2017/12/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティネさんが現れました。
ティネ > 「ひいい、雨、雨」

しとしとと降り出した雨。
ふよふよと飛ぶ、小さな妖精が商店の軒下に逃げ込んだ。
唯でさえ寒いのに、雨に濡れるなんてもってのほか。
手のひらサイズの身体ならなおさらである。
しかも雨の中は、飛びにくいのだ。

しかし軒下の壁際で待っていても、なかなか、止む気配はない。
知り合いが都合よく通りがかってもくれないようだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からティネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 連日、寒さが増してきている今日この頃。
外で吐き出す息は白さを伴い、店内も隅っこにある暖炉による熱源があるとは言え、底冷えする事もある。

そんな店内にて。

「お、おぉー……えぇぞぉ、えぇぞぉ、お前はえぇ子だのぅ。」

お気に入りの、ピンク色の不定形スライム―――命名ぴんくちゃん。
試しにとたっぷりのお湯に近づけてみた所、忌避も見せずにその湯に浸かり十二分にその熱を帯びてくれたイカス奴だ。
枕にする様にカウンターの上にその子を広げて突っ伏してみたら、これがまたぽかぽかして非常に気持ちがいい。
過日、この子に尻穴を犯された事もあるが、そんなことはどうでもよくなる位に素晴らしい発見だった。

ほぁぁぁ、と蕩けそうな声を零し、むちょ、と上体を密着させ。
不定形の湯たんぽとして非常に優秀な粘体へと体を預け、実にリラックスしていた。

見た目には、捕食でもされてんの?と言う具合だが。

ピング > ぽかぽか湯たんぽ(スライム)に抱き着いたまま暫し。
心地よさ故に訪れた眠気に抗えず、店番を放棄するように寝入る店主の姿があるのだった―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・街中」にソラさんが現れました。
ソラ > すっかりと夜も深けた平民地区の街中。
灯りを片手に見回りとして歩いて変な人や道で眠っている人がいないかと確認をして歩く。
本来は衛兵などがする仕事であるが何故かギルドにあったために小遣い稼ぎのつもりで引き受けて。

もう何度目かの往復になるがそろそろ仕事も終わってもいい時間帯。
もう一度だけ歩いていこうと来た道を戻り歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区・街中」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > ソラの反対の方向から、灯りを持って歩いてくる人影。
フードをかぶった少年の姿。

「よう、おつかれさん」

ひらりと手を振り返す。
同業者、いや、仲間を労う笑顔を見せ。

ソラ > しばらく歩いていれば反対から近づいてくる灯り。
更に近づけば灯りを持つフードをかぶった少年がはっきりと見えれば足を止めて。

「お疲れ様、そっちは何もなかった?」

同じように軽く手を振り返して笑みを見せ。
まだ数人しかいない仲間と言える知り合いに向けた笑みを浮かべて見せて。

ブレイド > 「ああ、こっちもなんもなし…
酔っぱらいが歩いてたけど、まぁ、その場で寝るようなこたねぇだろ」

ソラの言葉に頷いて、少し張っていた気を緩める。
おそらくこれで仕事を終わったとしても問題はないだろう。

「おつかれさん、ってとこかな
まぁ、時間はそろそろだし、こんなもんか」

女性の笑顔に少し照れた様子。
自分もそうしていたくせに、いざ向けられると…
いろいろと、思い出すことがあるのだろう。