2018/04/27 のログ
ご案内:「小さな仕立て屋」にレイラさんが現れました。
■レイラ > 少し明かりを落とした店内で、仕立てたものの型紙の整理をしていて。型紙の分量としては、女性ものの仕立てのほうが多く少し男性の仕立てのほうをやってみたいと思っていて。
「男性の方々は、身持ちがよろしいから補正をするのが多かったですわね」
型紙を破かないように丁寧に、型紙を扱ってわかりやすく整理をして仕立て台の引き出しの中にしまって
「それに、そろそろ一人がさみしくなってきましたわ。でも、私なんかでは無理ですわよねお金もないもの。」
ご案内:「小さな仕立て屋」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 店内に、入店を告げるベルの音が鳴り響く。
明かりが落ちているにもかかわらず、その男は悠々と店内へ足を踏み入れた。
「よう、レイラちゃん――まだやってるかい」
肩に大きな麻袋を抱えた男が、にこやかに笑みを浮かべながら問う。
■レイラ > 型紙の整理を終えて、ぼんやりと入り口のほうを見ていると不意に扉があきベルの音が鳴り響いて。
少し明かりを落としているので、影になり相手の姿は良く見えなかったがその声に立ち上がって。
「あら、いらっしゃいませエズラさん。お久しぶりですわ。」
相手の姿をよく見ようと、相手に駆け寄って。すると相手の方に大きな麻袋があって。
■エズラ > 「まだ開いていて助かったぜ――今回も、仕事を頼もうと思ってな」
男がこの店に立ち寄るのは、決まって戦場帰り。
戦いであちこち傷ついた衣服を繕ってもらうためである。
肩に抱えていた麻袋をおろし、紐を解いて慣れた様子で一枚ずつ破れた場所やほつれた箇所を指し示す。
「今回はちと多いんだがよ――またよろしくな?」
■レイラ > 「あら、ありがとうございます。とても助かりますわ。」
麻袋の大きさから、何となく戦場から帰ってきたのだということはわかった。そして、また相手が無事に帰ってきてこうして仕事をくれることを感謝して。
「はい、わかりましたわ。エズラさんお疲れ様。そしてお帰りなさい無事でほっとしましたわ?」
一枚ずつ、ほつれた個所や敗れた場所を確認していって。
■エズラ > 「ああ、今回も帰って来られたぜ――こうしてレイラちゃんに会うと、なんかホッとすらぁ」
若いがその裁縫の腕前は熟練者のそれ。
何よりも、こうして会いに来る口実には丁度良い、というもので。
繕いに関してはこちらは素人、彼女がプロである故に、仕事の邪魔はせずに側の椅子に腰かける――
「――しばらくは、でかい食い扶持もなさそうだ――ゆっくりできそうだぜ」
■レイラ > 「ええ、私もエズラさんに会いえてとてもほっとしますわ?」
仕立て台の上に針や糸や破けるところを補修する切れ端を取り出し繕い物を初めて。
まずは、大きく破けたところから切れ端の中から似たような色と質感のものを探して破けたところに当てて
「あら、でしたら体を休めるのにちょうどよろしいですわね?」
■エズラ > それが戦いの技術――剣や弓や槍でも、繕いでも――熟練者の手並みというのは、無駄がなく美しい。
呼吸をするような気安さで、なめらかに繕いを始める彼女の手つきを、何とはなしに眺める。
「ああ、そうなんだがよ――どうかな、レイラちゃん。店もあるだろうが――前々から、連れて行きたかった場所があるんだ」
ギッ、と椅子から少し身を乗り出して、視線を彼女の手から目へと移し。
「何日か、一緒に出かけねぇか?」
ムフフ、とそこはかとなく下心も覗かせた笑みを浮かべながら。
■レイラ > なるべく、あて布をしたということがわからないように丹念にそして細かく破けたところを補修していって。
「この、ほつれたものとかは急ぎではないのですか?あら、どこに連れて行っていただけるのかしら。」
相手が身を乗り出してきてその提案をされたので、手を止めて首をひねって。
「よろしいですわよ。でも時折お店の様子を見ないといけませんけれど・・・」
出かけては見たいのだが、やっぱり店のことは心配で。どうしようかと考えて。
■エズラ > 「ああ、さっきも言ったが、しばらく戦場には出る予定はねぇし――今回は、ゆっくり仕上げてくれりゃいいぜ」
そして、少し考える風の様子の後、こちらの申し出を了承してくれたようで。
「よし!そりゃ嬉しいぜ。連れて行きたい場所っていうのはな――」
まだ少し、店の様子などが心配そうではあったが、男はすっかり嬉しくなって、計画を話し始めるのだった――
ご案内:「小さな仕立て屋」からエズラさんが去りました。
■レイラ > 「それならば安心ですわ。」
相手の申し出を受け、繕っていたものや裁縫道具を仕立て台の中にしまって。
「はい、ではまいりましょうか?」
相手の計画を楽しげに聞いていて。
ご案内:「小さな仕立て屋」からレイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 夜の散歩道、ちょうど塀の上から屋根に飛び移り、屋根のとこを歩いてたけど…。
平民地区の住宅街、屋根の上で白い猫が座ってる。
周囲は明かりもなくて静香なのは、ここが空き家なのか屋根の隙間から雑草が生えてて、
それが時々夜風に揺れるとウズウズしたものがある。
前足でちょいちょいと触りながら、また草が揺れると…。
踏みっと、前足で抑えてみる。当然屋根に押し付けられて動かなくなると、なんだかいい気分。
■シャルレ > 虫とか持ち帰るのは嫌がられたけど、この葉っぱなら文句もないだろう。
脚で押さえつけたとこを噛みとって咥えると
来た道を帰るように屋根と塀の上を通って隊舎へと戻っていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。