうか?
或いは店の中で、花束作りなどしているかもしれない――なんでも、最近練習しているとか、そんな話もした記憶がある。
――ともあれ、こうしてやってきた店の前。いつもは看板娘である彼女目当てに、何人かの男性客が並んでいるのだが、今日はどうやら姿が見えない。
とは言え、そういう日もあるだろう、と少女は店の扉に手をかける。空いているならば好都合、話をしていても怒られないのだから。
「ごめんくださーい……」
いつも通り、ご両親にもご挨拶しなきゃ、などと暢気に考えながら。
少女はそのまま、ぎぃ、と押し開いて中へと足を進める。中に待つ者も知らずに。
■キュリオ > 訪れる客にとっても衝撃の光景だろうが、知人であればそれは尚更だろう。
特に、この貴族と関係のある者であれば特に、だ。
椅子に括りつけられて弛緩し、けれども腰だけは微細に痙攣。
特徴のある濃い雌の香りが花の香りに負けじと漂い、様々な体液が混じり床へと垂れ落ちる惨状。
視界も、口すらも拘束されたその恰好は、けれども凄惨の一言で済まされはしない。
”それ”を知った者ならば、雌の悦びが混じっている空気を感じ取れるからだ。
それを見た相手が、その空気を感じ取れるかどうかは知れないが。
扉を開き、現れた相手を見て、店主夫婦は曰く言い難い表情を浮かべている。
常連の、娘の友人――その存在は助けを請うに距離が近く、しかして心情的には請い難い。
一拍遅れてその存在へと顔を向けると、ほぉ、とその偶然に目を細め。
「これはこれは、ミュゼ嬢。
奇遇ですなぁ。この様な場所で会おうとは。
花ならば、ほれ。此処にお勧めがある様ですぞ。」
表面上は、同じ貴族として口調は固い。
けれども、敬う気配などありはしない事は十二分に伝わるだろう。
ぴちんっ、と指で娘のクリを弾くと、んぃぃっ♥ と唸り声が響き、腰がびくんっ、と大きく跳ねた。
■ミュゼ > 扉を開けたその先は、甘い蜜の匂いがした。蜜と言っても、花の香しいものではない。
女性が攻め立てられた時に発する、甘酸っぱい雌の匂い――自分も以前に纏わされた匂いだ。
そして、部屋の中央に視線を向けて、少女は完全に固まった。
「ぇ、あれ……な、なんで、そんな……」
部屋の中央、いつもならば花を包む為に置かれていたテーブルの手前に、椅子が一脚。
そこに縛り付けられた少女は、正しく自分の親友だった。健気な彼女が、しかし今は、無残と言うべきか。
可憐な姿などとは程遠い、乱れ切った淫蕩な気配を滲ませ、恐らくは限界を超えているのだろう、浅い呼吸に薄い反応が見て取れる。
そして、少女からすれば親友が嬲られていること以上に、驚愕すべきことがあった。――なぜ、あの男がここにいるのか。
過日、一度自らを馬車に乗せて嬲り倒し、公衆の目の前で辱め、更にはその後数日、徹底的な調教を施した存在。
一度全てを捧げると誓ってしまった、二度と会いたくなかった"ご主人様"。それが、少女の親友を攻め立て、犯していた。
「っ……き、キュリオ子爵様、ご機嫌、麗しゅう。
そう、ですね……親友に会いに来たのですが……っ、あ、ぁっ!?」
目の前、陰核を弾かれる彼女を目の当たりにしながら、表情を沈痛に歪ませる。
そして恐らく奥にいるであろう彼女の両親を想うと、余計に胸が痛くなった。
しかし同時に、目の前の男に刻み込まれた恐怖で冷や汗が滲み出る。動機が止まらず、眩暈すらしそうな程で。
そんな、動けなくなった折に、親友の喘ぎ声だけが、店の中に響いていた。
■キュリオ > 多量の汗と、分泌する蜜と、小水の交じった濃い匂い。
花に負けじと漂うそれは、むせ返る様な濃度となって店内に満ちる。
呆然と呟く相手の様相と、続く台詞から耳聡くその関係を把握すると、ほぉ、とまたも声を零し。
結局、店の夫婦は動けずじまい。
成り行きを見守るという保身に走ったその行為は、人間としては実に自然だ。
故に、己は咎めはしない。良心の呵責で勝手に苦しめば良いと、胸中ではせせら笑っていたが。
「それは、それは。
もしかして、この陳列棚の事ですかな?
いやいや、中々に評判が良い様でしてなぁ。儂がアドバイスをした甲斐もあったというもので。」
一度完全に心を折るほどに、徹底的に嬲り、その後解放した相手。
永遠の隷属を、等と願っている訳でもない。
寧ろ、何度も何度も、相手の反応を見ながら嬲る方が何倍も楽しめるとすら思っている。
故に完全には縛ったりはしない。しないが、こうして出会ったのならば、手を出すに異議も無く。
「―――が、しかし。少し頑張り過ぎたようでしてなぁ。
誰ぞ、代わりの者でもいればと、あの夫婦も頭を痛めていたようで。
どうですかな、ミュゼ嬢。この娘の代わりに。ひひっ。なぁに、花を活けられるだけの簡単な仕事。
やる気があるなら――――服を脱ぎなさい。」
身代わりになれと伝えながらも、最後の台詞は命令する様な強さを持つ。
娘の拘束を解き、目枷と口枷を外せば意識は無くとも、だらしなく緩んだ口元に、垂れる舌。
紅潮したその表情は、被虐の悦びに満ちていた。
その娘を夫婦が抱きかかえ、ごめんなさいごめんなさい、と繰り返しの謝罪を繰り返しながら店の奥へと取って返し。
状況は、相手を置き去りに整えられて行く。
■ミュゼ > 濃密な性臭と花の香りが混ざり合う空気は、吸えば吸うほど非現実的なものに思える。
あの日の馬車よりはまだましだが、それでも人の理性を蝕みそうな、そんな匂いに満ちていた。
店の夫婦は奥からこちらを窺っている様子だが、しかし動けない。その理由は十二分に理解している。
目の前の男は悪辣で、下衆で、人に対して無理難題を押し付けて、権力で縛り付けて事に及ぶのだ。
だから彼女もその被害者で、男に壊されてしまった存在なのだろう――ずきん、と胸が痛んだ。
「っ……相変わらず、冗談は苦手なご様子ですね。
疲れ切っているようですから、解放して差し上げたら、いかがで、しょう?」
令嬢の然を取り繕うが、今の少女は直ぐに踵を返して逃げ出したくてたまらなかった。
目の前に親友の無残な姿がなければ、実際にそうしていただろう。それほどまでに、眼前の男が、怖い。
今すぐに逃げた方がよい、と理性が警鐘を鳴らしているが、親友を置いていけるほど、少女は冷たい人間ではなかった。
にやりと笑みを浮かべた男が、命令を告げる――力強く言い切られる言葉に、少女はびくっと震えると、手が勝手に服へと伸びる。
「ひっ、ぁ……わ、分かった、から……お願い、もう、この店には手を出さないで。
そ、その代わり、ボクが、ボクがっ……うぅ、ぼ、くが、代わりになる、からっ……!」
言いたくなかった。だけど、言わなきゃならなかった。そんな言葉が漏れ出る。
取引が通用するような相手じゃないことは分かっている。目の前の男は、権力を好き勝手に振りかざせるのだ。
だが、それでも少女には、目の前で蕩けた表情を浮かべる彼女と、その両親を助ける道を選ぼうとする。
それが貴族の在り方――ノブレスオブリージュ。そう言わんばかりに。それは、男からすれば面白くない光景かもしれない。
目の前、ごめんなさいと謝る両親と一瞬視線が合う。その瞬間、気にしないでと言わんばかりに首を横に小さく振って。
――それが、今この場で出来る少女の最大限。砕けた心が再び踏みにじられる前だから出せる、なけなしの虚勢だった。
■キュリオ > もっと取り乱すかと思えば、まだ気力は残っていたらしい。
夫婦と目配せをし、頷く様を見ると鼻を小さく鳴らす。
所謂、美談めいたその光景は、面白くは無いが、頭に来るほどではない。
この僅かばかりの嫌悪感は、今、目の前で服を脱ぎ始めた相手にぶつければいいのだから。
どこまでも小物で悪辣な考えは、貴族のあり様を見せられようが挫けることも無く。
結局は、正直者が馬鹿を見るという不公平で、至極真っ当なこの国で有り触れた光景でもある。
「手を出すな、とは心外な。
儂は税を払えぬと苦労している店に救いの手を差し伸べただけなのですがなぁ。
まぁ、ミュゼ嬢がそう言うならば、考えぬでもない。
さぁ、さぁ、早くしませぬか。それとも、例の如く尻に注がねば素直になりませぬか!くははっ!」
娘の汗と、愛液の染み込む椅子を叩き。
雌の匂いの色濃く残るその場所へ、早くしろと脱衣の続きと共に移動を命じる。
■ミュゼ > 親友である彼女の両親にも、大変お世話になった――だから、ここで恩を返せたと思うべきだろうか。
そう思えば、少しばかり恐怖心が和らいだ気がして、今にも胸を満たしそうな後悔が鳴りを潜める。
男がこのようなやり取りを嫌う事は身にしみてわかっているが、少女にも少女なりの自尊心がある。だから、譲れない。
そして彼女とその両親が奥へと引っ込んだ後、少女は震える手で一枚ずつ服を脱いでいく。
柔らかな白いワンピースを、その下の簡素ながらも可愛らしい下着を。そして、前と同じ一糸纏わぬ姿になると、少女はゆっくりと椅子へ向かって。
「……ん、分かり、ました……だから、お願い、します」
ぐ、と奥歯を噛みながら、少女は今まで彼女が座っていた、汗と愛液に濡れてしっとりとした椅子に腰かける。
近づけばその分だけ汗と蜜の匂いが濃厚で、長時間腕や足を支えていた椅子には、彼女の型が残っていた。
そして、少女は恐怖と不安から呼吸を荒くしつつ、男が何をするかを待つ。俎上の鯉、という表現が妥当かもしれない。
逆に男から見れば、花屋の娘よりも幾分か胸元の残念な雌が、凌辱の生贄に捧げられたこととなる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミュゼさんが去りました。