2017/12/14 のログ
ソラ > 「それならよかった。こっちは特に何もなかったかな」

少年にこちらは何もなかったことを告げれば息を吐いて。
少年の方でも問題がなければ仕事を終えても問題はないと考え。
仕事モードからプライベートにと気持ちを切り替え。

「そうね、お疲れ様。
いい時間になってきたから引き上げても大丈夫でしょ、きっと」

少し照れた様子の少年に首を傾げ。
どうしたのだろうと考えるが、心当たりが浮かべば目を泳がせてほほを掻く)

ブレイド > 「そうだな、おつかれさん。
さっさと報告して報酬貰おうぜ?
寒くてかなわねぇ」

日も沈んでしまえば、風の冷たさも増しているのは道理。
手は冷え切ってしまったし、頬も冷たい。
暖かいものでも食べるなり、酒でも飲むなりしたいところだが…

「……えーと…だな、この後どうする?」

と言った後、少しマズったという表情になる。
このいいかたでは、明らかに…

ソラ > 「そうね、報酬を貰って帰りましょ。
こんなに寒い日は早く温まりたいね」

最近は特に冷えるだけに風も吹けば寒くて仕方なく。
外套は纏ってはいるがそれでも手足は寒くて仕方なく。
貰った報酬で何か暖かいものと考えて。

「この後……?ご飯でも行く?」

マズったという表情の少年を見ては食事に誘ってみて。
こういう時にはすごい鈍さを見せて首をかしげて。

ブレイド > 「ん、そうだな。それなら
ソラの泊まってる店でいいか。
温まってからまた、寒い中帰るのもつれぇだろ?」

ソラの言葉に少しホッとした。
変な意味に取られなくてよかったと。
ソラの申し出はもちろん快諾し、歩きだす。

ソラ > 「私の泊まってる店でいいならそうする?
んー…そう言われるとそうかも…」

確かに温まってから帰るのは冷えるので嫌かな、と考えて。
少年と並んで先ずは報酬を貰うためにギルドに向けて歩き出し。

「もしかしてソッチも期待した?」

と小さく少年に囁き悪戯っぽく笑う。

ブレイド > 「ああ、オレはいいぜ?
シチューはなかなか美味かったし
他のメシも期待できそうだ」

笑いながらソラの隣を歩く。
一人では得られなかった充実感がある気もする。
ソラと組んでよかったとおもえる瞬間。

「なっ!?……ば、ばかやろー」

はぐらかすような答え。
期待していないわけがない。交わりながらかわした言葉を思い出せば
そうならないわけがない。

ソラ > 「この時間だから大したものは出ないかもしれないよ?
でも温かいのはそれなりにあったから当たりは引けると思うし」

こうして笑って歩ける事が出来るのも気が知れた仕事仲間だからこそ。
一人で仕事をするよりも誰かとこうする方がより充実感もあり良いものだと。

「ブレイド、凄く動揺してるよ」

そんな姿に楽しげに笑って見せて。
駄目とも良いとも言わずにどうしようかな?という顔で。

ブレイド > 「それでもかまわねーよ
ま、アタリハズレがあるなら、ソラにおすすめを教えてもらえばいいか」

期待してるぜ、とソラの肩を叩く。
からかわれながらも歩く夜道も、一人のものよりは寒いとは感じないようだ。

「うぐ…そりゃ、そーだろ…ちがうとはいえねーし」

じとーっと恨みがましくにらみながら
顔を真赤にしている。違うと言わないあたり、正直。

ソラ > 「私のお薦めでいいなら教えるけど。
あれなら多分何時でも食べれると思うし…」

よく食べている物を思い浮かべ、少年の期待に添える筈と頷き。
一人だとただ寒いだけの帰り道も二人なら楽しく帰れて。

「若いね、ブレイドは。そういう時は素直にならないと損するよ?」

恨みがましく睨まれても余裕な笑みを見せ。
真っ赤な顔を見返しているが、よく見れば頬は赤くなっている。

ブレイド > 「そっか、んじゃ楽しみにしとくぜ」

うなずきつつ、続く言葉には言葉をつまらせ
頬をかきつつも、ソラからは少し目をそらして

「期待してるし、してーともおもってるよ
わりーかよ…くそ…」

なんか負けた気分ではあるが、それでも言わずにはいられない。

ソラ > 「でも気に行ったら大変かもね。
あのお店にしかないから食べに通う事になっちゃうし」

もし気に入ってくれれば店も客が増えて喜ぶと。
それだけにお薦めの料理の味には自信がある。
頬を掻き目をそらす少年を眺めて。

「あー……うん、悪くはないよ。
男の子なんだし当然だと思うし……ご飯の後まで我慢できる?」

告げられた言葉に顔が赤く染まり、小さな声で少年に囁いて、

ブレイド > 「まぁ、仕事の後はその店で食事って感じにすりゃ問題ねぇだろ。
ある意味、オレたちの拠点…みてーなもんだし」

そもそも、この縁をこのように繋いだのもあの店なのだから
ちょうどいいだろう。

「流石に、店の中とか…この場では、しようとは…」

思わない。思ってはいない…が、イメージすると心臓が高鳴る。
それほどまでに、ソラとの相性はいい。

ソラ > 「ブレイドがそれでいいなら私も止めないけど。
んー……言われてみたらそうかも?」

なんだかんだで少年と仕事を一緒にするようになった酒場。
そう思えば確かに拠点に違いないと納得して。

「ミ、店の中!?それは流石に駄目だから、出入り禁止にされるから」

あまりの例に驚き過ぎて足が止まり。
店の中は無理無理と両手を振るがつい想像してしまい…一度震える。

ブレイド > 「しねぇから!!しねぇ、つもりだから…こう…冗談っつーか
例え話、的な…」

そこまで飢えてはいないはず。
というか、ここならいいのか?とも取れる返事ではあったが。

「と、とりあえず…ひとまず乾杯しようぜ?
お互い冷えてるんだからよ。
その、抱き合っても冷たいのは嫌だろ?」

ソラ > 「良かった……店でなんてされたら困るからね」

少年の冗談という言葉に本当に安心して。
この場を拒否するのを忘れていて。

「そ、そうね。乾杯して温まりましょ。
そうじゃないと風邪を引くし冷たいのもね」

少年の手を取り冷たさに先に温かくと同意し。
手を握ったままに酒場目指して。

ブレイド > 「ああ、せっかく拠点にしたのにな」

ソラの言葉に笑顔で返す。
冗談で、おさめておくのが、今はいいだろう。

「ん、お、おう…いこうぜ」

手をひかれると、ほのかに頬が暖かい。
抵抗することなくソラに手を引かれてゆく

ソラ > 「拠点にして追い出されたら私が困るし」

夏ならばともかく冬場で急に宿をなくすのはこまると。
冗談でこのまま済ませてしまおうと決め。

「そうね、行きましょ」

少年の手を握れば冷たさを感じて暖かくなれと両手で一度包み。
手を引いて歩けばやがて酒場が見えてくるはずで。

ご案内:「王都マグメール 平民地区・街中」からソラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・街中」からブレイドさんが去りました。