2018/01/30 のログ
クレイプニルス > 雄の荒い息と、遊牧民の甘い息……それらが交わる、宿の一室。
クレイプニルは、射精の絶頂感による震えを感じながらも、タピオカを抱きしめて…

「はぁ…はぁ……タピオカ……ごめん、な」

そう謝罪すると、ペニスを引き抜いて…膣から、愛液と、精液のカクテルが…

「俺…勢いで、眠ってるタピオカにひでぇ事…したよな…ほんとに、ゴメン…」

そう、少ししょんぼりと謝罪して…
そして、タピオカの小柄な体を抱きしめ…

「でも、タピオカ…あんな無防備な姿を、男の前で、晒すもんじゃないぜ?
お前の…体は、そんな……そんな、安く抱かれていいわけないからよ…」

そう言いながら、そっと、絡まるようなキス。そして……

「だから……起きたタピオカに、改めて言うぞ……俺に、抱かれてくれ……
タピオカの……可愛い部分、全部、全部……独り占め、したいな…」

そう言いながら、第二ラウンドを始めようと……

さあ、これから二人は再び交尾できたのか…?
それとも、クレイプニルスが遅いと感じた、
『俺たちのタピオカを見守り隊(非公式)』の女性隊員に荒々しく抱き合ってるところを発見され、
クレイプニルスへの血と涙と嫉妬の攻撃が開始されたのか……?
それを知るのは、タピオカとクレイプニルスを照らす、淡いロウソクの光だけで……

タピオカ > 彼に抱き締められたまま、謝罪をうけると。
逆に彼の後頭部を優しく手で撫でる。
ぱちぱちと睫毛を弾ませながら。

「……。えっと、そっか……。
あはっ。クレイ。謝らなくていいよ。
僕ね……。この前一緒になったあの日からクレイになかなか会えなくて。
心も身体もちょっとさみしかったんだ。
だから……、クレイは悪い事だと思ってるかもしれないけど……。
してくれてうれしいな。ふふっ」

ゆるく首を振りながら。ぎゅっと彼を優しく抱き締め。

「よっぱらっちゃってたみたい……。
……クレイ、ありがと」

自分を諭してくれる人なんて、なかなかいないから。
相手の言葉に頷いて、自分を大事に扱ってくれる優しさにお礼を告げ。
キスが気持ちよく、ふるるっと身体がすくむ。

「うん……、いいよ。クレイ。
えへへっ……。僕も、まだ足りないよ……。
僕のこと……ぜんぶ、奪ってほしいな……。クレイ……」

にっこり、笑顔が綻ばせて。頬を彼へ寄せて身体をくっつける。
ちゅ……。甘いキスを彼の頬へ預けたら、再び彼の腕の中へと潜り込んでいくのだろう。

相手の身体の下で幸せそうな赤い顔になって。彼の名を愛しげに呼びながら甘い嬌声を響かせる。そんな光景を淡いろうそくの光が照らし出していた……。

件のメンバーがその睦み合いを発見したかどうかは、また別の話――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクレイプニルスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある娼館」にトールさんが現れました。
トール > 娼館通りに店を構える普段は2,3人の女の子が待機するどこにでもある平凡な娼館。
いつもは案内役の老婆が座っている場所に今日は銀髪の少女が座っていた。
本来は様々な雑貨を納入する魔法具店の店主なのだが、何でも腰をやってしまったということで代役が来るまで店番をして欲しいとの話。
それぐらいなら構わんよと引き受けたものの、豊かな胸元を強調するゴスロリドレス姿がどうやら人の視線を引いてしまう様子。
しかし、そんな視線にも慣れているのか、少女は足を組んで椅子に座り、落ち着いた様子で文庫本のページをめくっていた。
その姿は娼館にあっては不似合いにも見えるだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある娼館」にツァリエルさんが現れました。
ツァリエル > 娼館の扉が開かれる。一気にではなく、のろのろと戸惑うように。
中に入ってきたのは富裕層のお嬢さんといった出で立ちがピッタリの褐色肌の少女……?だった。

きょろきょろと内側を物珍しそうに見回して、おずおずと受付の方に歩み寄る。
そこに座る豊満な胸元の銀髪も美しいゴスロリドレスの少女を見つめてしまって
気づいた時には大分時間が立っていた。
ぼんやりと眺めてしまったことに気づいて慌てて口元を押さえる。

「あのう……魔法具の店の店主さんでいらっしゃいますか?
 お店に伺ったらいなかったもので、こちらに来ていると聞いたので……」

ぽそぽそと声を潜めて少女に話しかけた。

トール > 何やらドアが不穏な動き。
伺うよう少しずつ開いていくドアを文庫本を開いたまま小首を傾げて眺める。
そして、現れたのは如何にも良家の令嬢と言った雰囲気の少女。

「やあ、いらっしゃい。
 今空いている子がいなくてね、少し待ってもらえるかい?」

じっと見つめられることに戸惑いも嫌悪も見せず、一輪の百合のような控えめの微笑みを浮かべて見せる。
読んでいた文庫本を閉じるとそれだけで豊かな膨らみはいかにも柔らかそうに揺れ、その下に下着を付けていないことがわかるだろう。

「おや、儂に用なのかね?
 確かに裏のビルスキルニルの店主は儂だが、何か急ぎの用なのかね?」

娼婦ではなく魔法具店の店主としての自分に用があるという少女へと小首を傾げて見せる。
柔らかな銀髪がさらりと揺れ、自然な動作で脚を組み直すと足首まであるスカートがふわりと浮かぶ。

ツァリエル > 「あなたが店主さん……ですか?」

さほど歳が離れてもいないように見える少女に目を瞬かせる。
そしてなんとなく見えてしまう柔らかな肉の揺れ。下着をつけていない柔らかさ。
それを目にしてさっと顔が赤く染める。
思わず俯いて、しかしぽそぽそと用件だけは伝える。

「あのう、僕、お店の方に用事があって……急ぎの、ではないんですけれども
 その、魔法具で……性別を固定できる薬ってありますか……?」

どうにも曖昧な条件をトールに伝えてしまうが、今はそれで精一杯らしく。
俯いた赤い顔はぎゅ、と両の手を握っていた。

トール > 「うむ、その通りだよ。
 これでも齢数百を数える大魔法使いなのでね。」

何事もハッタリが大事。
実年齢18歳の少女は頬を染める少女へとウィンクして見せる。

「性別を固定かね?
 それはまた珍しい注文だね。
 一時的に性別を変えるクスリはあるが……。
 恐らくは呪いの類なのだろうが、症状を診てみないと何とも言えないね。
 性別を固定するクスリと言うものはないが、呪いを解くアイテムはいくつかあるのでね。
 良ければ話を聞かせてくれ給え。
 とりあえず、そこに座るといい。」

店番しながらでも相談には乗れるだろうと手近な椅子を勧める。

ツァリエル > 齢数百歳の大魔法使い、という言葉に信じていいものかでもそういう人も稀にいるし……と逡巡する視線がトールを撫でる。
とはいえおとなしく勧められた椅子には座り、スカートを直してちょこんと収まる。

「何からお話したらいいんでしょう……。僕、元々は男で
 ある日気づいたら男とも女とも付かない体になってしまっていて……。
 これが呪いなのか魔法なのか、それすらわからなくて困っているんです。

 もし魔法具屋さんならもしかしたら直す薬やものを持っていらっしゃるのではないかと思って……」

不安そうに視線を揺らし、話せるだけのことを話すと深くため息をついた。

トール > 「ふむ、なるほど。
 気がついたらと言うことだが、何か原因に心当たりはないのかね?
 何か変わったモノに触れたとか、読めない書物を開いたとか、あとは誰かに魔法を掛けられたとかね。
 それと男とも女ともと言うことだが、今は両性と言うことかね?
 それとも定期的、あるいは不定期的に男になったり女になったりするのかね?」

不安そうな仕草と大きなため息で本気で困っているであろうことが見て取れる。
脚を組んだまま、背もたれに背中を預け両腕を組んで元少年の姿を足の先から頭の天辺まで眺める。
随分可愛らしいが骨格まで変化しているのだろうか。
質問を投げかけながら、頭の中で手持ちのアイテム、心当たりのあるアイテムをリストアップしていく。

ツァリエル > 「最初は男と女を行ったり来たりしていたんです。その、どっち付かずのときも。
 大抵そういう日は夢見が悪くて、何か恐ろしい……怖い夢を観た覚えがあります。
 今は、両性です……。でも最近男に戻れなくて……」

トールが眺めた範囲では令嬢らしく着飾った普通の少女、としか見えないが
これが両性というのなら確かに男とも女とも付かないなんとも曖昧な体つきであるようにみえた。
特にトールにはある豊かな膨らみが、彼にはなく、そこは少年らしいスレンダーなもの。
元々、華奢で中性的だったのかもしれない、と伺わせるほどには今の身なりはぴったりだった。

トール > 「ふむ、なるほど。
 症状が悪化している、もしくは固定化されて来ていると言ったところか。
 で、原因に心当たりは――。」

話を続けていると奥の廊下から中年の男と20歳ほどの可愛らしい娘が連れ添って出て来る。
男と女の匂いをむんむんさせる二人はどこからどう見ても客と娼婦。
男のだらしない表情を見ればかなり満足できるプレイを愉しんできたのだろう。

「うむ、お疲れ。
 店番はしておくから行ってくるといい。」

娼婦は一緒にご飯食べてくると告げ、客と腕を組んで出て行った。
同伴も立派な仕事だ。

「おっと、話が途切れてしまったね。
 それで原因に心当たりはないのかね?
 あと、怖い夢の内容は覚えてはいないかね?」

視線を元少年へと戻し、長い銀髪を掻き上げながら脚を組み直す。
視線はじっと元少年の瞳をまっすぐに見つめる。

ツァリエル > 「原因に心当たり……」

そこで困ったように眉を下げてしまう。
と、そこで娼婦と客が出てきたので自然とツァリエルの視線もそちらへ注がれかけた。
が、何をしてきたのかわかってしまってすぐに頬を染めて視線をそらす。
あまりジロジロ見て失礼があってはいけないというように。
どうにもこの少年、初心らしい。

「原因……怖い夢の内容……それが……ちょっと変というか信じてもらえないような気がして……。
 笑わないでくださいます?

 ベッドで寝ている僕が、別の誰かの視線を感じて目を開けると、
 そこには僕そっくりの……なんだか得体の知れない存在が立っていて
 何事かを言うのですがうまく聞き取れなくて……そうこうしているうちに
 なんていうんでしょう……? 触手……?みたいな気味の悪い生き物に……絡め取られて……

 
 す、すごく、口では言えないこと、されてしまって……
 夢から覚めたら、体が変わっていて……」

そこまで話して夢の記憶を思い出してしまって気分が優れなくなったのか
青い顔をしたツァリエルは思わず口元を押さえて震えてしまう。
目元が潤み、今にも泣き出しそうな雰囲気だ。

トール > 「ふむ……。
 難しいところだね。
 それが呪いの大元なのか、それとも潜在的な願望なのか……。
 ちなみに男の身体と女の身体、どっちでセックスするのが好きかね・」

初心……には見えるが経験はあるであろうことは見てとれる。
身体が変わるというのも、そういう願望に根ざしたものかも知れないと推測を立てた。
男と女、どちらの比率が高いのか……。
おもむろにドレスの胸元を少し引っ張り薄く広がったピンク色の乳輪を覗かせた。

「勃ったかね?濡れたかね?」

何らかの反応があるかも、と。
じっと元少年の表情、そして、股間を観察する。

ツァリエル > 「わ、わかんないです……。
 できるなら、えっちなことはしたくないから……。
 でもされると……どっちでも気持ちよくなっちゃって……」

真っ赤になりながらぽろぽろと涙を零し始める。
自分の情けなさに限界が来たのかもしれない。
と、さらけ出されたトールの胸元を見てしまってぎょっとした顔で慌てて目をつぶる。
相談相手の柔肌を覗いたなんて、という自罰的な感情が湧いた。
ぎゅ、と片手で抑えたスカートは甘く起ち上がった男性器の存在を示しても居るし
そこから香る雌の匂いもまた濡れたといって差し支えないほどだった。
つまりどちらも反応する、ということらしい。

トール > 「君は勘違いしているようだが、えっちなことは悪いことではないのだよ?
 大体えっちなことが悪だとすれば今頃人類は滅びているよ、子が作れなくてね。
 まあ、それはいい。
 とりあえず、大体はわかった。
 アイテムをひとつひとつ試してみるしかなさそうだ。」

出た結論は手当たり次第。
とりあえず店に戻ってからだなと思案していると新たな客がやってくる。

「やあ、いらっしゃい。
 今は空いてる子がいなくてね。
 30分程待って貰えれば空くと思うが、どうするかね?」

でっぷりと太った客は待てないと告げると店番の少女の柔らかな胸を鷲掴みにする。
やれやれと思うものの、お得意先の評判を落とすわけにもいかない。
優雅に立ち上がると客の男を連れて奥へと向かう。

「今度うちの店に来給え、アイテムを揃えておこう。
 で、すまないが、少し店番を頼んでいいかね?
 誰か戻ってきたらトールは客の相手をしていると伝えてくれ給え。」

廊下へと消える前に振り返り、元少年へと申し訳なさそうに告げる。
そして、奥へと引っ込んで10分ほどすると……。

「やっあっ!?なにこれっ!?すごっ!あっ!やぁっ!あぁんっ!ひぃぃっ!!」

客がよほど凄いのか、待合室にまで少女の嬌声が聞こえてくる。
それは先程まで落ち着いた態度で元少年の相談に乗っていた少女と同一人物とは思えないだろう。
そして、30分ほどすると一仕事終えた娼婦が客を送り出す。
元少年が事情を話せば了承の言葉と共に『ちょっと覗いてく?』と廊下を指で示す。
その誘いに乗れば覗き部屋から少女が仕事している部屋を見られるだろう。
そこではだらしなく蕩けた表情を浮かべた一糸まとわぬミレー族の少女が客の腰の上に乗り夢中になって腰を振っている姿が覗ける。
はしたない嬌声を上げ、中出しを許し、後ろの穴までも使い恍惚の表情を浮かべる。
そして、覗きに誘った娼婦は元少年を誘惑し……それを断れなければ熟練の娼婦の技を受けることになるだろう。
果たして元少年は何事もなく帰ったのか……それとも肉欲に溺れたのか……。

ツァリエル > 結論がでた様子にほっとして胸をなでおろす。
だが次はちゃんとお店に行って一つ一つ試してみるしか無いということだった。
それほど城を抜け出すことができるかどうかは心配だったが
手がかりを掴んでしまった以上離すわけにもいかなかった。

と、新たな客が乱暴にトールの乳房を鷲掴む光景を見て、目を見張った。
ここがそういう店だというのはわかるが、まさか店番にもそんなことをするとは思いもよらなかった。
そそくさと視線を反らし、店番を頷いて承知すると大人しく座って客を待つ。

と、10分もしない内に奥から先程の少女の嬌声が聞こえてくる。
あまりにあられもない声だったので思わず耳をふさいでしまいたくなったが
情欲に浮かされないようにきつく躰を抱きしめるので精一杯だった。
後から現れた娼婦が覗いていく? と誘ったのには思わずこっそりとのってしまったが
それは声の人物が本当に先程の少女と同一かどうかを確かめたかったから。
覗き部屋から見た、少女がミレー族であったこともびっくりしたが、そのはしたない姿に思わず後退って顔を青ざめさせてしまう。
興奮していないわけではない、空気に当てられて情欲が湧いていないわけではない。
しかし恐ろしいのだ。恥ずかしく、怖いのだ。
娼婦が情欲で潤んだ瞳で誘ってくる。
思わず摂りそうになった相手の手を、すんでで取らず弾かれたようにその場を逃げ出した。
濡れた下着が気持ち悪いが、そんなことよりも今はただ逃げたくて仕方がなかった。
もう少しで理性がもろくも崩れ去るところだったのを結局意気地なしに逃げ出して、ツァリエルは王城に逃げ帰った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある娼館」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある娼館」からトールさんが去りました。