2018/04/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 夜中の公園
簡素な公園には当然人気もあるわけはなく、其処を根城としてる野良猫がたむろしてるだけである
そんな小さな公園に、翼をはためかす音が響く。
舞い降りるのは小さな天使。ピンクの可愛らしいワンピースを着た、少女――にも見えるが少年である
退屈を持て余すようにフラフラと飛んでたが、疲れたかのように公園に降りると、ベンチに座る

シャルティア > ベンチに座って星を眺める。綺麗な星空の、もっともっと上を見つめるみたいに。
ちょっとだけ、寂しそうな顔をしてから、顔をくしくしと擦って、それからひょいっとベンチから降りる。
再び翼をはためかせ、今度は空へと舞い上がって消えていき

ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「住宅地/平民地区」にヴィルヘルミーナさんが現れました。
ヴィルヘルミーナ > 仕事も順調に進めることが出来、まとまった金も手に入った。
そろそろ宿生活を止めどこかの家に落ち着きたい。

蛮族は手頃な家が並ぶ平民地区で家を探すことに。
希望を言うならば、敷地が広くて部屋も多い家。

不動産屋に相談に行く前に目ぼしい家を先に見つけておこうかと。

「この辺りは大通りから離れているけど条件としては悪くないな。」

さっそく売り物件をみつけた蛮族。
敷地が広いので庭もある。
家そのものも広そうなので物を置いておくにも便利だ。
同居中の少年にとっても広い部屋の方が良いだろう。

ヴィルヘルミーナ > 気に入った家を見つけた蛮族。
さっそく不動産屋へと。

ご案内:「住宅地/平民地区」からヴィルヘルミーナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 平民地区、屋台通り。朝の屋台通りの何がいいと言えば、そりゃあもちろん手軽にごはんが食べれることだ。
仕事前の急ぎの、ついでにいえば家庭を持ってない連中が特に重宝してる。
この男もそうだった、急いでいるワケじゃあないが、手軽さは好ましい。

「おう、おっちゃん。石蜥蜴の串焼きもう一本おまけ…ダメ?ちぇー、ケチくせえなあ。」

立ち上る色んなものの香り。パンや汁物、朝からがっつり焼き肉の匂いなんかも。
それに紛れて焼かれた串焼き頼んで、もしゃりと食む。
ごった返すような人ごみで、仕事をしてるお父さんたちやら冒険者たちだから、己を避ける人間も少ない。
サイズが目立つことに変わりはなかったが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」に紅月/アカツキさんが現れました。
紅月/アカツキ > ーーーからころ、もぐもぐ。

これでもかと飲み明かした翌朝というのは、どうにも飯の準備が億劫になるものだ。

昨日たまたま食った串焼きが旨かったから、どうせなら数日かけて全屋台を制覇してやろうと勇んで来たものの。
「思ったより混んでんなぁ…やっぱり時間が違うと変わるもんだねぇ」
晴れた日の朝市ともなれば当然そうなるものだが、この街に来たばかりの彼には知るよしもない。

民族衣装に紅の長髪、見慣れない大きなハンカチのような布を器用に結んだ中にパンやら串焼きやらゴソゴソと詰め込んでる姿とくれば目立たない訳もなく…けれどもこの人混みのなか冒険者の興味深げな視線や屋台のおばちゃん達の視線を浚ってなお食い物しか見てないこの男、キョロキョロふらふらと何とも無防備な事である。

そして、やはりと言うか…目の前に2メートル越えの巨漢がいても、彼の目はスープに釘付けになったまま全然気付く様子がない。

このままでは数拍後に、巨漢の鋼のような肉体に顔面から突っ込む事だろう。

イグナス > やっぱ串焼きだけじゃあ足りない。他、なに食べようか。
んん、と腕を組んで首を傾け悩む。
鼻孔から入り込んだ香りたちが、頭の中の欲求をがっちりと刺激する。
いっそうのこと手当たり次第に手でも出そうか、と思う最中に。

「――おお?」

どしゃん、何かが己にぶつかった。それで態勢を崩すほどに軽くはないし、充分に硬い。
むしろぶつかってきたソレが―どんなものかは知らないが―無事だろうか。
視線を落とした。

「………なンだ。大丈夫か、おい。」

どうも、前方不注意とかそんな感じのよう。おいおいと苦笑いしながら、ぶつかってきた男に笑う。
飯を何にするかと考えていてぶつかられた己も己ゆえに、お互いの間抜けさ加減にちと楽し気にも。

紅月/アカツキ > 「ぶっ!…~~っつぅぅ」
案の定、という奴である。

鍛えていても痛いものは痛い、特に不意の、例えるなら角っこに手をぶつけたようなどうでもいい痛みは特に。
何やら壁に激突したぞと見てみれば、布。
強かに打った額を撫でながら声が降ってきた方をすまなそうに見上げて、見上、げ…て?

「っあぁ、申し訳……ぉおお、でっけぇぇ…!」

キラキラ、そりゃあもうキラッキラさせた目で相手を真っ直ぐ見る。
自分よりこんなにも巨大な相手を見るのはいつぶりだろうか…父上には届かないものの、兄上並みにはでかい。

「いやぁ~うん、面目ない…すっかり食いモンにつられてたやぁ」

ははは、と、少し恥ずかしげに謝罪を述べる。
いやもう本当に、恥ずかしい限りである。

イグナス > 「く。―――っくっく、おう、おう。でかいだろうデカいだろ。」

謝罪の前にどこか、子供の如き視線を向けられれば悪い気もしない。
クククと楽し気に笑みつつ、胸を張るようにして巨大さを誇張する。
握りこぶしを作って、己の胸元にドスン。
で、続いてその手を相手の頭に盛ってけば、ぼふぼふと頭を撫ぜる…というより軽くたたいてるみたいに。

「怪我ァ、…ないな。……なんだ、腹減りか、兄ちゃん。
 色々目ェ移るのはわかっけども、ちゃんと気ぃつけんとなあ。
 いやさ、気付かなかった俺がいうのもなンだけどよう。」

あんまりこっちも人のコトはいえないものの、だ。
なんとも無邪気で素直な様子が気にでも入ったか、別段起こる様子もなし。
いっそうのこと、さっさとメシを食ってしまえとだけは一言。

紅月/アカツキ > 「あっ、ちょっ、縮む縮むっ!」
こちとら一族ではちびっこくて下駄で少し身長盛ってるというのに、更に縮んだらどうしてくれる。
ぼふぼふと頭を撫で(?)られれば、ついつい身内に言っていたのと同じように抗議して。

「むぅ…いやぁ、色々買い込んでは見たんだけどさ、汁物買ってなかったなーって思ったら、つい」

風呂敷の端を結んで作った簡易手提げを、相手に見えるように胸元まで持ち上げて開いて見せて。
…見せて、気付いたのだが、やはり買いすぎであるなぁ。

「そうだ!暇ならでいいんだけどさ、良かったらどっか座れるトコ教えてくれんかねぇ?
この街に着いたばっかでまだ分からんことだらけなんだ。
こんな時間に此処歩いてんなら兄さんも飯まだでしょ、一緒に食お!」

ニコニコと上機嫌に誘ってみる。
飯は一人で食うより誰かと食った方が旨いもの、それも気のいい兄貴といった風な相手なら尚更である。
それに、利用するようで失礼ではあるが、これだけ貫禄ある大男が側にいれば若干物騒なこの街にても安心してゴロゴロできそうだ。

イグナス > 「縮まん縮まん。」

なんか相手の反応が面白くて、ぽふぽふから、がしがし、へ変更。
だいぶ何度か頭を撫ぜ…はんぶん、叩いてるみたいだけども。抗議は聞き入られなかった。
相手がぶつかってきた限りには、なるほどなるほど、と首肯を。
胸元まで上げて見せられる、大量の食材。
ぱちくりと瞬き――はあ、とちょっとだけ呆れたよう。

「だいぶ、おおいな?――んあー…しょーがねェな、おう。
 ……着いたばっかね。しゃァねェな。それじゃあ、行くかァ。」

彼の提案に、まあいいかと頷きを。
さて、どこでメシを食おうかと考えて――、適当な飯屋の一部屋でも借りればよかろう。
んむ、と頷いて、先立って歩き始める。
とりあえず向かうのは、行きつきの店や。さて、この時間で空いているか、否か。

紅月/アカツキ > 「だーっ!髪が、み・だ・れ・るっ!!」

何だか楽しそうな相手に髪を撫でられる照れ臭さからギャンギャンと文句は言うが、ちょっぴり嬉しいのが本音である故かあまり抵抗はせず。

次いで、ヤレヤレと仕方なしに面倒を見てくれるようである男の様子に思わずガッツポーズをば。

「お!やーりぃ!
俺ぁアカツキ、兄貴の名前はー?」

半歩後ろをニコニコからころと、もし彼に尻尾があればブンブンと勢いよく振っていそうななつきよう。
やはり、早起きは三文の徳であるなぁ。

イグナス > 「っくっくっく。女でもあるめェし、気にすんなきにすんな。」

からからと笑いながら、緩く肩を揺らして。
後、ガッツポーズを取る様には、やっぱり、満足げにウンウンと頷いた。

「アカツキ、か。俺はイグナスだ、――冒険者だとか傭兵だとか。そういう仕事。」

よろしくな、と最後に付け加えて。それじゃあ行くぞ、って。
そう離れてはいない店へと向かう。

紅月/アカツキ > 「女じゃなくても気にするっつーの…」
と、若干むすくれつつ、男の後に続きながら髪を結び直して。

「冒険者!イグ兄ィ冒険者なのか!
飯食いながらでも旅の話聞かせてくれよなー?」
この後、どの程度のんびりと飯屋で語らっていたかは二人のみぞ知るところ、だろうか。

ーーー赤く目立つ二人が、ゆっくりと人混みに消えていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から紅月/アカツキさんが去りました。