2018/04/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > 「何やら良い匂いがすると思いましたが、なる
ほど屋台の食べ物の匂いでしたか。たまにはこういうところで
買うのも乙なものですし…さて、何が売っているんでしょうね」

(美味しそうな匂いが漂い、賑やかな人々の喧騒に包まれた屋
台の立ち並ぶ広場。たまにはこういうところでの買い食い、食
べ歩きというのも乙なものと、まずはどういうものが売ってい
るのかをゆっくりと歩きながら観察して。肉や魚の串焼き、何
かの包焼き、スープ、フランクフルト、イカ焼き、焼きそば、
クレープ、果物、アルコール、果実ジュースと、様々なもの
が売られているのを見てなかなかメニュー豊富なことに少し驚く)

エイブラ > (取りあえず肉の串焼き、パン、スープ、果実
ジュース、フランクフルトを購入して適当なベンチに腰掛け
て食べ始めて。フランクフルトの串が中途半端な長さのせいか
先端がぷらんぷらんするのを、わざと揺らしてぶらぶらさせて)

「なんでしょうね、この…ふにゃふにゃ感は…このフニャチン
がっ!という感じでなんだか妙に笑えますね………これ、今から
食べるんでした」

(自分が口にした言葉ながらも、それを今から食す、と考える
となんだか嫌な感じになってしまい、言うんじゃなかったなと
食べるのを後回しにする)

エイブラ > 「少し、食べたりない感じですね…。
屋台のものはボリュームが少ないのが玉にきずです。
もう少し購入してから行くとしましょうか…」

(食べ終えたもののゴミをゴミ箱へと捨てて。食べたりなさを
感じれば屋台を回り、追加で色々と購入をして。部屋を取って
いる宿へと向かいのんびりと広場を出ていく)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からエイブラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリンさんが現れました。
リン > 人の目のない裏路地は、秘密の取引の現場として使われることがある。
腐敗したこの国ではそういった話は日常茶飯事だ。
こうしてネズミに化けた状態で適当に待っていると、勝手に使えるネタが飛び込んでくることもあるのだ。

「しかし、さすがにネズミの毛皮はこの季節ちょっと暑いんだよな」

ぼやきながら、粗末な木箱の上でネズミに扮したリンがうずくまっている。
別に取引が怒らなくてもいいから、せめてかわいい女の子でも通りかかってほしい。
退屈なので。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……」

平民地区、とある裏路地。人気の無いそこは、ともすれば貧民地区の裏路地のような雰囲気を持っていた。
そこに現れた一人の男は、細巻きをくゆらせながら、無言で歩み……。
一人の通行人とすれ違う瞬間。目にも留まらぬ速さでその男の懐に何かを忍ばせる。
同時に、その通行人も男の懐に何かを渡してくるが。
二人は何も会話せずに、そのまますれ違うのみ。

「……ふ、む?」

そうして、しばし歩いた後。男は懐に忍ばせられた紙を開き、中身を改める。
そこに書いてあるのは、この街、そして王国内の噂から、極秘の情報の数々。
男はそれに目を通して、顎をさする。

「魔族の国への侵攻状況……。危険人物の入国情報。
 ……新たに発見されたダンジョン……」

ぶつぶつと何かを呟きながら、男は路地に転がる木箱へと腰掛ける。
その男が座った木箱の、すぐ一つ隣の木箱に。なんだか不思議なネズミがいるなんて気づかぬまま。

リン > まあなどとは言ってもそう都合よいことなどそうは起こらない。
だいたいは余った時間の使いみちでしかなく、なにか引っかかればラッキーという程度のものだ。
つまり今日は運がよかったのだと言えるのかもしれない。

「ほうほう?」

まるでネズミの死体さながらに転がっていたリンだったが、
近くに腰掛けてなにか重要そうなフレーズをつぶやき始めた男の声に耳をそばだて、
もっとよく聞こえるように箱の上をそろそろと這うようにして近づく。

セイン=ディバン > 男が路地で行った行為は、伝統的かつ古典的な情報収集の一つ。
つまり、情報屋に頼んだ情報を受け取るという行為だ。
男が頼んだ内容が内容であったため、こんな古臭いやり方になってしまった。

「……依頼内容にあった当該人物の足取り、現在不明、か。
 ったく。安くねぇ金を払ったのになぁ……」

男がメインで頼んだことは、人物の捜索。だが、情報屋はその人物数人の情報を集められなかったらしい。
男は溜め息を吐きつつ、それ以外の情報を確認しようとするが。

「……?」

ふと、耳に何か人の声が飛び込んだような気がして。男は周囲を確認する。
とうぜん、人影はない。無人だ。間違いない。
気のせいだったか? と思い視線をつい、と動かした先。

「……ん~?」

隣の木箱に、小さな小さなネズミがいた。のだが。
なぜだろうか。そのネズミがやたらに気になる。
男はそのネズミをじぃぃぃぃ、と観察する。

リン > (あっと)

思わず声が出てしまっていたらしい。
リンの着ているものはネズミの毛皮にすぎない。もちろん生きているネズミとは違う。
呼吸もしないし瞳の輝きもない。動き方もどこか不自然で……そこが違和感を抱かせることもあるだろう。
じっと見つめられていることに気づき……しばらくは身じろぎ一つせずいたが、
やがて緊張に耐えきれず、四足で駆け出して木箱の裏側に隠れてしまおうとする。
本物のネズミほどには敏速ではない動きだ。

セイン=ディバン > 「……」

男は、自身の勘に従い、ネズミを観察した。
呼吸の際の肉体の動き。瞳の様子。小動物特有の、静止状態の挙動。
そのどれもが、違和感を強く感じさせる。
そうしている内に、ネズミは逃げ出した。だが、明らかに動きも遅い。
男は、そこでも自分の直感に従った。

「ちぇりゃっ」

木箱の隙間から裏側に逃げようとするネズミ(?)。それの進行方向に手で壁を作り、行動を阻害。
そうして、逆の手でネズミ自体をちょいっ、と摘み。持ち上げようとしてみる。
もしかしたら、その時点でカラクリは全部ばれるかもしれないが。

リン > 「うわー!」

明らかに若い人間の声。
逃げ出した尻尾が指に捉えられ、宙吊りにされる。
その表紙に安普請なきぐるみの頭部分がパカっと外れ、
驚愕した様子の青い髪の小人の頭部が見えてしまう。

「……ちゅ、チュ~」

ごまかしながら頭をはめ直すが何もかも遅い。
暴れないのはそんなことをしても無駄だとわかっているからかもしれない。

セイン=ディバン > 「……」

ぷらーん、と。見事捕縛でキャッチしてクレーンしたら。
なんだか間抜けな悲鳴と共に、目の前でネズミの頭が取れて。
それはもうグロテスクかと思えばそのネズミがきぐるみと判明し。
中には小さな小さな人の顔。

「……えっと」

相手がネズミの鳴きまねしつつ頭を嵌めるのを見れば、男はなんとも微妙な表情をする。
困ったような。あるいは、呆れたような。
とにもかくにも、男はゆっくりと相手を木箱の上に降ろしてあげた。

「……キミ、何? ってか誰?」

とりあえず尋ねてみるのであった。

リン > すぐさま害されないという気配を感じ取れば、再び頭を外して
無意味になった変装を解き、蒸れた空間で出来た額の汗を拭う。

「まずは自分から名乗るのが礼儀じゃないかな。
 ま、いいけど……ぼくはただの通りすがりの小人だよ。よくいるでしょ? 小人。
 ここには散歩しにきたんだよ」

テノールを響かせて堂々と適当を並べる。
人の秘密の会話を聞けたら面白そうかな~などと正直に言うわけにもいかなかったので
ごまかそうとしているのだ。

セイン=ディバン > かぽん。頭部をかぶりなおした。かぽん。また外した。
男は、珍妙な生き物を見るが如き目つきで相手を見ていたが。
相手を降ろし、その言葉を聞く。

「おぉ、そりゃそうだな。こりゃ失礼した。
 俺はセイン=ディバン。冒険者だ」

相手の言葉にまずは素直に謝罪し、自己紹介をする男。
だが、続いての相手の言葉にはにやりと笑い。

「ウソだね。小人族だとしたら、そんな格好をして行動しない。
 それに小人族の平均身長は80サンチから120サンチの範囲が多い。
 ネズミサイズだったら、妖精族と称するのが適当だ。ホビットでもドワーフでも、ましてや妖精でもないのにその体格なんてのは聞いたこと無い」

と、男はずばり言ってのける。だがこれは半分本当、というか。男が知っている範囲が半分本当なだけ。
残りの半分はハッタリだ。もしかしたらこれくらい小さい小人族もいるかもしれないのだから。
ハッタリで相手のことを揺さぶろうとしている。

リン > 「……。
 ふーん、そういう分類もあるんだ。知らなかった。
 まあほら、この国はいろんなまれびとが訪れるって言うじゃない。
 ぼくはセインの知らない小人なんだよ。
 同じ魔物をオーガと呼ぶやつもいればトロールと呼ぶやつもいる……その程度の話さ」

どうにも怪しまれているらしいことを感じ取り表情をしかめるが、
この程度の口八丁にはひっかからない。つらつらと反論を述べる。

「それに仮に本物の小人じゃなかったとしてもセインには関係ないと思うけど?
 用がないなら、散歩の続きに行かせてほしいな」

ちらちらと路地の出口に視線を送る。
あんまり長く付き合っているとボロが出てしまいそうだ。

セイン=ディバン > 「……ふむ。なるほどな。
 まあ確かに道理だ。いわゆる、生息地域による同一種の別名称、だな?
 ……ふ~むふむ。まぁ、いいんだがな」

相手の表情を見ながら、男はうんうん、と頷く。
どうやら男の予想よりも、ブラフに強い相手のようである。
あるいは、相手の言葉が真実その通りなのか、だが。

「まぁそりゃそうだけどな。さすがにキミみたいなのは、興味深いぜ。
 散歩、な。そりゃかまわないけど。……これ、見たくないのか?」

路地裏の出口を明らかに気にしている相手に、男は懐から情報屋の紙を取り出し、見せる。
相手が、こういった情報に興味があるのではないか、と予想しての行為だが。
この予想も、外れたのであればなんの意味も無いが。

リン > 「わかってくれてなにより。
 興味深い、かぁ。ぼくみたいな愛らしい小人相手じゃあしょうがないよね。
 んん? ない、ってわけじゃないけど……」

男が情報屋から受け取った紙に、ちら、と視線をくれる。
つとめて注視しないようにしているが、興味があることは伺えるだろう。

「……どういうつもり?」

無条件でこんなものを見せてくれるはずもない。
警戒した様子で男に問いの言葉を投げる。

セイン=ディバン > 「自分で愛らしい言うな」

相手の発言に思わずまっすぐツッコミを入れてしまう男。
なんとも、なかなか強かな性格をしている相手のようだ。

「うん? いや、別に?
 俺が一番欲しかった情報は、入手できなかったからな。
 後はまぁ、普通に噂話から、冒険者が欲しがる程度の情報だし……」

どういうつもりか、と尋ねられ、男は正直に話す。
狙いの情報以外は、ちょっとした興味本位で集めたに過ぎないので。

「あぁ、その代わり。お前さんは確かに可愛らしいから。
 情報代としてちょっとヌキヌキしてくれたら嬉しいね」

ただ、最後にそんなことを言う。当然笑顔なので、本気か冗談かは分からないかもしれないが。
男的には、まぁ本気6割冗談4割である。

リン > 男の話を適当に相槌を入れていたが、
対価として示された、唐突な品のない言い回しには目を白黒させる。

「ええ。……僕この通り、ミニサイズだし、そのうえ男だよ。
 ずいぶん物好きだね?」

男の申し出に呆れた様子でその場に寝そべって聞き返す。
どれだけ本気で言っているのかを伺おうとしているのだ。

「それとも小人が相手するのにふさわしい短小だったりするの?」

へら、と挑発的に目を細めて軽口を叩く。

セイン=ディバン > 「……え、男? ……うっそだぁ。お前さん、そんな可愛らしい顔で男とか。
 ……まぁ、仮に男だったとしても、お前さんくらい可愛いなら問題ないだろ」

相手の言葉に、今度は男が目を白黒。顔だけしか見えていない上に小人サイズなので、女だと思っていたらしい。
だが、男は鼻から息をんふー、と漏らしつつ、別に気にしない、と言う。

「はっはっは。なかなか面白い冗談だな。
 俺のを見てからそんな口が叩けるなら、お前さんはよっぽどの剛の者だけど」

挑発してくる相手には、男は笑いながら言い返す。
何せ、男のモノは規格外サイズの物だ。おそらく目の前の相手の体格では、挿入などどうやっても不可能だろう。

リン > 「あー、やっぱ勘違いしてたんだ。……そしてそれでもいいんだ。
 確かめてくれてもいいよ。このとおり」

よいしょ、とネズミの毛皮をすべて脱ぎ始め、汗の滲んだ裸体を晒す。
暑苦しいし仕事を始めるなら邪魔だからだ。
毛皮の下は股間を覆う肌着しかないし、きちんと観察すれば見間違えようもない。
触ったり手で持ったりしても文句は言わないだろう。

「ふぅ~ん。まあいいや、やるならいつでもどうぞ。
 リクエストがあるなら、可能な範囲で応えてあげるよ」

自信満々なセインの言を話半分といった調子で受け答えする。
油断を感じられる居住まいだ。

セイン=ディバン > 「ん? 確かめるとは? ……。
 おぉ? お~……? ……。
 ……確かに。おっぱい無い……」

相手が脱衣するのを黙って見ていた男だが。
裸体を晒されれば、その肉体を見て、確かに男性だと判断する。
思わず手を伸ばし、指先でつんつんと胸をつついてみるが。
そこには女性的な感触は無く。

「おぉ、じゃあ契約成立か?
 ほいじゃまぁ、この紙はプレゼント、っと。
 リクエストなぁ。……じゃあ、まずはお名前教えてくれ。
 あと……。挿入はムリだろうから……。
 その、全身使って、こう、奉仕ってできるか?」

相手がまったく焦ったりした様子が無ければ、勝手に契約成立と言い。
紙を小さく折りたたんで、相手に渡すように、木箱の上に置く。
そのまま、相手にお願いをしつつ、男は股間を取り出すだろう。
いまだ勃起してはいないが、その時点でもかなり大きいペニスが、ぼろん、と露になる。

リン > 「もうちょっと優しく触ってね。
 ……名前ね。ぼくはリン。音楽家とかペットとかやってる。よろしく」

セインを警戒して最初は名前を名乗らなかったが、
今更そうする必要はないだろうと判断し、口にする。

そうして開帳された男の男根には、木箱の上で若干たじろいだ様子を見せる。
普通の人間の尺度でも巨大なのだから、小人にはひとしおに感じられる。

「たしかに……言うだけのことはある、ね。
 全身、ね……」

こうかな、と手をかけ足をかけ、ペニスの向きに沿ってまたがるように寝そべる。
巨木の幹のようなそれに両腕を回し、ゆっくりと扱くように動かし始める。

「……もっと命令するみたいに、言ってくれるとやる気出るかも」

こちらからもリクエストを口にして、嫌悪なく亀頭に淡いキスを落とす。

セイン=ディバン > 「おおっと、すまねぇ。つい……。
 うん? リン? 音楽家?」

相手に触り方を指摘されれば、男は恐る恐る指を離す。
何せ体格差が体格差だ。男にしてみれば軽い触れ方でも、相手にはそうではないのだろう。
しかし、男は相手に名乗られれば動きを止め、首を傾げる。
どうやら、何か聞き覚えでもあるのか。思い出すように唸っていたが。

「ふふん。まだ本気になってはいないんだぜ?
 ……お、おぉ?」

相手のたじろいだような様子に得意そうに笑う男だったが。
相手がまたがるようにし、更に本当に全身を動かして奉仕してくれば、男は思わず驚いたような声を出すが。

「め、命令? えっと……。
 もっとしがみ付いて、先端、ほじるように舌でしてくれ」

唐突に言われた言葉に、男は困惑しつつもそう命令する。
思えば、最近は女性にそういった命令をしていなかったので、勝手を忘れてしまっている。
だが、そうしている内に、相手がしがみ付くペニスは硬くなり。
大きさ20サンチを超える、巨根が天に向かってそそり立つことになった。
亀頭へのキスに、思わず鼻から息が漏れる男ではあるが。まだまだ余裕はあるらしい。