2018/03/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカイリさんが現れました。
■カイリ > 昼間は日が出ていて暑いくらいだったが、今は日が沈みかけて涼しくなりつつある。
人々が行き交う王都の広場に、穏やかな風と共にやってくると、ふと足を止めた。
「遅くなってしまった...」
呟きながら、懐から何かを取り出すような動作をすると薄く光を纏った楽器が出てくる。
す、と息を吸うと楽器の音色に合わせて歌いだした。
■カイリ > 癒しの力を纏った透き通った歌声は風に乗り、人々の耳に届くだろう。
吟遊詩人、と称して広場で歌い、人々の疲労を少しでも和らげようと試みる。
「――――♪」
歌声は、風に乗り。風は、光を放ち。広場周辺の人々を包み込んでいく。
心なしか、行き交う人々の足取りは軽やかに、表情は明るくなったように感じた。
■カイリ > 人々は、自分の声を聴いてはくれるのだが、足を止めてくれない。
見返りを求めようとはしていないが、寂しいものではないか。
時間が時間だ。もう家に帰る人も多いだろう。もうしばらく歌い、人が見えなくなったら帰ろうか。
■カイリ > さて、帰ろうか。
歌が終わり、楽器から手を離すと光と共にすう、と消える。
魔術で作られたものだから、落としても壊れないというのが良いところだ。
明日も、暇があれば人々を癒しに来よう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカイリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 少し薄暗い、平民地区の路地裏。
今日も探しもの…いや、探し人?いや、それも少し違うか。
ともあれ、探していたものは見つからず、徒労に終わった。
よもやと思い、路地裏にまで顔を出したが……
「ま、そう都合よくは行かねぇか」
ため息一つ。
このあたりはまだ浅い路地裏なので、大きな問題は起こらないだろうが…。
それでも油断はできない。
■ブレイド > むしろ、そこらのチンピラに遅れを取るほど弱くはない。
路地裏を歩く程度でビクビクしていたら、冒険者などやっていられないのだ。
悪い目つきを更に座らせながら歩いていく。
「このあたりにも…まぁ、見当たんねーかな…」
チラチラと屋根の上や軒下をみつつ
月が照らす路地を歩む。
■ブレイド > 仕方ないから散歩に移行。
さっさと表通りへと向かおうと、向きを変える。
ご機嫌…とまではいかないものの、機嫌が悪いわけでもない。
すたすたと歩く足取りは重いわけでもない。
何事もなければ表通りへでてしまう。
■ブレイド > さっさかと少し歩みを早めれば
薄暗さのない賑やかな大通り。
食べ物の匂い、酒の匂い、香水の匂い…
言うなれば街の匂い。
その中に紛れながら、さて、なにか食い物でもと屋台をちらちら。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーネさんが現れました。
■リーネ > ふよふよ、ふよふよ、と虚空を漂いながら。
ふと、見知った顔を見つけたので、そのまま下降。
何もせずに、避けもしないのであるならば。
その体はぽふ、とその頭の上に乗るだろう。
■ブレイド > 「ん?」
頭の上になんかのった。
この感触は、おそらくは妖精…
見知った妖精は二人はいるが、それ以外かもしれない。
頭上に手を差し出してみる。
■リーネ > 「……」
ちょこん、とその手にのっかり。
かすかにくすんだ空色の髪を揺らしながら。
翡翠の瞳が、じ、と見上げて。
「……お久しぶり……です」
■ブレイド > 「ん、と…リーネか」
手を下ろすとその上に乗っかった小さな体。
空色の髪が印象的な妖精。
「あれからどうだ?捕まんなかったか?」
ここにいるということは自由の身なのだろうが…。