2018/05/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > どうしても外せない用事があるからと知人に頼み込まれてアルバイトの代役を請け負った。約束した時点では開店前の準備だけを手伝う予定だったけど、それまでには戻ってきて交代してくれると話していた知人の姿はまだ見えない。
酒場の店主からも、ぎりぎりの人手で回しているから交代が来るまでは残ってほしいとお願いされてしまい、引き受けた以上は後にひけなくなってしまった。
自分のお店と酒場はまったく勝手が違う。複数のお客を相手にするのは慣れていないから、徐々に人が増え始めた店内で注文を取るだけでもおぼつかない。
「はっ…はい、ただいま……」
一つの席で注文を受けていると、別の席からも声がかかる。あわてて返事をしてそちらに向かうと、今度は配膳をお願いされる。
目が回りそうな忙しさに負けて、だんだん細かいところに注意がいかなくなってしまいそうだった。
■ミンティ > 常連らしいお客からは見ない顔だと珍しがられ、早くも酔いが回ってきたお客からは今晩どうかと誘われる。賑やかなのはいいけど、古物店の静かさとは真逆の雰囲気に対応できず、いつもより言葉数も少なくなった。
知人が早く戻ってくれるのを祈りながら、最低限の受け答えだけはなんとかこなし、お盆に乗せたジョッキを運ぶ。その途中で通りすぎた席から、とつぜん手が伸びてきたのは見えていなくて…
「ひゃ……!」
尻肉を揉みしだく無作法な手に悲鳴をあげて、びくっと震えた。バランスが崩れて、お盆にのせていたジョッキが倒れ、別の席に座っていた人に思いきり中身を浴びせかけてしまう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」に紅月/アカツキさんが現れました。
■紅月/アカツキ > たまには知らない店を開拓してみるか、と、何となしに入った酒場。
がやがやと騒がしい店内…だがこの喧騒が中々に好ましく、料理も酒もよい。
…けれど、今この場で一等目を引くのは配膳係の春色少女。
明らかに慣れていない風、客に気安く話し掛けられればおろおろと…頼りないというか、もういっそ心配で。
視界に入る度に目で追うのだが…転びやしないか、とか、酔っ払いに悪さでもされてしまいそうだ、とか。
ハラハラしてしまっては酒どころではない。
「いっそ浴びる程飲んじまうか…」
思わず、といったような呟きと共に溜め息をつき…ぼりぼりと後頭部を掻いていたその時だった。
「…ぶっ、あっははは!!
本当に浴びるとは言っとらんぞぉ、お嬢さん!」
うっかり盛大に酒を被る。
いやはや、これは予想外だ。
「ックク…おいオッサン、あんまり可愛らしいからって虐めてやるなよ?
可愛そうだろうが」
まだ笑いがおさまらないまま、変態男に注意をひとつ。
■ミンティ > いつかやってしまうかもしれないと思って用心していたけど、実際にやらかしてしまうと思考が停止する。空になったお盆をぎゅっと抱いた姿勢で固まって、顔を青ざめさせていた。
発端になったお客は酔っ払って上機嫌なのか悪びれる様子もなく、お酒を浴びた男性に笑いながら謝罪をしただけで、自分の席の会話に戻っていた。
「あ…っ。あの……、す、すみません……っ!
い、いま…、なにか拭くものを持ってきます……っ」
フォローされてようやく我に返って、飲んでもいないのにお酒の匂いを漂わせる男性に勢いよく頭を下げた。
忙しさだけでも頭が一杯になっていたのに新しいトラブルを自分から作ってしまって涙目になる。おろおろしながら、とにかくタオルかなにか持ってこないといけないとは思いついたけど、濡れた床が滑って機敏に行動できなかった。
■紅月/アカツキ > 「全く…酒は飲んでも飲まれるなって、なぁ?」
呆れたように、けれども愉快げに…変態男の酔いっぷりに思わず笑って。
「あぁ、大丈夫大丈夫…ほれ、目を瞑って深呼吸!」
勢いよく頭をさげる少女にからりと笑って。
パン!と一度…少女がビックリして気持ちを切り替えられたらいいと、大きく手を叩いて。
…もし少女が本当に深呼吸してくれるなら、その間に転がったジョッキでも拾おうか。
■ミンティ > 「えっ…、あ、えっと……、そ、それは、聞きおぼえがありま
ひっ――――!」
お酒を飲む時の心構えは耳にしたおぼえがあった。飲酒をたしなまない自分には、どれくらい守られているものかも察せられない。なにより混乱しすぎていて普段に輪をかけて会話下手になって、どう答えたらいいかもわからなくなっていた。
その状態でとつぜん大きく乾いた音を聞かされると、頬を張られるイメージが先立って、びくっと震えて肩をすくめた。同時に勢いよく息を吸い込んだから、どこも痛くないとわかると、大きく息を吐く。
結果的に深呼吸のような動きになったおかげで、少しだけ落ち着けた。ぱちぱちとまばたきをしながら男性を見やって、もう一度ぺこりと頭を下げる。
「…ほ、本当に…すみません。……あ、それ、いただいてもいいですか」
ジョッキが割れなかったのは不幸中の幸いかもしれない。男性が拾いあげたそれを受け取ろうと手を伸ばす。
■紅月/アカツキ > 「…いやまぁ、こっちは全然」
再び謝罪を受ければ…顔の前でヒラヒラと手を振って、気にするな、と。
「それよか、お嬢さん本当に大丈夫かい?
酒場で働くならこういう…アレなのが多いから、馴れるしかないぞ?
おにぃさん心配よ心配」
親心というか何というか…思わず眉尻を下げつつ、頬杖をつきながら言って。
ついでに片手でジョッキを少女のお盆にコトンと乗せてやる。
「…あ、じゃあ……タオルと、床拭きの雑巾な?
ゆっくりでいいよ、滑りやすいからなー」
ククッと、相変わらず頬杖をつきながら面白そうに見詰めつつ。
ちょっとは落ち着いてモノを処理出来そうになった少女へ指示を出す。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」に紅月/アカツキさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」に紅月/アカツキさんが現れました。
■ミンティ > お酒を浴びせてしまった申し訳なさで俯きがちになっていたけど、気にしないようにと言ってもらえて気持ちが救われた。これ以上の失礼を重ねないために相手の目を見ながら話を聞くようにして、もうだいじょうぶだと、こくこく頷いてみせる。
「いえ、わたしは今日だけ……お手伝いで。
本当は…お客様が入る前には交代している予定…だったんです。
……あ、ありがとうございます」
入ったばかりの新人と間違われているような気がして、首を振って否定し、小さな声で事情を説明する。
拾ってもらったジョッキを受け取るためにお盆を差し出し、そこに乗せてもらったら、もう一度頭を下げた。
「はい、すぐに。
少し、お待ちください。
自分がこぼしてしまった分のお酒は、他の店員が代わりを届けてくれたらしい。そちらにも頭を下げて感謝を伝え、滑らないように用心しつつ小走りに奥へと戻る。
姿を消していた時間はあまり長くなく、乾いたタオル二枚と雑巾を手に戻って姿が見えて。
■紅月/アカツキ > 「あぁ何だ、臨時か。
あー…そりゃあまた、災難な」
彼女の事情に苦笑をひとつ。
相手に合わせて普段より控えめ…というより、落ち着いた声を出すよう心掛けて話す。
「しかしちょいと安心したよ、騒がしいの得意じゃ無さそうだもんなぁ。
接客の所在一つ一つが丁寧、言葉遣いも綺麗だ…酒場のそれじゃあない。
俺は結構好きだけどな!」
正に、合点がいったとばかり。
ある意味『向いてない』と言っているようなものだが、思った事が口から出ただけで悪気はない。
ニカリと笑って言って。
奥へと戻って行く少女に軽く手を振り、袖で酒から庇った為に無事だった料理に手をつける。
別に酒がかかっても問題ないツマミではあったし、もうさほど残ってはいなかったが…あの少女の様子では料理を庇ったのは正解だったか。
もし料理を駄目にしていたら、それこそ泣いてしまっていたかもしれない。
密かな善行の成功にほっこりと、ちょっぴり嬉しげにツマミを食していれば少女が戻ってきた。
「おー、お帰り。
すまんな、ありがとう」
笑顔でタオルを受け取って、とりあえず袖を拭こうか。
■ミンティ > 褒めてもらったか駄目出しされたか迷うところだけど、酒場の仕事に向いていない自覚はあった。そうですよねと微かな苦笑をこぼして頷き、いくら知人の頼みでも、引き受ける時はもっとよく考えようと思う。ただ忙しさに振り回されるだけならよくても、慣れるまで色んな人に迷惑をかけてしまうと思うと頭が痛くなりそう。
「あの…ご迷惑おかけしてしまったので…
なにか一杯、サービスしてくださるそうです」
タオルを手渡しながら小声で告げる。代金は自分持ちで店主にお願いしたのは秘密にしておいた。
そのやりとりのあと雑巾で床を拭いていると背後から肩を叩かれる。振り返ってみると、頼み事をしてきた知人だった。
ようやく交代できると思うとほっとして、表情も少しだけ明るくなるけど、お酒をこぼしてしまったのは自分だからと言い張って、後片付けが終わるまでは店に残っていたようで…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」からミンティさんが去りました。
■紅月/アカツキ > 「そうかい?そんじゃあ有り難く!」
おそらく交替の相手が来たのだろう、床を拭き始める少女に話しかける新たな人物。
とりあえずシードルを頼んで、のんびり一杯あおってから店を出ようか。
「…さすがに、店内で火なんか出して乾かしたら怒られそうだもんなぁ」
本当はすぐに乾かせたのだが、騒ぎになるのは御免である。
人通りの少ない路地に一瞬炎が舞い、なに食わぬ顔で出てきた男は次の酒場に向かうのだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場」から紅月/アカツキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレイラさんが現れました。
■レイラ > 平民地区の比較的人通りのある通りを自分の店のある方向に向かい歩いて行っていて。
帰る途中、自分用の新しい下着でも作ってみようかと考えていて。
自分がはくのだから、無地の質素なものでいいと思っていた。
「私のものですもの、無地でよいですわよね」
どうせ誰にも見せないのだからとか半分思っていて
■レイラ > そんなことを考えながら歩いていると、いつの間にか店の前にたどり着いていて。
小さなかごからカギを取り出すと、鍵穴にさしてカギを開けて中に入って行って。
「どうせですもののんびりと作りましょう。色はベージュでいいかしら。」
店内の電気をつけて、買ってきたものを店の奥にしまいに引っ込んでいって。
営業は終わったのだが、うっかり鍵を閉め忘れていた。
「でもどうせなら、ほかの方の意見も聞いてみたい気がしますわね」
店の奥で食材をしまっているときにそう思って
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエズラさんが現れました。
■エズラ > コンコンコン、ノックの音がした。
そしてすぐに、少しだけ扉が開けられて。
「よう、レイラちゃん――もう店じまいしちまったかい」
大きな荷物を抱えた男が、店内へ半歩ほど足を踏み入れ、いつもの調子で問うた。
■レイラ > 食材を入れていると、店の方からノックをする音が聞こえて。奥の方から出てきて。
開けられた扉から逢いたかった人物が姿を現して。駆け寄っていき
「あら、エズラさんお帰りなさい。営業は終わりましたけれど、何かありますか?」
相手の近くに立ち、笑みを浮かべて。
■エズラ > 駆け寄ってきた相手に向かって軽く片手を挙げて挨拶する。
「おう、今回も帰ってこれたぜ――で、いつも通り仕事、頼みたいと思ってな」
戦場帰り、破れたりほつれたしりた衣類をまとめて繕ってもらうのが習慣。
相手の手の中に、衣類の詰め込まれた袋を手渡しつつ、店内を見渡して。
「ん、買い物帰りかい――今日は何を?」
■レイラ > 「お帰りなさい、ご無事で何よりですわ」
相手からいつも通り、破れたりほつれたりしたものの入った袋を受け取ると。安堵した表情を浮かべながらうなづいて
「今日はパンを食べましたから、明日の分を買ってまいりましたわ」
できる限り、食費をかけないようにとかなり抑えた食事をしていて。
■エズラ > 「毎日大変だな――街の暮らしってのもよ」
普段は戦場か、荒くれに混じっての日雇い仕事。
そんな自分とは違い、彼女の暮らしは平和な街暮らし――
とはいえ、やはり色々と苦労があるに違いない。
「……良かったら、明日の朝飯は――一緒に食わねぇか?」
ムフ、と笑みを浮かべて告げる。
それはつまり――今日は泊まっていってもいいか?という意味――
■レイラ > 「ええ、いろいろ回していくのが大変ですわ」
店を営んでいるとはいっても、仕入れのお金やらいろいろかかってしまっているので、お金のやりくりでいっぱいいっぱいで。
したがって自分の服も、とても安価な布で作っていて。
「あら、大した朝ごはん出せませんけれど大丈夫ですか?」
相手の言葉の意味読み取って、にこやかに笑って。
「そうですわ、相談したいことがありますの聞いていただけます?」
■エズラ > 「ああ、レイラちゃんの頼みなら、どんな相談にだってのるぜ――」
こちらの言いたいことはすっかり伝わっているらしい。
そんな笑みを浮かべる相手に、同じように微笑みかけて。
店の扉は、今度こそしっかりと施錠される――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエズラさんが去りました。
■レイラ > 「大したことではありませんのよ?意見を聞きたくて・・・。」
しっかりと店の扉を施錠して、相手と共に店の奥にある居住スペースに移動して
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 日も落ちかけて、日中の暑さも和らぐ時間帯。
陽気も落ち着き、随分と過ごしやすくなった時分、しかしてカウンターに座する店主の状況は過ごしやすいとは見えぬ様相にあった。
どう考えてもそんな気温、室温には無いというのに、額には汗が浮かび。
また、汗だくの肌を冷ます様に襟元を寛げ、扇を使って胸元を仰いでいる。
「…………うぅむ」
なるべく意識は逸らそうとしていたのだが、どうにもならんくらいに股間が非常に熱い。暑いでなく、熱い。
滋養強壮に、という謳い文句につられるままに飲んでみた薬がきっと悪かった。
成程、確かに強烈だ――その効果が現れる場所がピンポイントに過ぎたけれども。
じわりと汗の浮かぶ顔にて視線を落とす先は、自らの股間。
そこはもう大層、ご立派に隆起してパンパンだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にしずくさんが現れました。
■しずく > 「…ど、どうもぉ~…お、おじさま…いますか…?」
(店のドアを開けて軽く姿が見えるぐらいに身体を出す。少しおどおどしているような感じで中を覗き、ピングを見つけては前回のようなぐいぐいとして感じではなく、少し落ち着きのある感じでドアからピングを見る)
■ピング > 以前もあった様に、今回も何処か朦朧とした状態での来客。
気もそぞろに顔をあげると、客としての応対はするものの、反応はどうにも薄い状態だ。
矢張り同じように、体調の不良を理由に申し訳なくも早めの閉店になったのだろうと――――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からしずくさんが去りました。