2018/02/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/武器屋」にフォーコさんが現れました。
フォーコ > 私は今、都の中でも規模の大きな武器屋の中で商品を見て回っていた。
ここよりも名店と言われる店もあることはあるのだが、そういう店は
店のこだわりがあったり大量発注は難しかったりするのだ。

一集団として仕様を統一し、数を揃えるにはやはりある程度規模のある店で揃えることになる。
そして、皆に持たせる装備として銃の採用を考えていた。

既に他の師団では積極的に取り入れており私の師団はこの方面では後れを取っている。

さて、どのような物が良いだろうか。
理想は幾らあげてもきりがないがそんな都合が良い物はないだろう。
とにかく、今は並んでいる商品を見て回るとしよう。

フォーコ > 大口の顧客も多いのだろう。
店内には私の他にも様々な客が居た。
中には何度か取り締まられてそうな柄の悪い客も居た。

相当儲かっているようだな、この店は。

それはそうとどれを買えばいいのやら。
経験上、筒の長い方が有利だとは知っていた。
ただ、整備のし易さや命中精度までとなるとなかなかにややこしい。

困ったな。 私一人で来るべきではなかったか。

フォーコ > 見れば見る程分からなくなってきた。
候補を選ぶにしてもこれでは厳しい。

今度は誰か詳しい者を連れて来よう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/武器屋」からフォーコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にさんが現れました。
> 平民地区の広場からいくつか入った裏通り。人気のないその道を一つの影がゆっくりと歩いていく。
整備の粗い石畳の上をに対し女の足元は背の高いヒールであるが、女はバランスを崩す様子もなく、カツカツと小気味よく音を立てゆっくりと帆を進める。

「はてさて…散歩に出てみたもののどうしたものさね……」

妙な違和感から眠れずに町に繰り出してみたものの、人影も騒ぎの気配もない、ただ女の胸中には何とも言えない違和感が引っかかっていた。

自らの直感が合ってるのかそうでないのか、それすらもわからないままでのあてのない俳諧。
一度足を止め、右手に握られた細長い煙管を口元に寄せ、煙をくゆらせながらぽつりとつぶやくとふたたび歩き始める。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 裏路地から見上げた空は昏く。星も見えない。
なにをするでもなく退屈に飽いたように、ポケットを弄るが。
煙草も切らしていた。空の煙草入れを潰して、歩き出す。
なにか凶暴なものを押し込むように手をポケットに入れて歩く。

雨が降り出した。

雨宿りに寄った軒先で。
すれ違った女の薫りに捕らわれる。紫煙の臭いか、女の匂いに。

「ついてないな」

独り言のような、同意を求めるような声音で。
顔を向けて、力のない笑みを浮かべた。

「……一本もらえないか。切らしちまってて」

> 不意にぽつり、と肌に落ちる水を感じ夜空を仰げば暗い雲から続けざまに滴が落ちてくるのが見えた。

いやな予感とはこのことだったのか、などと考えながら近くの軒先に身を寄せればそこには既に先客がいたようで。

「すまないね、生憎これは煙草じゃなくてね…」

別に目の前の男に煙草をやりたくなかったわけではない。
ただ女の言葉に嘘はなかっただけだ。
嗜好品とはいえ、己のためだけに調合した薬草類をわざわざ見ず知らずの人へ渡すほどおせっかいでも不用心でもない、それだけの話。

「…わざわざ煙草調達に店探しかい?」