2017/12/16 のログ
■シルヴィア > 「ふーん、いいね、自由に生きられるって」
一応奴隷、一般的な奴隷に比べれば極上の待遇とは言え自由は無い身としては少し羨ましいと思え。
食事を適当に摘んで腹を膨らませ、一息つく。
「ごちそうさまでしたっと…そうかお姉さん帰っちゃうんだ…」
エウロペの汗ばんだ襟と胸の谷間。
その汗を見逃せず、思わず立ち上がってエウロペの手を掴もうとしてしまう。
「あの!帰る前に、お願いがあるんだけど、ちょっとだけでいいから匂いを嗅がせて…ボク、その、匂いフェチで、人の体臭とか大好きなんだ」
■エウロペ > 「そうだけど、最近は何か目標が欲しいところねぇ…」
ふらふらしながら様々な地域にいる自分の子どもたちに会いに行くのもいずれは一通り済んでしまうだろうから、何か新しいことでも始めてみたくもある。
運ばれてきた料理をシルヴィアが美味しそうに食べるのを、可愛らしいなと思いつつ楽しそうに眺めていた。
「ふっ、ふふっ…すごいナンパの仕方ねぇ、初めて聞いたかも。
でもいいよ、恥ずかしいけれどね」
掴んだエウロペの手の平はやっぱり柔らかかった。
いきなり匂いフェチであることを告白するシルヴィアに思わず笑ってしまうものの、決して馬鹿にはせずあっさりと了承。
シルヴィアの頭に自らの胸元を近づけていくと、ほんのり甘い香り。ずっと嗅いでいたいと思えるほどのいい匂いだった。
■シルヴィア > 「ありがとう、優しいんだねお姉さん」
文字通りエウロペの胸の顔を埋め、人目も気にせずにはない気を立てて匂いを嗅ぐ。
「ああ…お姉さんいい匂い、大好きだよ、お姉さんの匂い、ずっとこうしていたい」
握った手を強く握り返し、エウロペの体に寄りかかって勃起したペニスをすりつけてしまう。
「んん…ごめんね、我慢できなくって、お姉さんがいい匂いするから」
顔を胸から離してエウロペの腋を舌で舐めようとする。
■エウロペ > 「んっ…ふふ、こんなところで…いけない子ね。
女将にも怒られちゃうわよ?」
大好きとか、ずっとこうしていたいとか言われてしまうとついつい靡いてしまって。
シルヴィアの髪を指で絡めるように撫で、匂いを嗅ぐ姿を熱っぽく見つめる。
ちょっと変わってるけど可愛いなぁと感じ、酔いで熱の篭った身体が疼いてきた。
「こーら、そういうことしたかったら場所を考えないとね…。
だから…二人っきりになれるトコ行きましょうか」
腿に擦り当たるシルヴィアのペニス、そして腋まで舐めようとしてくる彼女を一旦制止させる。さすがにここでそれ以上やったら女将から出禁を喰らいかねない、というかさっきから後ろで睨んでいるような気がする。
そういうわけで、シルヴィアを二人きりになれる場所に誘ってみる。自分の家か、彼女の借りた部屋か。
■シルヴィア > 「ん…じゃあお姉さんのお家がいいな」
すっかり欲情した顔でエウロペに抱き付いて甘えるように頬を摺り寄せる。
まるで母親に甘える子供のように抱き付き離れようとしない。
「ああ、女将さんゴメンネ、ボクね、お姉さんがいい匂いするからこのままお持ち帰りされちゃうの、はいお金」
食事代だけちゃんと払ってエウロペに抱き付いたまま。
「お姉さんのお家まで…抱っこ」
すっかり甘えてしまい抱っこされたまま店を出ようと。
■エウロペ > 「ふふ…急に甘えんぼさんになっちゃったわね、どうしてかしら」
抱っこと求めるシルヴィアにくすっと楽しそうな、それでいてどこか母性をくすぐられるような気がしてやっぱり受け入れてしまう。
抱きついたままのシルヴィアを軽く抱き上げれば彼女の頭がおっぱいの間に挟まれる感じになって、甘い香りが漂う。
「それじゃあ帰ろうねぇ」
本当に母子のようにシルヴィアの抱っこして酒場を後にする。
女将はそれを呆れた様子で見送りながら、お幸せにと軽口を叩いた。
ご案内:「王都マグメール 小さな酒場」からエウロペさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 小さな酒場」からシルヴィアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフラストさんが現れました。
■フラスト > 昼下がりの午後。ゆっくりと人ごみの中を歩くのは、
褐色の肌を革鎧で隠しつつ、その肉体を誇示するように露出する男。
何をするではなく、なんとなしにあたりを見渡す。
「ふぁぁ……まだ眠いや。って言ってもやることないっていうのも我ながら不健康だなぁ」
一通り体を動かした後なのか。汗を流したとはいえ、男の体は少しだけ肌がほんのり赤く、熱を帯びていた。
「ナンパでも……つってもみんな忙しそうだ。
あんまり邪魔すんのもなぁ……って言っても退屈なのには変わりなしと」
歩くのは繁華街。ありとあらゆる店が立ち並ぶ。
それだけにこの時間は特に人の通りが多く、忙しそうに働く人たちが、まぶしく見えて。
■フラスト > 「んんっ!とりあえず、いろいろ回るか」
両手を上に持ち上げながら、胸を反らしつつ上体に持ち上げ。
そう宣言した後、ゆっくりと人ごみの中へと消えていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 「おぉ、寒ィ――」
ちらほらと雪の降り注ぐ中、男は急ぎ足で酒場の中へと足を踏み入れた。
中は温かい、が。それでもやっぱり、ぬくぬくとまでは言い切れない。
なにせ外がこの寒さなワケだし。今日は客足も少ない、家で温まっていた方がいいってな判断なんだ、きっと。
閑散とする酒場内を進んで、どっかりと座り込むのは暖炉の前。
この時期の特等席も、人がまばらなれば取りやすい。
「流行ってねえなあ、おい。」
冷やかすように酒場の主人に声を掛けながら、酒の注文。
そのあとは両手を暖炉の前に差し出して、ようやく与えられた熱に、ほうと安堵のような息を一つ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にチルユキさんが現れました。