2018/02/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にボブさんが現れました。
■ボブ > (夕暮れ過ぎの広場へとやってきた男は今は水が止められている噴水の淵部分に腰掛け、
帰路に付く勤め人やこれから呑みに行くであろう人たちの姿をちょっとボーっとした感じで眺めている褐色の肌をした男)
「たまにはこうして人を眺めるという暇人のような事をしてみるもんだな。
せかせかとした気分で街を歩いている時と違って、見落としていたものが意外と見えてくるものだな」
(噴水の淵に腰掛けて、頬杖を突きながらボソッと独り言を洩らしていく男)
■ボブ > 「何事も無いように歩いているような人の中にも周囲に視線を巡らせ、他人の懐を狙っているスリ…
そして手荷物の持ち手が緩い相手を探している物取り……、一見したら気付けない輩にも気付けるもんだな。
……やるか…やるか………やりやがったっ!」
(裕福そうな商人の懐を窺っていたスリらしき男が商人とすれ違う刹那の瞬間に懐から金貨が詰まっているらしき財布を抜き取り、
足早に去っていこうとするのを確認すれば、褐色の肌の男は立ち上がり、立ち去ろうとしているスリの男の腕を捉えれば
素早く路地へと引き込み入れていって)
「おい、お兄ちゃん。 そんな器用な指先をしてるんだったら細工職人にでもなって真っ当に稼げばいいじゃんかよ?
見つかっても誰にも文句を言われない金を自分の手で稼ぎ出しなよ。
このまま素直に返すんだったら衛兵に突き出すような真似はしないからさ」
(路地に引っ張り込んだスリに言って聞かせるような事を口にしていく男。
……だがスリは男の言う事に耳を貸そうとせずに懐から短刀を取り出して男の身体を切り払おうと振りかざしてくる)
「あんま手間を掛けさせんなよ。 衛兵に捕まった上に痛い思いをするのはそっちの方だぜ」
(男はスリが仕掛けた攻撃をかわしながら、まだ説得を続けているが、傍目から見たら少し物騒な喧嘩…といった感じで)
■ボブ > 「だから今回のスリに関しては目をつぶるから大人しくその財布を返せって、ちゃんと俺が返しておくから」
(スリがやたらめったら振りかざしては振り落としてくる短刀をかわしながら説得を続けていく男。
そんな男の言葉などまったく耳を貸さないスリは更にムキになって短刀を男に突きつけてくるのに男も我慢の限界が来たのか…)
「はあぁぁぁぁ~~、せっかくのこっちの譲歩にも耳を貸さんか……ならばこっちも取るべき手段を取らせてもらうぜっ!!」
(ずっと回避に従事していた男が溜息交じりにそう告げていけばスリの短刀をすり抜け、
がら空きになっているスリのどでっ腹に拳をぶち込んでやれば、スリは口から唾液を垂らしながら地面に突っ伏していくのを見やれば)
「まぁ……スリだから重たい罪には問われないだろうが……俺の厚意を無にした報いはしっかり受けてもらおうか」
(地べたに突っ伏し、悶えているスリを肩に担いでいけば男は衛兵が駐在する詰め所へと向かっていき、その場から消えていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にクウさんが現れました。
■クウ > 日の高い時間帯の平民地区の一角にある広場。
時間帯が時間帯だけにいくつかの露店や屋台が並び大道芸をやっている姿などが見えて。
それを目当てとする人々が集まり賑わっている。
そんな人の多い広場の一角で露店で買ったパンを片手に大道芸を眺める。
「あんなこともできるんだ・・・」
今見ている大道芸は器用に道具を使って色々な事をしている。
それを物珍しそうに見つめて。
■クウ > そうして大道芸が終わるまで眺めて、次の場所へと移動をしていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からクウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 冷えた夜。にぎわう通りの瓦礫の隙間から白猫が顔をだした。
昼間に風避けに紛れ込んだまま眠ってしまったみたい。
隙間から顔だけだしてるから、妙に見えてしまうけど、このまま外にでたら寒そう。
出してた顔を、引っ込めて、隙間から通りを金色の瞳が覗いてた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 一件の酒場の扉が開き、中から出てくるフードをかぶった少年の姿。
酒場から出てきたばかりというのに酒気はなく、足取りもしっかりとしている。
つれもいないようで一人。
それもそのはず、この酒場には依頼で立ち寄ったに過ぎないのだから。
「さびー…」
保温石はいまは道具袋の中。
おみやげに貰った果実酒と、酒場からギルドへ運ぶ依頼の品で手は塞がっているので
寒風に身を晒す事になったのだが…道具に頼ってたせいで余計に風が冷たく感じる。
■シャルレ > 金色の瞳が見知った人影をみつけた。
でも、出ていくと寒くて嫌、だから
「にゃーにゃーんにゃー」(ブレイドだ、ここーここー)
瓦礫の隙間から鳴いてみた。
他の人にきづかれるかもだけど、きにせずに。
■ブレイド > 「ん?」
フードの中でピクリと耳が動く。
猫の鳴き声の違いはあまりわからないのだが、聞こえれば自然とそちらに目が向く。
そこには白い猫の姿。
「ん、おう」
見知った姿を見つければ、方向を変えて歩み寄る。
行き交う人並みを気にせず瓦礫のそばでしゃがみ込み。
■シャルレ > 気づいた!と、こっちに近寄ってくれる人影に
また、隙間から顔だけひょこっと出してみた。
帰りたいし、出たいけど寒いのがわかってるから、嫌。ってだけのわがまま
「にゃーん」(だっこーぬくぬくがいい)
顔だけ出してたのに、隙間から白い毛玉がブルっと震えながらでてくる。
■ブレイド > 「さむそうだな、おい…」
震える姿をみれば、少し心配そうに。
だが、両手が埋まっている。
「ん、ちょっと待ってろ」
荷物をおいたついでにすこし持ち物の整理し始める。
果実酒を無理やり荷物袋に詰め込むのが精一杯ではあったが、なんとか片手はあいたか。
「またせたな、ほらよ」
マントの前をひらいて、懐へと導くように手を伸ばす。
言葉自体はわからないが、この猫のねだるような声でなんとなく察したと言ったところか。
■シャルレ > 「にゃー」(ぬくぬく、はやくー)
ブルッと震えながら、しゃがみこんだ人の荷物を眺めてた。
それも終わると、マントの前が開く、しっぽを立てて喜びながら、近づいて腕に乗るように入っていく。
「にゃー」(あったかーい)
機嫌よく喉をならして鳴いてみた
■ブレイド > 「まーた酔っぱらい観察か?あきねぇなぁ」
シャルレを抱いて、マントに包み込むと立ち上がる。
とりあえず風よけになりそうなところでもあればいいのだが…
まぁ、ひとまずは歩くとしよう。
「さみぃの得意じゃねぇんだろ?
人のかっこで厚着しろよな…」
猫のシャルレの喉を器用に指で掻きつつ
やや呆れたように。
■シャルレ > 「にゃー」(いいのー)
今回は、風避けの瓦礫で寝てたせい。
それでも居た場所だけに、酔っぱらい見に行ってたのは間違ってないはずだけど。
マントの中は暖かくて、満悦。
腕に乗っかったまま寒くなくて移動できることは得した気分。
■ブレイド > 「まー、猫のかっこじゃねぇと絡まれちまうか…」
言動は幼いものの、人の姿ともなれば
この子猫も見目麗しい少女だ。
そういう意味ではこの姿のほうが安全といえば安全である。
「しっかし…」
自分はこのままギルドに帰るところであったが
少女は何か別の用事でもあったのだろうか?とりあえず抱き上げてしまった。
幸い、あとは荷物を届けるだけなので急ぎではない。
■シャルレ > 「にゃーにゃーん」(じゃ、かえるー)
酒場から出てきたのに相手からはお酒のにおいがしなくて。
「にゃー」(どこかいくなら、いくーよ?)
マントの隙間から顔だして、見上げながら鳴いてみた。
■ブレイド > 「んー」
あいにくと、猫語はわからない。
わからないが、ここで人になられても大いに困る。
少し目を細め考えつつも、賑やかな酒場通りを歩く。
「かと言って、酒場に連れてっても喜ばねぇだろうしなぁ…」
屋台の軽食ならそこらで食べられるだろうが
まえにも奢った記憶がある。
そうなると、どうしたものかとまた悩んでしまうのだ。
■シャルレ > 「にゃー」(あれ!)
クンと鼻先が匂いをみつけた。
屋台の焼き鳥、前にも食べたことがあって
お気に入りになってたもの。
顔だけをひょこっと出して、鼻先を屋台の方向に向けて
■ブレイド > 「んー?あっちか?」
猫の鼻の向く方には焼鳥の屋台。
つまりはあれが食いたいということか。
まぁ、言葉がわからない状況で意思表示してくれるのはありがたい。
「気に入ったのか?」
そういえば前も食べたような。
屋台に向かって歩めば、食欲をそそる香り。
せっかくなのでシャルレの分も含めて数本買ってしまおう。
■シャルレ > 「にゃー」(1つでいい!)
柔らかい鶏肉を覚えてたから
1本だけをねだってみる。
スンスンと、鼻先が匂いを捕まえたまま
買ってくれる様子にマントのなかで尻尾が揺れてる。
「にゃーん」(わーい。ありがと)
■ブレイド > 「くすぐってぇな…えーっと、どっか食える場所…」
揺れるしっぽに小さく身じろぎしつつ、店を離れる。
どこで食う?と、懐から顔を出す白猫を見下ろして。
流石に串についた肉を歩きながら食べさせるわけにもいかない。
自分が食べる分にはいいが…。
そも、マントの中で食べさせたら、マントも服もベタベタになってしまう。
「前みたいに路地裏で食うか…誰もいなけりゃ人になっても問題なさそうだし」
■シャルレ > 「にゃーん」(いくー)
買ってもらった串を持って、食べれるとこを探す。
路地裏なら、と入っていくのをそのままに
人気のないとこまでくるなら、マントからとびたして人の姿にとなって地面に足をつける。
■ブレイド > 路地裏にたどり着けば、飛び出したシャルレは少女の姿をとる
「これはこれであれだ、もうちょっと警戒しろよ…」
仮にも、彼女を若い女だと知っている男が人気のない所へ連れて行くとか言っているのに。
いや、変なことをするつもりもないのだが。
自由になった手に、つまんでいた袋を持ち直し、隅においてある木箱に腰を下ろす。
「まぁ、座ってくおうぜ」
荷物をおいて、自身の隣を軽く叩く。
■シャルレ > 「大丈夫、だってブレイドだし」
気にしたようすもなく、くるっと振り返りながらニコニコと笑う。
隣を叩かれると軽く弾むような足取りで、隣へと座る、少し冷たいけど我慢して
「私、一本でいいからねー」
隣から覗き込みながら、楽しみに焼き鳥をまってる。
■ブレイド > 「わりぃ気はしねぇけど、危なっかしいな。
安心してみてられねぇっつーか…」
周囲の人間の暖かさが伺える。
周りの者達もそう思っているからこそ優しいのかもしれない。
おそらく、それも魅力のうちなのだが。
「ちょっと腹が減ったから、オレが食う量が多い分にはかまわねぇさ」
ほれ、と串を一本シャルレに差し出し。
■シャルレ > 「ん、ありがと」
串を受け取りながら、一本を食べていく、
何度も顔をあわせてたから
相手に警戒することもなく、
嬉しそうに座ったまま、足を揺らしたりしてもぐもぐと。
「そんなに危なくないよ?」
自分は、そう思ってるだけで、まわりは心配などかけてるはずで
■ブレイド > 「そうか?
まー、猫になって逃げるってのはあるかもしんねーけどさ…
オレがお前にひどいことするやつで、お前を騙してたーなんて事になったらどうすんだよ」
サラサラとした白い髪に無邪気な表情。
そんな心配などどこ吹く風と言った表情の彼女には思わず苦笑してしまう。
むしろ、彼女の知り合いにこんな場面を見られたら
おそらく自分は無事ではすまないだろう。
「んで、味、どうだ?」
鶏肉を食みつつ感想を聞いてみる。
まぁ、気に入っているようだったのでまずいということはなさそうだが。
■シャルレ > 「んー、そんな風にみえないから、ブレイドは、大丈夫かな」
完全に警戒はなくて、もぐもぐと楽しく笑いながら返す
何度も顔を合わせ猫仲間と思ってるからこそで、
「味、おしいー」
少しだけタレがついてて、柔らかい鶏肉と甘いタレをペロッと舐めて
半分くらい食べれたとこ