2018/03/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 平民地区の住宅や商店の境目になってる塀のとこを白い猫が歩く、
隊舎から出てきて夜の散歩。

今夜は、そんなに寒くないから、まだ足取りは軽いほう。
猫の足音はなく、白い影だけが塀や屋根やを通り夜に賑わう飲食店のほうに進んでいく。

いつものルート、酒場通りまで来ると軒下のとこにちょこんと座って、
背中のとこや腰あたりの毛づくろいを舐めたりしてた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 部下を連れ立って軽く一杯。本当に一杯だけ酒を飲むとあとは部下を置いて店を出る
酒は好きだが正直、あまり強くはない。飲みすぎるとどうなるか判らないほど若くもない
店の外へと出ればベルトに吊った剣帯が緩んでいたのが気になって足を止めた
手早く緩みを絞め直して固定すれば再び、ゆっくりと歩き始めれば、不意に店の軒下にいた白い猫が視野に入る

「なんだ、毛繕いして男とデートか?」

多少、酔っているから猫に話しかけたとて、変な目で見られることはないと思う
毛繕いというのが身形を整えるための事なのか、どうなのか、自分は猫ではないから本当の所は判らない
デート前であるならば、少し邪魔でもしてやろうか、とニヤニヤしながら遠慮なしに彼女を腕へ抱き上げて
整えられた毛並みをわしゃくしゃ、と乱暴に撫で回す。すると多かれ少なかれ毛並みは再び乱れるわけで

シャルレ > 聞きなれた足音に耳が反応する、舐めてたとこにかけられる声。
返事を返すよりも先に抱き上げられると、小さい頭で彼の胸のとこをぐりぐりとして返す。
尻尾が緩く振られ、夜の見回りの中で彼に会えたのが嬉しいのに、
本気か冗談かわからない言葉に反抗的に前足を伸ばし頬を押し上げようと…。

「にゃーにゃーにゃー」(そんなことしないもん、スヴェンのばかー)

不満の鳴き声をあげながら、嬉しいのと拗ねた気持ちと同時にきた。

スヴェン > ぐりぐり、と彼女の頭が胸の辺りを強く押す
強いと言っても猫のする事、擽ったいだけでどういう事もない…気にすること無く背中のあたりをわしゃくしゃ、と…
前足で頬をぐにぐに、とされても戯れついてきているだけだと思っているから好きなようにさせて
ぐにぐに、と頬を押されても好きなようにさせているから、表情が変な感じに歪む

「照れんな、照れんな…大丈夫、みんなには秘密にしておいてやるから」

当然、猫状態の彼女と意思疎通を図ることは難しい
不満げな鳴き声は逢瀬に向かおうとした所を見つかった照れ隠しなのだと勝手に解釈したらしい
腕の中で身体を伸ばす彼女の背中を、ラインに沿って撫でるようにしつつ、頬を悪戯されないよう
腕の中の彼女を少し遠ざけて

シャルレ > 「にゃーにゃにゃぁぁあ」(違うもん、そんなの居ないもん、もぉぉ)

ここは人通りもあるし、こんなとこで変化して否定の言葉も言えない。
彼の言葉通りに思われてるのなら、すごく嫌で、
どうにか、伝えたくても伝わらないし、頬を押し上げてた行動もできないくらいに距離を取られると、
今度はしょぼんと腕のとこで足を揃えて頭を下げて落ち込みだす。
猫のままでは、こういうときに不便で困る。

スヴェン > 爪でも立てられたら恐ろしい、と思い彼女の前足から顔を逃がす
顔に関しては傭兵にしては傷の少ない男である。片眉を分断するように残る傷もかつて女につけられたものであった
……だったような気がするが、実はよく覚えてはいない

「…なんだか知らないけど怒ってんのだけは判った
 そら、帰るぞ…今日はデートはお預けだ、俺に付き合え」

雇用主の強権を発動させるダメな隊長であった
彼女を抱いたまましっかりとした足取りで歩き出す。それ程酔っているわけではないらしい
腕の中で妙にしょんぼりした気配を醸し出す白い猫にん~?と首を傾げながら小道へ入っていく
人の気配のなくなった所で彼女を下ろせば、言い分を聞いてやろうじゃないか、と告げた

「…賃金上げろ、という要求以外なら聞いてやらんでもないさ」

彼女の背を撫でるようにしてから手を離せば、一応、周囲に気を配る