2018/06/17 のログ
ソウレン > 少年の言葉に鷹揚に頷く。
その雰囲気は見た目よりも老成しているかもしれない。
別に年寄りには見えないだろうが。

「気にする事は無いさ。君は仕事をしているのだから。
アレはついでに取り締まらないのかい?」

と冗談めいた口調で視線の先を指さす。
ここまで噂されれば居心地悪くなりそうなものだが。
聞こえてないのかもしれないなぁと思う。

「暇なのか。仕事中でもよければ一杯誘う所だが。
無料と言うわけにはいかないが、少しはサービスするぞ?」

どうかな?と暖簾の出ている引き戸を示す。
酒は飲めなくても茶と軽食くらいは出そう、という心づもり。

ブレイド > アレは取り締まらないのかと言われると
少しバツが悪そうに頬を掻く。

「ま、状況を確認してだな。
公園が汚れねーような行為だったら黙認していいってさ」

いくら言っても減らなかったり
たまーにやんごとなき方々が奴隷遊びをしてることもあるため
首を突っ込みすぎると面倒なことがあるらしい…と、依頼主から聞いた。

「ん、そうか?じゃ、わりいけど少し休憩させてもらおうかな。
いまんところ何も問題はおこってねーし…」

せっかくだから申し出を受けることにする。
月はでているし、静かな夜だ。依頼の終了時間まで何もないだろう。
たぶん。おそらく。

ソウレン > バツの悪そうな様子に、そうか、と一つ頷く。
色々と事情があるのだろう。
持ち主…都か?が良いというなら藪蛇というやつだ。

「君もなかなか苦労するね。」

と、それだけコメントしておいた。
煩いは煩いが怒る程でもない。
できれば遠くでやってほしい、くらいのものだ。

「よし、決まりだ。いらっしゃい。」

そう言いながら、自分から引き戸を開けてくぐる。
店内は落ち着いた雰囲気の木造建築。
木のカウンターと、テーブルが二つ。小ぢんまりした店舗だ。
店内に入れば、外していたたすきでしゅっしゅと袖をまとめて調理場へ。
少年が入ってくれば、ひとまず冷えた井戸水と冷水を絞った手拭を出すだろう。

ブレイド > 「はは、ありがとよ。ま、冒険者だからな。
人の苦労おっかぶさるのが仕事みてーなもんだ」

苦笑しながら女性の言葉にひらりと手を振る。
まぁ、あとで近隣の住人から苦情が出てたと報告はしておこう。
この街ではよくあることで流されるかもしれないが。

「おう、じゃまするぜ…ってか、あんま見ねー店構えだな」

よくわからない布をくぐりつつ
女性の後に続く。
中身は…カウンターバーといった感じだがちょっとばかり明るくみえる。

「ふいー…こんなとこにこんな店があるなんてな」

出された水を一口。そして手ぬぐいで手を拭く。
少しばかりスッキリとして心地良い。

ソウレン > 東の方の店構えなんだ、と説明をしておく。
カウンターに座れば、バーのように店主との距離が近いだろう。
調理場の中も見ようと思えば見える。

「酒にするかな? 酔うと不味ければお茶でもだそう。」

それだけを選ぶように言ってから、用意を。
足元の焜炉に少しばかり炭を足し、魚を乗せる。
同時に別の焜炉では鍋が火にかけられていくだろう。

「王都では風変わりと言っても差し支えないかな。
店構えだけで腰の引ける者もいるという事だよ。」

君はあまり構えないな、と小さく笑った。
ただ、高級感というのは無縁だ。
貴族などよりも冒険者や商人の方が多いな、と言う。

ブレイド > 説明を受けると、へーと、納得しながら周囲を見る。
東の方の国の知り合いや友人もいることもあって
女性の姿からなんとなく察してはいたが、建築そのものはあまり見ない。

「んー、酒でいいよ。
仕事が終わるまでそんな時間があるわけでもねーし
それほど弱いってわけでもねーしな」

手ぬぐいで顔も拭いてしまおう。
フードは外さないままに、少し調理場を覗き込む。
これらもまた、少し独特だ。

「ま、店っつってもいろいろあるしな。
むしろ綺麗な方だし…いい店なんじゃねーの?」

小奇麗…というよりは、清潔感があるというか。
高級というよりは暖かみがあるような。
そんな感じの店だ。構える必要はないだろう。

ソウレン > あまり驚かないというか、肝が据わっているのかな、と考える。
見た目の割に度胸があるように見え、女は少し楽しい気持ちになる。

「そうか。……なら、これだ。
米の酒だ。少々強いからゆっくりと飲むといい。」

ガラス製のお銚子とお猪口。
中には透明な酒が入っている。
お銚子はすぐに曇り始め、中身がよく冷えている事をアピールするだろう。

「そう言ってもらえると嬉しいよ。
何分、暇だからね。掃除する時間だけは困らない。」

と、笑いながら釜にかかった濡れ布巾を外す。
中に入った炊飯された米を手に取れば、リズムよく握り飯に。
中身が梅干しと、少し焦がしたねぎ味噌と、二つ作って皿に並べる。
傍に瓜の浅漬けを添えて、少年の前に。

「どうぞ。」

それから手を拭いて、汁物をよそってからそれも少年の前に。
中身は野菜がたっぷりと入った味噌汁だ。

ブレイド > 「お、ありがとよ。
よく冷えてるみてーだな、ありがてー
んじゃ、いただくぜ」

女性に礼を言って、手酌で少しお猪口に注ぐ。
透明だが、やや透き通った酒の香り。
米の酒…と言っていたが、綺麗なもんだ。
まるで水のように透き通っている。ちび、と一口飲んで見れば
スッとした香りが鼻を通っていくような。
それでいて少し辛味のある味。

「良さそうな店なんだけどな。
まー、この街の連中は落ち着いた店ってのはあんま好きじゃねーのかもな。
オレは結構好きだぜ?こういう雰囲気さ」

女性の様子を見ると米を握っている。
あれか、おにぎりだかなんだか。

「おう、いただきます…だったか?東のほうじゃそう言うんだよな?」

握り飯に食いつく。強い酸味。少し顔をしかめるも、まずいというわけではない。
美味いが、刺激が強い…といったほうがいい。

「こっちのスープははじめてだな…」

手にとってすすると、少し塩味がきいていて
独特な風味がする。

ソウレン > 「使う分は冷たい井戸水に晒してあるからね。
温めても美味いが、やはり冷やした方が季節柄、な。」

冷やせばそれはキリリと芯の通った風味が楽しめるだろう。
弱い人間なら少し飲みづらいかもしれないと思ったが、杞憂のようだ。
さすがだな、と思いながら焼き終えた一夜干しを皿にのせて差し出す。

「自家製の干し魚だ。
天日に当てると旨味が増してな、実に酒が進む。」

じゅわ、と脂が溶けて香ばしい匂いを漂わせる。
ひとまず定食一人前と言ったところだろう。
自分はと言えば、茶漉しに入れた茶葉と氷をそのまま急須に入れたりしている。

「そうか、わかってくれるのは嬉しいな。
…まぁ、静かに飲みたい時にはまた寄ってくれると私も嬉しい。」

行儀よく食べ始める少年を、ふふ、と微笑んで見つめる。
梅干しはやはり王都の人間にはなじみのない味だろう。
味噌もそうだ。…しかし、味わいとしては米の酒によく合う。
〆として出してもよかったが、今日はまず食事という体だ。

「それはみそ汁というんだ。
今日は具を多めにしてみた。酒の後にもいいんだがな。」

おにぎりとも干物ともよく合うんだ、と説明をする。
それぞれが引き立て合う献立。よくできたものだ、と遠い東の地を思い浮かべる。

ブレイド > 出された一夜干しをかじり
酒を一口。なるほど、彼女の言うとおりだ。

「うまいな。ちょうどオレ、濃い味が好きでさ
へへ、こういうのがあると飲みすぎちまいそうだな」

匂いも風味も素晴らしく
味噌の握り飯も香ばしい。
東の食べ物は基本的に味が薄いときいたが、いまだされているものは
自分好みの味付けだ。

「そうさせてもらうぜ。
平民地区ってとこにはこういう場所はなかなかなかったからよ」

笑顔を見せつつ食事を続ける。
味噌汁。初めて飲むがいい塩梅の味だ。
野菜も多めだが、なんか初めて食べる物が多いような。

「どれもこれも美味いもんばっかだな。
サービスしてもらうのもわりー気がするぜ」

ソウレン > 手拭で自分の手を拭いてひと段落。
調理場から食事を続ける少年を微笑んで見ているだろう。

「口に合ってなによりだよ。一応ここも酒場のようなものだからね。
酒が進む料理を出してなんぼ、という所はあるんだ。」

楽しんでいるようで何よりだ。
しかし、あまり酒をたくさん出すつもりはない様子。
仕事中、というのを気にしているよう。

「確かに、王都の酒場とは趣が違うと自認しているよ。
あれはあれで楽しい店だろうけれどね。」

どちらかと言えば脂でどっしりというよりもあっさりめなメニュー。
味付けは酒が進むだろうが、さくっと食べてしまえるだろう。

「このくらいのメニューでそこまでむしってもしょうがない。気にすることはないよ。
物足りなければ仕事の報告が終わってからまた寄るといい。
つぶれてもらっても困るが、出す酒とつまみくらいはまだあるからね。」

ブレイド > 「アンタも、おつかれさん。
えっと、店閉めるとこだったんだろ?
わざわざ飯作ってくれて…」

微笑む女性に礼を言う。
食べながら、飲みながらだから、少し行儀は悪いが。
酒が進むメニューのせいかお銚子は空になりつつある。

「知り合いがすくねーし、誰かと一緒に酒場に行くってことあんまねーからな
オレはこれくらいのほうが好きだね。
アンタみたいに、話してくれる店員もいるしな」

それなりに空腹だったこともあってか
あっという間に握り飯を平らげて
今度は味噌汁をゆっくりと飲む。

「この、味噌汁…っていったか?
いいな。なんか。冬辺りだともっと良さそうだけど」

ソウレン > 「ありがとう。でも、時間を決めているわけでなし、
閉めるつもりならそもそも食事には誘わないさ。
君はお客さんなんだから、気にしなくていいよ。」

手のかかるメニューでもないしね、と笑った。
それなりに顔立ちがいいのでサマにはなっているだろう。

「そうか。てっきり彼女でもいる歳かと思ったのだが。
男友達ならいいけれど、間違っても彼女をこんなひなびた飲み屋に連れてきてはいけないよ。」

ふふ、と笑う。冗談のつもりなのだろう。
お銚子が空になれば、湯のみにさっき用意したお茶を淹れる。
少年の分と、自分の分。
氷から出したもので、お湯で出したものよりも甘みと旨味が強い。

「ほら、酒はまたあとでね。
冬にもいいよ。冬はそれをたくさんの具材と一緒に鍋で煮ると美味い。
それに、とても温まる料理になる。…その頃に寄ってくれれば提供しよう。」

味噌の風味は優しい。
王都方面の料理ではあまり味わえない温かみがあると感じる。
それをわかってくれる少年には笑顔を向けるだろう。
わからない客も、少なからずいるのだ。

ブレイド > 「そっか、客っつっても誘ってくれたのはアンタだろ?
だから礼くらい言わせてくれって。ありがとな。」

女性の笑顔は柔らかいようで
目つきの感じよりもどこかかっこよく見えた。
が、次の言葉を聞くと思わずむせてしまう

「ぐっふ…げほ…い、いきなりなんだよ…。
まぁ、いねーとは言わねぇけどさ…飲み屋とか酒場ってのは基本的に一人で行くっての」

眉を寄せつつ、口元をぬぐう。
まったく悪い冗談だ。苦笑しつつもお茶をいただく。
冷たく、苦味とすこしの甘みが喉を通っていく。

「その頃まで生きてりゃ、だけどな。
死ぬ気もねーけど、明日もしれねー冒険者だし。
でも、冬とは言わず、ちょくちょくよりてーもんだ」

味噌汁も殻になって、残ったのは一夜干し。
気に入ったようでじっくり少しずつ噛んでいる。

ソウレン > 「君は義理堅いな。
…まぁ、冒険者は義理の商売でもある、か。」

どことなく理解があるように話しつつも、少年の言葉は素直に受け取ったようだ。
咽る様子にははと笑いつつも、自分も冷えた茶を飲んでいく。

「何、根ほり葉ほり聞くつもりはないから安心していい。
話し相手が欲しければよればいいさ。基本的には閑古鳥だ。」

暇はしている、と言外に言えば代金を示す。
30ゴルド程、という所だろう。
普通に一食分、酒が入っている割には安いという所。

「何、そう心配せずとも生きていられるさ。
先に訊いた話では誰かいるのだろう? 
一人身でない限りは色々と捨てられないものだよ。

…さ、仕事の報告へ行ってくるといい。しばらくは店を開けて待っている。
寄ってもいいし、そのままほろ酔い気分で帰ってもいい。」

どこか老成した言葉を少年に話しつつ、
さぁ、と薦める。仕事を抱えたままではよく酔えないだろう?と笑った。
また来た際には、また冷やを構えて待っているつもりなのだろう。

ブレイド > 「そうでもねーよ。
良くしてくれるやつにツンケンするなんて
ガキじゃねーんだから。恩は素直に受け取っとくし
恩を受けたら礼は言う。それこそガキの頃に習うことだろ」

笑いながらお茶を飲み干す。
代金を聞けばすこし悪いなと言った表情を見せて。

「こんな店が閑古鳥とはもったいねー。
つか、サービスにしたって少し安くねーか?
いいもん食わせてもらったってのによ」

じゃらりと硬貨をカウンターに置いて
立ち上がる。

「ま、死ねねーは確かか…んじゃ、ちょっといってくる。
えーと、多分また帰ってくるよ。
もうちょっとあんたの店の食事も楽しみてーし」

ソウレン > 「はは、違いない。
だが、それができない大人もいるものだからね。
少し、感心しただけさ。」

気にする事はないよ、と置かれた代金を受け取る。
たすきを外し、引き戸を開けに調理場から出る。

「半分は道楽だからね。
そのうちに何かで返してくれてもいいよ。」

持ち込んでくれたら調理はしてあげようと笑って外へと案内すれば、小さく礼を。

「あぁ、またのお越しを。
…少しばかり後だろうけれどね。ツマミを用意して待っているよ。」


そう言って少年の背中を見送る。
終われば、さてと店の中へと引き返し、酒のアテを見繕うのだろう。
今夜はほんの少し長くなりそうだし、と考えながら……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区・公園」からソウレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・公園」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 昼下がり、人も賑わう大通りを一台の馬車がゆっくりと闊歩していた。
一目で貴族が乗っている物と知れる程に豪奢であるが、その装飾は過剰に過ぎる。
目端の利く者は、それが一部では有名な悪徳税収官の馬車であることが知れるだろう。

そんな馬車の中は今、非常に蒸し暑い。
外が暑いという事もあるが、何よりの理由は、情事の真っ最中であるからだ。
監査に入る施設に至るまでの道中、手慰みにと道を歩く女を一人攫う様に馬車へと連れ込んだのが1時間ほど前。
媚薬成分の入った香を焚き、その匂いも既に感じられぬ程に、車内は据えた情事の匂いに満ちていた。

「――――っち、気を失いおったか。
 肉鞘程度には使えるカと思えば、だらしのない女よ。」

既に女の体からは力が抜け、四つん這いのままぐったりと顔を床につけている。
尻を手のひらで打っても、びくりと僅かに跳ねるだけで声は無く。
床に垂れ落ちる涎と、結合部から滴り落ちているどろどろの蜜。
加えて、尻穴からは複数の玩具が飛び出しているともなれば、女性のその状態も納得できようものであるが。

それでも不服そうに、反応の無い穴へと腰を突きこみ、僅かなりとも肉の締め付けを得ようと無慈悲に犯し続けていた。

「おい。
 目に留まる女が居たら声をかけろ。良いな?」

行者へと言付けを行い、改めて腰をズパンッと打ち付ける。
これでは自慰だと吐き捨てる様に呟きながら、さっさと目的の店――ないしは施設――へと着くか、新たな女の発見を待つ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にミュゼさんが現れました。
ミュゼ > 夏の始まりともなれば、じっとりと蒸し暑い日が続くもので。
午前中に一仕事を終えた少女は、平民地区の大通りを、町の中心の方へと歩いていた。
その呼吸は僅かに乱れており、頬は桜に上気して、額はわずかにしっとりと、汗に濡れている。
近郊の村までの届け物――なるべく早めにと言う注文に沿って、街道を駆けてゆき、その勢いで戻ってきたからだろう。
午後の仕事の前に、水浴びをしてさっぱりしたい。そんな思いから、登龍先の宿に向かう途上だ。

「それにしても……うぅ、暑いなぁ。これからこれ以上に暑くんだよねぇ……」

天を仰ぎ、既に夏の盛りにすら感じる日差しを受ける。晴れの日は好きだが、こうも蒸し暑いと不快指数も高まるもの。
纏う皮鎧の中、白の柔らかなブラウスと内の下着にすら、汗が染み込むのを感じながら、その歩みは緩慢だった。
やがて、歩み進めば豪奢な馬車が見えてくる。移動中の貴族だろうか――と、少女は脇に道を開け、その横をやり過ごそうとした。

キュリオ > ゆっくりとした速度で進む馬車を操る行者は、主の命を受けて道行く女を見定めていた。
生中な事では叱責を受けることが判っているからか、選ぶのには一定のレベルが必要で。
そんな折、特徴的な髪色の冒険者然とした少女の姿が目に留まる。

道を譲ろうと動いたその少女を目で追うと、馬車はその真横で停車。
なにがしかの声を馬車内へとかけると、覗き窓がゆっくりと開き、中から額に汗を浮かばせた男が顔を出した。

「……ほほぅ。
 これはこれは、奇遇ですな。
 その髪色、アルティール家所縁の方とお見受けしますが。
 お急ぎの様ですが、如何です。お乗りになっては。」

相手の姿を一瞥すると、記憶に引っかかるのはその特徴的な髪色を持つ、貴族の存在。
武力という、己には縁の無い――しかして嫉妬を持つに相応しい貴族だ。
相手が此方の事を知っているかどうかは判らぬが、笑みを浮かべ謙る様な口調にて送迎を誘い。

「あぁ、申し遅れました。
 儂はキュリオ。キュリオ=ハッセンブルク子爵と申す。
 さぁさ、ご遠慮なさらず。お乗りなさい。」

停車した馬車は、正直道行く人々の邪魔となっている。
しかして貴族に物申せる筈もなく、大きく迂回して過ぎ去る人ばかり。
ぎぃ、と小さな音を立てて馬車の扉が開き、返事を待たずして乗り込むことが決定してしまった様な雰囲気。

――乗り込めば、その異様さに相手はどんな反応を見せるだろう。
芳しい香気を塗りつぶす様な濃い淫臭と、その発生源と思われる裸の男女。
傍らに佇むメイドだけが服も乱さず、迎え入れる様に一礼を成し。
酷く狭い馬車の中は、相手の座る席すらも無い状態で。

ミュゼ > 早く宿に戻って、少なくともこの汗に濡れた服をどうにかしたい。最低限、下着だけでも。
そんな思いも下火になる程、じっとりとした空気は強敵だった。汗が蒸発しないせいで、熱が籠るのも嫌気がさす。
馬車の馬が通り過ぎ、もう少ししたら元の位置まで戻ろうか――ちらと視線を向けた目の前で、ぎぃ、と馬車が止まる。
何事かと見上げれば、覗き窓からこちらを窺う男と視線が交わった。額に汗を垂らした、巨漢と言うのが相応しい男だ。
中の男から声がかかると、少女はあからさまに苦み走った表情を浮かべると、一つ嘆息した後に。

「これはこれは、ご機嫌麗しゅうございます。本日は誠に暑い一日ですね。
 ――いえいえ、それには及ばず、私はこの通り、健脚にございます故……」

窓の向こうから品定めをするかのように、不躾な視線を向けてくる彼。
その様子に、貴族の笑みを浮かべつつスカートをつまみ、一礼の挨拶を返す。
ついで彼の誘いには、やんわりと断る様な口上を述べるのだが、目の前で馬車の扉が開いた。
少しばかり様子を見るが、その後彼は自らの素性を明かし始める。そこに先の遠慮を汲み取る様子はない。
このままここにいれば目の前の貴族は動かないだろうし、そうなれば大通りの通行は完全に滞ってしまう。
ともすれば、配達業に携わる者や夜の仕込みの買い出しに出る者など、多くの民が不便を強いられることになろう。
そこまで気を配るのが貴族のお役目であるだろうに、と内心では非難しつつも、それを態度に出せば不興を買う。
或いは逃げればとも思うが、それは後々の不和を齎すことが目に見えている。ならば、少女に取れる手段は悲しいことに一つだけで――。

「それでは、キュリオ子爵様のお言葉に、甘えさせて頂きます。
 皆様、私の都合で往来を邪魔してしまい、申し訳ありませんでした」

一度振り返り、衆目に一礼してから、少女は馬車へと続く段に足を乗せる。
そして数段上がった後、そっと馬車の扉を開け――中の光景に唖然とする。
まず何よりも不愉快なのは、中が外以上の蒸し暑さで甘ったるい匂いに満ちている事。
これならば外の方がましなのではないか、と思うほどの熱気の中、しかし少女が座れるような場所はない。
そんな中、迎え入れる様に一礼したメイドが、そっと少女の後ろに回り、扉を閉めた。かちり、と言う音は扉の閂か、それとも鍵か。
一瞬のフリーズの後、少女はどうにか意識を戻すと、コホンと咳払いを一つしながら。

「――この度は、ご招待いただきありがとうございます。ですが、どうやら私が座る場所はない様子ですね?」

今からでも降りられるか――そんな算段を立てようとしながら、まずは言葉を交わして時間を稼ぐことにする。

キュリオ >  
「何、何、遠慮をするものではありますまい。
 さぁさ、手狭な馬車ではありますが、気にせず乗ると宜しい。」

副音声をつけるならば”知った事か。さっさと乗れ”である。
謙った言葉遣いではあるものの、所詮相手は貴族の娘。
当主ですら無い――否、当主であっても、だが――娘に本気で下手に出ることは無く。
その空気を無視する程の常識知らずでは無かったのか、首尾よく馬車へと迎え入れることが出来れば、密室の出来上がり。

「いや何、アルティール卿には日々、この国を守って頂いておりますからな。
 その縁者に助力をするのも、貴族の嗜みというものでしょう。
 おっと、これは失礼を。いや、手慰みに躾を施していた最中でしてな。」

座る場所も無い現状、肢体を晒し、腰を打ち付ける動きも止めずに対応する無礼さ。
そのままゆっくりと腰を引くと、ぐぽっ、と音を立ててペニスが引き抜かれ。
その刺激に、ひんっ♥と雌の鳴く声が響き。
ぱっくりと膣の開いた状態であおむけに寝転がるその女を、馬車の隅へと移動させた。
濡れた革張りの、柔らかな床をメイドが布で拭うと、さぁ、とそのまま目の前に座る様に促し。

「遠慮なさらず、座るが宜しい。
 何、その辺の椅子には負けぬ上質な座り心地でありますからな!」

自然、座れば反り立つペニスに顔の高さが合う形。
メイドが背後へと陣取っている物だから、無理に距離を離す事も敵わぬといった具合で。
媚香漂うその密室で、果たしてどの程度相手が冷静でいられるかは、見物であった。

ミュゼ > 「――いえいえ、国を守るのも当然の事。何せ、この国で禄を食む身ですので。
 躾け、でございますか。これは、お邪魔をしてしまったのではないですか?」

目の前、ぐったりと疲弊しきった女性は、見るだけでも痛々しい。
これほどまでに攻め立てて、それでいて躾と称するのは男の身勝手と言うより他がない。
全く、と内心を公開に満たしながら、す、と女性の方に視線を向けて。

「……この暑さでは、あちらの女性も参ってしまうでしょう。
 お水など、飲ませて差し上げた方がよろしいのでは?運動の後なら猶更」

そう言いつつ、彼の言葉には従う様にして、皮張りの床に腰かける。
ともすると眼前に、淫臭を放つ肉棒が来るのは中々に業腹だ。
むわり、とした雄と雌の混ざった匂い。それは、少女の鋭敏な嗅覚にはより鮮明で。
媚薬の香に苛まれる中、しかし未だに気丈な少女は、じぃ、と男を見ながら。

「それにしても、子爵様はここからどちらに向かうのでしょう?
 私としては、ここから少し先の辺りまでで良いのですが……」

ふぅ、と吐く息が僅かに色を帯びる。目の前の男は、そのわずかな変化にも敏感だろう。
とは言え、媚薬のお香だけでは、もう少しばかり時間がかかる、と言う具合の変化だった。

キュリオ >  
「何、途中で気を失ってしまいましたのでな。
 全く、折角心を込めて躾を施していたのと言うのに…嗚呼、水分は途中、たっぷりと飲ませた故、心配は要りますまい。
 時に、寧ろ其方こそ水分が必要では。宜しければ準備致しますぞ。」

既に犯しぬいた女に対して、一瞥も向けない。
目の前に座る相手の眼前にあるは、一向に萎える様子の無い張り詰めた肉棒。
この暑い車内でもむありと湯気が立ちそうな程の熱気を称え、その先端からは透明な汁をこぷりと滲みだしていて。

「此処から少し離れた、とある店ですな。
 アルティールの…失礼、お名前をお伺いしても?
 其方は、どちらへ向かわれるのか。
 遠慮せずとも、確りと送り届けます故な。ご迷惑な様なら…うむ、後日、アルティール卿には謝罪でも致しましょうか。」

それは即ち、断れば卿本人に苦情をいれる、という脅し。
呼気に孕む熱が徐々に上がる事を察すると、にまぁり、とその表情を歪め。
馬車ががたんっ、と揺れる度に、業とらしく体勢を崩すと僅か前のめり。
にち、と硬く熱いペニスが、相手の頬や唇へと触れる”事故”が起きる。それも、複数回。
その度に、失礼、と詫びるものの、謝意の欠片も感じられない言葉だった。 

ミュゼ > 「これだけ暑ければ、体力の消耗も激しいでしょう?であれば、熱に魘される事もあります。
 ――いえ、私は結構です。キュリオ子爵様のお慈悲に感謝しつつも、ご遠慮いたしますわ?」

こうして笑顔でいられるのも、中々厳しい。何せ、この様な無体を女性に強いるのだ。
目の前、少女からすれば巨根の逸物が見えるのも、不愉快さを増す一因だ。
見ているだけでもさらに熱量が上がりそうな程のそれが、ゆらゆらと揺れている。

「えぇ――路地迄向かって頂ければそれで構いません。
 ……ミュゼ、ミュゼ・F・アルティールですわ、子爵様。
 分かりました、では、そこのお宿までお願いいたします」

父親の名前を出されると、流石に少女も不承不承ながら、正直に話さざるを得ない。
父親とキュリオ子爵が相対した場合、何かといらぬ軋轢を生むことは想像に易いのだ。
故に、彼の意図を理解しながらも宿に向かう旨を告げると、ぎぃ、と馬車が一つ揺れた。
同時、ぺとりと頬に当たる、湿った熱い肉。同時に男の股座の茂みに、少女の小さな鼻が埋もれてしまって。
強烈すぎる雄の匂いを嗅いでしまうと、媚薬で火照りつつあった体が急激に熱を帯びていく。
その様子に気づいているのかいないのか、数回の臭いによる責めを受けると、耳までが真っ赤に染まって。
僅かに腿をもじもじと擦り寄せてしまいながら、少女は少しずつ、荒くなっていく呼吸を懸命に整えようとする。
しかしその間にも、雄の臭気と媚薬の混ざった空気は少女の肺を満たし、鼻腔を刺激し、発情を強く促していく。

キュリオ > 左様で、と肩をすくめるとメイドへと目配せ。
心得た様に動くメイドは、何処からか用意したコップに水を携え、手ずから女の口へとそれを注ぐ。
小さく喉を鳴らし飲み込む女ではあるが、矢張りまだ意識が戻りそうには無い。

「ふむ。それではミュゼ嬢。えぇ、えぇ、厚意は素直に受けておくべきでしょう。
 ―――いやはや、狭い馬車故、どうしてもこう、事故は起こりますなぁ。
 おや、どうしました。」

移動の時間を稼ぐことに成功し、にっこりと笑顔を浮かべる。
その笑みの意味する所は、言うまでもないだろう。
幾度も幾度も、揺れに任せて相手の顔や、鼻、口に我慢汁を塗り広げる様に。
蒸れた雄の匂いがきつい、陰毛の根元等格別だろう。
耳まで赤くなったころには、もう事故を装いもせず。自らペニスを握り込み、ぴたん、べたんっ、と肉鞭で顔を叩き、ずりずりと鼻下へと亀頭を擦り付けている始末で。

「そう言えば、躾が途中でまぁだ、ちんぽがパンパンの侭でしたな。
 ふ、ぅ♥ まったく、綺麗な顔をしておる…♥」

ちらとメイドへと目配せをし、それを受けたメイドが側へと移動する。
嫣然とした笑みを浮かべると、相手の目と鼻の先でびくびくと怒張するペニスをにちゅりと慣れた調子で扱き始め。
時折、その先端で相手の鼻孔をにちゅりと小突きながらの手淫を施す。
扱かれ、飛び散る我慢汁がびちゃ、びちゃと目の前の顔に降りかかる様は酷く心地の良い征服感を与えてくれて。

―――びゅるんっ♥ と何の警告も無く、そのまま顔に向けて精を撒き散らす。
びゅびっ、びゅびびっ、と扱かれる度に跳ね、飛び散る精液がびちゃびちゃと相手の顔を濡らし、犯して。
搾りたての精液の匂いが、相手の鼻孔を更に、刺激した。

ミュゼ > 「んぷっ、ふ、くっ――し、子爵様、その、当たってますから、退いてくださいましっ!?」

一瞬、貴族としての取り繕った態度ではなく、素の自分が見えそうになる。
それを押し殺しながらも、この暑さで血が回る中、同じように媚毒も全身を等しく蕩かせて。
先走りの臭い、茂みの臭い、その二つを交互に知らしめられた少女の、下腹部の奥はじりじりと熱を持ち始める。
ふ、ふ、と浅く荒い呼吸からも、十分に媚薬が混ざったことを彼に教えてしまうことだろう。

「っ……そのように淫らなことを、女性の前でおっしゃるのは配慮が――ふ、くぅっ!?」

目の前、扱き上げられた肉棒から、熱い迸りが吹き上げた。それは少女の顔に、髪に、多量にドロリと降り注ぐ。
今度こそむせ返りそうな、今まで以上に濃い雄の臭いが鼻腔を満たすと、ずきん、と痛みにすら思えるほどの疼きが下腹部を駆け抜けて。
くぅっ、と思わず甘い吐息を零してしまいながら、無意識の内に左手が腹を庇うように動き、右手が太ももに置かれた。
一瞬、股座を慰めそうになったのをどうにか押しとどめた、と言う様子のそれは、少女がいまだに堕ちきっていないことを意味している。
しかし、少女の中は着実に蕩けており、男が本気を出せば欲望の沼に落ちるのは必定。問題は、どのような手管で来るかの方。
臭いによる責めは少女の体には強く作用しつつも、乱れさせるには至らない。それでも、焦らされるほどに、酩酊は進んでいくことになる。

「っ……せ、精液をかけるのは、流石にちょっとボクも――っ……こほん、私も、怒りますよ?」

余裕がなくて、一瞬だけ素が出てしまった。それを恥じるように言い直しながら、何でもないように努める。無論、男にとっては、何でもなくはないのだろうが。

キュリオ > 呼気が荒くなれば荒くなるほど、媚薬の周り早くなる。
マグロを抱いても興が乗らぬのならば、こうして蕩かしてどうにかするのが手っ取り早い。
故に相手が何を言おうと、のらりくらりと交わすのだ。

「ふははっ、これは配慮が足らず申し訳ない。
 うん?もしや其方が素であられるか?何、遠慮はいりませぬぞ……おっと。」

文句を言われる最中もメイドの手は止まらずに。
その開いた口を狙う様、ペニスを扱き、迸る熱がその味を、熱を、匂いを伝え。
そんな折、まるで馬車が揺れた、と言わんばかりに身を崩し。
そのまま倒れぬ様、踏み出した足が触れるは、相手の体。
足裏で押し出す様に、ぐいっと相手の体を蹴倒すと、狙いは、その股座。
態勢を整える振りをして、もう一度踏み出した足裏で、電気アンマの様に股を足裏で踏みつぶそうという魂胆。

ミュゼ > 徐々に理性が散逸していくのを感じながら、少女は体に溜まった熱を吐き出そうとする。
しかし、それ以上に周囲の熱気が咽ぶほどに満ちているのだから、無駄な抵抗とでも言うべきか。
この暑さで少女の肌には玉のように汗が浮かび、甘酸っぱい少女特有の汗の匂いを周囲にまき散らしてしまう。
ふぅ、ふぅ、と呼吸する音も、サウナの中で耐え続けているような体の状態も、全てが少女を追い込んでいた。

「……そう?なら、自由にさせてもらうけれど、キュリオ子爵様も、私の事などお気になさらずっ――」

つぅ、と肌を伝う汗すら、背筋をこそばゆく疼かせる。
その中、文句をぶつけようと開いた口に、ドロリとした白濁が注ぎ込まれた。
舌の上に当たると同時に、強烈な苦味と塩味で味覚を殴りつけられる。目の前に白く火花が散る。
今までに食べたものの中で一番まずい、とでも言うべきそれに気を取られた刹那、男の体が動く。
その、思い切り体重を込めた足は、ぐらりと傾いで少女の状態を蹴り倒し、ついで、股座を押しつぶした。

「ひっ、ぁっ――んひぁあぁあああっ――♡」

ぐりゅぅ、と陰核から秘裂までを押しつぶされて、少女は甘い悲鳴を零した。
溜め込んでいた分、性的快楽の爆発は大きく、少女はがく、がく、と腰を震わせながら絶頂を迎え、やがて放心する。
それでもなお執拗に踏み躙るのであれば、少女の股座からはしょろしょろと、暖かな奔流が漏れ出て、男の足を汚すだろう。
それは、男が付け込むには丁度良い隙を作ってしまう、致命的な粗相になるかもしれない。

キュリオ > 媚香の効果もさることながら、目の前の相手から立ち上る若い雌の体臭がこれまた興奮を煽るのだ。
ただでさえ、貴族の娘の顔に精をぶちまけるという愉悦たっぷりの行為を楽しんでいるというのに。
故に、精を幾ら吐き出そうと萎えることのない肉棒は、相手の目の前で脈打ち続け。

そして、決定的な隙が晒された。

「おおっ!これはこれはっ!
 いや、どうなされたミュゼ嬢。
 ん?んん?小便か?小便を垂れおったか♥」

じゅわりと足裏に滲む生暖かな感触。
それに嫌悪を覚えることなく、寧ろ喜悦たっぷりに。
粗相を指摘しながら、ぐり、ぐりゅ、ぐり、と足裏全体を使って股座を圧し。

「締まりの悪い股は、此処か?ん?ほれ、儂の足を濡らすこれは何だ。言ってみよ!」

そのまま軽いストンピングの様に。
踵だけを浮かせ、落とし、執拗に股を圧し。
その粗相を詰るのだった。

ミュゼ > 踏み躙られる。詰りの言葉を投げおろされる。それは少女にとって初めての屈辱。
しかし同時に、股座から湧き上がる強烈な快楽も初めての物。頭の中が真っ白に染まる。
ぐりぐりと押しつぶすたびに少女の股座からは、黄色の噴水が沸き上がっては足を濡らして。
体内の水分は汗になってほとんど出てしまったからか、濃縮されたそれは室内に不快な臭いを混ぜ込んだ。

「へひっ、い、ひぁっ、ひゃめっ、や、ボクの、ふまなっ――んぎぃいっ♡ひゃめ、でっ、てばっ、あ、あぁああっ♡」

執拗に、緩急をつけた足踏みが少女の股座を潰して犯す。
その度に少女の小さな陰核は皮ごと踏み抜かれて、目の前が白く染まる快楽を生む。
ぐしゅ、ぐしゅ、と続けられれば、少女は舌を突きだしながら。

「ひゃめ、や、ぁ、ぁっ、ごめんなしゃっ、お、しっこ、ですっ、ぼくの、おじっこ、ですうぅっ――んぃいいっ♡」

再び潮をぶしゅぅ、と噴くと、少女は尿道を激しくこすり上げられる刺激に再び絶頂を迎えて。
へひ、へひ、と荒い呼吸を繰り返す少女は徐々に脱水症状に陥っていく。突き出された舌も、水を求めての物だった。
服は既に肌へとぴったり張り付いて、その下の肌は桜色にゆだったかのように色づいて。皮鎧の中は、汗の混ざった少女の臭いが濃密に満ちていた。
或いはその全身もほとんどすべてがしっとりと汗に濡れており、甘酸っぱさはより増して。股座の下着もぴったり張り付いて、淫猥な割れ目のシルエットを男に見せつけていた。